« 丁か?半か? | トップページ | ある音のある世界? »

2013年9月 2日 (月)

地獄を見れば心が乾く…

戦争のある世界  橋本治  マドラ出版

 ああでもなくこうでもなく4とありますので、そのシリーズの第四弾という事になると思われなんですけど、所謂一つの時事エッセイなんでしょか?今となるとちょい前の話しなので時事なんてナマモノなんだから瞬時に陳腐化するやんけ、と思うやんかぁ?いやー人は変わっていくのねというより、永田町と霞が関には堂々巡りという言葉しかないんじゃなかろーか?としみじみしてしまう一冊ってか?安西先生、まるで成長していない…

 日本とはこーゆー国だったのだという一つの記録のよーな気がするですかねぇ…読んでいて情けなくなってきたけど、これ現実なのよね、なのか(笑)てな訳で、本書の救いというか、閑話休題的なホッと息がつけるとこはスターウォーズの章ではなかろーか?と青春に逃げてみるとか(笑)あのシリーズは誰に共感するかで解釈違ってくると思われだけど、どだろ?

 まぁあれは一応ルークが主人公という事になるんだろーけど、彼は王様ではなくて王子様だからなぁ…最初から最後まで王子様…一応これも青年の成長物語のはず、だよね?著者曰く「少年は自分のピントの合うところしか見ていない」とあるけど、これは多かれ少なかれ人は皆身たいものしか見ていないよな(笑)それに一番ピンボケなのはおっさん世代じゃなかろーか?ボケているのにボケてなぁーい(笑)

 更に「アクション映画に「心理」はいらない」とあって「なぜいらないのかと言えば、男が心理なんてものをろくに把握していないからである」はけだし名言だよなぁ(笑)取りあえず夕陽に向かって走れってか(笑)でまぁ詰まるところは「「情景の意味」を拾う能力を養わないと、男は、ただの「心理を知らないバカ」に成り下がる」そな…成り下がるんだからまだ下がる余地はあったって事で、良かったね探しか(笑)

 アリス的にエッセイはともかく時事…うーん…日本とか、世界とかアリス的にはどーなんだろー?居酒屋の政談はたいていのだんすぃーならやってそーだけど、レベルポイントを考慮に入れたら…居酒屋レベル、お茶の間レベル…うーん…考えよとはどこぞで聞いた言葉だが、日本にはガッツが、もとい考慮が足りないってか?

 「「政府の決定がどうであろうと、国民の世論がしっかりしていたら、政府だってそういい加減に事を決することは出来ない」という考え方もある。でも、日本にはこの考え方がない。だから私は悲しい。なんでも「あなたまかせ」だもの。物を考えるなんて、ただで出来るのに」というのも至言だと思います、思いますが、これ読んで頭に浮かんだのがウィーンの収容所ですかねぇ…あれ今でもあるんだろーか?東に帰りたい待機者の群れ…考えると一言でいっても、選択とか…訓練が出来ていないと苦痛だそーですよ、奥さん(誰?)考えよと一口に言っても、哲学者のよーに四六時中考え中、考え中、考え中というのはまた次元が違うだろーけど、パンピーの考え中って、もって三分といったとこじゃなかろーか?それで答えが出なければ、ちゃんとわかるよーに提示しない相手が悪いって事になるんですよ、おぞーさん(誰?)で、悲しくなると…夕日に向かって走るより、海のバカヤローですかねぇ(笑)

 本書を拝読して思い出したのが、在中国日本領事館(瀋陽)の北朝鮮家族駆け込み未遂事件でしょか?有事とは何ぞや?でこの事件の話しが出てくるのですが、五人家族だったそーですが、内「男二人は門の奥に駆け込んで」いる、「女二人は、明らかに日本領事館の敷地内にいて、それを引っ張り出そうとする中国の警官の内一人は、明らかに日本領事館の敷地内に立ち入っている」という図…言われてみれば思い出した人も多いのではなかろーか?な事件でありました…「ウィーン条約のどうたらを知らなくたって、「それをやっていいのか?」と思う」ですよねぇ(笑)

 で、この映像の最後の方は、大使館内に落ちた帽子を「領事館の中から出て来た男が、中国警察に帽子を渡した」というオチ付きですからねぇ…ちなみにこの人、副領事だった模様…さすが、日本の外務省、人材に偽りなしですね(キリッ)亡命問題も国際問題として色々ありましょーが、も一つここでのポイントは「日本は「領事館の敷地を侵される」という主権侵害をされていて、それを黙認したということである」とな…著者的にはこれが有事でなくて、何が有事やねんととその章の論に進む訳でして、詳細は本書をドゾ。

 呆れてものが言えないのは今更なので、外務に外交なしなのも今更なので、何か今更続きだけど、そーいや昔からこーだもんなぁと納得したら、どこぞの島とか、島とか、島とかなんてそんなの関係ねぇー(死語?)は今更なんですよねぇ…外務省には主権侵害なんて言葉存在しないんだろーか?と素朴な疑問が(笑)

 ちなみに本書はその他の日本と世界な話しも(イラク戦争、拉致とか、テロとか、ネオコンとかね…)色々出てきていますので詳細はこれまた本書をドゾ。改善とか改修とか改革とか、あるけどもーここまできたら、白洲方式で通産省にならっていっそ海外省でも創設した方がいいんではなかろーか?とふと思う…自国の権益すら守れない外務なんて百害あって一利なしじゃね?ここでこそ使う科白だろーの、本当に必要なんですか?ですかねぇ(笑)

 与党はこれだとして野党はどーだというとこれまた「日本の外交官は、外国語は出来ても外交なんか出来ない」を知らないという無知さ…だから「平和外交なんぞというリアリティのないこと」を高らかにここに宣言すると言うより、酔っぱらってんじゃないの?な青年の主張をする訳ですね、分かります(笑)素晴らしきかな、永田町と霞が関…さすが日本のエリートは違うぜよ(笑)急募、国益を念頭において働いてくれる人ってか(笑)

 何か懐かし話しが多くて、振り向くな君は美しいな話しとしては、「ここまで○○とは思わなかった。前代未聞のすごさだと思うなァ。誰かって言うと、民主党の代表(当時)の鳩山由紀夫だけど。野党第一党の党首が党員に相談なしで他の政党との合体を勝手に決めちゃう。要は、党の身売りですね」と自由党、小沢一郎と手を組んだ辺りのお話…「「選挙民によって選ばれた」を前提にしている政治家達が作っている政党のあり方を考えたら、こんなことが平気で考えられるということ自体ありえない」ですよねぇー…昔から建て前すら存在しない党だったのか?もとい党首だったのか?日本で有り勝ちな、全部じゃありません一部ですっの世界か(笑)党首が一部、さすがよのぉ越後屋、もとい民主党…

 記憶は巡るよどこまでもで「民主党の管直人は自由党の小沢一郎と手を結んだ。小沢自由党は民主党に吸収され、自由党票を選挙で吸収するつもりの管民主党は「自民党からの政権奪取」を目指して、「マニュフェスト」なんてことを言い出した」国民の生活が第一ってか(笑)ちなみに著者は「日本の政治家の口にする政策なるものは、果たして、「政策」に値するようなものなのか?」ってこれはもしかして予言の書?この、うん年後を思うと…これも一部の方ですから、なんですねぇ…さすが国民政党、昔から一点の曇りなしなんですね、本当にありがとうございました(笑)

 他にも色々色々ほんとに色々出てきますので詳細は本書をドゾ。読んでいて日本人って…と言うより日本の殿方って…としみじみしてしまうのはアレなのか(笑)21世紀にトップに必要なのは考える力も勿論だけど、判断力だよなぁと思いますた(笑)まぁでも「それをするためには、分かっていなければならないのだ。「自分の言葉で話す」とは、「自分の頭で考えた自分の言葉によって話す」ということで、「それが出来る国会議員はどれだけいるのか?」という、実にとんでもない大問題がここに生まれてしまう」とな…分かっていて、議論と対話が出来る人で、判断力があって更に実行能力がある人…そんなの、どこにいるんだぁーっ(笑)

 とまぁ名言の嵐ですので、是非本書を手に取ってみたらいかがでしょー?とお薦めしとこー…いえ、ちょい古でも古さを感じさせないとこが本書の一番凄いとこではなかろーか?と…で、最後に本書で一番インパクトを受けたお言葉で〆たいと思いまする、独裁者の項のところで「ある人間の強引な思い込みを野放しにしたら、そこに必ず騒ぎは起こる-このことも変わらない」お後が宜しいよーで(笑)

 目次参照  目次 未分類

|

« 丁か?半か? | トップページ | ある音のある世界? »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

未分類」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 地獄を見れば心が乾く…:

« 丁か?半か? | トップページ | ある音のある世界? »