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2014年1月13日 (月)

先生なんて平凡。その平凡からほめられてもしようがないでしょ(笑)

生き方の演習  塩野七生  朝日出版社

 サブタイトルが、若者たちへなんですが、うーん…世の中色々あるよなぁ?ですかねぇ?先人の教えに続けではないですけど、パターン的には二つかなぁと…一つは成功体験からの薦め、も一つが失敗体験、もしくは後悔体験からの薦めですかねぇ…よーは自分はこーやってきて成功したんだから貴方達も同じ事したら、ど?というのと、今まで生きてきてここで躓いたからせめて貴方達はこの選択は止めておけみたいなのかと…まぁどっちもどっちと言う事で、さてどれが正しいか?と言うと、これもまた、人生と(笑)この手の話しにマニュアル化は難しいよな?

 だからと言って、全てにおいてそんなの関係ねぇー(死語?)かと言うとそーでもないところが悩ましいところではないでしょーか?晴れ時々曇り、ところによって雨位が普通じゃないかなぁと思うんですけどね、まっこれも個人差ありなのか(笑)

 物の見方は人による、というのが如実にあらわれている本かなと…海外暮らしが長い著者なので、言語についても地に足がついているとこですかねぇ…「どんなに外国語を勉強しても、その水準が母国語の程度から上にはいかないんです」という事は、母国語が身についていないと、その先はないと言う事ではなかろーか?バイリンガルって(それ以上の人もいるだろーけど)そんなに甘いもんじゃないって事ですか、と…

 アリス的にどよ?は好奇心の件の辺りが被りそー(笑)成績と好奇心的なとこで笑ってしまったのですが、「成績のいい人たちは、みんな、先生の話に疑いをもたない人たちだという事でした」でしょか(笑)よーは授業を丸のみゴックンとした人達が、日本で言うなら東大への道に進むという事ですかねぇ…まっ先生の言う事を、ちょっと待ってプレイバックと、今の言葉プレイバックとなれば、授業はいつまでたっても進みゃーしないわな(笑)

 で、これがもっとアレになると違いが分からない人間になってしまったという事でしょか?何かと言えば、あのオウム真理教事件で、「理科系の秀才たちが多数加わっていて、それがショックだった」と言われているけど、著者的にはそりゃそじゃね、だった模様…それは何故かと言えば、世界が狭いから…かくして刺激が少ないから…「他から刺激がないというのは、無菌状態と同じことです。免疫性のない状態が続いているのと同じことなんです。だから、そこへ菌が入って来ると、途端にやられちゃうのです」とな…よーは温室育ちより雑草育ちの方が長い人生やられなくて済むというか、生き延びる事が出来るって事でしょか?やっぱ最後には人間、逞しさなんですよ、奥さん(誰?)

 身内だけの世界とか、同世代だけの世界とか、同程度のレベルの世界とか、同好の士の世界とか、非常に楽だけど、異物には弱いという事ですかねぇ?常にアンテナ張って生きろって事は、好奇心がある事、選択肢を増やす事、自分原理主義にならない事に繋がると思われかなぁ?向かい風に胸を張るより、ぬるま湯の方が心地いいのは確かなんですけど(笑)

 こーして見ると好奇心のお化けみたいなアリスも、自称平凡な男のはずですけど、結構異端児か(笑)准教授の異端は分かり易い異端ですけど、アリスの異端は一目で分からないところがミソかもなぁ(笑)

 とはいえ、日本では優良大学から優良企業へが一つの確定路線ですから、異端はいらないの世界かな、と(笑)尤も、「私は21世紀には現代の優良な企業は斜陽産業になっているのではないかと思うのです」だそーですけど…優秀な人材を、バラエティの富んだ人材をと謳ってはいるけれど「妙な人材が入社したりすると人事部長の責任になるということです。人事部長は責任を取りたくないものですから、その危険を避けるために無難な優良大学の卒業生を採っているのだ」とな…で、無難な人にあふれた日本企業はどん詰まりのドドメ色ってか(笑)

 著者的には大学偏向なんて止めて自由に選択したらとご提案なさっているみたいですが、いっその事人事担当者を全員女性にしたら、どーか?と思うんだけどなぁ?男性が選んだ男性と男性が選んだ女性による会社がドツボにはまっているんだから、打開するのに逆張りしてみるのもアリじゃなかろーか?上手くいくかは知らないけど、少なくとも閉塞感はなくなるだろーなぁとは思うけど(笑)

 本書で一番若者的に為になるのではないかと思ったとこは、ほんとうの「オトナ」と理解の顔をしたがるつまらない「オトナ」を判別できる能力を持てのとこですかねぇ…「商売上の都合で、つまり金もうけのために、若者にコビを売る人たち」と「マスコミの世界で、雑誌や書籍や新聞やテレビの世界で、若者の味方ぶるオトナたち」と、「心から若者の味方であることを望み、理解者であることもまた、心底信じているオトナたち」の事だそで…この三番目のオトナたちが一番タチが悪いそな(笑)まさに、わっかるかなぁー?わかんねぇーだろーなぁですか(笑)

 何とゆーか薄めの本なんですけど、なるほろなぁの嵐ですので、まっ出来れば中高生位で眼を通しておくと、タメになるかもしれない本かなぁ?この手の指針は、受け手の受信能力に左右されるから、相性もあるし(笑)とにかく、丸ごとゴックンではなくて、日常の考える一助にどーかとお薦めしときます。

 ちなみに本書で一番ハーヘーホーと感動というか、感心させられた一文は、「私など、職業をもって子育てするのがいかにたいへんか痛感していまして、今度、生まれ変わったら専業主婦になるって宣言しているくらいです」とな…うーん、朝井さんも同意見なんだろか?とふと思ってしまったりたり(笑)

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