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2013年10月 8日 (火)

らいふわーく?

美術館へ行こう 改訂版  長谷川智恵子  求龍堂

 サブタイトルは、世界美術館旅事典でして、美術館訪問記というか、エッセイですかねぇ?判型はちょっと変わっていてB6を縦に二冊つないだみたいな縦長の大きさ、それに見開き二頁で一つの美術館の解説と、絵画というか、所蔵作品の画像が二、三点、それに建物の画像と地図と住所などのデータも掲載されている優れもの(笑)いえ、これだけの数の美術館に著者が足を運んだのもスゲェと思いますが、何よりこの短いエッセイにその美術館のエッセンスがつまっているとこがもっとスゲェ…何となくどこも行かなきゃっ気にさせるとこが、パネェって事で(笑)

 美術館的には、というか、見た目やはり仏と伊はトーシロから見ても美術館美術館しているなぁと思いますた(笑)まぁ尤も、「こうしてみると印象派の場合は、ご本家のフランス国内より、アメリカや他の国の方がよほど逸品を所蔵している」とか「イタリアはルネッサンスの作品は充実しているが、フランス近代美術は少ない」とかあって、現代美術になればなるほどメインは移動しているという事ですかねぇ?

 ただ腐ってもパリは芸術の都という事で、ピカソ美術館をパリにつくる時に、「まず建物そのものの修復に三億円以上、改造に十八億円ものお金がかかったという。それは国とパリ市で負担した」とな。芸術の為なら払いますの世界なのか(笑)

 ちなみにお国柄豆知識としては伊の場合、美術館の売店で「資料を売っていないところが多いので、必要なカタログなどは買い求めておいた方がよい」そな…あるとこの方が珍しいという事か?伊ってそんなに商売っ気ないんだろーか?

 アリス的には、スイス時計の初恋の彼女かなぁ?とゆーのも本書の著者が「私にとっては、画商として本物の名品を見て歩くことはよい勉強になった」とあって、画商なとこで重なるかなぁとか?後はダリとムンクか?ちなみに本書にはダリ美術館が二件掲載されていまする。西と米にあったのね(笑)ムンクもノルウェーに冠美術館あるし、国民的画家って事ですかねぇ?

 作品的にはムンクだと、新国立美術館(ベルリン)、ベルベデーレ宮殿(ウィーン)、ストックホルム近代美術館(ストックホルム)、国立アテニウム美術館(ヘルシンキ)、ミネアポリス・インスティチュート・オブ・アート(ミネアポリス)とか、ダリだとルードヴィッヒ美術館(ケルン)、スコットランド近代美術館(エジンバラ)、ブリュッセル王立美術館(ブリュッセル)、ニューヨーク近代美術館(NY)、グッゲンハイム美術館(NY)、ハーシュホーン美術館と彫刻の庭(DC)、フィラデルフィア美術館(フィラデルフィア)とかでしょか?やはり有名画家は世界中に散らばっている模様(笑)

 他にアリス的というと、三つの日付じゃないけど、中南米趣味で、メキシコシティー国立人類学博物館(メキシコシティー)になるんでしょーか?絵というよりは、物という雰囲気満載ですが、著者によると「メキシコシティーは車も多く、ほこりっぽい印象だったが、この国立人類学博物館は世界の博物館、美術館の中でもその素晴らしさにおいて屈指のものであると思う。コレクションや建物もいいが、展示方法や照明に工夫が凝らしてあり実に素晴らしい」と素晴らしいの連発ですよ、奥さん(誰?)これは行かなきゃなのか(笑)

 いずこの美術館も皆それぞれでして詳細は本書をドゾなんですが、豆知識的には米の美術館ってやはり足がパネェという事か?キンベル美術館(ダラス)の項で美術館に行くのに「タクシーをあまり見かけない。旅行者の場合、バスを使うのにも慣れていないので、あらかじめレンタカーか運転手付きの車の予約をしていった方がよい」とかあって、米って車社会なのにタクシー少な目なのか?とおろろいた(笑)もしかして、NYとかLAみたいな都市部にしかタクシーって殆ど見かけないとゆー事か?

 他にもたくさんエビあるんですが、最後に一つ日本人的に見逃せないエビとしてバイエラー美術館(バーゼル)をあげときたいと(笑)ちなみにこちら「世界的な画商であるバイエラー氏の美術館として注目を浴びている」そで、これまたNHKのインタビューで氏曰く「日本が絵画ブームのときに儲けさせてもらい、今度は日本が買った作品を売りに出すので再び儲けされてもらって、この美術館ができた」とおっさったそーな(笑)世界の美術市場って…

 掲載されている美術館・博物館等は、
仏・オランジェリー美術館、オルセィ美術館、ザッキン美術館、ドラクロワ美術館、パリのピカソ美術館、ブールデル美術館、ジュルジュ・ポンピドー・センター、ブランクーシのアトリエ、モルモッタン美術館、ギュスターヴ・モロー美術館、ルーヴル美術館、ロダン美術館、ピサロ美術館、サン・ドニ美術館、クロード・モネ記念館、ウンターリンデン美術館、グルノーブル美術館、マーグ美術館、、アングル美術館、ロートレック美術館、レジェ美術館、アノンシアード美術館、リヨンのミューゼ・デ・ボーザール、シャガール美術館
伊・ローマ国立近代美術館、コンセルヴァトーリ美術館、カピトリーノ美術館、ヴィラ・ジュリア国立博物館、ボルゲーゼ美術館、ヴァチカン美術館、グレコ美術館、ウフィッツィ美術館、サン・マルコ美術館、パルジェロ美術館、ピッティ宮殿、マリノ・マリーニ美術館、ペギー・グッケンハイム美術館、アカデミア美術館、ブレラ美術館、ポルディ・ペッツォーリ美術館、ミラノ近代美術館、カーポティモンテ美術館
独・新国立美術館、旧国立美術館、ペルガモン美術館、ゲマルデ・ギャラリーベルリン絵画館、ブリュッケ美術館、ドレスデン国立絵画館、ライプチヒ造形美術館、ノルトライン・ヴェストファーレン美術館、シュテーデル美術研究所と市立美術館、ヴァルラフ・リヒァルツ美術館、ルードヴィッヒ美術館、ノイエ・ピナコテーク、アルテ・ピナコテーク、レンバッハ市立美術館
墺・ウィーン美術史美術館、アルベルティーナ美術館、ウィーン近代美術館、ベルベデーレ宮殿
瑞・ベルン国立美術館、ラインハルト美術館ロメルホルツ、ビュールレ美術館、チューリッヒ市立美術館、バーゼル市立美術館、バイエラー美術館
英・ナショナル・ギャラリー、ウォーレス・コレクション、コートールド美術館、ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館、テート・ギャラリー、ウェリントン美術館、スコットランド国立美術館、スコットランド近代美術館
白・ブリュッセル王立美術館、アントワープ王立美術館、メイヤー・ヴァン・デン・ヴェルグ美術館、ルーベンス・ハウス
蘭・ゴッホ美術館、アムステルダム国立美術館、アムステルダム市立美術館、国立クレラー・ミュラー美術館
西・プラド美術館、ピカソ美術館、ミロ美術館、ティッセン=ポルネミッサ美術館、ダリ美術館
葡・グルベンキアン美術館
瑞・ストックホルム国立美術館、ストックホルム近代美術館
諾・ムンク美術館
芬・国立アテニウム美術館
丁・ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館、ルイジアナ美術館
波・ワルシャワ国立博物館、チャリトリスキー美術館
捷・国立プラハ美術館
洪・国立ブダペスト美術館
塞・国立ベオグラード美術館
露・エルミタージュ美術館、国立ロシア美術館、トレチャコフ美術館、プーシキン美術館
米・ニューヨーク近代美術館、フリック美術館、グッケンハイム美術館、ブルックリン美術館、ホイットニー美術館、レーマン・コレクション、イサム・ノグチ・ガーデン美術館、フィリップス・コレクション、ナショナル・ギャラリー、ハーシュボーン美術館と彫刻の庭、フィラデルフィア美術館、バーンズ・コレクション、ボストン美術館、イザベラ・スチュアート・ガードナー美術館、スターリング&フランシーヌ・クラーク・アート・インスティチュート、フォグ美術館、ボルティモア美術館、オールブライト=ノックス美術館、クリーヴランド美術館、カーネギー美術館、デトロイト美術館、トレド美術館、コロンバス美術館、サルバドール・ダリ美術館、アート・インスティチュート・オプ・シカゴ、ミネアポリス・インスティチュート・オプ・アート、ウォーカー・アート・センター、ネルソン・アトキンス美術館、セントルイス美術館、キンベル美術館、ダラス美術館、ヒューストン美術館、メニル・コレクション、デ・ヤング記念美術館、ジョン・オブ・オーナー・カリフォルニア宮殿、ノートン・サイモン美術館、ロサンジェルス・カウンティ美術館、ロサンジェルス現代美術館、ハンティントン美術館、ボール・ゲッティ美術館、ホノルル・アカデミー・オブ・アーツ、コンテンポラリー・ミュージアム・ホノルル
中南米・メキシコシティー国立人類学博物館、サンパウロ美術館
印・インド国立博物館
台・故宮博物館、台湾国立歴史博物館、台北市立美術館
韓・韓国国立現代美術館

 目次参照  目次 文化・芸術

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