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2013年8月10日 (土)

うちのぱぱはせかいいち(笑)

娘と話す科学ってなに?  池内了  現代企画室

 夏休みなので、こーゆーのがいーのではないか?とふと思って手に取ったのですが、うーん、科学、理系で割り切ってしまう今日この頃で、中学入ると女の子は理系から完全に離れていく人多しのよーな気がするからなぁ…本書は13才の娘さんを相手にお父さんが話す科学の世界とは?ですけど…相手が女の子なら小学校中学年位でどーかなぁ?とふと思う(笑)

 も一つは日本の場合、科学史をもー少し取り入れるべきかもなぁと思いますた(笑)歴史から完全に分離されているし、ついでに科学系の授業でもその手のつながりは切れているよな?今一科学が身近でないのは感覚の欠如もあるのでは?と…本書のラストの方では地球温暖化の話しも出てきますが、ここまで来るとあっしにはかかわりのねぇー世界じゃ済まないからなぁ(笑)科学もにちにちの生活に密着しているとなれば、知らぬ存ぜぬ通らないのが世のならいってか(笑)

 とはいえ、これまた本書が憂いている通り、基礎科学についての最近のスタンスはお寒いばかりですからねぇ…これで科学立国日本を目標としているんですとか(笑)まぁ政治的本音は金になる、もとい即、金になる科学立国目指していますでしょか(笑)

 アリス的に娘も科学も、そんなの関係ねぇ(死語?)ですかねぇ(笑)アリスもバリバリの文系だし、文系の人は科学アレルギーの人多いからなぁ(笑)まぁ准教授はどちらかという理系よりかもしれないが、論文書くのに数字のデータがもの言うだろーし(笑)娘の方は、天農画伯のマキちゃんか?父娘の会話的にあると思いますの世界なんだろか?黒鳥亭ではアリスとマキちゃんの会話が、これまた秀逸だったけど(笑)

 さて、本書の著者の本業は天文学者、事の起こりは娘に夜空の星を問われて答えられなかったお父さんの逆襲というか、言い訳でしょーか(笑)天文学者なのに星の名前も星座の名前も知らないのは何故?とか(笑)いや、天文学者も色々あってな、から始まってギリシアの昔から現代までの科学の流れについて考えるの世界でしょか?いや、下手な教科書より余程分かり易いし、親身になっているので科学とか理系とか今一ピンと来ない小中学生の方にお薦めでしょか?

 科学とは、好奇心の発露ですかねぇ…後、基礎科学の必要性を訴えるかなぁ?最近の科学は知的財産権だの、科学というより、科学技術、儲かりまっか?が第一で、科学より経済がまず第一の世界らしー…所謂応用科学全盛の時代でしょか(笑)となると地味でお金にならない基礎科学は隅に追いやられるだけでなく、縮小を余儀なくされていく傾向にあるよーな…結局、今しか見えていないのは如何なものか?ですかねぇ…

 「宇宙はどうして始まったの?宇宙の果てはどうなってるの?物質の根元は何なの?生命はどのようにして生まれたの?地球はどんな歴史をたどってきたの?」という純粋な疑問、言い換えれば金に直結していない疑問は、どこへ行くんだぁー?と(笑)科学はまず好奇心だろー?ロマンだろー?夢だろー?

 アリス的には科学技術、現代科学を語るとこでクローン技術も出てくるとこでしょか?この辺りの葛藤についての詳細は本書をドゾ。というより、ギリシャから現代までの科学の流れの説明のとこだけでも、なるほろなぁと感心させられまする…科学的アプローチとは何か?とか…世紀を超えて連綿と続いているものがあるんですよ、奥さん(誰?)

 また、科学の負の財産的なとこも掲載されておりまする…科学の発達と戦争…これもまた事実ですからねぇ…これまた詳細は本書をドゾですけど、兵器のスケールのとこで米の南北戦争の時使用された爆弾は火薬20kg、WWⅠの末期には2t、原爆となると火薬20kt、水爆になると火薬20mt.の破壊力となったそで「だから、この百年くらいの間で、爆弾は百倍の一万倍の千倍、総計で十億倍も大きくなったことになる」って…科学技術万歳ってか?ちなみに「広島に落とされた原子爆弾は14ktと言われている。火薬1万4000t分の爆発力があったという意味だ。1万4000tといえば、貨車3千両で運ばなければならない。その爆弾が爆撃機で運べるというのだから、核兵器は実に小さいと言える」って…科学技術の進歩について考えるってか…

 いやはや、良い事も悪い事も科学の裏表って感じで、その発展の為のお金の配分なんかについても「日本は、原子力発電のための投資に5千億円も出しているくせに、太陽光発電などの新エネルギーにはその20分の1くらいしか出していないんだ」という辺りが、現実なんでしょねぇ(笑)科学の今と未来に対してフェアな判断の出来るトップ、プリーズってか(笑)とまぁ、他にも色々色々ホントに色々エピ満載ですので、詳細は本書をドゾ。一応子供向けですが、あなどることなかれの世界です(笑)

 最後に本書でへーへーへーと思わされたとこを一つ…サイエンティスト、科学者という単語なんですけど、英語での専門的な職業を表す時の語尾にistとつく場合と、ianとつく場合ではニュアンスが違うんだろか?な説明のとこは感動しました(笑)具体的に言うと、ピアニストとミュージシャンの違いとでも言おーか?「一版に、狭い分野を指してそれに熱中するような人に「…ist」を使い、一般的な分野を指して幅広い専門家に「…ian」を使うのが普通らしい」とな…言われてみればその通りなんですけど、今まで特に気にした事がなかったので、目から鱗でした…サイエンティストはistだから狭い範囲を指す言葉だけど、科学は広い分野の世界だよね、でして言葉は本当に例外の例外の例外の嵐だよなぁ(笑)いやー、おべんきょになりました…

 目次参照  目次 理系

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