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2013年11月25日 (月)

真理がわれらを自由にする又はいつでもどこでもだれにでも。

読書三到  紀田順一郎  松籟社

 サブタイトルが、新時代の「読む・引く・考える」なんですが、日本の戦後本史ですかねぇ?読み手から見た?いえ、焦土という事は焼け野原でして、図書館も本屋も本も焼けたったぁーの世界から、21世紀の本事情でしょか?

 の前に、本というのは読むものだと思っていたら、引くものでもあるとゆー立ち位置から本書は始まっているよーな?何がと言えば、辞書なんかはまさに読むじゃなくて、引くだよね、な話でしょか?で、これ、現在となるとネットがまさにこれ、読むよりも引く、ピンポイント情報つまみ食いというのが、そじゃね?って事に…ちなみに著者によると引くという事は「一冊の内容の必要部分だけを探し出したり、他の一冊と相互参照したりすること」となる模様…

 で、検索となれば索引が必要になーるじゃありませんか?となり、日本は索引の習慣がないよね、と…ちなみに西洋のそれは聖書からきてるんじゃねとゆー…あの何章何節というのは膨大な索引の賜物だったのかぁーっ?かくて西洋の書物には引く為のノウハウが積み重なっていくことになると…

 ついでに言うと日本は素読の国だもので、よーは丸暗記が正義の国ですから(笑)部分読み馬鹿言ってんじゃねぇー、男なら丸暗記じゃーと明治まできて、未だにその傾向を引きずっている模様(笑)

 アリス的に本はそんなの関係ねぇー(死語?)の逆張りと思われでして、図書館の複本購入のとこかなぁ?全然知らなかったのですが、「かねがね新刊の図書館配架を六か月待って欲しいと図書館側に要望している日本推理作家協会が、十二月に中川昭一経済産業大臣に面会し、作家側の立場を訴えている」そな…よーは同じ新刊を大量に図書館が仕入れるのは止めれとゆー話らしー…著作権については、作家の死後の話とか、電子書籍とか、ネット系のそれが話題にのぼっていたよーな気がしていたけど、図書館関係まであったのか?

 うーん、ミステリが売れなくなったとは聞くには聞いた事あったけど、ここまで売れなくなっていたとは知らなんだ…売れ線のホラー作家協会(あるのか?)はどーなんだろぉとふと思ってみたり…ちなみに「作家や文筆家のなかには、意外に公共図書館に冷淡な人が多い」だそーで…更に、学者、文化人も右にならえで、公共図書館の立ち位置って、モロにパンピー向けなのか?書で商売している人達にとっては本は買って読むもの、異論は認めないの世界なのかなぁ?

 活字離れや、長引く不況や、日本のとっても狭い住宅事情をかんがみるに世知辛い世の中じゃあーりませんか?ですかねぇ…鳴物入りで登場した電子書籍も今一な気がしないでもないけど、どなんだろ?どこぞでは爆発的人気なんだろか?

 それにしても戦後図書館、更に市町村の歩みは、現場の人達は何とゆーか、凄いわ…詳細は本書をドゾですけど、何事も立ち上げにあたった人達は皆、激動の世界だなぁ…明治の図書館なんて西南戦争でお金なくなったから国から東京府に身売りしているし…鹿鳴館より図書館だろーと思うのは気のせいか(笑)日本で初めて国語辞典をつくった大槻文彦とか、こちらも予算不足で自前で出せの世界だし…文化国家日本って、どこにあるんだぁーっ(笑)

 辞書的な豆知識で、今だとアルファベット順とか、あいうえお順とか当たり前になっていますけど、これ最近の話だったとは知らなんだ?分類の仕方というかが、辞書まで格差社会とは…どゆ事かとゆーと、最初に神様系があって、次に王様系があって、庶民系があるとゆー並び…このアルファベット順というのだけでも自由平等博愛の世界なんですね、本当に有難うございました…

 本書、その他色々あるんですけど、今だとやはりコンピュータ化の話がリアルタイム的で凄い…平成史というか平成本事情って、激動の時代だったのだなぁと思いますた…まずワープロありきの世界で…ネット以前の話ですが、漢字が少ない…そのコード決めから作っている人達は理系、現場の方なので、文系な話、要望は言い方悪いがそんなの関係ねぇー(死語?)でして、ビジネスで使える機械を目指していた訳ですね…

 で、純粋に文学的なソレもあるけど、何より日本は地名が複雑、ついでに名前もこれまた複雑で、そんな漢字はどこにあるから、そんな漢字の読み方あるんかから、喧々諤々な世界に突入していく訳で…ちなみにJIS規格の委員会のメンバーからして殆どが産業界からの人達とゆー…まぁ技術革新していけば己ずと使える字も増えていく訳ですけど、事はそんなに簡単に済む問題なのか?詳細は本書をドゾ…こちらもこちらで本音ダダ漏れですかねぇ…それが20世紀末で、今は21世紀ネットが回るよどこまでもでして、図書館なんかはなるべく電子化、データベース化したいのも産業界のご意向もしくはすり寄りたいがある模様…

 書の世界も既得権益の島争いに尽きるんだろか?とじっと手を見るとか(笑)いや、おべんきょになりました…日本語、本、図書館にネット、作家(文筆家)に文化人に産業界に政治と、最早三つ巴とかゆー甘い世界ではないのねぇー(笑)他にも色々色々色々エビ満載ですので詳細は本書をドゾ。平易で淡々とした文章ですが、まさに、これ現実なのよねの世界でございます(笑)騙されたと思って一読を。

 目次参照  目次 文化・芸術

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