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2013年10月 7日 (月)

かけつけいっぱい?

図説ロンドン都市物語  小林章夫  河出書房新社

 サブタイトルはパブとコーヒーハウスで、ロンドン(イギリス)における飲食文化についてかなぁ?コーヒー豆や茶の葉が入ってくるまでは、欧州もワインとビールの世界だった訳で、英にとってはビール(エール)がメインの飲み物だった歴史が長いと…で現在英人は「パブに出かけ、黒ビールなどをゆっくり飲みながら、明日のサッカーの予想に耽る」というのが通常らしいー(笑)英人と言えばビールで、ビールと言えば、パブと当たり前すぎて今さらな話しなのか(笑)

 ちなみにパブの起源、パブリック・ハウスの略、文献的には130年位前から出てきた。で、パブの前身が、タヴァンとエールハウスとイン…これらは11-13世紀に出てきた。でも、この手の施設って紀元前1世紀のローマ侵攻の頃からあったと…よーは食べて飲んで泊まれるみたいな施設を総称していたみたいですが…15世紀にもなると「インは宿泊、タヴァンは食事という区別が法令」で定められたみたいです。棲み分けがはっきりしてきたとゆー事か?そして今ハブの数は英全土で8万店というのだから、凄いよね…

 これまたちなみに中世のパブは、劇場でもあったと…常設の劇場が出来る前は演劇っていうのは貴族の御屋敷で上演するか、パブの中庭とかにテント張って上演するかだったらしー…ハブって文化事業的側面もあったとゆー事か?文人墨客が集まるハブとか…

 アリス的に一番登場する回数の多いのがビールとコーヒーだと思うんだけど?どだろ?教授に至ってはコーヒー中毒の可能性なきにしもあらずだしなぁ(笑)二人共英には渡航経験ありみたいなので、パブにも足運んでいると思うんだけど?

 さて、コーヒーハウスの方ですが、こちらは1650年にオックスフォードに英一号店が出来た模様(笑)続いてケンブリッジに、1652年にはロンドンにもできたっていうから、歴史的には浅いのか?うーん、日本的に言うと江戸時代に入ってから上陸したものだったんですねぇ…ちなみに当時のコーヒーはエキゾチックな飲み物だったと…「「トルコ・コーヒー」で、どろどろの濃い飲み物だった。これを取っ手も受け皿もない木のカップで飲むのである」何となく、御味噌汁のお椀でココア的液体を飲むとゆー感じなんだろか?

 受けた理由の一つがノンアルコールだったからとゆーのも…飲み物的に水がやばいとこっていうのは基本ワインかビールってなると、アルコール漬けの生活だったとゆー事か?

 で、も一つが「コーヒーハウスは、基本的に誰でも入れる店である。ただし女性はお断わり。もっぱら男性の社交場だった。入場料は一ペニー、コーヒー一杯が一ペニーで、最低これだけ払えば、何時間過ごそうと構わなかった。しかも身分の分け隔てなく、店内ではどこに座ってもいいことになっている。コーヒーハウスが民主的な店といわれるのは、この点にある」で一挙にブレイクすると…

 ちなみに競合しないよーに、コーヒーハウスでは食べ物は出してはいけないとゆー事になっていたそな…ではコーヒーハウスでは何をしていたか?と言うとはコーヒー飲んでたは確かだけど、どっちかというと情報交換の場みたいなノリ?もしくは情報収集?、議論の場?当時創刊したばかりの新聞とか雑誌も読み放題だったらしーし…個人で購読するにはとてもお高かったので、これも隆盛して一因なんだろなぁ…

 さて、18世紀になるとコーヒーハウスの客層も均質化していくし、英もちょっと豊かになってきたので個人の家の設備も整ってくると自宅に招く事も増えで、コーヒーハウス的には陰りが見えてきたと…で、そんな中裕福が層が集まりで個室貸切とかして使用する事が増えていくと…で、これがクラブの歴史の始まりって言うんだから、つくづく大英帝国サマだよなぁ(笑)初期は政治結社的なクラブが主だったけど、段々遊興的な様相にサンドイッチ片手に一日カードで賭けているとかね…

 さてさて、一時期コーヒーハウスに客層とられていたパブも18世紀に下火になってきたコーヒーハウス文化と、食事ありとゆー事で再び18世紀になると盛り返してくると…特に労働者階級の人たちが飲むぅーっと言うノリで繁栄って…それは…ジンの流行なんかは本書をドゾ。この辺りはイギリス労働史になるのか?

 最後にアリス的なとこでインに絡んでステーション・ホテルで、ブラウンズ・ホテルを上げときましょー(笑)メイフェアにあるホテルなのに「こじんまりして、威圧感のないホテル」なんだそーだけど、ポイントはこちら「アガサ・クリスティの定宿」だったところ…作品中にもここではないかな描写あるそーな…そしてこちらアフタヌーン・ティーが有名だとか?でも予約しないと厳しい模様…これは行かねばでしょー(笑)

 本書おすすめのパブとして、イー・オールド・チェシャー・チーズ、ナッグス・ヘッド、ムーン・アンダー・ウォーター、ジョージ、フリーメイソンズ、フラスコ、パンチとジュディ、ディケンズ・イン、シェイクスピア・タヴァン、ブラームスとリストが掲載されています。詳細はこれまた本書をドゾ~

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