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2013年11月

2013年11月30日 (土)

出版は不況に強い業種である(笑)

大不況には本を読む  橋本治  中央公論新社

 お手軽な読書の薦めかと思って開いたら、ハードな近現代史;+経済+日本+自分を見直せでしょーか?いやはやいやはや…何とゆーか、この本を読む話にたどり着く前に、延々と現代の不況(この前の米の金融破綻を中心にして/笑)が一部とするなら、パート2は黒船からの日本の歴史というより経済の歩みでしょか(笑)総じて維新後の日本人はただひたすらに働いてきたけど、世の中どーよ?な話しですか(笑)

 何とゆーか、騙されたと思って騙されて読んでみたらとお薦めしておこー(笑)たとえがやたらと分かり易い(笑)まさにそーだったのかぁーっ?なノリ(笑)

 口調は軽いのに、内容は無いよーの反対なのが凄い…いっそ天晴れの世界が透徹してるよな…まぁ何が凄いって本書に煩雑に出てくるフレーズが私にはわかりませんと言い切っているところ、潔し過ぎて涙が出てくる(笑)そんな著者ですが、タイトルにある通り、これからを考えるなら本を読めや、とそれだけは断言できるという事ですかねぇ(笑)

 「本というものは、人を立ち止まらせて考えさせるものだから、この目的にかなっているのです」とな…そーだったのかぁーっ(笑)

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2013年11月29日 (金)

無為の力?

読む力・聴く力  河合隼雄・立花隆・谷川俊太郎  岩波書店

 どゆ本というと、著者三人の講演と鼎談になるんでしょーか?話題はタイトル通りという事で(笑)基本的に、読むは本を読むみたいな、聴くは人の話を聴くみたいなとこがメインだと思うのですが、でも読むだって色々あるし、聴くだって色々あるよね、と話は単純に済まない模様…特に最近はハードが進んでいくスピードが違いまっせで、読むのとこではITが、聴くのところではサイボーグ化が話題の一つになっています。

 当たり前なんですけど、それぞれに読書スタイルが違っていて、おろろいた(笑)谷川氏は本は読まない方だろう派だとすると、その対極が立花氏で乱読もここに極まれりの世界である種活字中毒じゃなかろーか?ええ、この先の心配が生きているうちに後何冊本読めるか?ですから(笑)そして、河合氏は読むより聴くでしたというけど、職業的に(笑)とはいえ、お三方全員パンピーに比べたら並の読書量じゃないのは歴然か?

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2013年11月28日 (木)

国民食?世界食?

ハンバーガーの歴史  アンドルー・F・スミス  ブルース・インターアクションズ

 サブタイトルが、世界中でなぜここまで愛されたか?なんですが、全体的にハンバーガーの光と影があるとしたら光の部分にライトアップしている感じかなぁ?ある種、ハンバーガー正史と言ったところか(笑)所謂一つの米の国民食の一つでしょか?

 ちなみにハンバーガーは19世紀末に米で誕生したそーで、最初は屋台で食べるマイナーな料理だったとな…で、誰がハンバーガーを造ったか?については「本当の発明者が明らかになることはおそらくないだろう」だそで…諸説色々あるけれど決め手が今一つというとこらしー…英で誕生したサンドイッチも上流階級からだったけど、ハンバーガーは庶民の食べ物として米で発達していった模様…なのでお上品なフィンガー・サンドみたいなものとは一線を画して大きなロールパンに具がいっぱいの世界だったそな…

 で、人気は巨大なビーフサンドだそーだけど、当時歯が数本しかない、もしくは全くない人が多かったよーで、肉が噛み切れない事態が勃発した模様、生肉食えやのタルタルか?な話しと、ひき肉のパテで焼けばええやんけなハンバーグステーキ?な話しになって、パンに挟めばいいじゃないとハンバーガーステーキサンドイッチがハンバーガーにという流れらしー…で、ここまでは主に労働者と屋台の文化が牽引していったと…

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2013年11月27日 (水)

しかしまあ、そんなことはどうでもよいのである(笑)

快楽図書館  澁澤龍彦  学研

 タイトルがタイトルなんでアレなんですが、これまた著者が著者なので、まっそーゆー本です(笑)21世紀になっても澁澤節は変わらずでしょか(笑)内容はとゆーと、本の解説、感想、紹介、総じてエッセイになるのかなぁ?で、その本はというと古今東西何でもござれという感じだろか?洋の東西を問わず、デカダンもあれば、ミステリもあると…相変わらずの博覧強記振りはオサスガとしか言いよーがありませんが…

 うーん、今にして思うと発禁のボーダーラインって何だ?の世界ですけど、当時はワイセツだそーで…「ワイセツ以外の理由で発禁処分をくらわせることは、憲法で許されていないのである」そな…そーだったのか?

 当時、著者は丁度それで被疑者だか、被告だかにかかわずらっているとこもあったりして、勢いがふつふつとしているとこもありですか?それにしても知らなかったのですが、日本のソレもアレだけど仏にもその手の感覚ってあったんですねぇ?いえ、愛の国だからオープンマインドだとばかりと想定していたらサド全集とかの海外への発送なんかも「その内容が風俗壊乱のおそれありと認められた場合、税関をパスしないことがある。中華意識のつよいフランスの役人は、そうした種類の本を外国に向けて出すことを国辱だと思うらしいのだ」そな…コキュの国じゃなかったのか?というか、愛に寛容な国だとばかり思ってますた(笑)

 ちなみに日本の発禁の方は裁判まで行くのは珍しいんだそな…理由は「日本の出版人や著作家が一様に腰が弱くて、権力の網の目にとらえられることを極度に怖れているからだろう」とな…本書当時では戦後のソレはチャタレイ事件のみらしい…

 とある某大手の出版社でサド全集を出そうという話になった時に「訳者として名をつらねていた高名な医学博士某は、あらがじめ翻訳文を警視庁の風紀係に見せて、許可を得てから出版したらどうだろう、という奇怪な意見を出したそうだ」とな…言論の自由と表現の自由はどこに行っただの世界か?ちなみにこの件は「それは検閲制度復活をこちらから催促するようなものではないか」という事で却下になったらしー…「このような無節操、デタラメな人間がいるから、ますます官警がつけあがるのである」って、著者は相当怒っていらっさる模様…

 「出版人や作家が卑屈であればあるだけ、取締り当局は陰険になる。現在では、再犯のおそれのない場合には、押収された書籍、紙型を放棄すれば起訴猶予となる、というのが常識らしい」そーですよ、奥さん(誰?)何でこんな事がまかり通るのかと思っていたら、どーも警察はちゃんと取り締まっていますよという「役所仕事の点をカセイでいる」かららしー…はぁもー何だか、なんまいだぁーな世界か(笑)

 で、「今度のサドの場合も、出版社に対して、押収物件を放棄すれば起訴猶予にする、ということを警視庁側はほのめかしたらしい」とな、でも出版社側は、だが断る、で「検察庁はやむを得ず起訴に追いこまれた。じつに、このように腐敗し切った社会では、バラドシカルなことが起こるものだ」って…もー著者は裁判の前から達観の境地に見えるのは気のせいか(笑)

 かのような著者の本のエッセイ…ええ、一筋縄ではありませんの事よってか(笑)

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2013年11月26日 (火)

あーしたてんきになぁーれ(笑)

文芸誤報  齊藤美奈子  朝日新聞出版

 週刊朝日と朝日新聞に掲載された書評をまとめたものらしーのですが、数にして172本というから、一冊見開き二頁で結構な厚みのある本でござるの巻か(笑)それにしても思ったのは、日本ってこんなに小説出ていたのか?だったりして…普段、フィクションをあんまり読まない方なので、タイトルにしても、著者名にしても、そーだったのかぁと単純におべんきょになりました…いや、ホント…情けない事に最近のベストセラーなんてとんと知らないし…何か日本人的に浦島太郎している気分にもなれたりして(笑)

 文学界では一大イベントの芥川賞、直木賞もいつ、どこで、だれがも知らないので、本書では結構煩雑に出てくるとこにまたおろろいた…うん、文学的にはそこを抑えないといけないよねの世界だよね、かな?まぁ何はともあれ、本書は巻頭の「文学作品を10倍楽しく読む方法」の項だけで十分モトは取れる本だと思うけど、どたろ?よーは構えて読むな気楽に読めだと思うんだけど、著者の本に向かう姿勢は言葉は平易だけど、真摯だもんなぁ(笑)

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2013年11月25日 (月)

真理がわれらを自由にする又はいつでもどこでもだれにでも。

読書三到  紀田順一郎  松籟社

 サブタイトルが、新時代の「読む・引く・考える」なんですが、日本の戦後本史ですかねぇ?読み手から見た?いえ、焦土という事は焼け野原でして、図書館も本屋も本も焼けたったぁーの世界から、21世紀の本事情でしょか?

 の前に、本というのは読むものだと思っていたら、引くものでもあるとゆー立ち位置から本書は始まっているよーな?何がと言えば、辞書なんかはまさに読むじゃなくて、引くだよね、な話でしょか?で、これ、現在となるとネットがまさにこれ、読むよりも引く、ピンポイント情報つまみ食いというのが、そじゃね?って事に…ちなみに著者によると引くという事は「一冊の内容の必要部分だけを探し出したり、他の一冊と相互参照したりすること」となる模様…

 で、検索となれば索引が必要になーるじゃありませんか?となり、日本は索引の習慣がないよね、と…ちなみに西洋のそれは聖書からきてるんじゃねとゆー…あの何章何節というのは膨大な索引の賜物だったのかぁーっ?かくて西洋の書物には引く為のノウハウが積み重なっていくことになると…

 ついでに言うと日本は素読の国だもので、よーは丸暗記が正義の国ですから(笑)部分読み馬鹿言ってんじゃねぇー、男なら丸暗記じゃーと明治まできて、未だにその傾向を引きずっている模様(笑)

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2013年11月24日 (日)

文人のかたには通し。学者のかたにはいよいよ通し。天晴の戯作者に御座候(笑)

江戸の読書熱  鈴木俊幸  平凡社

 サブタイトルが、自学する読書と書籍流通なんですが、うーん、タイトルからしてもー少しエンターティメント系かなぁと思って手に取ったらシリアスな本なんですよ、小論文的というか?じゃ、゛ガチガチに硬いのかというと取り上げられているのは、むしろ庶民の読書的なそれでなーるほどの世界…かくて本書もなーるほど、ですかねぇ?

 江戸の読書とはどんなんだったのか?とゆーのが、実は簡単そーでその実分かりませんの世界とは知らなんだ…そーいや、本について真面目にあーだこーだと言って残しているのって学者関係とゆー事なのか(笑)まぁ後僧侶とか、公家とか、武士とかの一部か?商人でも一部いるのかなぁ、ご隠居様とか?本書的に言うと「読書記録を残すような人間は、その時代においてはむしろ特殊であり、その特殊な事例をいくら積み上げても、一般化は困難である」になっちゃうのか(笑)よーは圧倒的に多かった、町民、職人、農民etc.といったパンピーはどーだったのよ、のお話がメインの模様(笑)

 ちなみに、江戸時代ですから、パンピーに義務教育ないし、新聞も雑誌もない時代ですから…「書籍を読むための訓練をすべて自前で自主的に行わなければならない時代であった」とゆー事になるんですよ、奥さん(誰?)となると、よく時代劇で出て来る寺子屋って、全て私塾的なものでオケの世界か?

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2013年11月23日 (土)

くろすかうんたー?

打ちのめされるようなすごい本  米原万里  文芸春秋

 所謂一つの書評、解説、読書感想文、読書日記のまとめになるんだろーか?物凄い量が掲載されているんですけど…まぁそれはともかく、さすがだなぁと思うのは、著者がロシア語通訳だけあってロシア系の本が非常に多い事…一応日本で出版されているのだから日本語の本なんですけど、それでも露関係だけでもこんなに本出ていたのか?と正直おろろいた…勉強不足で済みません…

 で、これまた読んでいて微笑ましいのは、一つは犬猫好きという事もあって結構その手の本も出てくるんだけど、一番そのソレは米の本と露の本では温度差くっきりなとこじゃなかろーか?いや、何とゆーか世界をどの視点で見るか?は見えてしまいましたね、の世界か(笑)

 言葉についての豆知識も満載で、例えば世界での母語人口、日本語は10位だとか…まぁネットと英語礼賛で英語が上がっていくのだろーなぁの世界ですが…ちなみに「人文系の学問に携わる人々の言葉が、恐ろしく難解になっていく一方で、1日平均30語で事足りている若者たちの群れ」という日本語の中でも格差がくっきりしているのが何とも…

 分かり易い例としてはソルプ語の件がこれまた何とも…ドイツ語圏に囲まれたスラブ系の少数民族のソルプ人のソルプ語は平和になったら、経済的にも利便的も独語の方がメジャーじゃね?という事になって、ソルプ語だけ話す人は激減、ソルプ語と独語のバイリンガルが増え、やがて独語にシフトしていくだろうとな…で理由の一つが「近年になって2つのソルプ地域の中間地帯に不幸にも石炭が豊富な産地が発見されたため、数多くの他国者がこの地域に入り込み、ソルプを支えていたソルプ人だけの静かな村がなくなりつつある」って…国際結婚の場合もメジャーな言語メインになってしまうよーで子供はとなるし…で、共通語って何ですか?とか、独自の文化とか、消滅していく運命なのか…

 本的に指摘で行くならば翻訳本についても「手にするや早速目を走らせるのだが、なかなか内容が頭に入ってこなくてイライラする。翻訳調というだけならまだいい。文学書ではないのだから論旨が曖昧になるのは困る。これは翻訳者だけでなく編集者の責任だろう」とな…翻訳本も上手下手の格差が広がっていっているよーな気がするのは気のせいか?

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2013年11月22日 (金)

インドを知らずにしてカレーを語る事なかれ(笑)

カラー版 インド・カレー紀行  辛島昇 大村次郷・写真  岩波書店

 軽くレシピなんかも掲載されているし、現地の写真なんかも結構載っているしで、単純なカレーの本かと思ったら…いや、これはむしろ壮大なインド史というか、インド紹介誌というか、風土記ですかねぇ…一口にカレーなんていう事からおこがましい位現地のカレーは多種多様の模様です。そしてカレーの種類以上に人も文化も錯綜していらっさると…まさに多様化の国家インドなんですねぇ…

 さて、本書の見どころはそれこそたくさんあるのですが、まずその前に個人的におろろいたところから…何がと言えば、シーフードなんですよ、奥さん(誰?)何かカレーというと、がっつり肉というイメージがあって、インドはヒンドゥーだから牛食べないなら羊とか鶏かなぁ?後は何気にベジタリアンが多いイメージがあるから、野菜カレーか?なんて考えていたら、甘かった…

 よく言われるよーにインドにはカレー料理はないと、あるのは多種多様な地方料理、そのスパイスが他国人から見るとカレーなんじゃね、と一括りにしているだけで、大国だけにカレー料理それこそ星の数程あるんじゃなかろーか?と…で、本書も一応あちこちのカレー料理を紹介して、時にはレシピも掲載されているんだが、その中に結構魚を使ったカレーが多いんですよ…

 プローンカレー(ケーララ)は海老のカレーだし、フィッシュカレー(ケーララ)はサワラとか、マナガツオのカレーだし、マチェル・ジョル(ベンガル)はこれまたサワラとかマナガツオを使ったフィッシュカレー、またスリランカのカレーはオクラ・カレーといいながらその実モルディブ・フィッシュという日本でいうなまり節系(鰹節のソフトタイプ?)がペースト的なのか、ダシ的なのかふんだんに入っているし、結構海辺の街は海産物食べてますの世界なのか?

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2013年11月21日 (木)

日常の中の中?

Sugikonbiコンビ・サンド  スギウラ・ベーカリー  \150

 何かと言えば、ハムサンドと卵サンドの取り合わせなんですけど、うーん、シンプルイズベストなサンドウィッチかなぁ?昔懐かしいとでもいおーか?で、こちらのサンド、ハムは普通のロースハム(だと思う?)で、卵はゆで卵のそれで甘くない系?どっちかというとほんのり塩気きいているかなぁ系だろか?ハムの方はマスタードもほんのりきいている系かもしれない(笑)

 でもって、本サンドの特色は、このパンにあると思われ、いえ、フカフカなんですよ。今時のサンドイッチのパンって固めが多い気がするよーな気がしていたんですが、久々に柔らかいというより、フカフカ系きたぁーっで、こちらのパン屋さん、もしかして食パンがウリなのか?

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2013年11月20日 (水)

外面のススメ(笑)

悪の読書術  福田和也  講談社

 表紙コピーが、成熟した大人になるには読むべき本と読んだら恥ずかしい本がある。白洲正子、村上春樹、林真理子、高村薫ら人気作家の戦略的な読み方」とあるのですが、うーん…読後の正直な感想はいかにも文系のおじさんが書いた文章だなぁですかねぇ…遡上にのっている本は、日本のフィクション、ほぼ小説系という事になるんだろか?ついでに言うと、タイトルの悪なんですけど、どの辺りが悪なのか?これまた、ふーん、な感じかなぁ?読解力がなくて済みませんの世界か?しみじみと文学部いかなくてよかったかなぁ…適正ないわ、絶対…

 著者的に表現するところの、社交的読書って奴がメインな話なのかなぁと思いますた…よーは見栄張ってナンボ、とゆー事らしー…楽しみでする読書というよりは実生活の戦略としての読書ですかねぇ?よそゆきの読書というか?他人様に、愛読書は?と訊かれて答えるならこの本みたいなノリですか?

 よーは他人から一目おかれる本を出さないと社会人としてどよ?という事らしー…こんな本読んでいるとこんな人に見られるよという、ある意味人生指南書か?

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2013年11月19日 (火)

茶前酒後?

お江戸東京極上スイーツ散歩  岸朝子・選 逢坂剛・著 遠藤宏・写真  PHP研究所

 食欲の秋で、スイーツの秋でいいじゃない(笑)と…本書はタイトルからして分かると思いますが、和菓子のガイド本というか、エッセイ本でしょーか?江戸時代から現代に続く老舗がズラリと並んでおります。で、著者一同のお名前を見ればこれまたお分かりの通り、かの料理記者歴50年だか、55年だかの岸朝子先生が選定し、それをこれまた大の甘味党の逢坂剛先生が各店に行ってみました食べました書きました記ですか(笑)まぁ、とにかく甘党の甘党による甘党の為の本と言った方がいいのかも?書いている人が甘党だから、もー愛が全開で微笑ましいというべきか(笑)

 本書を拝読して知ったのですが、餡子、所謂小豆餡の方は自家製のお店はあるけれど、白餡を自家製でするお店って実は少なかったのですか?プロの和菓子屋さんでそれとは、白餡ってそんなに焦げやすかったのか?真っ白に作るってとっても大変だとか…

 後、お汁粉の定義ではないですけど、分類?関東ではこし餡を使ったのを御前汁粉、つぶ餡を使ったものを小倉汁粉と呼ぶのが普通だけど、関西ではつぶ餡の汁粉はぜんざいというそーな…何かうどんだか、蕎麦だかのきつねの話しに似ているよーな?土地によって意味するものが違うと(笑)

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2013年11月18日 (月)

別に天地あり、人間にあらず(笑)

バカなおとなにならない脳  養老孟司  理論社

 どゆ本かというと所謂子供向けの本という事になるのでしょーか?でもって、小中高生の質問に答えてみたらこーなったみたいな一問一答方式でしょか(笑)素朴な疑問が多い気もしないでもないんですけど、鋭い突っ込みありの、何じゃそりゃありの、それこそ千差万別な質問の嵐かなぁ?ただ後書きが著者は「まあ、他人のことは言えませんが、親がまともに生活していたら、出ない質問が多いと思いましたね」ですかねぇ…著者が医師、解剖学者、脳科学者という看板を背負っているせーもあるのかもしれないですけど、質問の殆どがヒト、人間に関する事ばかりというのは気になった…子供達の顔は完全に人間だけに向いているんだぁと…

 も一つ質問で多いんじゃないのか?と思わされたとこは脳に対する質問系だと思われですけど、頭がいいとは何か?賢くなるのには?勉強が出来るのは?などなどは、相当親や教師達にハッパかけられているんだなぁと…一例としては両親が大卒じゃないから、頭いい、成績がいいに「親が親だから限界があるよ」と言われたそで頭の良し悪しって遺伝ですか?って言う質問もあったりして、ちなみに限界説を耳打ちしてくれた人がその子の友達なんですよね…いやー子供間で既にそーゆー認識なんだと…おろろいた…

 そんな現代の悩める子羊達の質問がズラズラリと(笑)ついでにそれに著者が単刀直入一刀両断で突き進んでおりまする(笑)

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2013年11月17日 (日)

そして本は巡る?

パブリッシャー  トム・マシュラー  晶文社

 サブタイトルが、出版に恋した男なんですが、英大手の出版社ジョナサン・ケイプ社の出版人(社長?)だったお人の自伝…出版者としては「2000年末、イギリスの業界誌「ブックセラー」に「今世紀の出版界でもっとも影響を与えた十人の出版人」の一人の選ばれた」お人なんですね…まぁ著者の下で本出した作家、十人以上がノーベル文学書をとっていらっさるそーなのでおしてしるべしですかねぇ(笑)成程ストックホルムというより、欧米か(死語?)なんだろか(笑)

 ちなみに著者はブッカー賞の創設者でもありまして、この辺りは英国の菊池寛というとこか(笑)とにかく、英と米の作家遍歴が凄くて登場する作家の数が尋常じゃないんですよ、奥さん(誰?)フィクションには全く無頼漢の己でも知ってる名前がぞくぞく登場してきまする…その他、演劇、映画、画家に写真家、絵本、料理etc.まで手広く出していらっさいます(笑)

 まぁ、この手の本というか、男の自伝というと、仕事の話か、趣味の話か、家の購入(男の城)がメインの話が多しなんだろなぁと思ったら、その通りでした(笑)生い立ち的にはベルリン生まれでごたぶんにもれずWWⅡで英に脱出してきた一家から、出版界に入って成功しました、挫折もあります、でも大丈夫みたいなノリっすかねぇ?まぁ、とにかく一時代を築いたお人ですから凄いお話でございます。例えばロアルド・ダールとか、カート・ヴォガネットだけでも一冊本になる位の交友があるみたいだし(笑)

 ただ、まぁ個人的好みというか、読後の正直な感想から言わせてもらうと、仕事に生きた男性というので思うのは家族と社員は大変だろな、と…著者とお近づきになるのなら作家以外、もとい才能のある作家以外ではアレなよーな気がするのは気のせいか?いえ、悪い人ではないですけどね、むしろとてもいい人のよーですけど、まぁこれが英米的なんだろなぁと…後、男の自伝に添えるなら一昔前は華麗なる女性遍歴もあったけど、こちらはそれはないと…既婚者の場合はなくなったよねぇ(笑)

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2013年11月16日 (土)

非本来的絶望(笑)

ぼくらの頭脳の鍛え方  立花隆 佐藤優  文芸春秋

 サブタイトルが、必読の教養書400冊なんですが、著者達については今更なのでアレですが、ブックガイド…本の並びもありますが、何で本書を選択したか?な対談の部分が、いよーにかっとんでいるというか、濃いぃぃというか(笑)一球入魂というか、本に対する構えがまずパンピーとは違うよーな…

 さて、時代はネットでして、今更時間かけて本なんて読まなくても情報なら瞬時に入るやんけの世界ですけど、「ネットで最先端の情報に辿り着き、わかるためには、評価の定まった基礎的な本を読んでおかなければならない。そうでないと、そもそも検索エンジンにどういうキーワードを入れていいのかわからないはずですよ」(@立花)という事になるのかなぁ?まぁ年々、世代が若くなるにつれて本とか、紙媒体に対するソレが薄まっている気がしないでもないが?その内、本読めなんてのも老害とか言われる日が来るのだろーか?

 読書に対する概念とか、スタンスが今後どーなるか?はともかく、「脳と読書・識字の相関は脳科学の世界では常識です」(@立花)という事になるらしー…「日本語の場合、平仮名があって、片仮名があって、漢字がある。それで音と文字と意味とがそれぞれに微妙にずれている。脳はこうしたずれがあればあるほど、その複雑さに順応するために高次の発達をとげるんです。だから日本人の脳はすごくいい脳になった」(@立花)とな…ホンマでっかぁーっ?だとしたら日本語万歳なのか(笑)

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2013年11月15日 (金)

お・こ・だ・わ・り・(笑)

銀座八丁目探偵社-本好きにささげるこだわり調査録  北尾トロ  メディアファクトリー

 元祖、体当たり企画という奴でしょーか?本の疑問を追いかけて、追いかけますどこまでものノリかも?時には清掃車を追いかけて、時にはちり紙交換を行い、駅のごみ箱を観察し、電車の網棚の雑誌、新聞の行方を追う、コミケに出場し、行くとなればNYまで行きまっせとなり、翻訳や絵本に挑戦し、オチ的なのか古本屋業にまで手を出す始末…これ今でも続いていらっさるんだろーか?

 本のリサイクル的なとこでは、電車内のそれもおろろいたけど、駅のごみ箱ってそんなに煩雑に捨てる、拾う、捨てる、拾うの循環が行われていたとは知らなんだ…で、疑問も一つとけた…駅の近くにゴザ敷いて露店もどきで本とか、雑誌とか売っている行商の人のアレって、リサイクルの果ての話だったんですねぇ…捨てた物が売り物になるという、何とゆーにっぽんのしほんしゅぎ(笑)

 私的に共感度では、駅の本屋での衝動買いでしょーか(笑)電車の時刻は迫っている、お目当ての本は無い、さて、ではどれを選ぶか?咄嗟に手に取った本は当たり外れが激しいというのはよく分かる(笑)

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2013年11月14日 (木)

うへえ、こんな文章を書いていたのか(笑)

読書の方法  吉本隆明  光文社

 サブタイトルは、なにを、どう読むかなんですが、著者による読書をメインにしたエッセイ集でしょーか?長年あちこちに書き散らしていたものを集めてみました、ついでに本人もそんなの書いたっけ?的なのもありますが、どーよ、みたいな(笑)他にインタビューというか、対談も少し入っていますかなぁ?インタビューの相手は編集さんか?後は中沢新一と荒俣宏、うん、何となくそーゆー本です(笑)

 「書物を読むということは、そこにかかれた表現をたどり、著者の精神的な生活を、追体験することをさしているから、たとえ、数十冊の推理小説を追っても、ひとつもよんでいないこともあるし、たとえ、一冊の他人にはつまらないとおもわれる書物でも、精神的な大事件のようによむこともありうる」に全て凝縮されているよーな?読書とは真に個人的事柄であるとか(笑)

 著者的正直さでは、読書法を尋ねられて「ここ一年で、小説やら何やら新刊本を百冊近く読んでみたんです。正直な感想を言わせていただければ、やっぱりこりゃまいったなぁー、そうとうひどいなぁー(笑)」いやはや全く正直者乙でしょか(笑)

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2013年11月13日 (水)

読んで、読んで、読んで、読んで?

読んでいない本について堂々と語る本  ピエール・バイヤール  筑摩書房

 一冊いっとく(笑)みたいな本かなぁ(笑)いや、実に仏的です、パリのエスプリがいぱーいと言うよりは、たんまり(笑)これぞ、仏人の書いた、書く文章だよなぁと拝んじゃいました(笑)世の中にはごまんと古典があり、読んでいるのが普通だよねな本がこれまたたくさんたくさんたくさんあるじゃないですか?で、世間はそれを当然読了しているものとして訊いてくると、その時あなたならどーするぅぅぅぅ?なお話でしょか(笑)たいていは知ったかぶりで墓穴掘るが多いみたいなんですけど、他に道は無いのか?で、その果てしない模索ワールドへようこそだろか?「ただ、これはタブー視されている主題である。この種の考察はいくつもの禁忌を破ることではじめて可能になる」

 世の中は本に対するスタンスとして、読書義務、通読義務、読了した事を前提にして本について語る事というのが暗黙の了解としてあるそーな?そーだったのかっ?で「義務や禁止からなるこの規範の体系は、結果として、人々のうちに読書に関する偽善的態度を生み出した」とな…ついでに言うと学者の間では「嘘をつくのは当たり前になっている」とな…これまた、そーだったのかぁーっ(笑)必読書万歳ってか(笑)

 て、事はもしかしてこれは究極の見栄張り大会の様相を呈してきたのだろーか?読んでないのにコメントする、尤もらしくステートメントを発表する、あると思いますの世界かな?でして、少なくとも著者は「本を前もって読んでいなければ評価できないとは思っていない」そー(笑)よく知らない本も、聞いたこともない本もどんと来いの世界ですかねぇ(笑)

 てな訳でそんな読書生活というか、非読書生活についてなんですよ、奥さん(誰?)

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2013年11月12日 (火)

本は面白いというので十分です(笑)

書物との対話  河合隼雄  潮出版社

 どゆ本かというと本の解説と書評かなぁ?他者による本の紹介というのは、いつも本の地平は限りなく遠いなぁと実感する事になるよなぁ…読んでも読んでも読んでもたどり着けないその向こうってか…世界って広いや(笑)でまぁ本の種類についてもアレなんですけど、その本の解説で再びおろろきが(笑)そーだったのかぁーっ(笑)とまぁ、本書は一粒で二度おいしい本かもしれません、メタにはメタの道があるんですよ、奥さん(誰?)

 初っ端は伊の昔話、民話から恐いものなしな話となって、振り返る現代ってか、人がそう簡単に変わるものでもなしなんだろか?的な教訓として見るもありだと思いますが「ふとあるとき、己の影に直面したときは死ぬより仕方ないだろう。恐いものなしか、何かのことですぐに自殺するか、あまり感心した二者択一ではないが、何か現代の日本の状況に通じてくる思いがするのである」とな…敵は己の中にありってか(笑)己の影を自覚する事によって人は「他人の悲しみや苦しみを共感することができるし、自己中心性をこえることができる」とな…成程、最近自己チューと自殺が増えてきたとゆー事はそゆ事なのかと納得のお話か…

 著者の文学に対する好みもこれまたハッキリしていておステキとか(笑)「文学的に価値の高いと言われているものは、私にとっては何も面白くないのである」とこれまた初っ端から純文学否定して下さっているし(笑)ちなみに埴谷雄高の場合は「だれも行ったことのないだれも知らない、一寸先は闇の世界に歩をすすめ、そこで見聞きしたことを書く」事が文学なのだそー…文学ェ(笑)

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2013年11月10日 (日)

裏を見せ、表を見せて、散る紅葉(笑)

もみじ狩り 京都、紅葉、百景。  写真・日竎貞夫  藝神舎

 表紙コピーが、Autumn colors in Kyoto,131 viewsと保存版・写真集と古都の名所、秋景色。でして、裏表紙のコピーが、京都観賞のお伴に!と紅葉狩り、百三十一景。とありまして、これでだいたい見当がつくよーな(笑)写真集は写真集ですけど、ハードカバーではないし、サイズもA5位なのでコンパクトと言えばコンパクトか?それなりに厚みはあるけど(笑)

 まぁ何にしても秋の京都で紅葉とくれば、ただひたすらに美しかぁーっの世界が展開、もー言葉なんていりませんっですかねぇ…でも一応、名所一つにミニ解説がついていますので、しかも更に要約の英語文もある…で、さすがインターナショナルな都市、京都…これは海外へのおみやに一つどーでしょ?のノリかなぁ?ちょっと重いけど(笑)

 取りあえず、興味のある方は一冊どよっとお薦めしとこー(笑)

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2013年11月 9日 (土)

取りあえず、神社(笑)

日本全国ゆるゆる神社の旅  鈴木さちこ  サンクチュアリ出版

 どゆ本というと著者の神社行脚の旅日記でしょか?タイトルにゆるゆるとあるよーに、本当にゆるゆるです。どーしてそーなったぁー?とか、どこ行くだぁー?という疑問が浮かびますが、はっきりいって著者の思い付き、何となく行ってみよーと思いけりの世界が展開…でもって、初心者向けなんでしょかねぇ?まずはお参りの作法も途中で入る位ですから(笑)とにかく、行ってみると著者の気分がいい(向上する)から取りあえず行ってみよーみたいな話し…本当にタイトルに偽りなく、ゆるゆる(笑)

 で、主な感想が著者の主観によるものが多いので、これまた、空気変わったとか、潤いきたぁーとか、パワーを感じるとか、こればかりは行ってみないと分からんだろー?全体的にテンション高目というか、修学旅行の小学生の感想文みたいなノリと言ったらいいのか?本人が舞い上がっているのはいいけど、さぁぁぁぁ(笑)

 ちなみに本書では京都、山陰、熊野、鹿島、江の島、石川、浦和、奈良、甲府、伊勢、宮崎と御岳山にお出かけしてます。東北、四国がないのは何故なんだぜ(笑)後、北海道と沖縄もか(笑)

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2013年11月 8日 (金)

本は魂の栄養である(笑)

図説 本の歴史  樺山紘一  河出書房新社

 本についてのエッセイというより解説か?基本それが見開き二頁で一つの項を説明している感じかなぁ?本という範囲がどこまで入るのかは正確には知らないが、本書だと紙とか、字とか、印刷とか、図書館とか、本屋とか、読書とか、色々ありますが、新聞とかメディア系まで入っているんですよね…印刷業界全てとゆー事でオケ?ちなみに巻末には印刷博物館のお知らせまで掲載されているし…飯田橋にそんなのあったのか?

 それはともかく、本書の初っ端が本とはなんだろうという項で、「音声ではなく視覚によって伝達される情報の集積」だとな、でもって「それが社会的な情報伝達の手段」でごわすとな…しかも「本とは情報を運搬したり、保存したりするための手段」となるそー…定義的にこんなとこじゃね?らしー(笑)

 簡単なよーで、その実、本とは何ぞや?と言われると、人ぞれぞれに千差万別の言葉が返ってきそーだけど、まっ言葉を獲得した時からその流れに沿っている感じじゃなかろーか?文字が出来たら、もーね(笑)

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2013年11月 7日 (木)

触媒都市?

パリの異邦人  鹿島茂  中央公論新社

 どーゆー本かというと、パリと作家かなぁ?パリを訪れた者、滞在した者、パリを舞台にした者、それはどーゆー人達か?もしくはどーゆー作品か?で、掲載されているのが、リルケ、ヘミングウェイ、ジョージ・オーウェル、ヨーゼフ・ロート、ヘンリー・ミラー、アナイス・ニン、エリザベス・ボウエン、ガートルード・スタインの各氏…有名どこがズラっとか(笑)

 で、最後の女性三人を除いて共通しているのは、貧乏(貧困)と愛(エロス)かと…何か、作家というのはこー究極貧乏、底辺の生活、社会悪と見せかけて自堕落な自分史というか、私小説というのがセオリーなのか(笑)若き日の持てるものが何もない突き抜け感とかが凄いって事なのか?はたまた19-20世紀にかけての社会保障が無いに等しいすざまじさなのか?まして異邦人ですから、旅行者や長期滞在者でいる分にはまだしも、突き抜けていけば移民問題に通じていきそーで…

 また、当時の生命観が違うのもあぶりだされていく訳で、タイタニックの沈没事件についても乗客の中で女性と子供が優先的に救助されたという美談が、パリの侍女の見解だと違うと見えて「そんなことをするのは愚かであると断定」したとな…その心は「もし婦人と子供だけが生き残ったところでなんになるのだ。一家の働き手を失った家族は途方に暮れ、一家離散になるだけではないか」だからとか…「それよりも、乗客全員で籤を引いて、何組かの家族を救出したほうが賢明ではなかったのか」だそな…スタイン的にはこれが「フランス的伝統」なんだとな…

 とにかく、驚いたのはホームレスも犯罪者なんですよ、パリって…「1992年の新刑法施行の前までは、ヴァガボンダージュといって「定まった住所も生計ももたず、定職のない状況」はそれだけで軽罪を構成するとされていたのである」なんだそな…自由、平等、博愛、フランス万歳ってか(笑)パリの警察はホームレスを犯罪者として捕まえるものだったんですねぇ…

 で、これが何を意味するか?というと、外国人旅行者もひとたび宿を失ったら、「一気に「犯罪者」の身分に落ちてしまったはずである」なんですよ…スゲェ現実感…パリに来た作家が貧困をテーマにするのも切実ってか…

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2013年11月 6日 (水)

どっちが正しいのか私には正確にはわかりません(笑)

感染症は実在しない  岩田健太郎  北大路書房

 何となく秋にというか、冬が近づくとインフルエンザの季節がやってくるよな気がしていたんですが、その実インフルエンザって年中無休というか、季節関係なくあるもんだったんですね…今だとインフルエンザ判定簡単にすぐに分かるよーになったそで、そっすると夏でもあるぜよの世界だったとな…まぁ、それはともかく、本書のサブタイトルは構造構成的感染症学、何か舌かみそーな早口言葉かなソレですが(笑)どゆ本と一言で言うとタイトル通りという事になるんでしょーか?

 人生は幻想であるという幻想論があるとすると。こちらは病気は(人生も?)現象であるになるんですかねぇ?結核、イルフルエンザ、MRSA、糖尿病、高血圧、高コレステロール血症、メタボ、がんetc.と最近流行りの(?)病例を持ち出して、果たしてどーよ?というお話が前半延々と続いている感じかなぁ?現代医療とは何ぞや?の世界と思われ…

 病気は実在するのか?否か?というか、人生いろいろ、治療もいろいろ?

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2013年11月 5日 (火)

取りあえず読書?

わたくし的読書  太田垣晴子  メディアファクトリー

 ちょい古の読書記なんですけど、お題にネットとかあったりして…イノベーションって確かにあるんだなぁと一見関係なさそーなこゆ本でも移り変わりが分かるってか(笑)構成としてはお題に沿った本を三冊位上げて、その後著者のお題についてのチャチャというか、解説というか、思い出というか、読書感想文というか…が絵と文で綴られている感じかなぁ?スピードの行先という章では、アイルトン・セナ、ミルクマン、頭文字Dのラインナップ…

 セナの伝記なんて時代を感じるなぁとつい微笑ましくなってしまうんですが、とにかく男の世界だと思われかなぁ(笑)どちらにせよ、どの本もより速くが至上な世界でして…著者的にはあんなにスピードに固執する必要はあるんだろーか?的な素朴な疑問を投げかけていらっていますが、そこが男のロマンなんでしょーねぇ…新幹線の300km/hと自動車での300km/hはやはり体感からして違いそーだし…Gとか…

 お題も色々、本も色々、どの方向に進むのかは?読んでみろという事でしょかねぇ(笑)

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2013年11月 4日 (月)

どの不如帰にしますか(笑)

ローマ人の物語 20 悪名高き皇帝たち 四  塩野七生  新潮社

 時は紀元54年第五代皇帝ネロが即位致します。ちなみに御年16才、紅顔の美少年もとい美青年きたぁーっとなる訳ですね、分かります(笑)ローマは歓喜に包まれたとな(笑)市民は心機一転、元老院は解放奴隷による秘書官政治、官僚制の撤廃を望んで、皆さん希望が見えたぁーの世界だった模様…まぁ爺より若人だよね、分かります(笑)

 そしてこの若き皇帝の後見人というか、補佐はかのセネカなんでござる。でしてよーは回りの大人の手が上手く立ち回って、青年皇帝誕生となった雰囲気でしょか?勿論、リップサービスも忘れません(笑)でまぁ元老院よりの施策がどどんと出てくると…元老院を立法の最高府に戻すよとか、司法を元老院に戻すとか、ええ裁判の陪審員って元老院と騎士階級で占められていたんですよ、そこで属州民が裁判するとして、判決はねぇ…しかも私邸と官邸を分けるというのも早い話秘書官の排除ですから…元老院としてはヤタァーでしょお(笑)更に、貧困状態にある元老院議員に毎年年金を支給するよとなれば歓喜しかないでしょー?別に食うに困っている訳じゃないんですよ、「元老院議員にふさわしい生活水準が保てない人への年金支給」なんですよ(笑)

 かくして、今までにない大人気、高支持率でネロが舞台に登場したとな(笑)

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2013年11月 3日 (日)

美しさは罪ぃ(笑)

天才の栄光と挫折  藤原正彦  新潮社

 サブタイトルは数学者列伝なんですが、数学者というか、数学そのものがパンピーには、そんなの関係ねぇー(死語?)だと思ってましたが、本書読んで思うのは、もしかしてこの世で一番生き方下手なのが数学者になるんだろーか?と思ってしまう位、一途な人多しですかねぇ…己も曲げない、数式も公式もね、となると、孤独な晩年か?早死にの二択になるんだろーか?と素朴な疑問が?

 本書に登場していくる数学者の皆さんは、アイザック・ニュートンに、関孝和、エヴァリスト・ガロワ、ウィリアム・ハミルトン、ソーニャ・コワレフスカヤ、シュリニヴァーサ・ラマヌジャン、アラン・チューリング、ヘルマン・ワイル、アンドリュー・ワイルズの九人…トーシロでも名前だけは知っているビックネームがズラリとな(笑)

 でもって、家族運というか、縁が無い人が多すぎな気がしないでもないが…比較的何とかなっていたんだろーか?なのは最後の二人位か?尤も、ワイルズはまだ生きていらってるはずだから、そーそー奇をてらう事は書けないだろーしなぁ…そんな理由か知らないけれど、他のメンバーは思い出の地巡りや関係者に会っていたり、紀行的な要素もふんだんにあるのに、何故かワイルズだけはフェルマーの定理関係の話が多いよな気がするのは気のせいか(笑)

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2013年11月 2日 (土)

クリシェ、クリシェ(笑)

街場の読書論  内田樹  太田出版

 どゆ本かというと、本についても語っているし、文についても語っているし、人についても語っているし、論についても語っている事になるのかなぁ?総じて言うと文章と私でしょーか?うーん?著者が読んだ本もあり、著者が書いた本もあり、そして本を取り巻く外界ありで、その回りをぐるぐるしている人達でしょかねぇ?

 読書とは何か?蔵書とは何か?著作権とは何か?著作者とは何か?ネット社会到来で、環境の激変が本という世界にも到来している模様かなぁ?いや、もー古いという感覚もあるやもしらんの世界かもしれないけど、当事者の間では旗色を決めろが展開しているよーだし…これも白か?黒か?に奇麗に二分される事になるのかなぁ?こーゆーとこが欧米か?(死語?)な気がするのは気のせい?

 まぁそれはともかく、最初の文学棚辺りの少女小説はいいとか、漫画について語っているとこあたりはほのぼのとしたまったり感で進んでいるので、ある種読書の楽しみという雰囲気で、いーですよねぇで済んでいるんだけど…頁が進むにつれて現代に近づき、殺伐感というより切実感が滲み出してくる気がするのは何故だろう…

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2013年11月 1日 (金)

どこでもご飯?

戦場でメシを食う  佐藤和孝  新潮社

 どーゆー話かというと、紛争地のご飯だろーか?ちなみに著者はフリーのジャーナリスト…で、本書に出て来る国が、アフガニスタン、サラエボ、アルバニア、チェチェン、アチェ、イラクと名前聞くだけで、何となく分かる気にさせられるよな…報道も現場まで出張ると凄い事になっているんだなぁと納得の一冊でしょか?

 お題がご飯のせーではないんでしょーけど、本書はある種この世の極限状態の地でありかながら、全体的に殺伐としていないとこが凄いとかなぁ?更に言うなら、上から目線でないとこも…この手のルポって現地は、世界はこんなに凄い事になっているのに、平和ボケしている日本はぁーっというお怒りモードというか、説教モードというか、大上段モードが多いよーに見受けられる昨今…本書の著者は現地に入るまで知らない事は何も知らなかったと、分かったふりはしないんですよね…この押しつけがましさがないとこは素直に凄いと思いまする。正義はふりかざすものじゃないんですよ、奥さん(笑)

 それでも、各地でえらい目にあってはいますが、一例をあげると留置場でハンバーグを食すの巻でしょか?アフガンにもハンバーグあったのだなぁと、何か日本のイメージと違う気がするけど(笑)ちなみにアフガンのハンバーグはチャプリカバフというそーで羊肉で作られているそな…さすがイスラムなのか?で、日本なら小ぶりのそれが向こうだと鍋大の特大サイズのハンバーグになるらしー…ひき肉の他には香菜と靑唐辛子入りだとか…それをナンにはさんで食べると…切り分けてというか、ちぎってというか、で留置場の人達と一つ鍋もとい皿を分け合って食べる事になるんですが…ちなみにチャブリとはサンダルの事を指すそーで、日本語にするなら草鞋ハンバーグじゃね?と(笑)

 と、かよーに戦場でも、留置場でもご飯食べていますよの世界か?現地的なものもあれば、インスタント的なものもあるし、悲喜こもごもで臨場感ありまくりでございます…

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