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2013年8月29日 (木)

多様性という名の雑多性という名の混然一体(笑)

ラーメン屋vs.マクドナルド  竹中正治  新潮社

 サブタイトルが、エコノミストが読み解く日米の深層なんですが、主に金融関係を中心にしてワシントンで考えたのノリでしょーか?外から見た日本についてのエッセイとも取れるよな?ただし、よくある海外に赴任した人達によるとっこくを見習えだから日本は悪いんだみたいなノリではないよーな?それについては本書の初っ端がウッドロー・ウィルソン・インターナショナル・センターで行われた研究プロジェクト「アジア・プログラム」主催の「日本の労働力の「創造性の問題」と将来」というシンポジウムの件が分かり易いでしょーか?

 ここで「米国の某大学の日本人女性教授(社会学)」の講演内容が「各種サーベイに見る学生など日本人若年層の「創業志向」は、欧米、中国、韓国に比べて最低である。これは日本の教育・文化が権威主義的で画一主義的である結果であり、現代の日本は創造性の面で聞きに瀕している。このままでは経済成長の面でも長期的な衰退は免れない」と発表したとな…成程、創造性の無い日本人が発表している創造性のない論文でしょーか?それとも講演者ご本人だけは創造性のある日本人なのか(笑)はともかく、これに著者は意義ありと手を上げていらっさるんですね(笑)

 起業傾向があると創造性があると思われているんだろーか?それはかなり単純化されすぎていないかと、ふと思うが、まぁ社会学教授的にはそんなの関係ねぇ(死語?)なんだろなぁ…もー何か都合の悪い事があると皆日本独自の文化でオチつけているよーに見えるのは気のせいなんだろか?文化が違うーっと教育が悪いで全てが済むなら、そりゃ結構な話だよねぇ(笑)

 ちなみに創造性(日本よりは)豊からしー、起業精神の溢れた米は「世界学力テストの結果ではアメリカの小中学生の平均点は先進国中でほとんど最下位付近」だそな…ちなみに米の教育・学力落ちこぼれ層が低所得・貧困層を形成して、更に低所得と教育の貧困が拡大しているとな…素晴らしきかな米ですか(笑)

 アリス的に金融はともかく、米はアリスならアリスの神様EQの国という事になるのかなぁ?准教授も社学だし、社学は世界的に見ても米中心だよなぁ…欧州だと社学より、哲学って感じだし…

 と、その前に実はタイトルで外食産業の話しかと思って手に取ってしまったなんて言えない…いえ、真夏なのに熱々のラーメンが食べたい、そんな気持ちがふらふらとタイトル買いにいかせたんでございます…日本のラーメンの話しがメインと思いきや、実に硬派なエッセイじゃあーりませんか(笑)ラーメンどこの話しじゃないっスよ、奥さん(誰?)

 で、前述の米から見た日本の話しの日常ですかねぇ…米で実しやかに語られるソレ…それに他ならぬ日本人がいっちょ噛みしているとこが何とも…「生粋の日本人なのに、欧米で高等教育を受けて、欧米の機関で働き、完璧な英語てしゃべる人の中に、時折大変に厳しい日本批判をする方がいる。厳しい批判でも洞察力のある内容ならば傾聴に値するが、ステレオタイプ化した日本認識をベースにアメリカン・スタンダードの価値観で批判することが多いのは残念だ」というのは、日本にいてもよく分かる気が(笑)良くも悪くも貴方色に染まりますが、日本人的特性ですからねぇ…

 取りあえず80年代までは米の有名大卒業生もこれまた優良大企業に就職するのが普通だったそーで、エリート学生がベンチャー志向なったのは90年代に入ってから、NASDAQを始めとする「制度環境の変化」が起こってからだそな…いかにも昔からずっとの、文化的土壌があった的な話は眉唾的なとこが多いとゆー事か(笑)

 さて、表題にもなっているラーメン屋とマクドナルドなのですが、ここは文化が違うっという事で比較対象が、アニメを中心としたサブカルの対比で使われているよーな(笑)日本のアニメは職人じゃね?という前振りから、米でのポップ・カルチャーが日本に浸食されているよーな気がする、ですかねぇ(笑)米的にはアニメなら世界的配給を持つディズニーがあるじゃない…なのに何故、日本のアニメなんだっ?でしょか?ええ、米によると創造性のない日本人が創っているサブカルっすよ、おぞーさん(笑)

 詳細は本書をドゾですが、一言で言うと小回りが利くという事でしょーか?日本のサブカル産業は皆小さいんですよね…だから多様性がおのずと出てくると…有象無象というと言葉が悪いけど、皆好き勝手に制作できるという事でしょか?ディズニー位大きくなると売上の見込みが先に立ち、費用の回収は当然、儲けも上げて当たり前、となれば「市場の最大公約数的な需要・好みを対象にして制作される」とな…これの行き着く先は「必然的にパターンのマンネリ化や標準化に陥る」とな…

 この辺りを端的にラーメン屋とマクドナルドみたいだという事でしょか?確かに街のラーメン屋さんチェーン店になっているとこも多いけど、マックみたいに世界中どこ行っても同じはないもんなぁ…系列店でも一軒一軒メニューが違ったり、味が違ったりするし…いい意味で個性が光るのが日本的なお仕事してますの世界なんですかねぇ…マックには何が無いって意外性が何もないとこですか?そこが安心感につながるかもですけど、同時に面白みがないという事にもなるんじゃね?ですか?

 まぁ物事一長一短あるのは当たり前ですので、金太郎飴のよーな米のサブカルも世界市場で配給、利益の最大化となればメリットは十分ある訳で…これからの日本の課題は職人気質でいいものを創るのは当然として、「グローバルな市場相手に利益を最大化できるようなプロジューサー」ですかねぇ…ホントこーゆー人が出てくれば日本も鬼に金棒なんだろなぁ…世の中にはたいした事なくても売りつけるのだけは上手い人達はたくさんいらっさるし(笑)

 と、最初の一章だけでもなるほろなぁと感心しますた(笑)その他、日米の違いについて歯がゆい思いをしている著者の憤りは、実に日本人的で笑っていいのか、泣いていいのか…詳細は本書をドゾ。普通の感覚の違いなんて、基本米って本当にアゲアゲの国なんだなぁと…さすが希望に輝く国は国民の皆様含めて違うんやでぇーと(笑)何でもかんでも素晴らしいの感嘆詞付のお国柄なんですね、分かります…なのに日本ときたら、危機に崩壊に、我慢に辛抱、努力に課題ですからねぇ(笑)

 口下手なとこでも日本は閉鎖的だからの一刀両断も、文字文化の違いが大きいのではないか?ですかねぇ…基本欧米ってアルファベット26文字で全て済んでいる訳ですから、差別化するなら口頭でという事になるんじゃなかろーか?その点、こちらは漢字にひらがな、かたかな、ついでにアルファベットも覚えとけの世界で…読み書きのハードルというか、必要性が高いとな…かける時間が違うのだよの世界か(笑)

 まぁ他にも色々色々色々事例が出てきますので、詳細は本書をドゾ。格差問題やビジネスモデルについても本書をドゾかなぁ?特に投資について思うのは、結局その投資を行っている主なメンバーって米の場合上位何%かの富裕層が七割しめているって言うんだから、意識が違って当たり前だと思うんだけど?その辺りは日米双方論点に上がって来ないのは何故なんだぜ(笑)

 と、それもとかもく、著者の日本人的に発言にはふむふむと拝読させていただいたのですが、一つなるほろ日本のおじさんだなぁと思わされたとこは、スワンク女史(バクン・ワンのエコノミスト)のプレゼン…早口で何を言っているのか「テーマの概略を追うのが精一杯である」とな…でその後カクテルパーティでの歓談の時も彼女の喋りはひたすら早い…ちなみにスワンクさん、バツ一の子持ち(娘)らしーのだがそれに「離婚に至る夫婦げんかの過程で、超高速で攻め立てられるダンナの姿を想像して気の毒になった」と感想を漏らしていらっさるんですね…早口の女は文句が多いという信仰が男性にはあるとどこぞで聞いた覚えがあるけど、あながち嘘ではなかったんでしょか(笑)

 目次参照  目次 文系

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