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2013年10月

2013年10月31日 (木)

不安の美学の発見?

幻想の画廊から  澁澤龍彦  青土社

 何となくシュルレアリスムとシュルレアリストの本のよーな気がしないでもないのですが、うーん、21世紀に読んでも澁澤節は健在なりってか…このブレなさが時代を超えるものなんだろか?

 取りあえず取り上げられている画家の皆様は、マックス・ウォルター・スワンベルク、ブロオネル、フランソワ・ジョゼフ・クレバン、ルイス・ウェイン、ポオル・デルフォー、ハンス・ベルメエル、レオノール・フィニー、バルテュス、タンギー、ルネ・マグリット、ゾンネンシュターン、サルバドール・ダリ、マックス・エルンスト、フランシス・ピカビア、M.C.エッシャー、モンス・デシデリオ、ハンス・ホルバイン、パルミジャニーノ、ジョゼッペ・アンチンボルト、ベックリン、マックス・クリンガー、ギュターヴ・モロオetc.

 この面子でもー分かる人は分かるんではなかろーか(笑)何とゆーか、タイトルに偽りなし、幻想というか、奇想というか、今なのか、昔なのか、総じて言える事は普通じゃないでしょか(笑)一風変わった作品ばかりなりなんですよ、奥さん(誰?)

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2013年10月30日 (水)

最早サラダも日本食(笑)

お昼のサラダ  アスコム

 サブタイトルは野菜+αでしっかり「ごはん」になるレシピ53なんですが、20人位の料理研究家(?)の皆様が参加しているサラダレシピ本でオケなのか?サラダって生野菜食べている感じかと思っていたら、何とゆーか、生だけじゃないし、野菜だけじゃないし、世の中サラダの許容範囲って物凄く広がっていたのだなぁーと、ちょっと昭和一桁な気分に浸れそう(笑)何かもー野菜丸かじりに塩ふってFAなんて、ないないないってか(笑)

 個人的に気になったサラダは、和野菜のグリーンサラダ干物ドレッシングでしょか?あじの干物のドレッシングとはこれいかに?うーん、味の想像がつかない、鯵だけにと親父ギャグかましたくなる位想定外なんですけど、これってありですかぁー(笑)ある意味究極の日本食なのか?

 後、も一つが焼いた山羊のチーズのサラダ…こちらは味の想像がついただけに日本人的にどーよというか、自分的にどーかと…いえ、山羊のチーズは日本人にはハードル高い気が…本書によると「パリでは大定番のサラダ」とな…その気持ちはよく分かる…チーズの普及具合が欧州は並じゃないからなぁ…ただ、山羊のチーズは臭いねん…ある種日本の納豆のよーな世界だよなぁとしみじみしてしまったんですね…

 いえ、個人的には鯵もチーズも好物なんですが(笑)

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2013年10月29日 (火)

公平、水平、垂直、直線?

美術史  ダナ・アーノルド  岩波書店

 一冊でわかるシリーズの一巻だと思われなんですけど、美術史…何か漠然としたイメージしか持ってなくてどんなもんか?と手に取ってみたら…己の頭の出来が悪いのか、文章は平易で分かり易い表現なのに、頭に何も入ってこない系でした…この感覚、何かに似ていると思ったら、コレ教科書読んだ時のソレだわと…冒頭の著者のやる気や意気込みは買うんだけど、何か全体的にこぎれいにまとまった感じのよーな?こー言ったらアレだけど、芸術系は尖がってナンボというか、もっと自由というか、個性的であっていいと思うんだが?そーでもないのか?まぁ美術は美術でも、美術史だし…史とついた以上きちんとせねばの世界なのかなぁ?

 さて、「伝統的美術史学の諸方法は時代と様式を強調し、西洋の美術的生産物に焦点を絞っている」のが普通っぽいです。ちなみに「本書は美術を見、それについて書くためのそうした伝統的な方法に挑戦する」スタンスらしーです。成程、貴方とは違うんですなんですね、分かります(笑)

 ある意味偏りの無い系になるのかなぁ?作品を見る時、自分の好きな作品を見るのじゃもあるし、また作品の美学的価値を基礎としてその作品を批評するのじゃもあると…どっちのあるのじゃ、とそゆ事らしー(笑)

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2013年10月28日 (月)

わたしは般若です(笑)

日本の伝統美を訪ねて  白洲正子  河出書房新社

 所謂一つの対談集と思われなんですけど、対談相手が皆げいじつかという事になるのかなぁ?それぞれに専門はあるはずなんですけど、詰まるところ主題は美について、ですかねぇ?結局、何のかんのと言いつつ、日本って文化国家だったという事でしょーか?何かもー全てが駄目だぁーと言われて久しい今日この頃ですけど、それでも「伝統は滅びませんよ。いまはダメになっている面もあるけれど、私、日本の感覚の生命力みたいなもの、ある時間がくると、思わぬところでパッと出ると思うんです」(@白洲)と言い切るとこが凄い…現場を知る人は揺るがないって事ですかねぇ?

 本書で一番興味深かったエビというと仏で、唐招提寺展を行ったら、「驚いたことにフランス人と日本人が真っ先にお互いによく通じ合ったのは、職人同士なんですね。日本の大工さんと向こうの職人が、言葉がぜんぜん通じないのに、仕事をやりだすとすぐ理解し合うんです」(@谷口)のとこかなぁ(笑)物を見て分かる人は話が早いという事なんだろか?本物の力ってパネェ(笑)文化ってもともとはそゆもんだったのだなぁ…

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2013年10月27日 (日)

ピアノの調べ♪

クラシカル・ナウ・ピアノ  EMI

 ピアノ曲と一口に言っても色々あるなぁと…この手のCDはおいしいとこどりがパネェかなぁ(笑)これだけあると、どれか一曲位は気にいる曲もあると…

 アリス的にはタイトルからして月の光とか、ピアノ・ソナタ14番月光とか…ドビュッシーとベートーヴェンでは同じ月でもこーも違うのか?とちょっと聴き比べをしてみるとか(笑)ベートーヴェンの方は伯爵令嬢に捧げた一曲だけどね…

 後は、准教授の好きなバッハという事で、パルティータ第6番とか、主よ人の望みの喜びよとか、フランス組曲第1番とか、バッハはどこまでいってもバッハだなぁと納得するとか(笑)特に本CDとしてはあのゴルドベルク変奏曲も入っていまして、うーん、グールドを基本にしてしまうので、どーも…何とゆーか、改めてグールドの天才さに気付かされた感じかなぁ?ええ、あくまで好みの問題ですけど…

 個人的にはトルコ行進曲が印象に残りました。いえ、何か一番簡単そーに弾いていらっさるんですけど、テンポも速いし、軽いんですよ、聴く分には(笑)しかもスッキリーな雰囲気がいーわーって事で…

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2013年10月26日 (土)

仏界入り易く、魔界入り難し(笑)

骨董あそび  白洲信哉 写真・森川昇  文芸春秋

 サブタイトルが日本の美に生きるでして、判型が多分A4位ありまして、何とゆーか写真集かカタログのような本でございます(笑)掲載されているのは、陶磁器とガラス、古裂でして主に焼物がメインかなぁ?

 表紙の白さから始まって、初っ端が李朝白磁なんで、著者は焼物は焼物でも白くてつるっとしていて、でもよく見ると不揃いがあるぞみたいな焼物が好みみたいです。人それぞれに好みありだからなぁ…著者は日常使いをしているみたいで、わりとシンプルなものが多いみたいです。いえ、骨董品でご飯を食べる…セレブじゃね、の世界ですか…

 で、こーゆーのの目利きってどーするの?というか?偽物つかまされそーな気がするパンピーとしては、著者のおばあ様の言が一番かと「ニセモノを怖れるな」「モノが悪いということは、即ち自分が悪い」(@白洲正子)至言です…ここまで言い切れたら、ざっつとらいしかないでしょー(笑)

 でで、結局、その決め手は何か?と言えば、味わいッスかねぇ…「日本に伝わる独特の感覚で、完全無欠のものより不完全な歪んだものに価値を見出す態度である」と著者はおっさっていらっさいます。おかしみとか、おもしろみとか、近年で言うところのかわいいでしょーかねぇ?ええ、ピピっと来るんですよ、日本人ならば(笑)

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2013年10月25日 (金)

にーど、すぴーど、ぐりーど(笑)

にせもの美術史  トマス・ホーヴィング  朝日新聞社

 サブタイトルが、鑑定家はいかにして贋作を見破ったかなんですが、著者はメトロポリタン美術館の元館長、と言えば分かる人はピンとくるお名前か?自らの体験も踏まえての、贋作史というか、世の中こんなに贋作溢れてますけん、しかも贋作、今時の話だけじゃなくて、紀元前の昔から、フェニキアの昔からありますよっての世界らしー…本物があれば、偽物があるとな…ちなみに美術館に展示、所蔵されているものだって、贋作でんがなというものが多数ある模様…プロも騙される贋作の数々という事でしょか?著者的には「じつにその四十パーセントが、偽物か、修復しすぎたものか、年代の特定をまちがえた結果贋作同然に使われても不思議のないような代物だった」そな…しかもその後偽物の占める割合は増加傾向でないのという私見を述べられ、なのに「美術界のプロはほとんど、われわれの住むところが、日々あらたな、無節操きわまる、きわめて活発な贋作の世界だということを認めたがらない」そー(笑)海外にも想定外ってあるんですかねぇ?責任の所在はどこに行くんだろー(笑)

 とまぁ、本書はそんな紀元前の世界から現代までの贋作にこんなのありまっせという、これでもか、これでもかなお話がいぱーいですかねぇ…画商に学者に修復家、プロの贋作者に、美術館に政府に競売会社と入り乱れての大騒ぎかなぁ?いえ、詳細は本書をドゾ。読んでいく内に、むしろ本物があるのだろーか?な気になって行くのは何故なんだぜ(笑)

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2013年10月24日 (木)

おちこんだりしたけれど、わたしは…

限界芸術論  鶴見俊輔  筑摩書房

 芸術でも何だかなぁ?な気がするのに、限界とつくとどーゆー事になるのか?解説によると、限界芸術とは「隅っこに押しやられたもの、芸術か非芸術かがなかなか識別がつかない境界にあって、誰の眼にも忘れさられたままになっているもの。子供や老人といった視点から論じられることがなおざりにされてきたもの」(@四方田犬彦)という事になるらしー…

 で、芸術とは、純粋芸術と、大衆芸術と、限界芸術の三つに区分されるそーで、最初の二つはどっちかというとその道のプロの仕事という範疇に入るみたいだけど、限界芸術はパンピー、それもメインストリームの方じゃない方に比重がある感じじゃね?な世界観らしー…

 よーは名も無き人々の群れというか、その中でも更に意識されているものじゃないんじゃね?みたいなとこじゃね?か(笑)著者のこの市井をくみ取る姿勢は本当、凄い…ある種パワーがあるよねぇ…文化なんてものはね、一括り出来るもんじゃないんじゃよの世界かもなぁ(笑)もしくは器の広さとは何ぞやか(笑)

 でで、そんな多方面に絨毯爆撃なさっている本書ですので、はっきり言ってトーシロには目が回ってしまい、何が何だかですので、いつものよーに目次に逃げると、
 限界芸術の発展、大衆芸術論、黒岩涙香、新聞小説論、円朝における身ぶりと象徴、「鞍馬天狗」の進化、まげもの のぞき眼鏡、冗談音楽の流れ、一つの日本映画論、現代の歌い手、国民文化論というのが大まかなラインナップか?

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2013年10月23日 (水)

美味しいは正義っ(笑)

食卓の風景  池波正太郎  新潮社

 作家のエッセイ、食編でしょーか?でもどちらかというと日常そのもののよーな気がする?子供の頃に食べたご飯、青年期の頃のご飯、戦中・戦後のご飯に、座付き脚本家の頃のご飯に、作家になってからのご飯とそれぞれに違う側面があり、そして、それでも池波節は終始一貫してるかなぁ?一番顕著なのは、戦中、物資乏しく、著者は海軍に所属して山陰地方にいたみたいなんだけど、港で鯖を購入して一夜干しならぬ一塩でしめて、酸味に夏蜜柑を使用して隊員中に好評を得るなんて生活しているんですよ、戦況思わしくなく、絶望的に暗い状況の中でも著者の視点には、にちにちの事が普通にあると…美味しいものは、どこでもいつでも美味しいですよね、それが生きているって事でしょか(笑)

 で、まぁ時代小説家だし、東京生まれの東京育ちだし、戦前の生まれだし、京都に通うように旅行していた人だし、と何となく和食、それも山海系のご飯かなぁと思うやんかぁー?でも、その実、本書を拝見していると成程、寿司好きなのは分かるにしても、かなりの頻度で肉食系が出張っているよーな気が?明治の維新後、昭和に入ればもー肉文化は末広がりに広がっていたとゆー事が分かる気にさせられるよな?

 ちなみに著者は子供の頃、祖父と二人で牛鍋(すき焼き)食べに行っているみたいだし、しかもじー様、他の家族には内緒だよと孫に念をおしているし(笑)

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2013年10月22日 (火)

カフカとルイス・キャロルの共演?

偽りの来歴  レニー・ソールズベリー アリー・スジョ  白水社

 サブタイトルが、20世紀最大の絵画詐欺事件でして、事実は小説より奇なりって奴でしょーか?何かもー最初から最後までホンマでっかぁーっ?な話のオンパレードじゃまいか?さすが、大英帝国なのか?人材に偽りなしだよなぁ…どゆ話かというと、サブタイトル通りになるんでしょーか?ロンドンを中心にしての贋作連続事件なんですかねぇ?

 主役は二人、一人はジョン・ドゥリュー教授、原子物理学者、実業家、軍事・機密にも関係しており、美術に対して理解がある紳士。も一人がジョン・マイアット、美術史の専門家。という事にテート・ギャラリーではなっていたと、その他騙された御一同様も…

 その実、ドゥリューは大学にすらいっていない詐欺師、そしてマイアットは画家、もしくは芸術家崩れとでも言ったらいいのか?そんな二人が出会ったら?あーら不思議、世界を巻き込んだ一大贋作団になってました…かなぁ?

 詳細は本書をドゾ、なんですが、担当刑事達の事件後の感想が「これほど複雑な詐欺を一人の詐欺師が単独で計画し、実行することが可能なのかといぶかっていた」程なんですよ、奥さん(誰?)

 ちなみにこの詐欺師にかかわった人達は皆不幸になるというお墨付だよ、うほほぉーいってか…

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2013年10月20日 (日)

リストマニア(笑)

芸術の蒐集  ウンベルト・エーコ  東洋書林

 正しい寿限無のあり方でしょーか?いえ、もーエーコですから、最初から最後までエーコ節炸裂で何これ読書のマラソンなノリか(笑)事の起こりはルーブル美術館での「会議、展覧会、公開講座、コンサート、映像などを企画してほしいとの依頼を受けた」時に、エーコの提案は「列挙」即ち「リスト」「カタログ」「目録」いかがっすかぁーっ?とゆーノリで、本書はその数えて数えて数えて見せるというおたくマニアな本ではなかろーか?

 世の中こんなに羅列する事が好きな人がいぱーいと思わなかった…ええ、エーコだけじゃないんですよ(笑)それを取り上げるのがエーコですから、全世界が舞台(笑)こんなにお仲間がいるぞいるぞいるぞと(笑)それを豊富な例を出してまとめたのが本書という事でしょか?

 かくてB5、400頁超えの本書が出来たと…美術を扱っている本ですからカラーな図像多しで、カラー図版入るとたいてい紙がいーんですよね…ハードカバーでB5で400頁超えると、重いちゅーねんっ…何かエーコの本は手首と腕の筋力の戦いのよーな気がしてきた…本読んで筋肉痛って…単に己の運動不足か…

 それはともかくとても美々しい本ですので、画像だけでも眺めるのも宜しの世界かと(笑)ちょっと今回のげいじつひん達は目のピントがどこだ(笑)ですが(笑)

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2013年10月19日 (土)

見るより拝め?

西洋絵画のひみつ  藤原えりみ・著 いとう瞳・イラスト  朝日出版社

 絵画の見方?ってどーなってんの?という素朴な疑問に答えましょうなノリの本かなぁ?日本人なんかからすると印象派、何故か人気ですが理由の一つが分かり易いという事だったとは(笑)何描いてあるか分かるって…いや、それ大切(笑)ただ、西洋文明の絵画の歴史というのはむしろ日常生活というか、普通の人々というかを画題にしたものより、宗教画の歴史の方が遥かに長いと…で、その辺りから見てみましょというのがメインかな?

 それにしても絵画にも格付けランキングがあったとは知らなんだ…いえ、画題で(笑)1位は物語画、2位が肖像画、3位が風俗画で、4位が風景・静物画となるそーな…で、物語画って何?というと、聖書の場面とか、ギリシャ・ローマ神話や古典文学の場面とかが描かれている絵の事ですね、例として上げるならボッティチェリのビーナスの誕生とか…

 更に、寺社なんかに比べると西洋の教会ってデーハーじゃのうと前から思っていたんですが、これ教会まるごと聖書ランドだったのですね(笑)目で見て分かるキリスト教世界とも言うか?「聖堂を飾る祭壇画や壁画、彫刻やレリーフは、聖書の物語を図解する、スケールの大きな「さし絵」であり、「貧者の聖書」と呼ばれていたのです」とな…

 グーテンベルク以前は聖書の数も知れていたし、これまた字を読める人も少なしで、聖書理解は絵で見て分かるとか、図解とかいうノリだったのか?だからアトリビュートも発達すると、これが出てたら〇〇だよ、みたいな?例としてはラクダの毛皮の服着てたら聖ヨハネだよとかね。

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2013年10月18日 (金)

みんな、ケーキの分け前にありつきたいのさ(笑)

FBI美術捜査官  ロバート・K・ウィットマン ジョン・シブマン  柏書房

 サブタイトルが、奪われた名画を追えなんですが、巻末に本書は自伝でも暴露本でもないと注意書きがあるんですが、著者曰く回想録だそーですけど、この違いについて考えるとか(笑)ノンフィクなのか、ドキュメンタリーなのか、それが問題だですかねぇ(笑)

 かくて、著者がFBIに入局してからの奮戦記、主に美術品関係のお話となる模様かな?著者的にラッキーだったのは新人の時に最初についた指導官、担当官が美術関係の仕事をしていた事でしょか?ほぼFBI内で美術窃盗・盗難なんて見向きもされない時に、個人的にコツコツやってた人に当たったというのは、これ宝くじばりの引きの良さではなかろーか?

 の、前に、本書の著者は日本人との間のハーフでして、更にカトリック…まさに米ではマイノリティ出身である事を隠さずですか?何せ、その母親が街頭で「ジャップ」だの「ニップ」だのと差別発言受けていたシーンすら入っていますから…少年期の思い出にしては苛酷じゃね?とゆーか、これが米の現実って事ですか…更にFBIに勤め出してから事故とはいえ、助手席に同乗していた同僚を亡くしているし(そして長い裁判沙汰に巻き込まれるし…)、いやー結構、著者はハードな人生を歩んでいらっさる模様…

 そしてそれら数々の逆境にもめげず、潜入調査官として活躍する…ストーリーだと思われですけど、それが山あり谷あり、その他諸々ありで凄いんじゃ(笑)かななななな?

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2013年10月17日 (木)

移り変わって行く流れそのものが重要なものだ…

ひらがな日本美術史  橋本治  新潮社

 日本美術史というならありがちなタイトルですが、そこにひらがなとつくとどーなるか?こーなるみたいな本かなぁ?本書は11章の構成で一章ごとにメインの作品を選んで著者が語るという感じかと…思い入れを語るというと、何か好き好き好き大好きみたいな話しになりそーだけど、いえ著者が選択している以上好みとして好きの領分なんだろーけど、も一つ突き放している距離感でしょか?その時代の美術を見る、でも見ている私は現代人、ですよねぇ…みたいな(笑)

 で、その美術がどこから始まるかというと何と埴輪からなんですよ、奥さん(誰?)あれも一つの美術作品であったのか?考古学的には「縄文時代には激しい縄文式土器と呪術的な土偶があり、弥生時代には平明な弥生式土器と海外渡来の銅剣・銅鐸があり、古墳時代になると、鉄剣と埴輪がある」という区分になるそーな?土偶と埴輪だと何か埴輪の方が素朴な気がするのは気のせいか?本書的には埴輪は丸い、そこが大切らしーが(笑)

 でで、次の章が銅鐸なんですよ、おぞーさん(誰?)銅鐸についての詳細は本書をドゾですけど、銅鐸って今見ると緑と黒の暗い色合いだと認識していたら、当時は金ぴかだったかも?の世界だったらしー…銅と錫の配合比率で強度が変わるし、色も変わると…だから銅剣なんかは鉄に近い色合いだったそな…青銅、色見れば強度が一目瞭然だったんですねぇ…そゆ使い分けと技術があったとゆー話しなのか?

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2013年10月16日 (水)

でも、アンダービッダーの存在があるのですよ(笑)

消えた名画を探して  糸井恵  時事通信社

 絵の話かと思ってみたら、ついでにタイトルに探してとあるからみつけましたの世界かと思ってみたら…微妙に何か違うよな?ある意味カタルシスのない文章という感じ…えっ、ええっ、えええぇーっなノリともでもいおーか(笑)タイトル的にはバブル崩壊とでもつけた方がよかったんじゃなかろーか?と思う位、こー右肩下がりな話が多いよな(笑)何とゆーか1987-90年までのジャパン・マネーで絵画市場席巻しました、その祭りの後はどーだったか?という、ある種美術系の失われた10年の歩みでしょか?ただ、これ日本国内だけで済まない訳で、世界市場的にどよってのもあると(笑)

 で、当たり前だけど投資物件として購入した芸術作品達の行く末というのは厳しいという事ですかねぇ…再びオークションに賭けられて転売した方がまだいい話のよな?ええ、幾ら購入価格の半分以下とか、1/5以下とか、もっと下とかでも…不良債権として差し押さえられて死蔵しているも、まだどこにある分にはいいかもで…何より凄いのは、今でもどれだけの絵画がどれだけ国内にあるのか、誰も知らないというとこと、これまた有名絵画も不良債権で持ち主が判明しない上にどこにあるかこれまた誰も知らないという…かくして、題名に探してとあっても、どこへ?な話に行き着く事もあると…

 と、ホンマでっか?な本当にあった凄い話がズラズラズラーリ並んでいらっさる感じでしょーか?日本人的には読むのが辛いというか、痛い…狂乱のバブル、その後遺症もまた如何に?ですけど、でも美術界全体で、世界的に見てもアレなのが、これまた何ともですかねぇ(笑)

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2013年10月15日 (火)

劣化コピー乙(笑)

浮世絵 消された春画  リチャード・レイン  新潮社

 浮世絵も維新後、そして未だに続く一大産業というべきなのかなぁと(笑)で、まぁ、浮世絵も色々ありまして、勿論エロティックなものもありまっせの世界…まぁ映画にポルノとかAVとかあるみたいなノリか?芸術の為なら脱ぎますとか?浮世絵制作当時、春画も一つのジャンルとして確立していた模様なのか?「春画をわざわざトーン・ダウンさせて再販する理由は、ない。春画に対する幕府の取り締まりは、少なくとも春信スタイルの浮世絵が流行した明和ごろには、ごく穏やかなものだったし、当時の日本人の開放的な性道徳からすれば春画はごく自然なものだったから、版元が自主規制するなどは考えられないのである」となる訳…

 では、世に出回っている春画@改変済はいったいこれはどーした事だぁーっ?という著者の心の叫びなんでしょか?ともかく、世界中にある元春画とか、その他修復という名の偽造もどきはどーなってんだぁーっと追跡調査してみますた。こんなんありまっせの世界か(笑)

 理由の一つは当時、西洋の性風俗が特に厳しかったヴィクトリア時代だったとゆーのがあったりして、何せ英では卑猥に見えるというのでピアノの脚さえカバーしていた時代だからなぁ…で、も一つは売れる浮世絵ですよね…江戸末期から明治にかけては在庫あったけど、大正に近づくにつれどーすんべぇーと…売れ残りの中には春画もある訳でこれを春画じゃなくしたら売れるんじゃね?と…改造には絵柄、図柄的なのあり、色落ちを治すのあり、更に人気絵師のものですよとサイン(落款)の偽造ありでいやーもー顕微鏡で見てもホンマでっかまで行くその技術力、日本人なのね(笑)

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2013年10月14日 (月)

男子が厨房に入ったら(笑)

男の隠し味  丸谷馨 写真・関博  読売新聞社

 食のエッセイ本なのか?インタビュー本なのか(笑)取りあえず、基本コンセプトはゲストに会いに行って、一品(?)料理してもらって思い出を語るでしょか?だいたいお一人様見開き2頁で、でも写真がその半分もっていっているから、文の方は本当に短い、エッセンス的なエピになっているのだろーか?それでも食の背景が何となく分かるから、食べ物って凄い…そして、出来た一品も掲載されていますが、レシピ的には何を使ったかは載っていても、分量は載っていないと…目分量で行けという事だろーか?

 男の料理というと、やたら凝った料理が出てくるのか?と思っていたら、意外とシンプルなものが多いのには驚きました。こだわりのポイントは人それぞれだけど、適当に手抜きなとこが日常料理っぽいのだろーか?

 とはいえ、プロが作った料理は未来指向というか?逆にいっちゃった感がこれまた凄い、世界三大珍味世紀末料理(@三國清三)なんて、フォアグラ、トリュフ、キャビアが揃い踏みですから…それにしても、個人的に一番味の想像がつかなかったのが、NOBUの白菜ステーキ(@松久信幸)でしょかねぇ?ステーキなのに白菜というところからして、?なんですが、出来上がりを見ると白菜の塊の上に鰹節がのっていて、ある種ほうれん草のお浸しを思い出してしまうノリなんですけど?白菜のカタチ的には丸くてステーキか?ソースは抹茶オイル・ドレッシング…桜エビとかミニアスパラとかついてますけど、食べるとシャキシャキするんだとか?調理の工程を見る分には簡単そーなんですけど、味を再現するのは素人には難しいみたい…シンプルに見える料理程、調理人の腕が出るとゆー事でしょか?

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2013年10月13日 (日)

狂った生物?

芸術人類学  中沢新一  みすず書房

 人類学…一昔前、レヴィ=ストロース辺りが時代の寵児って感じだったよーな気がするんだけど、21世紀の今となると斜陽の学問だったのか?考えてみなくても何とゆーかグローバル化万歳の世界でして、未開の地なんて風前の灯か?だろしなぁ…アフリカの奥地でも、南米の奥地でも携帯が存在する今日この頃となれば、神は死んだもとい、土着の神話や文化が衰退していくのも時代の趨勢って奴ですかねぇ?

 てな訳で、ついと言っていいのかの2、30年前には普通だった話がもーそこにはないとなると、人類学…資料とは何ぞや?となるのか?もーある意味考古学的になっちゃうんだろか?でして、そんな人類学に愛の手をじゃないですけど、そんな人類学に芸術をですかねぇ…これくっつけて君は生き延びる事ができるのか?の世界に突入決意宣言とか(笑)

 さて、本書はあちこちのエッセイとか講演録っぽいのをまとめましたみたいなノリなのですが、総じて人の歩み、人類の歩みですかねぇ?考古学っぽいのありーの、歴史学っぽいのありーの、社学っぽいのありーの、民族学っぽいのありーの、民俗学っぽいのありーの、言語学っぽいのありーの、宗教学っぽいのありーのetc.とおよそ人がかかわってきたもの全てという気がするが、これ風呂敷広げすぎじゃなかろーかと思うのは己の器の小ささなんだろな…

 いや何にしても、何となく本書の始まりと終わりの行き着く先はラスコーの洞窟絵に戻れでしょか?そこが初心なんですよ(笑)

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2013年10月12日 (土)

てんらんかいのえ?

踏みはずす美術史  森村泰昌  講談社

 サブタイトルは私がモナリザになったわけ…でして、結構著者の個人体験記というか、成長の記録というか、学生時代の思い出というか、私はこーしてげいじつかになった告白記とか(笑)いや、最初は自分の美術に対する個人的エッセイみたいなものかなぁと思ったんだけど、読み進むにつれてスケールがミクロからマクロにどーんと飛躍するんですよ、奥さん(誰?)

 まず絵画とは何ぞや?なんですけど、ハウツー本ならここを見ろみたいなお仕着せがあるのが普通ですが、本書の場合、絵を見る為に勉強ぉ?「一般的にいって勉強の好きなひとはすくない。興味があって美術の門口まで来たのはいいけれど、扉をあけるために勉強しなさいなんていわれたら、ふつうはそこで引き換えします。世の中、おもしろいことはほかにいくらでもあるのですから、こんなところで苦労するなんて、通常は馬鹿げたことだといっていいでしょう」とスバーンっとおっさっていらっさる(笑)そんなにハッキリ言っちゃっていいんですかぁ(笑)

 でもって、絵なんてものは「見るな、食べろ!」なんだそーですよ(笑)まぁ他にも色々指針が載ってますけど、本書のメインは美術に関して構えるな、好きにトライしろかなぁ(笑)

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2013年10月11日 (金)

天才の思想は決して滅ぶことはない…

エドヴァルド・ムンク  エドヴァルド・ムンク  八坂書房

 サブタイトルは、自作を語る画文集 生のフリーズでして、画家本人が自作について語るという内容か?本の構成としては最初1/4位、ムンクの生涯についての説明があって、その後、ムンク自身のエッセイというか、ポエムに見えるんだがの文章が掲載されていると…

 うーん、今まで本、色々読んできて分からないなな本にも出くわしてきましたが、本書は久々にわかんないわぁーっとゆー不思議発見な読後感が(笑)まぁ読んで分からんって、よーはおてめぇーのオツムの問題だろでして、アホの自覚を促してもらったからオケ?まぁ己を知れという事でしょね…分からない事が分からないと分かっただけでも良かった探しか(笑)

 で、ムンク…ノルウェーの人達からしてみれば国民的画家ですし、当時の人気作家だった訳だから感性的にもドドーンと来ないといけないはずなんだけど、何か絵にしても文にしても男の人が書いたソレだなぁとゆーのが正直な感想だったりして…

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2013年10月10日 (木)

エリートの責務は公益への奉仕にある。

ローマ人の物語 19 悪名高き皇帝たち 三  塩野七生  新潮社

 前巻で暗殺されたカリグラに代わって四代目に即位したクラウディウスの治世がメインでしょーか?それにしてもローマ帝国の為に新たに始まった皇帝としての統治、帝政ですが、これは皇帝の資質がモロに出る職業という事でしょーか?出来が悪かったら、国が立ち行かなくなるんですよ、カエサル、アウグストゥスと超人なら何とかなったかもしれないけれど、あのティベリウスでさえ、最晩年はカプリ島に逃避しないとやってられなかった職業…これを普通の人に、もとい多少頭のいい人がやっても、才能ないと国家転覆しかねない話に…

 カリグラはむしろ頭いい人らしかったが、徹底的に統治能力がなかった人だったのが悲劇の誕生…そして、その後を継いだクラウディウスは皇帝職棚ぼたラッキーなお人ではなかったよーな?ちなみにティベリウスの甥にあたり、という事はあのゲルマニクスの弟にある人…この時、50才となっており、それまでローマの公職らしい公職についた事のない人だったと…では何をしていたかというと今で言う歴史学者、歴史家として地味に生きていたみたいなのでした…

 ちなみに、ローマでは名門のクラウディウス家出身者、ここでは筆頭といっていい立場にありながら、ローマでの成人男子が目指す公職から遠のいていたのは何故かというと、身体的に今で言うならやや身体の不自由な人と言っていいのか?だったせーらしー…当時のローマ的理想が、健全な肉体に健全な精神が宿るですから、クラウディウスは好きな歴史に囲まれてひっそりと生きていた模様…

 そんな彼が紀元14年に皇帝に即位する訳です…若い男に懲りた元老院は50才過ぎなら逸脱しないだろーと安定政権を望むで継承はスタートしたとな…

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2013年10月 9日 (水)

身体はどこ(笑)

日本人の身体観の歴史  養老孟司  法蔵館

 一言で言ったら、身体とは何なのか?なのかなぁ?主な主題はそれに現代日本ではがつくかもしれないけど?かくして心身二元論や一元論を乗り越えて、身体探しの旅に出る~とか(笑)今となっては結構古い本なんですが、だから当時大騒ぎだった臓器移植、脳死判定の話しがメインテーマではないにしても結構出て来るよな?まぁ本書的に言うなら死とは何ぞや?と言うよりも、死体とは何ぞや?と言った方がいいのかも?

 構成としては現代の現状、哲学的視点では、中世の江戸の認識の差、そして欧米ではどーなのか?…結論的には、この国には死体の居場所がなく、消されているというのは、自然も消されている。それは都市化、脳化につながる話しと言う事で、唯脳論から著者がずっと言ってきている事の延長線上の一つかなぁ?

 この国に死体が無いという事は、この国に自然が無いに等しいのかもなぁ…実感がないとも言うが、「文化とは、実在感を統制する機構である」なら、実在感がないという事か?

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2013年10月 8日 (火)

らいふわーく?

美術館へ行こう 改訂版  長谷川智恵子  求龍堂

 サブタイトルは、世界美術館旅事典でして、美術館訪問記というか、エッセイですかねぇ?判型はちょっと変わっていてB6を縦に二冊つないだみたいな縦長の大きさ、それに見開き二頁で一つの美術館の解説と、絵画というか、所蔵作品の画像が二、三点、それに建物の画像と地図と住所などのデータも掲載されている優れもの(笑)いえ、これだけの数の美術館に著者が足を運んだのもスゲェと思いますが、何よりこの短いエッセイにその美術館のエッセンスがつまっているとこがもっとスゲェ…何となくどこも行かなきゃっ気にさせるとこが、パネェって事で(笑)

 美術館的には、というか、見た目やはり仏と伊はトーシロから見ても美術館美術館しているなぁと思いますた(笑)まぁ尤も、「こうしてみると印象派の場合は、ご本家のフランス国内より、アメリカや他の国の方がよほど逸品を所蔵している」とか「イタリアはルネッサンスの作品は充実しているが、フランス近代美術は少ない」とかあって、現代美術になればなるほどメインは移動しているという事ですかねぇ?

 ただ腐ってもパリは芸術の都という事で、ピカソ美術館をパリにつくる時に、「まず建物そのものの修復に三億円以上、改造に十八億円ものお金がかかったという。それは国とパリ市で負担した」とな。芸術の為なら払いますの世界なのか(笑)

 ちなみにお国柄豆知識としては伊の場合、美術館の売店で「資料を売っていないところが多いので、必要なカタログなどは買い求めておいた方がよい」そな…あるとこの方が珍しいという事か?伊ってそんなに商売っ気ないんだろーか?

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2013年10月 7日 (月)

かけつけいっぱい?

図説ロンドン都市物語  小林章夫  河出書房新社

 サブタイトルはパブとコーヒーハウスで、ロンドン(イギリス)における飲食文化についてかなぁ?コーヒー豆や茶の葉が入ってくるまでは、欧州もワインとビールの世界だった訳で、英にとってはビール(エール)がメインの飲み物だった歴史が長いと…で現在英人は「パブに出かけ、黒ビールなどをゆっくり飲みながら、明日のサッカーの予想に耽る」というのが通常らしいー(笑)英人と言えばビールで、ビールと言えば、パブと当たり前すぎて今さらな話しなのか(笑)

 ちなみにパブの起源、パブリック・ハウスの略、文献的には130年位前から出てきた。で、パブの前身が、タヴァンとエールハウスとイン…これらは11-13世紀に出てきた。でも、この手の施設って紀元前1世紀のローマ侵攻の頃からあったと…よーは食べて飲んで泊まれるみたいな施設を総称していたみたいですが…15世紀にもなると「インは宿泊、タヴァンは食事という区別が法令」で定められたみたいです。棲み分けがはっきりしてきたとゆー事か?そして今ハブの数は英全土で8万店というのだから、凄いよね…

 これまたちなみに中世のパブは、劇場でもあったと…常設の劇場が出来る前は演劇っていうのは貴族の御屋敷で上演するか、パブの中庭とかにテント張って上演するかだったらしー…ハブって文化事業的側面もあったとゆー事か?文人墨客が集まるハブとか…

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2013年10月 6日 (日)

ストレートで、シンプルで、イージーで、フリー?

もう一つの京都探訪 Ki-yan Kyoto  木村英輝・著 打田浩一・写真 林里嘉子・リポート  第三書館

 どゆ本かというと、繒師・木村英輝の作品を回る旅でしょか?ちなみに本書の表紙コピーは、京都をライブする仲間たちがナビゲート!ロックな壁画と襖絵のアートウォーク&グルメツアーという事でほぼ京都内の木村画伯の絵のある場所へな本なんですが?これがお寺もあれば、焼肉屋もあるで、その振り幅半端ねぇー世界が展開しておりまする。

 絵柄についても動物画が多いのですが、その迫力これまた現代アートという感じでこれが、京都?と初めて見る人はきっとびっくりすると思われですけど、眺めている内にこれも京都と納得する出来というか?何か非常に説得力のある作品なんでございます。まぁ騙されたと思ってまず見てくらはいといしか言いよーがないよーな?

 本書で一番おろろいたのは、実は本書のデザインというか、構成でしよか?この手のげいじつ系な本って妙に今っぽい雰囲気にしたがるというか、小奇麗な感じというか、字のポイントはできるだけ小さくみたいなまとまり感が多いと思っていたら、本書の表紙から中ならいやもー普通じゃない(笑)今使うと陳腐になってしまったアバンギャルドがここに炸裂しているよーな…このデザインだけでも拝む価値あると思いますな本だと思うぅぅぅ(笑)

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2013年10月 5日 (土)

ステーキの国の人だもの(笑)

牛肉が消える!  横田哲治  日経BP社

 何を今更の狂牛病に伴ったこの国の牛肉事情というより、世界的牛肉事情なのか?いやー、この本が徹頭徹尾本当の事しかありませんと頭から信じる信じないは、人それぞれだと思うんですけど、それにしても書いてある事が本当ならば、BSE関係なく米の牛肉は口にしたくないなぁと思ってみたり…米的牛の飼い方、フィードロット形式の牧場、これ牧場って言っていいのか?はもー何かチャップリンのモダンタイムズに近いものがあるよーな?牧場というより工場ってか?これかの動物愛護団体的にアリなんですか?欧米の価値観ってパネェ…

 牛肉というと、どーもステーキとか焼肉の世界が思い浮かぶ昭和な思考をしてしまいがちなんですけど、米の牛肉という事ではやはり牛丼なんだろか?また、米以外の牛肉としてかのオージービーフを筆頭とした豪とかNZの牛肉市場への取り組みもこれまたすざまじいものがあるよなぁ?和牛に続けってか?

 日本を中心にして輸入牛肉を見るとどーも、米、豪、NZといった太平洋の向こうの国みたいなのが主流なんだけど、加の話しはどーも米の陰に隠れて出てない雰囲気だし、お肉大国としてはアルゼンチンなんかもあるけど、それは出てこないのは日本向け的なお肉に対応していないのだろーか?ついでに世界的お肉大国としてはポーランドなんかもあると思うんだが?その辺りはどーなんだろー?EU的にアレなのか?

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2013年10月 4日 (金)

ガイヤーンっ(笑)

タレを付けたり付けなかったり  松実  新風舎

 サブタイトルが、串焼きとから揚げ考察記なんですが、うーん…取りあえず、旅に出て(主にタイとラオス)、屋台とかお店もどきで焼き鳥食ってみたの世界でしょーか?タイというとバンコクか、はたまたプーケットかというおのぼりさんリゾート観光コースではなくて、タイの地方都市での普通の屋台というか、店、市場?みたいなノリっぽい…後、三等電車内での社内販売とか?現地生活密着型でしょか?少なくとも観光都市、観光客相手のそれとは一線をかくしているよーな?

 何となく日本の焼き鳥以外で焼き鳥というと、インドネシアなのかのサテですか?あれっぽいのを思い浮かべて、ついでに甘いのと辛いのと酸っぱいのが混濁しているよーなお味を想像してしまうんですけど…どーも東南アジア料理というか、タイ料理そんなに簡単に線引きできるよーでない模様(笑)

 ちなみに、タイでは焼き鳥の事をガイヤーンと言うそーな…何かロボット戦隊物の名称のよーな気がしてきたが…ガイが鶏、ヤーンが炙るという意味だそーで、鶏を炙る、読んで字が如くってか(笑)

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2013年10月 3日 (木)

にっこでけっこな?パート2

Kanakalefukuro金谷マイルドカレー  金谷ホテル  \210

 カレー記念日でもないのですが、カレーパンいっとく?とか(笑)ちなみにこちらのカレーパンは、揚げてあるそれではなくて、焼いてあるソレなんですよ、だからパン生地がふわふわというよりふかふかな感じかなぁ?

 で、中のカレールーというか、ソース?フィリング?は、見た目も辛くなさそーで、一口食べる分には全然辛さ感じないんですけど、後から辛さがやってくる系か(笑)カレーパンはどこまでもカレーパンなんですよ、奥さん(誰?)

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にっこでけっこな?

Kanahbfukuroロイヤルブレッド(小)  金谷ホテル  \500

 ホテルブレッドなのかなぁ?というか、ホテルブレッドなんですけど、の日光は金谷ホテルの食パンでございます。うん、食感は、しっかりしてるというか、めがつまっている感じといおーか?、この感じどこかに似ていると記憶をたぐったら、浅草はペリカンのパンに似ているよーな気がする?のは気のせいか?

 パン生地自体に味はそんなにないと思われで、まさしく食事パンの趣かなぁ?と思うんだが?どだろ?生地自体も柔らかいんだけど、スカスカした感じゃないんですよ(笑)

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2013年10月 2日 (水)

ジーニアス(笑)

河鍋暁斎 奇想の天才絵師  監修・安村敏信  平凡社

 サブタイトルが、超絶技巧と爆笑戯画の名手でして、コピーとしては幕末・明治の動乱期、強烈な個性を前面に押し出し、日本画の表現領域を広げ続けた 桁外れの絵師がいた。なんですが…こちら別冊太陽の一巻という事でまさに雑誌の別冊形態といおーか、版型もA4位あって図が大きいの世界か(笑)

 さて、河鍋暁斎は何ぞや?というと天保二年に生まれて、明治二十二年にお亡くなりになっているので、まさに動乱の幕末・維新の時期に活躍した画家というには制作範囲が大きすぎるよな(笑)ちなみにご本人は、浮世絵の歌川国芳に入門し、更に狩野派にも入門したお方…ある意味、当時の芸術界のエキスパートの薫陶を受けて育った芸術家という事になるんだろか?

 武士の二男に生まれた事や、幼少期から絵の才能が高かった事から、絵の道一直線な生き方なんですけど、暁斎の描いた作品群は、一直線というよりクリスタルな屈折率といって方がいいんじゃない?の世界が展開…まずは見て見よ、とはこの人程似合いの方はいらっさらないんではなかろーか?

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2013年10月 1日 (火)

はぴぱ(笑)

新幹線、東京オリンピックを走る昭和三十九年の鉄道旅行  ネコ・パブリッシング

 鉄道タイムトラベルシリーズvol3という事でその手のシリーズ本というか、シリーズ雑誌、シリーズ別冊みたいなノリか?なので表紙のコピーも熱い(笑)「夢の超特急」が衝撃のデビューを果たすとか、開業当時の新幹線運転日誌とか、新幹線前史歴史秘話・弾丸列車計画とか、昭和39年東海道新幹線の旅とか…いやもー何が凄いって写真が白黒のとこですか?新幹線開業当時ってカラーじゃなくてモノクロの世界だった模様…

 今でこそ新幹線が走っているなんて当たり前過ぎて、日常意識していない日本人の方が多いんじゃないか?と思われなんですけど、当時は飛行機に勝つるの世界だったみたいで、そのスピード感は相当なものだったよー…

 とにかく東京オリンピックに間に合わせるのだとこれまた突貫工事で突き進んでいった古き良き昭和の世界ですかねぇ(笑)東京から大阪まで日本はもえていたんですよ、奥さん(誰?)ディスカバー、ジャパン、美しい日本と私ってか(笑)

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