« 信用第一(笑) | トップページ | 読んで完結するものではなくて、読んだ後につながるもの(笑) »

2014年1月28日 (火)

曖昧さに耐えることが、イギリス紳士の資格だ(笑)

中途半端もありがたい 玄侑宗久対談集  玄侑宗久  東京書籍

 何とゆーか、対談本なんですが、対談者もバラエティにとんでいるのもあるんでしょーけど、本書の前半五人と後半五人の間には例の3.11前と後という時間差があって、そこで微妙に空気が変わっているのがトーシロにも分かるかななノリかなぁ?ちなみに著者は福島は三春の禅寺のおしょさんもしていらっさる訳で、まさに他人事ではない現状がヒシヒシと…後半のお話は臨場感というか、切迫感が違うよな…

 だからといって前半が軽い話かというと、違っていて哲学と禅とか、食、養生、宗教観に精神性と何かもーどれも一筋縄でいかない話題がズラリ(笑)それにしても僧侶というのは「日本人の職業別平均寿命だといちばん長生きなんだ」(@五木)になんですねぇ(笑)生ぐさ坊主が多すぎるって訳でもないだろに(笑)それにしても外での仏教の捉え方が「以前、ル・モンドの宗教欄担当の編集長に聞いたんですが、仏教は二十世紀前半まで欧米人に非常に忌み嫌われていたそうですね。それは、生きていること自体が苦であるという考え方が虚無的、ペシミズムだからというんです。近代文明は正と負で言えば正を、陰と陽で言えば陽だけ強調する思想ですからね」(@五木)とは知らなんだ…それが今では禅禅禅とは(笑)

 結局そゆ生き方が、ディベートで意見を調整するのではなくて相手に討論で競う、白黒と言えば恰好がつくけどよーは一人勝ちの世界か?語り芸もスタンダップ・ジョークのよーに観客に寄せてじゃなくてひたすら押しの芸が存在する。「アンチエイジングの「アンチ」という捉え方が、欧米的ですよね。テロメラーゼという酵素をつくって細胞の寿命を延ばして、お金持ちだけが飲むというような話」(@玄侑)が現実だとしたら日本人は年齢相応に年をとっていない、子供じみているとよく批判されるけど、欧米もまた若作りに必死やねんの世界じゃね?

 この二人の対談のとこで一番興味深いお言葉は桜の花びらを比較した場合「古い桜に咲いた花の花びらと、若い桜の花びらを顕微鏡などで比べても、どっちがどっちかわからないそうです」(@玄侑)のとこかなぁ?樹齢に関係なく、桜は桜なんですね(笑)

 アリス的には、作家の寿命のとこか?「井上ひさしさんが書いていたけど、小説家より歌人のほうが、寿命が短い。歌人より俳人のほうが短い。要するに表現形式が短いほど寿命は短くなるという説」(@五木)でしょか?となると、短編作家より長編作家の方が長生きなんだろか?うーん…そゆ事なのでアリスもバンバン大長編出すといいと思うよ(笑)片桐さんが泣いて喜びそー(笑)

 他にアリス的というと海奈良じゃないけど東大寺のお水取りのところ「あとで、御坊さんに「なぜお水取りをするんですか」と訊いたら、「昔からやっているからで、私たちにもよくわかりません」って(笑)」(@養老)それでいいのか?東大寺(笑)伝統芸能半端ネェ(笑)とはいえ、「日本の歴史を語ろうとするとき、やはり宗教は外せません。歴史を見ると、仏教は文化を支えてきたと言える」(@養老)とな…宗教、歴史、文化…生活密着タイプなんですかねぇ?かくて「宗教は社会から切り離せないということがわかっているから、今度はそれをきちんと意識化したい時代になっている」(@養老)となるのだろぉか?宗教生活ってか(笑)

 准教授じゃないけど犯罪系へのアプローチというとこでは現代の家庭、学校、社会というものに対してのソレで「いまは核家族が主流でお母さんと接触する時間が圧倒的に長いし、あまり近所の子とも遊ばない。学校に行っても異質なものを排除するといった傾向が強いですから、まともな同一化も異化もできにくい状況にあると思いますね」(@片田)よーするに価値観が一つしかない世界という事なんですかねぇ?また母親の子供への躾、もしくは教育的指導という奴が「自らの欲望」に従ってという件多しの世界が展開している模様…「欲望だと思っていなくて、一種の正義感に転化している」(@玄侑)とな…まぁ正義を振り飾す母親達って多くなってきたよなぁと…

 もっと徹底しているとこは「敵か味方に二分してしか世界を捉えられない思考形態を「パラノイア的思考形態」と言いますが、パラノイア思考の人はとにかくか世界を敵と味方に分けて、敵が自分に害を加えてくるという被害妄想を抱きやすいため、敵と思われる他者に対して非常に攻撃的になります。いまのいじめとかモンスター・ペアレンツとかクレーマーとかは、非常に他責的です。とにかく他の人のせいにして責める。そういうふうな人が増えている気がします」(@片田)オレが正しい、オマエが悪いって、それどっかの国のゴボンゴホン…

 犯罪に関しては人権派とか、人格障害とか、現場もカオスか?「人格障害という病名は割と新しいと思うんですけど、この病名を知ったとき、とうとう精神科医の方々が責任を放棄しはじめたのかなと、私は見たんですけど(笑)」(@玄侑)太陽が黄色かったからなんですよ、奥さん(誰?)人格障害とは「人間にスタンダードがあると想定している国の病だなって思うんです」(@玄侑)ですかねぇ…物事何でもアメリカン・スタンダードでグローバル・スタンダードなんですね、分かります(笑)そんな素敵な米では「いま話題になっている社会不安障害は、アメリカでとても多くて、だいたい十人に一人が罹っていると言われているんです」(@片田)とな…「キャリアアップしていくために、常に自己をアピールし、高く売り込まなければならない国です。そういう社会では社会不安障害と診断される人がどうしても増えるわけですが、この人たちにもSSRIという新しいタイプの抗うつ薬を投与して、バリバリやりなさいとハッパをかけるわけです」(@片田)ちなみに「あの薬は慎重に扱わないと、危険でしょう」(@玄侑)という薬でハッピーになっている国って、それやばくね?じゃね?

 そんな訳なのか?医者業界も昔は精神科医なんて隅に追いやれていたよーですが、今は「産婦人科医や小児科医は医療制度の危機に直面し、外科医は医療訴訟のリスクに怯えています。長時間の苛酷な勤務を嫌がるためか、内科医のなり手も減る一方です。逆に、精神科医は増え続け、心療内科バブルと言われるぐらい心療内科を標榜する診療所が増えています。そういう時代というのは、ある意味とても危ない時代だと思います」(@片田)とな、そーだったのかぁー?はともかく、成程菩提樹荘って事なんでしょか?お医者さまも気楽な商売ときたもんだとは言えない模様…

 「社会全体が他責的というのか、自分が責められることに対する不安や恐怖があるから、結局性悪説で管理するほうに行ってしまうわけです」(@片田)とな…「自己責任などと言いますが、どこからどこまで自己責任か分からないでしょう。ご縁というネットワークをちゃんと見詰めていれば、そんな発想が出てくるはずがないんです」(@玄侑)ですかねぇ…でも「為政者にとっては都合が良いわけですよね。事故が起きても、あなたの不注意のせいだと言えるわけですから」(@片田)成程、永田町、霞ヶ関、新橋トリオってか(笑)

 さて、東北大震災の件に入っていくとまずは「やっぱり自然に対抗して勝とうと思わないのが日本人だと思います。勝てない相手だからこそ、神として祀っていたわけです」(@玄侑)に尽きるよな…震災当事者の口からこの言葉が出るところが実に日本だよなぁ…

 原発問題も、自然エネルギーでいくにしてもソーラーパネルなら広大な土地に引きつめることになるし、風力ならば山全体が木ではなくて塔が立つ事になる異様さを考慮しているのか?でしょか?しかも二十年で建て替えとなれば膨大な廃棄物も出る訳で…とだとしても原発がいいわけないやんけで、もしかしてこれは八方塞がり?「今回の日本の事故に関して最も速やかに真っ当な反応をしたのがドイツです。専門家のいる原子炉委員会とは別に、倫理委員会というのを立ち上げた」(@玄侑)とな、倫理委員会の構成メンバーは宗教家、哲学者、社会学者といった方達だとか…まぁこー言っちゃーなんだが原発の利害関係にある人がいないとこで考え中としないと、まともな答えは期待できないよねぇ(笑)

 ただ独の脱原発に対しては確か元首相が新聞で反論出して卓袱台返ししてカオスに突入した模様とどこかで聞いた覚えがあるんだけど?その経過はどーなったんだろ?というのが一つとも一つは「ドイツが脱原発をすることで、チェコは原発増設になりました。ポーランドも、チェルノブイリの事故があったので原発はひとつもなかったのですが、今度、新設します。これはドイツのエネルギー需要を賄うためですよ。要するに、かつてナチスがアーリア人種を指導的民族とし、それを維持する民族としてチェコ人やハンガリー人、奴隷としてスラブ人を位置づけましたが、そのヒエラルキーが、経済の交換の論理の中で上手に埋め込まれてしまったように見えるんですね」(@佐藤)とな…結局、独の倫理は自国内だけの話であって、やばいものは他国に丸投げでオケという世界観なのか?そーなのか?確か今でさえ仏から原発電力買っている訳で、その辺りは倫理委員会的にどーよじゃね?

 ちなみに著者は復興構想会議のメンバーだったよーですが、これがまた日本にはよくあるやるパターンだったよーで…「哲学者の梅原猛さん、民俗学者の赤坂憲雄さんも、宗教家の玄侑さんも入っていらっしゃいましたが、そういうかたたちの意見、考え方が必ずしも反映されている答申でなかったことには、まあ当然のこととはいえ、失望しました」(@中沢)とも一つ「私は玄侑さんが東日本大震災の復興構想会議のメンバーに選ばれていろいろ発言された記録を読みましたが、あの復興構想会議というのはあまりにひどくてびっくりしました。玄侑さんはいろいろと大胆に発言されているのですが、お役人さんのやることは本当にだめですね」(@日野原)となる訳で…「揺れ動く列島と共生していったほうがいいのではないかと、庶民のほうは考えだしています。ところが建築家や土木技師のかたたちに、そういう発想はほとんどない」(@中沢)何とゆーか、日本は本当にハコモノが好きなんだなっと(笑)工学系ってマッチョ思考が未だに全盛なのか?

 「湯川秀樹さんの頃の科学者たち、原子力関係でいうと武谷三男さんとか、あの頃の人たちは科学の問題と倫理や哲学の問題を、ひとつのものと考えていました」(@中沢)とな、「自然科学の背後にある哲学を切り捨てたまま発達した日本の科学教育の問題は、原子核技術の領域がいちばんひどかったのかもしれないですね」(@中沢)ってそこでニッコリするとこでしょか(笑)はい、ここ笑うとこぉとか…

 物の規模を考える時に「仏教の中には、インターフェイスの考え方が深いところにセットしてあって、それが中道であるとか、無や空の考えたというふうに展開されていくのでしょうね」(@中沢)があり、「絶対的な存在をけっして認めないといいましょうか、何かが絶対化しそうになると、必ず相対化しようとする力が仏教の内部から起こりますね」(@玄侑)とな…ちなみに中国の諸子百家の中で「国を認めないと言ったのは老子だけなんですね」(@玄侑)「それ以外の諸子百家は、国は基本的に肯定したうえで、仕官しようとしているわけなんですね」(@玄侑)って御用学者の歴史ってそんなに古いのか、これもある種の伝統芸能ってか(笑)かくて「国というものは管理して搾取しようとしているだけで、自然発生的なコミュニティにとっては何の役にも立たない、いらない」(@玄侑)とそこまで言い切っていいんですかぁーっだけど、当事者が口にしているだけにこの言葉は重いってか…何はともあれ正直者乙ですが(笑)

 で、これまた全然知らなかったのですが、例のセシウムのある土壌ですが…「今回の放射能汚染でも、有機農法て堆肥をどんどん入れているところは、堆肥分や粘土質の粒子がセシウムと合体して、植物がほとんどセシウムを吸い上げないで済んだ。同じ濃さの放射能がきた場合は、いい土をつくっていたところの勝ちなんですよ」(@玄侑)ってホンマでっかぁーっ?更に「セシウムと合体した粘土質の粒子が雨で一番先に流れるわけです。あれよあれよという間に土壌の表面の放射線量が減ってきている。ああ、結局この日本の自然に助けられているのか、日本は自然は違うぞという感じがいますごくあります」(@玄侑)自然によって地震も来るし、津波もやってくるけど、自然によって救われる事も多々あるんですよね…破壊神あれば再生神ありってとこでしょか?

 対官僚についてのレクチャーというか、種明かし的なとこでのお話もパネェ(笑)一応事前に根回ししとくかで、かわいい人(官僚の言うことをよく聞く人)を回りにはべらしたいとゆー事ですか、そーですか(笑)「逃げるのが職業の一部分ですから、天才的な知恵を巡らして責任を回避するんです」(@佐藤)だとな、そして「経済産業省は、何でも自分の仕事にしたいので積極的権限争議が好きなんです。外務省は、とにかく面倒くさいことには触りたくないので、消極的権限争議が大好きなんですね」(@佐藤)成程、経産省の言う通りぃー経産省の言う通りぃーの世界らしーただし「そのくせ、これまでに経験のないことについて提言すると、ピタッとやってこなくなるんです」(@玄侑)とな…先例がないと思考停止か、あうとおぷ眼中なんですか、そーですか(笑)

 これに付随した事なのか福山哲郎官房副長官が「十万人規模で移転できる場所が国有地などで確保できないか、検討していますとおっしゃたんですが、その後どうなったのか、うんともすんともありません」(@玄侑)で「それから野田政権に代わって、はっきり言って、菅総理がつくった会議を受け継ぎたくないんだなという感じはすごく伝わりました」(@玄侑)で、更に「国有地なんですが、そこに町ごとのエリアを開発して移動してもらうという考えはありませんかと、もう一回訊いたんですね。すると、まったく初耳のように平野達男復興対策担当大臣が「重大に受け止めて検討します」と、あれは何語なんですかね」(@玄侑)というのが、永田町と霞が関の伝言ゲームみたいです(笑)素晴らしきかな日本語(笑)最早「禅問答のようなものですね。一喝したほうが勝つ(笑)」(@玄侑)に「官僚もじつはよく怒鳴ります。怒鳴っていうことを聞く相手に対しては怒鳴りますから。菅さんはそのへんだけ、ちょっと勉強したところがありますよね」(@佐藤)成程、みんなで男のエゴむき出しって事でオケ?

 世界が違う的なとこでは、被災地の実感としてはやはり自衛隊の活動は評価できるものだった模様…ただし「そこを「否定的に見て、「それじゃまずい、これは殺す装置でないといけない」というのが、軍事官僚、防衛長官の論理です。ですから、自衛隊がいまのように国民に受け入れられている状況を防衛省の中枢は「まずいことになったと同時に思っていますね」(@佐藤)とな…災害救助隊は災害救助隊、軍隊は軍隊と那辺の思惑は色々とある模様…

 でもってもー軍事なんかえーじゃないか?で救助隊でえーじゃないか?日本は永世中立、非武装中立でえーじゃないか?な論理も出てきますけど、「外国との同盟関係があれば、永世中立国とは認められません。永世中立国の条件は、軍事同盟に加わらないことと隣接国家すべてが中立を承認することです」(@佐藤)そーだったのかぁ?で、「第二次世界大戦の中立国にベルギーがありました。戦争が始まってからベルギーは、自分たちは大丈夫だと思ったんですよ。ところがドイツが侵攻してきた。そのとき、ドイツ皇帝ウィルヘルム二世はこう言ったわけです、「必要は法律を知らない」って」(@佐藤)とな…これまた知らなかったぁーっ?で済む話なのか?まさか今時こんな話はないよね?的な答えに「ロシア、アメリカ、中国を見ていると「必要は法律を知らない」とか「約束はしたけど、約束を守るとは約束しなかった」とか、やっぱりどうしてもこういう感じが強くなっちゃうんです」(@佐藤)って、えええええぇーっでそんな大国に囲まれている日本てば、まあ先の大戦でどの国も破棄破棄破棄の世界ですからねぇ(笑)

 ちなみにここで出てくる約束はしたけどの件はローマ法王とヤン・フス(宗教改革者)の件の話からなんですよ…教会を批判した事で「コンスタンツで教会を統一するための会議をやると呼び出されます。危ない、そんなところに行ったら殺されると渋っていると、「絶対に大丈夫です。身の安全は保証します」という安道券という文書を教会が出した。それで行ったら…」(@佐藤)「火あぶりでしょ」(@玄侑)「約束はしたけれども、約束を守るとは約束していなかった、と(笑)」(@佐藤)最早、日本人には理解不能、これがまさに欧米か?(死語?)の世界か?国じゃないよ、宗教のトップがやっちゃってるんですよ、ガリレオなんてへでもない物凄い歴史だなのキリスト教ですか…こーゆー事がまかり通って、至高の存在なんだという事を肝に銘じておかないといけないんですね…はぁ…

 平和とか、中立とか、約束とか、条約とか、もー絵に描いた餅なんですかねぇ…外は外で大荒れ、内は内で大揺れ…今確かな事と言えば「「ひとつだけ信用できることがある、政府は信用できないということだ」となっているのが現状です。そこだけはコンセンサスが得られている」(@佐藤)って、ダメだこりゃの世界じゃね?でして「政治システムとしては、基礎自治体が非常にステディな感じがします。国と県は実にはた迷惑というか、困った存在ぶりを発揮している。選挙によってわれわれが選んだ国会議員たちが、われわれの意見を集約して頑張ってくれている、なんて誰も思っていません」(@玄侑)って、それ全国的な一般論ですか、それともこの現実を前にしての東北もなんですか、玄侑先生…

 「いまの国会議員の何がいちばん問題かと言うと、偏差値が上がっちゃったことなんですよ。地元の顔役とか、叩き上げの人たちがいることによって、国会が全体の代表になるわけなのに、みんな学校秀才になってしまって、与えられた教科書を暗記して、一時間とか一時間半で答案を復元する能力ばかりが長けている。官僚と似ているんです」(@佐藤)とな…「エリートと大衆の差異が存在するんですが、それをつなく回廊がなくなっちゃった。自分をエリートと勘違いしている連中が、自分のためだけにやっているのが現在の政治、行政の特徴です」(@佐藤)真に利他的な人なんて神様位しかいないにしても、自分の望みを実現していく事によって最終的には社会の為になる人というのがもー絶滅危惧種になって久しいという事か?もしくは既に絶滅しているとか(笑)利己的なも、自分オンリーな利己的じゃ結局、器極小って事じゃね?じゃね?

 今回の震災に関して言えば「大勢の人を集めて相談だけはしたという逃げですよね。政府のやっていることは」(@日野原)に尽きるよな…この国の利権おたくを何とかして下さいと祈ればいいのか、どこに一票投じたらいいんだぁーっ(笑/エコー付)

 食の安全についても「低線量の放射線の影響について世間ではあまりに悲観的な発言が多い気がします。例えば野菜をいま、厳密に計っていますよね。すると結果がND(不検出)となる。不検出というのはゼロとは限りませんが、ゼロの場合もいまは多いんです。でも、たとえゼロであっても万一を考えたら食べないほうがいいと言う人たちもいる。これはまさに風病被害なんです」(@玄侑)とな…ちなみにベラルーシでは24ベクレルの牛乳を安全だねと飲んでいるとか、チェルノブイリで甲状腺がんになった子どもたちはすべて1000シーベルト以上の被爆だとか、線量計もガンマ線とベータ線での違いとかあるのに、もーみんな一言の下に全て悪いとなってしまっているのはどーなんだぜというのが現場の玄侑氏のお言葉ですかねぇ…結局どゆ事かというと「最悪を伝えておいたほうが無難だ」という保身が入っているとな…ええ、何かあった時に訴えられないよーにとな…

 まぁ食についての危惧はもともと「東京オリンピックの後でしたね。食べたら害があるものがわかっているものを子どもに与えなきゃならない状況というのは、それこそ、神を父というお祈りができなくなります。仏教家も仏の慈悲を説けない」(@辰巳)となる訳で、この国の食について憂いている人は今更な話なのかもしれないし…これまた詰まるところ、誰を信じたらいいのか、何を信じたらいいのかの世界に突入していく訳か…公害、毒に、衛生、それに放射線…遺伝子組み換えetc.

 「関東大震災もそうだし、敗戦もそうだし、原爆の被害を受け止めて生き続けてきた、この経験はやはり独特のものです」(@山折)になるんですかねぇ…日本的なあまりにも日本的なですけど(笑)どー見ても肉食というより草食動物系なんですけど、変にバイタリティーあるからなぁ(笑)とはいえ「今日の日本をどうするか、福島のこの悲劇をどうするか、という問題を真剣に考えている運動体があるにもかかわらず、これを、マスコミがほとんど報道しない、それも不思議ですね」(@山折)「いまはマスコミも市場原理なんでしょうかね」(@玄侑)に第四の権力も地に落ちたという事でしょか(笑)まぁ何にしても先の震災でどこもかしこもメッキが剥がれた事だけは確かなよーな(笑)

 他にもたくさん興味深いエビ満載ですので詳細は本書をドゾ。個人的に本書でえぇーっと思ったとこは賽銭泥棒の件、セキュリティー強化の寺社が増えている一方で著者のお寺ではそのままにしてあるとか、ただし「お賽銭は仏様のものだから、バチがあたることを覚悟でそれでも持っていくならかまわない」って言いきっているって…成程、お賽銭でそれならゴホンゴホン…皆まで言うなの世界か(笑)

 対談者は、木田元、辰巳芳子、五木寛之、養老孟司、片田珠美、山田太一、中沢新一、佐藤優、日野原重明、山折哲雄

 目次参照  目次 未分類

|

« 信用第一(笑) | トップページ | 読んで完結するものではなくて、読んだ後につながるもの(笑) »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

未分類」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 曖昧さに耐えることが、イギリス紳士の資格だ(笑):

« 信用第一(笑) | トップページ | 読んで完結するものではなくて、読んだ後につながるもの(笑) »