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2013年8月 5日 (月)

大阪の空の下?

天下統一の城 大阪城  中村博  新泉社

 表紙コピーが、大坂本願寺から秀吉、秀頼二代の栄華の舞台であった大坂城。徳川将軍家の別邸として再築された大坂城。-戦乱の世から江戸時代の幕開け、そして江戸から明治へという時代の大きな転換点に立ち会い、歴史の流れと運命をともにした大坂城400年の歴史をだとる。でして…これで何か全て語ってないか(笑)

 大坂の上町台地の繁栄は、まずは大坂本願寺から始まるんでしょかねぇ…戦国ってどーも武家の戦いの歴史という気がしてしまうんですけど、その実宗教対立というか、台頭がこれまた凄くて…で、これまた宗教と対立するならこの方、信長きたぁーって事で、1570年から実に11年かけての戦闘状態に突入すると…世に言う石山合戦ですね…まぁ信長の場合は自分以外の既得権益を認めないというとこでしょーか?でもって、拒否されたら断固戦うというか、得意の焼き討ちキタコレになるのかなぁ(笑)

 詳細については歴史書の通りなんで、顕如が去って、信長が主となったのが1580年…だけど、1582年には本能寺の変が起こり、その後の織田家臣団の清州会議の結果、大坂城主には池田恒興が就任する事に…ただこれも1583年賤ヶ岳合戦の結果によって大坂城は秀吉の物となったんである…かくて太閤の城への道きたぁーっとな(笑)

 アリス的に大坂城…これまた全然知らなかったのですが、大坂府警は大坂城の隣というか、広義でいったら大坂城内の立地なのか?で、これまた全然知らなかったのですが、大坂府警本部庁舎の建て替えによる事前調査が2003年にあったとな…もー建て替え終わったんだろか?と思いつつ、大阪府、お金ないとか、赤字だとか言いつつ、お金あったんですねぇ…さすが天下の台所(笑)尤も、このおかげて新たな堀が見つかったそーで、まだまだ先は長そーな気配か?

 さて、秀吉の城となった大坂城ですが、秀吉が築城経過というと、まず1583年に本丸の石垣普請、天守の完成とな…次に二之丸を完成させている訳でここまでで六年かけてますと…その後、秀吉は本拠地をほぼ京都に移しているので大坂城は放置(?)状態だったらしーけど、1592年から惣構堀の普請をスタートさせると…更に馬出し曲輪の普請に1600年となると天下分け目の関ヶ原まで大坂城はモデルチェンジというか、改善し続けていたという事になる模様…結局、息子を守る為に頑張った歴史になるんでしょーかねぇ…ハードは揃えた、後はソフトがというのは結果が語る通りですけど(笑)

 城的な歴史から進めると、今度は徳川の城となって1615年、夏の陣の後に松平忠明が城主となると…で、戦後処理も済んで、家康も亡くなって、一段落したら二代将軍秀忠は松平忠明を移封して、大坂を幕府直轄地にするんですね、これが1619年の事…かくて将軍名代として大阪城代と東西の町奉行が赴く事になると…で、1620年から江戸幕府による大坂城の再築が始まる事になったとな(笑)

 これ一期、二期、三期、四期と続く訳でかなりの大工事という事ではあるまいか?つき合わされた大名涙目の世界だよなぁ(笑)石一つにしてもえらい事になる訳で、しかも材料から大名自身調達ですから…あのお堀の石組みは江戸初期に完成したと見えて、この大坂城の石組みもそれは美しスの世界…それにしてもプロはその石を見るとどこ産か?一目でわかるんですね…いやはやその辺りの詳細も本書をドゾ。

 幕末の舞台となった大坂城辺りについても歴史書通りですので、何とゆーか、主がやってくると受難がやってくるみたいな気がしないでもない大坂城ですが、焼けたちゃったのは本当にもったいなかったなぁと思いまする…秀吉のそれも凄かったはずだけど、徳川のとれもそれなりに凄かったはずだし(笑)

 で、現在「今、地上に存在する徳川期大坂城が特別史跡として国の手厚い保護のもとにあり、基本的には発掘調査がなされえない土地であること」だそで、大阪城の全貌が明らかになるのはまだまだ先の模様(笑)たかが400年位の話しなんですけどねぇ…だけど、不明点は不明のままなんですよねぇ(笑)で、謎は謎のままの方がロマンがあるとも言えるけど、謎があると解く人が必ずいるから遠い未来に謎は全て解けたがやってくる日もあるのだろーか?と思いつつ…

 その他、調査の説明とか詳細は本書をドゾ。いやー著者の執念感じまする(笑)

 目次参照  目次 庭園・建築

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