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2014年1月

2014年1月31日 (金)

中体西用?

街場の中国論 増補版  内田樹  ミシマ社

 何だかなぁ…いや、近くて遠い国中国でございます…本書は大学院のゼミでのまとめ的な立ち位置にあるみたいですが、前に読んだ街場のアメリカ論と表裏一体な感じかなぁ?専門家目線でない○○論みたいなノリは、確かに普通に必要かもしれんと思いつつ、この大衆の認識というのもどこまで正しく、どこまで間違っているのか?現代に続く道でして、まさに歴史とはこわいものである、ですかねぇ?

 で、米論の時はそんな話出ていなかったと思うんだけど、中国論となったら「公安調査庁の中国担当の係官が大学を訪ねてきたことがありました」とな…「僕がどこから中国の「内部情報」を入手しているのかいろいろと訊かれました。「ニュースソースは毎日新聞です」と答えたら驚いて帰ってしまいました」とななな…

 かくて、本書はオープンソースだけでも何とかなるよな本でしょか(笑)日本の国民なめたらあかんぜよの世界か(笑)「僕は情報の網羅的な収集にはあまり興味がありませんが、推理には興味があります」初歩的な事だよ、ワトソン君(笑)て事はゼミの授業はホームズ先生とワトソン君の群れという事になるんだろーか(笑)

 取りあえず著者は「僕自身はとくに親米でも親中国でもありません」と宣言なさっておられますが、米論と本書を拝見した後ではむしろ親中の傾向かなぁ的と見受けられるかもと思われますかなぁ、だってその後に「ただ、千五百年続いた中国を中心とする華夷秩序と、嘉永六年のペリー来航から百五十年のアメリカ中心の華夷秩序を見比べると、中国が中華だった時代のほうが日本的には平和だったし、周辺諸国へ迷惑もあまりかけていなかったような気がするという感想を持っているだけです」って、先生(笑)

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2014年1月30日 (木)

静寂の幸福?

バッハ イギリス組曲(全6曲)  グールド  ソニー

 トーシロ的には曲的にどの辺りがイギリスなんだろ?ですかねぇ…解説によると、何でイギリス組曲って名づけたかははっきりしていないとな…まぁそんなもんだろー(笑)バッハ自身はプレリュード付き組曲と読んでいたとか?人によってはフランス組曲を小組曲、イギリス組曲を大組曲と呼ぶと宜しという意見もあるそーな…まさに色々あってな、かな(笑)

 ちなみに本曲はクラヴィコード向きというより、チェンバロ向きだそで、その違いも聴く人が聴けばはっきりするのか?うーむ…トーシロが聴く分にはやけにすっきりしている曲に聴こえるが?解釈的云々はこれまた海より深くあるだろーし…ただ、第六番は「同じ手で他の音もおさえるというトリラーが使われるのは、この曲をおいて他に、バッハのゴールドベルク変奏曲(第28奏)がある」そで、アリス的にはここがポイントか?

 アリス的にはバッハと言えば准教授で、グールドと言えば准教授で、そんなこんなで聴いてみたんですが、グールドにしてはゴルドベルクのいっちゃった感よりははるかにマイルドな気がトーシロにはしたんだが?どだろ?

 それにしても、これまた解説で知ったのですが、グールドのピアノって、スタインウェイCD318(グランド・ピアノ)だそで、伝説的なというから、そんなに凄いピアノだったのか?それともグールドのピアノ偏愛というか、個人仕様のver.アップしていたんでしょかねぇ?天才の名楽器というのは、何か運命的なものがあるよーな気がするのもこれまた気のせいなんだろか?

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2014年1月29日 (水)

読んで完結するものではなくて、読んだ後につながるもの(笑)

TOKYO BOOK SCENE  玄光社

 サブタイトルが、読書体験をシェアする。新しい本の楽しみ方ガイドで、表紙コピーが、読書会、ブックカフェ、古本市…とか、ブックカルチャーはここから始まる!とかあって、これだけで本の内容は分かるってもんでしょか(笑)

 何との本かというと、一言で言うなら本の本(笑)取りあえずタイトルに東京とある通り、都内というより首都圏か?の本事情といったところか?本屋ありの、ブックカフェありの、読書会ありの、ブックフェスタありので、その他、コラムとか、対談(座談会?)とか出てきます…うーん、本を取り巻く世界の諸々かなぁ(笑)

 一番分かり易いのが、本屋さんの章でしょか?都内にこんな本屋さんあるよ、ど?みたいなそれで、新刊、古本問わずのそれ、それもトーシロにも敷居がそんなに高くなく、おっされーな感じですかねぇ?掲載されているのはB&B(下北沢)、SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(渋谷)、BOOK246(南青山)、青山ブックセンター本店(神宮前)、紀伊国屋書店新宿南店(新宿)、東京堂書店神保町店(神保町)、百年(吉祥寺)、Flying Books(渋谷)といったラインナップ…何となく業界臭い気がするのは気のせいか(笑)

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2014年1月28日 (火)

曖昧さに耐えることが、イギリス紳士の資格だ(笑)

中途半端もありがたい 玄侑宗久対談集  玄侑宗久  東京書籍

 何とゆーか、対談本なんですが、対談者もバラエティにとんでいるのもあるんでしょーけど、本書の前半五人と後半五人の間には例の3.11前と後という時間差があって、そこで微妙に空気が変わっているのがトーシロにも分かるかななノリかなぁ?ちなみに著者は福島は三春の禅寺のおしょさんもしていらっさる訳で、まさに他人事ではない現状がヒシヒシと…後半のお話は臨場感というか、切迫感が違うよな…

 だからといって前半が軽い話かというと、違っていて哲学と禅とか、食、養生、宗教観に精神性と何かもーどれも一筋縄でいかない話題がズラリ(笑)それにしても僧侶というのは「日本人の職業別平均寿命だといちばん長生きなんだ」(@五木)になんですねぇ(笑)生ぐさ坊主が多すぎるって訳でもないだろに(笑)それにしても外での仏教の捉え方が「以前、ル・モンドの宗教欄担当の編集長に聞いたんですが、仏教は二十世紀前半まで欧米人に非常に忌み嫌われていたそうですね。それは、生きていること自体が苦であるという考え方が虚無的、ペシミズムだからというんです。近代文明は正と負で言えば正を、陰と陽で言えば陽だけ強調する思想ですからね」(@五木)とは知らなんだ…それが今では禅禅禅とは(笑)

 結局そゆ生き方が、ディベートで意見を調整するのではなくて相手に討論で競う、白黒と言えば恰好がつくけどよーは一人勝ちの世界か?語り芸もスタンダップ・ジョークのよーに観客に寄せてじゃなくてひたすら押しの芸が存在する。「アンチエイジングの「アンチ」という捉え方が、欧米的ですよね。テロメラーゼという酵素をつくって細胞の寿命を延ばして、お金持ちだけが飲むというような話」(@玄侑)が現実だとしたら日本人は年齢相応に年をとっていない、子供じみているとよく批判されるけど、欧米もまた若作りに必死やねんの世界じゃね?

 この二人の対談のとこで一番興味深いお言葉は桜の花びらを比較した場合「古い桜に咲いた花の花びらと、若い桜の花びらを顕微鏡などで比べても、どっちがどっちかわからないそうです」(@玄侑)のとこかなぁ?樹齢に関係なく、桜は桜なんですね(笑)

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2014年1月27日 (月)

信用第一(笑)

名銀行家列伝  北康利  中央公論新社

 サブタイトルが、日本経済を支えた"公器"の系譜とな…それにしても日本の銀行の系譜って、「明治五年(1872年)、江戸時代までの両替商に代わり、アメリカのナショナルバンク制度に範をとった近代的銀行制度が導入されてからなのである」だそで、まぁ日本的に何か来たぁーっは、幕末・維新後か、WWⅡ後かが多いからなぁ(笑)

 かくて、戦後の固定金利の時代となれば「預金をたくさん集め、たくさん貸せば、利ザヤは一定だから自然と収益が出た」の世界だったんですねぇ…不動産も自然と上がっていけば、それを担保に幾らでも貸せた時代だったと…ある意味「銀行員が最も勉強しない時代だった」とな(笑)まぁ護送船団方式の終焉で、銀行も格差社会ですか(笑)

 で、結局「銀行がバブル膨張の先兵となり、それが破綻した際には、つぶれるはずのない銀行がつぶれていった」とな…「まさに日本経済の地獄絵図を、金融機関自身が演出してしまったのだ」とな…でもその自覚ある銀行というか、金融会社ってあるのか?と素朴な疑問が(笑)

 まぁ何にせよ、かのギリシャ危機を見るまでもなく「危機の発火点が国家の財政赤字である場合でも、まず問題になるのは金融機関が健全でいられるかどうかだ。血液の流れが滞れば、企業は死に、国家も死ぬ。そういう意味でも、間違いなく銀行は"公器"なのだ」とな…まぁ貨幣経済の世界ですけん、流動性はまさに流動性なんですよねぇ(笑)

 ででで、本書はそんな社会責任を背負い込んで、国の発展に尽くした男達の歴史ですかねぇ?いやもー荒波の中を行くぜというか、行くしかなかったというか、凄い人達がズラズラと並んでおりまする…こーして見ると昔の日本人が凄かったのか、今が情けなさすぎるのか?それが問題だっ問題だってか(笑)

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2014年1月26日 (日)

商売繁盛、金持って来ぉーい(笑)

世界財閥マップ  久保巌  平凡社

 サブタイトルが、グローバル経済を動かすパワー総攬なんですが、まっ世界のセレブいらっさいですかねぇ?あるとこにはあるんですよ、奥さん(誰?)でまぁ、世界にはおかねもちって結構いぱーいいらっさったんですねぇ…本書的には、主に経済面でのセレブぅーでして、これに所謂一つのお貴族様系のセレブもあるし、逆に裏的それもあるとしたら、世界のパワーなんちゃらは、どの位の規模なんだろか?とふと思ってみたり?

 ぶっちゃけ特権階級の人だものですけど、まずその手で浮かぶのってメディチ家(伊)という事になるのか(笑)まぁ今になると、○○家というより、○○一族になって、更に○○企業になって、コングロマリットしちゃったら、どこの国とか、どこの人とか、超えていそーですけど、それでも厳然とセレブは存在していらっさるのね…で、今だと名門ってロスチャイルドになるんだろーか?うーん、財閥一代め、二代め、三代めと…どの位代を重ねたかもアレだなぁ(笑)

 まぁ詳細は本書をドゾ、日本の企業なんかも絡んでいて、世界って狭いやって気にもさせてくれる、かな?個人的に思わずヘェーとなったのが富士通、ええ、コンピュータの…富士電機なんですけど、この富士って、フが古河のふで、ジがジーメンスのじだったとは知らなんだ…所謂一つの合弁会社なんですよ、おぞーさん(誰?)

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2014年1月25日 (土)

働いても労働者、働かなくても労働者?

ロシアは今日も荒れ模様  米原万里  講談社

 何を今更の本なんですが、成程ロシア、ロシア人な世界かなぁ?ロシアとは何ぞや?というと、やはりウォトカの国の人だものの認識でFA?なんだろか(笑)そんなに酒好きなのか?について色々と例証が提示されているんですけど、その中でも著者の学友だった「亡命ギリシア人の娘リッツァ」「ルーマニア生まれのチョコスロバキア育ちで、今はドイツのフランクフルト市近くで開業している医師」の証言が秀逸かなぁ?

 何故故国に帰らず独にいるのか?に「ギリシャでは、女を人間扱いしてくれないからよ。それに、子どもをメチャクチャ可愛がるのはいいけれど、犬猫など動物に対する嗜虐性にはついていけなかった」とな…ギリシアって男女差別が激しいのはともかく、ペット好きかと思っていたらそんな裏があったんですか?

 で、じゃ独に満足してるのか?に「ぜんぜん。ここはお金が万能の社会よ。犬猫を大事にするのはいいけど、子どもの扱いが犬猫並みってのが不思議ね」って、独って確かペットに対する法律も充実していた気がするけど、子供関係はアレなのか?ギムナジウムとかある世界のはずだけど?

 ちなみにリッツァ医師曰くスロバキアで暮らしたいとな…「スロバキア人は温かみのある思いやりのある人が多い。結婚するならスロバキア人が理想的ね」となるそーな…そーだったのか?スロバキア?ちなみにチェコ人は「知的で物静かなところがスグレモノだけど、人間関係でもいつでも計算しているようなところがあるから気が休まらないそうよ」だそな…そーだったのか?チェコ?「チェコ人は半分ドイツ人、スロバキア人は半分ロシア人てとこかしら」って…今はなきチェコスロバキアって、どんな国だったんだろぉ?謎だ…

 そんなこんなで(?)「人間でいけば、ロシア人が最高じゃないかしら。あったかーくて、お人好しで馬鹿親切で」だそーな…、でも理想の結婚相手ではないとな…の理由が「だって、大酒喰らってばかりいるんだもの」となる訳で、オチはそれかいっの巻ってか(笑)

 酒こそ全て、酒といえばウォトカの国だそな…ちなみにアルコール度は40度、これ決めた、発見したのはかのメンデレーエフ先生だそな…ええ、あの化学の…何か化学ってアルコールと切ってもきれない縁があるんだろか?かのパスツールもワインの研究してたよな?

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2014年1月24日 (金)

ライン川とドナウ川?

ローマ人の物語 21 危機と克服 上  塩野七生  新潮社

 さて、前巻で皇帝ネロが亡くなって、それからどーしたローマ帝国なんですが、一言で言うと混乱に尽きるよな?大混乱といった方がいいのか?日本的に言うなら戦国時代的とでも言ったらいいのか?よーは、正統派の後継者がいないという事ですね、オレにもチャンスがみたいなある意味下剋上がやってきたってか?

 というのも統治するには、「正当性と権威と力量」が必至アイテムとな…で、力量とは「安全と食糧をはじめとする、帝国運営上の諸事を遂行していくに適した能力」、正当性とは「元老院と市民の承認」、そして権威とは「アウグストゥスの血を引くということ」だった訳ですが、ネロで断絶してしまった以上、新たな権威の創出も求められていたとな…まっそゆ訳で血筋的にこだわらないとなれば、野心家にはチャンス到来という事になるよねぇ(笑)

 で、華麗なる椅子取りゲームが始まる訳ですね、分かります(笑)と言葉にすると何てことないよーに聞こえるけど、実際は内乱がやってくるで、自国民同士の戦争に突入していく訳じゃまいか?とな…時は紀元68年初夏から始まるってか…

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2014年1月22日 (水)

じぱんぐってしってるかい(笑)

望遠ニッポン見聞録  ヤマザキマリ  幻冬舎

 ふるさとはとおくにありておもうもの(笑)海外在住者による当節日本事情ですかねぇ?外から見ると日本とはこーゆー風にも見えるのか?とおべんきょになります(笑)まぁ昔から、本当に日本ってあったんやぁーっの世界ですから(笑)

 で、現地というか、海外の人の反応、日本の反応、更に著者の反応と、皆それぞれになるほろなぁでして、例えば著者は職業マンガ家なんですが、海外にて日本人の漫画家となれば本場もんだぜという事で現地の漫画家予備軍との接触もあったりする模様…で、原稿を見ると…「そこに出てくる女の子達はみんな近未来的なミニスカートの衣装を身にまとった巨乳ギャル」とな…日本のマンガはかよーにMANGAとして理解されている模様(笑)

 これまた著者によるとそんな日本のマンガに影響うけまくりの皆さんですが、「女の子キャラの顔が日本より大人っぽく描かれていたりするのだ」らしい…やっぱ色気は「自らの体の成熟を意識した大人びた女性であるはず」というお話らしー…不○子ちゃんは不○子ちゃんだよねぇと思いつつも、日本と海外の10代の身体的成長速度を見ると、それでも若い、同年代に近いつもりじゃないか?とふと思ってしまったりするのは気のせいか?

 何せ30才過ぎの女性が十代、しかも前半に間違えられたという話がある位だし…都市伝説なのか?実話なのか?はともかく(笑)

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2014年1月21日 (火)

花鳥風月桜富士山(笑)

雪月花の数学  桜井進  祥伝社

 サブタイトルが、日本の美と心に潜む正方形と√2の秘密とな…よーは数学の本なんですけど、堅苦しい事抜きのエッセイ本と言っていいんじゃまいか?ある種、日本人の数学心みたいなノリかなぁ?で、この数学心が大和心と重なるじゃない?なノリですかねぇ?生活の中の数学というか(笑)

 それで最初に出てくるのが、黄金比と白銀比の違い…黄金比はよく聞くが、白銀比って何?となると、これがサブタイトルの正方形と√2になる訳で(笑)日本人は円の中に正方形を見たという事ですかねぇ(笑)簡単に言うと黄金比が1対1.6だとするなら、白銀比が1対1.4じゃない…黄金比の代表例としてカードの縦横でお手持ちのキャッシュカードとかスイカをドゾと…一方白銀比となると紙のサイズ、A判がそーだそな…教科書サイズという事か?

 でまぁ、西洋では黄金比が主だけど、日本だと白銀比が多いよなお話が展開されていきまする。詳細は本書をドゾですが、日本の曲尺うまくできているんだなぁと感心しますた…そんな訳で都市設計も正方形、平安京は言うまでもなく、畳も二枚合わせれば正方形になるし、枡に折り紙、風呂敷も正方形じゃまいか?と身近なとこにですかばーじゃぱんってか(笑)

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2014年1月20日 (月)

一般化できない方法、もしくは日曜大工の知恵(笑)

「あいまい」の知  河合隼雄・中沢新一 編  岩波書店

 まず言葉ありきで、この世の全ては言葉に出来るというのが明瞭な言語だとすると、日本語、日本人、そして東洋と考えていくと、どなんだろ?みたいなノリかなぁ?分類学で言うとこの未分類みたいな仕分け不能なのはどーする?的な?それを気持ち悪いと徹底的に排斥するか、それとも受け入れるかは個人と社会の資質になるんですかねぇ?

 まぁとにかく「現代人は何か記号化することによって明確に伝達できないものを、「曖昧」と呼んでいる傾向があるんじゃないかと」(@河合)で、21世紀これからの課題は曖昧の立ち位置というか、曖昧とどーやって付き合っていくかになるんじゃなかろーか?とか?

 世の中、物事はっきり言えの世界が展開しているしなぁ(笑)「相手に「No」と答えさせる質問をするのは、それは質問する人が失礼なのである」と、一昔前にはまだマナーがあったという事ですか(笑)「そう考えると、現代という時代は、そのエレガンスを非常に欠いた明瞭さというものを、ちょっと背負い込み過ぎているのではないか」とな…ここらで少し落ち着いて、曖昧の効用について考えてみよーが本書のメインですかねぇ?

 てな訳で、本書には理系、文系、芸術系の有志の方々が、その分野における曖昧のスタンスについて語っている感じかなぁ?で、この曖昧、曖昧というだけに人によって曖昧の定義というか、価値観というか、意味が違ってくるのがこれまた面白いと言うべきか(笑)

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2014年1月19日 (日)

大人だもの(笑)

美味しい&愉しい大人の京都  集英社

 さて、猫も杓子もそーだ、京都へ行こーですが、大人だって行ってみたい…というより、現地的には大人に来てもらいたいなのかなぁ?何とゆーか、本書、タイトル通りの本でございまして、京都ガイド本…で、掲載されているのがほぼと言っていいのか?だけど、多分はあってると思うの飲食屋さんばかりなり(笑)それも、実に京都的な、和食系、日本食系、京都系なちょい敷居が高いかもしれませんで、予約していった方が無難かもで、でも一見さんお断りじゃない系ですか?

 後は、お土産系も充実してますが、これも雑貨というより、骨董、アンティーク、もしくは老舗のそれで、ブラックカードまではいかなくてもゴールドカードはあった方が安心かもの世界か(笑)いや、大人の京都、物欲の京都だったのだろーか(笑)

 とは言え、さすが京都でテラ美しスの世界が展開している模様…どの場所も、そのままポスターになりそーな気配が漂っていらっさいます。カメラマン乙なのか?それとも、京都だからなのか?美しい、ただ美しいですね、日本が世界に誇る観光都市京都、一ミリも揺るぎありませんが、何か(笑)取りあえず、見ているだけでお腹すいてくるかも?かも?

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2014年1月18日 (土)

リな生活?

インテリアお買い物ものがたり  ふじわらかずえ  大和書房

 サブタイトルが、ヤフオクがいっぱい!なんですが、著者は元々ヤフオクがお好きな世界の住人だった模様で、そこに引っ越した先が「土地についてた0円の古家」だった事から、リフォームの世界に突入…殆どの設備、グッズをヤフオクで賄った記でしょか?いやーネット通販というか、オークション、最早ここまでいっていたんですねぇ…正直おろろいた(笑)

 個人が出展というのもあると思いますだけど、どーもプロが出ていますの世界らしー…プロが出る以上レベルはいやがおうにでも上がる訳で…こんなもんまであるんだぁーっと目から鱗が(笑)ネットが普及して、生活に一番インパクト与えたのってもしかして通販?とか思ってしまったりして(笑)

 で、成程リフォーム実践記、これは庶民の味方じゃね?じゃね(笑)予算的に無理しないを目指してもあちこちアシが出るのはどこも必定なので、ちまちまと抑えるとこは抑えないと…更にこれまた自分であちこち作ってく楽しさも分かるわぁの世界が展開していくとな(笑)

 必要なのは、気力、体力、根性か(笑)もしくは程よい手打ちかな(笑)

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2014年1月17日 (金)

腹が減っては戦は出来ぬ(笑)

海自レシピ お艦の味  協力・海上自衛隊  小学館

 コピーが、元気が出る!安くて美味しい力めしなんですけど、いやこれどーなんだろぉ(笑)マジでレシピ本なんですが、お船の画像もあったり(笑)いや、何かこー無骨な船に和風グラッセなんてスイーツ系もあったり(笑)ネタか?ネタなのか?と思いきや、マジなんですの世界だし(笑)海自豆知識というか、PR活動というかもちょこちょこ入っていたり(笑)まぁこーゆー本が出るところがいかにも日本の国の人だもの(笑)だよなぁ(笑)まっ後この手で出して欲しいとしたら、後は伊海軍と仏海軍か?とれびあんめるしぃー(笑)

 何でこの本かというと気分はシーフードカレーでして、カレーと言えば海軍だよなぁと(笑)横須賀海軍カレーとかもあったし、海軍系はカレーネタが多い…シーフード、海で海自のレシピに行くのは何か安直な気がしないでもないが、開いてみたら初っ端がカレー、ちなみにカレーのレシピだけでも15個載ってますが、何か(笑)

 でも、期待したシーフードカレーは一つしか掲載されていないんですよ、奥さん(誰?)ちなみにそれがシーフードカレー@掃海母艦うらがのレシピ…具材はあさりにえびにいかにほたて…うん、確かにシーフード(笑)本書のレシピの良いとこはどのレシピもシンプルというか、工程が四つ位しかないのがいー(笑)で、おまけで裏ワザ伝授というか、更においしくグレードアップするにはみたいなノリまでついている親切設計(笑)基本通りに作ってちょい足ししてみる?の世界が展開している模様…シーフードカレーにも色々出てくるんですけど、一つおろろいたのが福神漬けの汁…そっかそれが隠し味なのか(笑)それにしても海自の厨房にはガラムマサラも常備なんでしょか、おぞーさん(誰?)

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2014年1月16日 (木)

西行は歌よみだが、定家は歌をつくる(笑)

私の百人一首  白洲正子  新潮社

 あけましておめでたいと言う事で、ちょっと懐かしくなって本書を手に取るとか?いえ、一昔前はお正月というとカルタというか、百人一首もどきをやった覚えがあるんだが?今となると殆ど手にしなくなったよなぁと?お正月に一家揃ってというのが一つ、更に家族揃って何かするというのが二つ、今時、お正月シーズンにちゃんとお家で百人一首してる家なんて、どの位あるんだろーか?と(笑)

 さて、百人一首と言えばたいてい小倉百人一首を指すよーな気がするんだが、これ藤原定家が「嵯峨の山荘において、宇都宮頼綱のために、みずから書いて贈った」というものらしー…ちなみにこの宇都宮頼綱とは息子の嫁の父、これまた嵯峨で隠居暮らしをしている裕福な関東の豪族という事になる模様…ちなみに作成したのは嘉禎元年(1235)以降という事らしーのでこれまた定家的には最晩年70歳過ぎというより、80歳前と言った方が近いのか?

 で、歴史に疎いのでこれまた定家というと和歌の達人、平安調の代表者みたいな気でいたら、時代的には平安というより、鎌倉なのか?成程定家、京都人としては激動の時代に生きていらっさったんだなぁと、今更納得ってか…ある意味これは京都の黄昏的なニュアンスもあるのだろーか?武家政権的にはにっぽんのよあけじゃーかもとしれんが(笑)

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2014年1月15日 (水)

淡麗甘口?

Ldhshakan SHANGRILA オータムナル グランセ農園 Snow Buds G-117 FOP  リーフル・ダージリン・ハウス

 冬なのであったかい飲み物であたたまりたいじゃないですか(笑)てな訳で、こちらの紅茶は名前が凄い…でもって解説によると「細く丁寧に撚ねれた茶葉は、湯を注ぐとふっくらとした一芯二葉の美しい姿を現します。繊細でしゃくなげを思わせる瑞々しい香気が立ち上がり、蒸らし時間の経過と共に茶に味わいがじっくりと甘味を増し、福く豊かに広がります。繊細でいてしっかりとした存在感を感じさせる、秋を迎えたヒマラヤからの贈り物です」とな…ヒマラヤというとエベレストなイメージでいたら、茶園もあったんですね…というか、基本、山は茶園なんだろか?うーむ?

Ldhshaha← 葉

 で、今回、何が凄いってこの葉っぱ…紅茶色の葉っぱじゃなくて緑色の葉っぱ多しで、更に白いも結構ある…しかもどれも妙に大きい…存在感半端ねぇ(笑)使用前でも凄いのに、使用後は…お茶がらをお見せできないのが残念です(笑)てな訳で水色はあまりつかない系か?味もそんなに濃い系でもないよーな?オータムナルなのに…多分香で飲むお茶なんだろーけど、冬でも花粉症なので今一ピンときませんが、きっとそーに違いない(笑)

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2014年1月14日 (火)

うるおいといろどり(笑)

うちのもの暮らし  大田垣晴子  メディアファクトリー

 内容はというと日常使いのグッズの数々なんですが、リサイクルとお手製っぽいのが多いのよーな気がするのは気のせいか?それも一味アレンジ゛入ってますみたいな(笑)多分、女の子ならば分かるよねの世界のよーな気がする?で、おおまかなカテゴリーは、箱、布、鞄、器、茶、玩となる訳ですけど、布暮らしなんてマイ・ミシンでレッツ・トライの世界ですねん…アンティークの布で、巾着袋にしたり、コサージュにしたり、鍋つかみにしたりと、著者はとても器用な気がするが気のせいか(笑)

 この布の中には、風呂敷あり、巾着袋あり、手ぬぐいあり、ぞうきんあり、テーブルクロスありと実に多彩(笑)生活の中の布ってパッと見、カーテン位しか思い浮かばなかった身の上としては、おべんきょになりました…後はシーツとか、何か大物しか想像がいかなかったと反省…

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2014年1月13日 (月)

先生なんて平凡。その平凡からほめられてもしようがないでしょ(笑)

生き方の演習  塩野七生  朝日出版社

 サブタイトルが、若者たちへなんですが、うーん…世の中色々あるよなぁ?ですかねぇ?先人の教えに続けではないですけど、パターン的には二つかなぁと…一つは成功体験からの薦め、も一つが失敗体験、もしくは後悔体験からの薦めですかねぇ…よーは自分はこーやってきて成功したんだから貴方達も同じ事したら、ど?というのと、今まで生きてきてここで躓いたからせめて貴方達はこの選択は止めておけみたいなのかと…まぁどっちもどっちと言う事で、さてどれが正しいか?と言うと、これもまた、人生と(笑)この手の話しにマニュアル化は難しいよな?

 だからと言って、全てにおいてそんなの関係ねぇー(死語?)かと言うとそーでもないところが悩ましいところではないでしょーか?晴れ時々曇り、ところによって雨位が普通じゃないかなぁと思うんですけどね、まっこれも個人差ありなのか(笑)

 物の見方は人による、というのが如実にあらわれている本かなと…海外暮らしが長い著者なので、言語についても地に足がついているとこですかねぇ…「どんなに外国語を勉強しても、その水準が母国語の程度から上にはいかないんです」という事は、母国語が身についていないと、その先はないと言う事ではなかろーか?バイリンガルって(それ以上の人もいるだろーけど)そんなに甘いもんじゃないって事ですか、と…

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2014年1月12日 (日)

セレンディピティ?

0点主義  荒俣宏  講談社

 サブタイトルが新しい知的生産技術57でして、どゆ本というと21世紀版学問のすゝめでしょか(笑)まぁ一言でいえばおべんきょは面白いという事になるのかなぁ?所謂一つの好きこそものの上手なれではないかと(笑)で、これまた本書で進められているのは正統派学問とはちょっと違う…むしろ逆張りの人生を歩めですか、先生(笑)世の中陽の目をみないものの方が、いつか一発逆転位の価値がでる(事もある/笑)とな…よーはニッチを目指せの世界ですかねぇ…

 この競争時代でライバルが多いとこでトップを目指すより、競争相手の少ない市場で勝負した方が勝ち易いという話なんですが、その勝負に出る武器が自分の得意分野、自分の好きな事でというだけの話…

 ただ、現代人が何でおべんきょに精を出すかと言えば、「一、社会的な成功を収めること、二、お金持ちになること、三、仕事や業績により社会的評価を得ること」だそで、おべんきょの目的も「世俗的な成功」の目的達成の為にあるという立ち位置だそで…皆が同じとこを目指せば過当競争になるのはやむを得ず、一握りのエリートをつくるだけという事になるとな…まぁ万人に認められたい、分かりやすい成功といえばこちらになるのかで皆が目標とするのも分かるには分かるけど(笑)

 てな訳で、ある種これはおべんきょの脱グローバリズム宣言ではなかろーか(笑)

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2014年1月11日 (土)

ふることふみ?

橋本治の古事記  橋本治  講談社

 日本人ならその名を知らない人はいないと思われる日本最古の書物…古事記、なんですが、名前は知っていても通読した人ってどれ位いるんだろー?と?日本昔話的で、切れ切れにそーいや聞いた覚えがある話があるような?なノリのよーな気がするのはこれまた気のせい?で、これまた勉強不足で知らなかったのですが、古事記って全三巻の歴史物だったのですね?いえ、神様いぱーいなので神話・伝説の類になると思われも分かりますですけど…一応、これは日本創生神話と理解してオケなのかなぁ?

 で、本書はその第一巻の現代語訳というより、著者による超意訳という事になるんだろーか?かくて、世界が混沌にあって天と地に分かれて、高天原が生まれて最初の神様、天の御中主出現から、神武天皇の東征に行こか、まででしょか?という事で本書の登場人物は殆ど神様ばかりなりの世界が展開している模様…

 高天原と出雲の登場回数が多いよーな気がするけど、根の国(黄泉の国)や海の国、その他日本各地が出てきて、結構神様フットワーク軽い?

 それにしてもこれ元明天皇の時代の産物だったのか?時代的には大化の改新の後の壬申の乱の後の時代という事になるのだろーか?ちなみに、古事記のディレクターは太安万侶がおおくりいたしまぁーす(笑)

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2014年1月 9日 (木)

主役、わき役、出汁にもなると(笑)

有元葉子のひき肉料理  有元葉子  ポプラ社

 おせちもいいけどカレーもね(笑)とゆー訳でもないんですが、お正月も過ぎて、七草粥も過ぎて何となく平常に戻りつつある今日この頃…普通の家庭料理が食べたいなぁと思った時、個人的におうちごはんで真っ先に浮かんだのが、何故かハンバーグでして…昭和の香りか、レトロ過ぎるか、ベタだろになっちゃうのかなぁ…いえ、昭和ヒトケタじゃないですよ(笑)

 そんな感傷(?)で本書を開いてみたら、うーん、ひき肉料理って結構いろいろあったんだぁーっとおろろいた(笑)いや、まず初心に戻ってハンバーグからだろと見てみたら、うん、丸い(笑)このコロコロとした丸さが家で作ったハンバーグっぽい(笑)どゆ訳か、家庭で作るとハンバーグって丸くなるんだよねぇ?この楕円形のいかにもハンバーグでござるという面構えで、ぴしっとしている感じに比べ、家庭のそれは横も縦も丸い感じに仕上がるのは何故だろう(笑)

 で、そんなハンバーグレシピの後に、ハンバーガーのレシピも続いているとこがこれまた…まっハンバーガーはともかく、ラムバーガーという羊肉のハンバーガーが新鮮でした…ミントに香菜も挟むとこがいかにもミドルイースト風なのか?アリッサというソースなのか?ペーストなのか?も初めて知りました…世界って広いわぁー(笑)

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2014年1月 8日 (水)

善は変数だが、悪は常数である(笑)

悪の引用句辞典  鹿島茂  中央公論新社

 サブタイトルは、マキアヴェリ、シェイクスピア、吉本隆明かく語りきでして、どゆ本というと、箴言集になるんでしょーか?欧米か?(死語?)というか、仏では「言葉はすべて他人の言葉である」だそーで、いかに多くの引用句を知り、いかに多くの引用句を使いこなせるか?というのがメインらしー…

 でまぁ、そんな有り難いお言葉を項の前に一つ、その後数ページでその解説が掲載されている訳ですが、この解説が今時のと言っていいのか(笑)いやはや全くご尤もの世界で、うんうんと頷いていく内に読破できるという(笑)

 初っ端はちょい前流行った愛国心についてのサミュエル・ジョンソンのお言葉から始まっているとこもまたニクイ(笑)「愛国心は悪党の最後の隠れ蓑だ」とな…とかく世の中この言葉を口にする人程胡散臭いのはそゆ事だったのかと目から鱗が(笑)「厄介なのは、真の愛国心と偽の愛国心とを区別する明確な基準などどこにもないことで、極端なことをいえば、スパイでさえ「私は真に国を愛するがゆえに、敢えて祖国を裏切ったのだ」と言うことができるのである」よーは何とでもいえるその程度の話ってか(笑)

 かくて古今東西の名言がこれでもかこれでもかとやあってくるってか(笑)

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2014年1月 7日 (火)

人間にとって普遍的な真実を含んでいるか?

イメージを読む  若桑みどり  筑摩書房

 サブタイトルが、美術史入門なんですが、四回に渡る集中講義のまとめ的な本でしょか?世界的に有名な絵画4点を上げて、絵画とは何ぞや?美術とは何ぞや?社会とは何ぞや?時代とは何ぞや?etc.という迷宮へのお誘いでしょか?

 結局これは「先生は気の毒なんですね。芸術なんてあんなに役に立たないものを研究しているのですから」(千葉大、工学部、男子学生談)への答えですかねぇ?世間一般のイメージとも言うでしょか?美術なんて、社会にとってはお飾りじゃけん、の世界…

 取り上げられている絵画は、システィーナ礼拝堂の天井画(ミケランジェロ)、モナ・リザ(レオナルド・ダ・ヴィンチ)、メランコリアⅠ(デューラー)、テンペスタ(ジュルジョーネ)とこれまた美術の教科書には必ず載っていそーな超有名どこがババンとな(笑)

 で、これを今更鑑賞?何言ってけつかるねんの世界か?ところが、これを見てというより、表題通り読む、ひも解いてゆくと、ミステリーってか(笑)まさに謎が謎呼ぶ、迷宮へようこそとな…まさに己の教養が試される時かも?

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2014年1月 6日 (月)

速さと美しさ(笑)

ゆったり鉄道の旅11 新幹線  写真・真島満秀  山と渓谷社

 所謂、一つのガイド本と思われですけど、結構写真が多くて奇麗かな?東海道、山陽、九州、東北、山形、秋田、上越、長野とそれぞれの新幹線についての解説のページもあるんですが、それ以上に各駅の名物のページの方が紙数多いよーな気がするのはきっと気のせい(笑)

 もー日本は北は青森から南は鹿児島まで新幹線がつながっている国になっていたんですよねぇ…新幹線のある情景なんて当たり前すぎて、特に意識した事もなかったのですが、これはこれで凄い事なんだろなぁ…

 で、これまた写真が何か、モロに日本していて感慨深いです…最先端の新幹線と大自然の山々とか、里山っぽい中の新幹線とか、ビルの谷間の新幹線とか、コンビナートの前を走る新幹線とか、桜満開の中の新幹線とか、吹雪の中の新幹線とか、いや、新幹線どこをバックにして映えるわぁーと、何かミーハー心を揺さぶられる感じかなぁ(笑)

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2014年1月 5日 (日)

わたしにはわたしの奇麗な月がある~

月  文・秋月さやか 写真・星河光佑  青菁社

 Nature Mind Bookとあるんですが、判型もB6位だし、ページ数も少ないし、写真多しで、うーん、絵本みたいな写真集のよーな本でしょか?お題はタイトル通りのお月様の本でござりまするぅ~シンプルでコンパクトで、非常に美しい本かなぁ?

 で、内容はというと、写真もさることながら、月についてのあれこれと言った感じ?堅苦しい話ではなくて、月にまつわる古今東西のソレを載せていると…例えば、月のいいつたえでは、満月に種まきとするとこもあり、月の満ち欠けで農作物との対応があったり、魔術的なとこでは「魔法植物のマンドラゴラは、満月の晩に摘むことが必須条件なんだそう」とか…

 また物事の始まりは新月にスタートすると上手くいくのだそー…事業計画を進めるなら陰暦の月初めにという事か?

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2014年1月 4日 (土)

20年の月日を経ても。

生命とは何か それからの50年  M.P.マーフィー L.A.J.オニール 共編  培風館

 新年明けましておめでたいという事で、ちょっと背伸びして本書を手にとって、玉砕したというとこでしょーか(笑)取りあえず、サブタイトルは未来の生命科学への指針でして、何とゆーか、向かい風に胸を張れの世界のよーな気がする(笑)どーゆー本かと言えば、タイトルからもお分かりの通り、シュレーディンガーの名作、というか小冊子でしょか(笑)の「生命とは何か」へのオマージュですかねぇ?

 もともと、この小論文というか、檄文の元ネタは、ダブリンはトリニティカレッジで生命とは何かと講義した(1943)ものをまとめたものとか…伝説によるとこれによって物理学を志したというか、当時の俊英達がこぞって生物学にはせ参じた、そして分子生物学が生まれたみたいな話しになっていますが?果たして本当にそーなのか(笑)

 とまぁ、謎は謎のままが美しスの世界ですけど、問いには問いを、やるからにはやるぞと1993年9月20日-22日にかけて、これまたトリニティカレッジに世界の著名学者の皆様が集まって記念講義をしたと、で、そのまとめが本書という事に…いや、本当に錚々たる面子です、うん…50年の月日を超えて、科学は、生命は、どーなったか?どーしたか?そして、これからどーなるのか?お題も壮大そのものです(笑)

 てな訳で、困った時は目次に走るいつものパターンで行くと、第一章 序、生命とは何か-それからの50年、マイケル・P・マーフィー&ルーク・A・J・オニール 第二章 20世紀の生物学のうち何が生き残るだろうか、マンフレッド・アイゲン、第三章 「生命とは何か」-歴史上の問題として、スティーヴン・ジェイ・グールド、第四章 人間の創造性の進化、ジェレド・ダイアモンド、第五章 発生:卵は計算可能か、あるいは私たちが天使や恐竜を生み出すことができるか、ルイス・ウォルバート、第六章 言語と生命、ジョン・メイナード・スミス&エールス・サトマーリ、第七章 タンパク質なしのRNAあるいはRNAなしのタンパク質?、クリスチャン・ド・デューブ、第八章 「生命とは何か」-シュレーディンガーは果たして正しかったか、スチュアート・A・カウフマン、第九章 心を理解するためになぜ新しい物理が必要か、ロジャー・ペンローズ、第十章 自然の法則は進化するか?、ウォルター・ティリング、第十一章 生体において期待される新しい法則:脳と行動のシナデェティクス、J・A・スコット・ケルソー&ハーマン・ハーケン、第十二章 無秩序から秩序へ:生物学における複雑系の熱力学、エリック・J・シュナイダー&ジェームズ・J・ケイ、第十三章 回想、ルース・フラウニツァーでござるっ。ね、凄い面子でしょ(笑)

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2014年1月 3日 (金)

彼の指揮台の前では全ての人が平等である。

ニューイヤー・コンサート2002  小澤征爾&ウィーン・フィル  フィリップス

 十年以上前の公演なんですが、うーん、やはりウィーン・フィルはウィーン・フィルという事なのかなぁ(笑)シュトラウス祭りでございますねぇ…とはいえ、小澤征爾指揮となれば日本人としては反応しない訳にいかないと…そして、世界の小澤が指揮すると、何故かとてもクリアになるよな?私的な勝手なイメージですけど…ピュアと言った方がいいのか?いい意味での教科書的といおーか?模範演技とでもいおーか?いえ、ウィーン・フィルでシュトラウスといえば本場も本場、これまたいい意味でのローカライズの究極だと思われなんですけど、小澤征爾指揮となると、妙にコスモポリタンといおーか?グローバルといおーか?何も足さない、何も引かない、スタンダードなそれが遡上に上がる気がしないでもないんですよねぇ…

 個人的には悪魔の踊りが気に入ったかなぁ(笑)シュトラウスじゃないんですけど、でも遊び心がふんだんに入っているとこがウィーンっぽいかなぁ?ウィーン気質や美しく青きドナウとかはもー知らない人はいないでしょー(笑)ラデツキーを聴くと新年が来たんだなぁーと毎年思いまする…

 アリス的には、シュトラウスというと女性陣なのか?なぁ?まぁ朝井さんが着物きて乗り込んでいても違和感はないと思われですが、迫力はありそー(笑)

 

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2014年1月 2日 (木)

たふとさに…

伊勢神宮  写真・渡辺義雄  平凡社

 ビックだぜぇーですかねぇ(笑)本書はタイトル通り、伊勢神宮の写真集なんですが、本のサイズが多分B4位あると思われでして、広げるとこの倍、写真一つ一つが物凄い迫力なんですよ。しかも、被写体が伊勢ですから…

 それで写し出されている写真を拝見すると、モノクロのそれもアレですけど、カラーの方がトーシロには分かり易いかも?伊勢というと森の中なイメージが勝手にあったのですが、遠景で見るそれは、山をパックにしてもーいかにも日本の風景になっているとこでしょか?森あり、山あり、川あり、橋あり、そしてお社あり…見るからに日本的なものが並んでいるとこが凄いよなぁと…人工物も殆ど木材でして、自然な雰囲気がありありとしているいうべきか?

 そんな訳で当たり前ですけど、伊勢のお屋根は茅葺だったんですねぇ…あまり意識した事がなかったので、漠然とした印象しかなかったのですが、改めて本書を拝見すると茅葺の屋根が整然と並ぶ姿は圧巻の一言…これがまた一辺の狂いなしでCGじゃなかろーかと思う位奇麗に並んでいるんですよ…

 と御託を並べているよりも、まずは本書を見てくらはい。美しスの世界です。

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2014年1月 1日 (水)

更新履歴2014

 十二月

本年も大変お世話になりました!  (ご挨拶)
失念と居眠りの果てにあるもの(笑)  (『奇想の図譜』 辻恒雄)
これこそまさに伝統文化。  (『家庭画報のお正月 しきたりと料理』)
失われたアミノ酸を求めて(笑)  (『ヒトはおかしな肉食動物』 高橋迪雄)
お肉は巡る?  (『神々と肉食の古代史』 平林章仁)
こんがりロースト?それともグツグツ?  (『肉食タブーの世界史』 フレデリック・J・シムーシズ)
銀行と株式会社と鉄道と…  (『渋沢栄一 Ⅰ 算盤篇 Ⅱ 論語篇』 鹿島茂)
今宵は陽気に歌いましょー(笑)  (きよしこの夜-ジングルベル たのしいファミリー・クリスマス)
誠実、正直、真理…  (『女性はなぜ司祭になれないのか』 ジョン・ワインガーズ)
やはり基本は衣食住?  (『オンナノコのおたしなみ』 大田垣晴子)
本来的自己?  (『イエスとはなにか』 笠原芳光 佐藤研 荒井献 吉本隆明 岡井隆 木下長宏 磯山雅)
誰かを悪者にして世界を嘆きたくない…  (『魔女狩り』 ジャン=ミシェル・サルマン)
パンと葡萄酒。  (『60本のブルゴーニュワインに捧げる60皿の料理』 菊池美升)
フェイス、フェイス、フェイスっ(笑)  (『イギリス流と日本流 こだわり工房からの贈り物』 井形慶子)
りかるしとらしす?  (『新版 家の神』 鶴見俊輔・文 安達浩・写真)
相互依存システム?  (『ハーバードからの贈り物』 デイジー・ウェイドマン)
国産の誇り~  (『日本産 万年筆型録』)
他者の考えるのと同じことを考えていたのでは絶対に勝てない(笑)  (『想いの軌跡1975-2012』 塩野七生)
冬ですから(笑)  (『お豆腐屋さんのとうふレシピ』)
清しこの夜…  (『誰も知らないクリスマス』 舟田詠子)
ピカピカへの道(笑)  (『そうじの女王が教える世界一のそうじ術』 リンダ・コブ)
ご飯にあうのが一番(笑)  (『ニッポン人の西洋料理』 村上信夫)
短いナイフの昼?  (『新世界戦争論』 ジョージ・フリードマン)
あなたはいなさい、ぼくはいく…  (『イシ』 シオドーラ・クローバー)
創業は易し、守成は難し…  (『白洲正子の贈り物』 白洲信哉)
大量生産、大量消費?  (『日経トレンディ ヒット商品航海記』 北村森 山下柚実)
冬が来た♪  (『アイルランド冬物語』 アリス・テイラー)
熱々をハフハフ(笑)  (『おでん大全』)
入れ込む(笑)  (『日本のリアル』 養老孟司)

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あけましておめでとうございます!

 本年も宜しくお願い申し上げます!

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