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2013年11月18日 (月)

別に天地あり、人間にあらず(笑)

バカなおとなにならない脳  養老孟司  理論社

 どゆ本かというと所謂子供向けの本という事になるのでしょーか?でもって、小中高生の質問に答えてみたらこーなったみたいな一問一答方式でしょか(笑)素朴な疑問が多い気もしないでもないんですけど、鋭い突っ込みありの、何じゃそりゃありの、それこそ千差万別な質問の嵐かなぁ?ただ後書きが著者は「まあ、他人のことは言えませんが、親がまともに生活していたら、出ない質問が多いと思いましたね」ですかねぇ…著者が医師、解剖学者、脳科学者という看板を背負っているせーもあるのかもしれないですけど、質問の殆どがヒト、人間に関する事ばかりというのは気になった…子供達の顔は完全に人間だけに向いているんだぁと…

 も一つ質問で多いんじゃないのか?と思わされたとこは脳に対する質問系だと思われですけど、頭がいいとは何か?賢くなるのには?勉強が出来るのは?などなどは、相当親や教師達にハッパかけられているんだなぁと…一例としては両親が大卒じゃないから、頭いい、成績がいいに「親が親だから限界があるよ」と言われたそで頭の良し悪しって遺伝ですか?って言う質問もあったりして、ちなみに限界説を耳打ちしてくれた人がその子の友達なんですよね…いやー子供間で既にそーゆー認識なんだと…おろろいた…

 そんな現代の悩める子羊達の質問がズラズラリと(笑)ついでにそれに著者が単刀直入一刀両断で突き進んでおりまする(笑)

 アリス的に青少年向けって、そーいえば乱鴉で子供向けの本出したとか言ってたっけか?まぁアリスはミステリだけど(笑)後は子供だけあってゲーム系の質問も結構あるよなぁ…絶叫城じゃないけど、ゲーム脳はあるのか?否か?それが問題だってか?これまた当たり前ですが、親や教師にゲームはほどほどに、むしろ止めろ的な話も出ているみたいだなぁと…これまたおろろいたのは親に止められて家でやれないから、弱い子の家に行ってゲーム三昧って…

 ゲームには中毒性があるという事が問題か(笑)日常や自然と違ってゲームは思い通りになるというか、閉鎖系の話しで奇麗にまとまるとこですかねぇ…まさに自分の世界(笑)しかも「報酬がえられる」となれば、まさにハマルに直結してそのままな人も出てきてしまうという事なのかなぁ?うーん…

 他にアリス的というと犯罪と脳の関連性でしょか?「ロスアンジェルスで四十名ほどの、衝動殺人犯の脳ミソを調べた。全員の前頭葉機能が、ふつうの人より、はっきりと低下しているという結果が出ています」とな…で、連続殺人犯の場合は「前頭葉機能はふつうなんだけど、扁桃体機能に問題があった」とな…この手の話しは准教授なんかは熟知してそーだよなぁ(笑)傾向ははっきりしているとゆー事か?キレやすい脳というのも前頭葉と関係あるとなると…貴方の脳はどんな脳の世界か?貴方の脳には癖があるってか?

 本書的にハーヘーホーとおろろいたのが、言語と脳の関係のとこでしょか?の前に漢字、チャイニーズキャラクタで輸入品のはずなのに、これに音訓読みしている時点で「漢字を日本語にしちゃったんです。みんな、ほとんど気づいてないけどね」とな…やっぱ「日本語くらいヘンな言葉はないんですよ」ですかねぇ(笑)

 それを踏まえてじゃないですけど、光トポグラフィーの実験によると新生児でも母国語は分かるというか、反応するんですよ、奥さん(誰?)母国語(母親の言語)を母国語として区別していたとな…国語ってパネェ…

 で、これまたこれを踏まえてバイリンガルの問題…小さい時に仏にいたと帰国したら日本語がうまくできない…塾に行っているけど今一だ…さてどーしたもんか?と子供自身が質問投げているとこが、事の深刻さを思うんだけど?でもって著者の答えもこれまたシリアス…「場合によっては、強制的にバイリンガルにしようとすると、いろんな障害が起こったりもする」そな…そーだったのかぁーっ?「親はおそらく、単純に両方できればいいと思っているんだろうけど、その考えは甘い」って…今日本の教育も職場もバイリンガル万歳の世界ですけど?「言葉っていうのは、そんなにどんどん入るものじゃないんです」って…ホンマでっかぁー?となり「子どもにほかの言語を教えるっていうの、はやりみたいだけどね、そんなに簡単に考えるべきではありません」って…いやはやいやはやの世界だったのかぁー…

 豆知識も満載で「県庁が立派な県って、ロクなもんじゃないんだよな。ちゃんと毎日仕事していたら、立派な県庁なんか建ててる暇ないものね」とか、「東京都なんて、いっぽうでカラスを駆除したら、いっぽうでハトの糞公害が問題になるわけでしょう。バカだよね」とか、先生ネタに困っていませんね(笑)と本当にタメになるお話ばかりですので、詳細は本書をドゾ(笑)

 ちなみに本書で一番そこまで言うか大賞は「脳がちがうんじゃありません。あんたの考えが足りないんです(笑)」ではなかろーか(笑)今時、なかなか言える科白じゃないよねぇ(笑)理解が足りないとか、他者との違いを受け入れられないとか、結局、キレルとか辛抱とか我慢の世界に結びつくんでしょかねぇ…結果しか見ない現実のせーなのか?いえ、物事って必ずプロセスという間があるもんなんですけど、これまた流行りの想定外か(笑)

 問題なのは言われなければ分からないを通り越して、言われても分からないに突入している今ですかねぇ…いやはやいやはや(笑)

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