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2013年9月29日 (日)

民の声は神の声…

マキアヴェッリ語録  塩野七生  新潮社

 日本では多分君主論で有名なマキアヴェッリですけど、彼の著作は他にもいぱーいある訳で、まぁある意味、この隠居の恨みはらさずおくべきかぁーっのノリに近いと思われですけど、伊的にはこれがジャスティスなんでしょかねぇ?ダンテの新曲も地獄に落ちている人は当時の政敵達だとかで、その人達がした悪行を暴露しているし…そしてどちらも後世に残る名著となると…

 本書は、そんなマキアヴェッリ先生の本や手記、手紙などからの名言の抜粋と見ていいのか?現代ではマキアヴェッリの功績も賛否両論かまびすしいらしーのですが、うーん、この文の羅列を斜め読みするだけでも、並の人じゃなかった事はすぐ分かると思われなんですけどねぇ…この徹底した冷めきったリアリズムってマジ、伊の伝統だよなぁ(笑)糖度0なんてまだ甘いという世界…

 政治という概念がもースケール違うよな?公的なものを想定する時の大きさというものに対して、やはり偉人はとにかくでかっい…国とか、社会とか、地理的なものも、時間的なものも、縦横無尽なんですよ、奥さん(誰?)

 アリス的にマキアヴェッリ…知的なアプローチからしたら海老原先生がしてそーか?俗っぽくいくならハッシーが尊敬する人に上げてそーだが(笑)まぁアリスとしては本書は、初っ端から異論ありとなりそーだけど?マキアヴェッリ先生が書く目的っていうのが「想像の世界のことよりも現実に存在する事柄を論ずるほうが、断じて有益であると信ずる」とかね(笑)まさに社会に役に立つ事によっていらっさるんですよ…考えようによっては、これらは全てマキアヴェッリ先生による社会分析論なんだろか?

 至言の数々ですが、やはり国として立つという事は正義と力を言及せずには成り立たないらしくて、「正義は、国内に敵をつくらないために必要であり、力は、国外の敵から守るために必要であるからだ」とな…政治的には力こそ全てなんですかねぇ(笑)この力については更に「権力者の間で信義が守られるのは、力によってのみである」とな(笑)更に「君主にとっての敵は、内と外の双方にある。これらの敵から身を守るのは、準備怠りない防衛力と友好関係である」というのは…マキアヴェッリ先生はさすがやでっしかしまだまだ続くで「真の防衛力とは、ハードな面での軍事力だけではない。軍の評判というのも、軍事力に数えられるべきである」「自衛力とは、武器と戦意を合わせて計られるべきであろう」とななな…この時代から防衛力や自衛力に主眼をおいていたんですねぇ…

 他国との関係については何かねぇ、もーマキアヴェッリ先生は今を見ているのか?ではなかろーか?妥協と譲歩についても手厳しいです(笑)「譲歩に譲歩を重ねたところで相手は満足するわけでもなく、それどころか相手の敵意は、あなたへの敬意を失ったことによって、より露骨になり、より多くを奪ってやろうと思うようになるのがオチなのだ」って、思い当たる事が多すぎるってか(笑)ちなみに「忍耐と寛容をもってすれば、人間の敵意といえども溶解できるなどと、思ってはならない」そで「報酬や援助を与えれば、敵対関係すらも好転させうると、思ってはいけない」そな(笑)千里眼の持ち主か?マキアヴェッリ先生っ…

 ついでと言っては何だけど「亡命中の人間の言うことを信ずるのは、多大な危険をともなわずにはすまないことである。彼らの口にする信義や誓約は、反故同然と考えてよいくらいだ」だとな…彼らが帰国すればさもあらんってマキアヴェッリ先生パネェ…極め付けは、「同じ地方に生まれた人々は、時代が変わろうとも、同じような気質をもちつづけるものである」とは…なんだってぇーっとどこぞのアレのよーに叫びたくなるよな(笑)今、日本にマキアヴェッリ先生がいたら、どんだけぇーなのか?非常に興味があるんですが、いかが(笑)

 ちなみに国の資質、人の気質というものについても名誉を貴ぶ辺りはともかく、人も国も清貧であれ、ですかねぇ…「清貧を尊ぶ気風が、国家や都市やすべての人間共同体に栄誉を与えたのに反して、富追求の暴走は、それらの衰退に役立っただけなのであった」とな…ちなみに特権階級についても「これらの人々は、どの共和国にとっても有害な存在である」と一刀両断、すっきりきっぱりの態度感服しました(笑)セレブは国を壊すという事ですか?そーですか(笑)

 少子化問題も予測していたのかの人口についての名文はちょっと長いので詳細は本書をドゾ。よーは国が自由と繁栄の下にあれば、「結婚を避ける傾向もなく、財産を減らすおそれももたずに子孫をふやすことができたので、人口は健全な増え方をしたのであった」とな…人口問題ってやはり安定した社会をつくれなかった証拠なんですねぇ…

 まぁ他にもいぱーいあって、どれも皆凄すぎるので、最後にトップとは何ぞや?的なとこで一つ、二つチョイスすると…とその前に「決断力に欠ける人々が、いかにまじめに協議しようとも、そこから出てくる結論は、常にあいまいで、それゆえ常に役立たないものである」は、もしかして某千代田区南端辺りを視察なさったんでしょーか(笑)

 ちなみにリーダーとは「私利私欲よりも公共の利益を優先し、自らの子孫のことなど考えない人物であるべきで、そういう人物こそ根本的な改革をなしうるのだから、そのために必要な全権力を獲得するように努めてほしいものである」そな…そんな無私の人、日本にいるのか?気になるわぁですけど(笑)まぁ日本にはリーダーがいないと国の内外問わず言われ続けておりますが…

 そんなリーダーを探して、じゃないですけど「リーダーの素質とは、所詮もって生まれた天性によるものではないだろうか。だからいくら条理を説いて教えても、所詮は、学べる性質のものではないのではないだろうか」って、マキアヴェッリ先生ぇーっ…

 と言う事で、日本のどこかに死兆星、もとい救世主もとい天下を担う星を持って生まれくるリーダーを待ちながら、ですかねぇ…待つわぁー、いつまでも待つわぁーの世界か?取りあえず寿命が尽きる前にお願いします、八百万の神様(合掌)

 これ以外にも名言の嵐ですので、詳細は本書をドゾ。ドゾ。ドゾ。いや、本当に(エコー付)

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