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2013年10月15日 (火)

劣化コピー乙(笑)

浮世絵 消された春画  リチャード・レイン  新潮社

 浮世絵も維新後、そして未だに続く一大産業というべきなのかなぁと(笑)で、まぁ、浮世絵も色々ありまして、勿論エロティックなものもありまっせの世界…まぁ映画にポルノとかAVとかあるみたいなノリか?芸術の為なら脱ぎますとか?浮世絵制作当時、春画も一つのジャンルとして確立していた模様なのか?「春画をわざわざトーン・ダウンさせて再販する理由は、ない。春画に対する幕府の取り締まりは、少なくとも春信スタイルの浮世絵が流行した明和ごろには、ごく穏やかなものだったし、当時の日本人の開放的な性道徳からすれば春画はごく自然なものだったから、版元が自主規制するなどは考えられないのである」となる訳…

 では、世に出回っている春画@改変済はいったいこれはどーした事だぁーっ?という著者の心の叫びなんでしょか?ともかく、世界中にある元春画とか、その他修復という名の偽造もどきはどーなってんだぁーっと追跡調査してみますた。こんなんありまっせの世界か(笑)

 理由の一つは当時、西洋の性風俗が特に厳しかったヴィクトリア時代だったとゆーのがあったりして、何せ英では卑猥に見えるというのでピアノの脚さえカバーしていた時代だからなぁ…で、も一つは売れる浮世絵ですよね…江戸末期から明治にかけては在庫あったけど、大正に近づくにつれどーすんべぇーと…売れ残りの中には春画もある訳でこれを春画じゃなくしたら売れるんじゃね?と…改造には絵柄、図柄的なのあり、色落ちを治すのあり、更に人気絵師のものですよとサイン(落款)の偽造ありでいやーもー顕微鏡で見てもホンマでっかまで行くその技術力、日本人なのね(笑)

 アリス的に浮世絵、春画、絵画部門となるとやはりこのお人、天農画伯に登場してもらうしかないのか?そーいや、黒鳥亭で何か本買いに行ってたよーな話がなかったっけ?本書に出てくる春画は、改造前、改造後として掲載されているのが何点かあるのですが、今の基準で見るとさほど大騒ぎする程のポルノ性はないよーな気がするんだが?まぁともかく、春信の作品ってそんなに海外で人気があったのだなぁと感心しますた。いえ、手間暇かけて作り替えて売り出す位ですからねぇ…

 ちなみにその改造春画、今現代もオークションに登場したりして、これまた日本人が買い戻していたりするんですよ、奥さん(誰?)でもって、改造物だからと返却しよーとしたら「修復を受けている図はカタログに明記してある」としてオークション元は返却を却下しているんですとな…もーね、オークションのキュレイターもそんなもんそんなもんの世界なのか(笑)

 まぁ、世界の美術館のカタログももしかしてこれってオリジナルじゃなくて、改造後だよねなんてのが堂々掲載されているそーな…湖龍斎と春信なら春信の方がいいじゃないとゆー事ですね、分かります(笑)写楽や北斎ならヒャッホーな世界になる訳だな、これが(笑)かかわっている人達的にどよ?とか、これがまた日本の現代に出版されている本なんかでも間違い探しがある位で、目利きとは何か?の世界に突入している模様(笑)

 詳細は本書をドゾ。いかに精密で巧妙なのかは本書の終わりの方に出てくる山嶺絵画修復工房での科学分析調査がパネェ…何事にも名人がいるのが日本です(笑)ちなみに改変、上手下手色々あるけど、その中でも高見澤遠治の名前は覚えておいた方がいいという事か?いい仕事してますねぇの世界が展開…まぁオリジナル改変とゆー、才能の無駄使いというか、なんじゃそりゃの世界ですが(笑)

 浮世絵もというより、春画の運命も色々あるのだなぁと思いつつ、春信ってそんなに人気があったのか?とちょっとおろろき?むしろ、これは改造前と改造後を一同に揃えた展覧会なんか開いたら受けると思うんだが?どだろ?世界的にコレクションしているところからはクレームがきてしまうんだろか?うーん???

 目次参照  目次 文化・芸術

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