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2013年9月25日 (水)

ラプラスの鬼が笑う(笑)

アホの極み  池田清彦  朝日新聞出版

 サブタイトルが、3・11後、どうする日本!?だそーですが、週刊朝日のコラム、エッセイをまとめたものらしーので、一つ一つの項のページ数は3頁位と少ないんですけど、内容はいつもの池田節、ユーモアと皮肉のラストダンスといった風情でしょーか(笑)時事問題というより、日常エッセイに近いと思われですけど、なるほろなぁから、なるほろなぁと言っていいのかまで各種取り揃えておりますが、何か?ですかねぇ(笑)

 著者自身が「私は政治家でもないし、おまけに余命いくばくもない身なので、将来のことなど別にどうでもいいのだけれど、馬鹿なのでつい本当のことを口走ってしまう」とか、後書きになると「余命いくばくもない老人が日本の未来を心配しても詮ないことは分かっているが、心根が優しいので、つい筆がすべってしまうのですよ」だそな(笑)先生、余命いくばくもないが枕詞になっているのだろーか?

 かくしてある意味毒舌の嵐のよーな気がしないでもないけど、さて、誰が嘘をついてるのか?それが問題だ?って言っても3.11後とサブタイトルにもあるよーに、信頼と実績がものをいうと世の中再確認したのではなかろーか?

 アリス的に時事、日常、うーん、雑学データベースは伊達ではないよの世界かなぁ?いやもー何ちゅーか、本書は政治的に正しいというのはどーゆー事が並べられている感じかなぁ?「物事が政治問題化すると、コストも考えずに、一匹残らず殲滅してしまえ、という主張が声高に叫ばれることになる」とな…「原発がクリーンエネルギーだなんて、ブラックジョークにも程がある。ダーティーなCO2は少なくとも人は殺さないが、多量の放射能は人を殺す」というのは、もーいやはやなぁな世界か?

 ちなみに「被爆量は少なければ少ないほど安全だ。10ミリ以内なら安全などというのは真っ赤なウソだ。日本政府を信用してはいけない」となる訳だったりして…信用…まぁ本人達の幻想の中にはあるかもしれない言葉だよなぁ(笑)想定外の地震、津波といっても、「マグネチュード9以上の大地震は、この50年余りの間で全世界で四回起きている。100年というタイムスケールで見れば、M9の大地震だって想定内なのだ」とな…国民的想定外と言えば、いざという時、政治家も官僚も電力会社も対応がいかにお粗末なんだという事でしょか?

 とはいえ、「こういうことを言うと怒る人がいるのは承知しているが、アホ極まりない政府やエゴの塊の東電の言うことを聞いて、唯々諾々と節電に協力している企業や人々が大多数という現実が私には信じられない」という事態ですからねぇ(笑)まだまだ日本人、人がいいと(笑)今後は「与野党問わず、原発利権を手にしている政治家たちは、原発を死守しようとし、新しい利権の財源が欲しい人たちは増税を企むことになる」とな…そして今、だいたいあっているという状況がこれまた何とも(笑)

 ちなみに最近トーシロの原発本が出ているのはゆゆしき問題だという専門家の方がいらっさるそーな…でも専門家の人は安全だしか言わなかったしと思うのは気のせいか?「憂うべきは専門分野に口を出すシロウトの存在ではなく、シロウトの口を封じてウソをつき続ける専門家の存在なのだ」とな…てゆー事は専門家の言う事はウソだから、専門外の素人がガンガン本出せというエールだったりして(笑)楽しいととろじーのススメとか(笑)

 情報とは何か?では、「福島第一原発の事故直後の2011年3月17日から19日にかけて、米エネルギー省は米軍機を使って詳細な汚染地図を作成し、3月18日と20日と23日に在日米大使館経由で外務省に電子メールで送ったという」とな…で「外務省はこれを経産省原子力安全・保安院と文科省に転送」したそな…でで「両省の部署はデータを公表せず、官邸にも原子力安全委員会にも伝えなかった」そな…

 保安院曰く「放射線測定結果を一元的に管理・公表するのは文科省の役割」だとな…で文科省曰く「「放射線班」は避難区域の判断をする部署ではないので、データを避難に役立てるという発想はなく、必要ならば保安院が公表すると思っていた」そー…もーね、こーゆー時に言うんじゃないのか?本当に(こんな省)必要なんですか?ちなみに他の項では先生「文科省や環境省は存在するメリットよりデメリットの方が大きいから潰してしまえと以前から主張してきたけど、厚労省もおんなじだ」っておっさっていらっさいます(笑)それにしても霞ヶ関で必要な省なんてあるんですかぁーっ(エコー付/笑)

 その他原発関係以外にも至言の嵐ですので詳細は本書をドゾ。海外では既に「CO2地球温暖化主因説はもはや崩壊しているのだ」とか、この件の事のあらましがこれまた凄いので是非本書をドゾ(笑)その他「総務省は、東日本大震災に係わるインターネット上の流言飛語について、必要な措置を講ずるように電気通信事業者に要請いたという」とな、そーいえば総務省から出向した復興庁の官僚のツイッター発言ありましたよねぇ、未来予知か(笑)

 正論だなぁでは「税金を注ぎ込んでもらって倒産を免れた銀行や、法人税を納めていない会社の役員が、数億円ももらうのは非常識だと私は思う」って…ちなみに先生「最高給をもらっている役員の年俸と社員の平均年俸の比率に応じて法人税率を累進課税する」案を出していらっさいますが、それに一票投じていいですか(笑)

 また「正義と健康が一番ヤバイ」とこれを錦の御旗に上げている人達への警告についての詳細も本書をドゾ。土台、何かというと正義を持ち出してくる米ですら、「人為的温暖化説も生物多様性の保全も、言いだしっぺはいずれもアメリカの研究者であるったにもかかわらず、経済の問題が絡んで、自国の利益に反するとなれと、京都議定書も生物多様性条約もどちらも批准しないところが、これまたアメリカらしくて面白いといえば面白い」ってな(笑)正義とは何が?と、国益だよなんですね、分かります(笑)いやもーわりかやすすぎるとはこの事じゃね?の世界が展開している模様…

 という訳で、詳細は本書をドゾドゾ。上げていくとキリがないので、最後に一つだけ、本書で一番笑わせてもらったとこで〆たいと思いまする。「はっきり言って政治家もバカ、国民もバカなこの国で、単純多数決ですべてを進められたら何が起こるか分からない」とな…お後が宜しいようで(笑)

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