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2014年1月12日 (日)

セレンディピティ?

0点主義  荒俣宏  講談社

 サブタイトルが新しい知的生産技術57でして、どゆ本というと21世紀版学問のすゝめでしょか(笑)まぁ一言でいえばおべんきょは面白いという事になるのかなぁ?所謂一つの好きこそものの上手なれではないかと(笑)で、これまた本書で進められているのは正統派学問とはちょっと違う…むしろ逆張りの人生を歩めですか、先生(笑)世の中陽の目をみないものの方が、いつか一発逆転位の価値がでる(事もある/笑)とな…よーはニッチを目指せの世界ですかねぇ…

 この競争時代でライバルが多いとこでトップを目指すより、競争相手の少ない市場で勝負した方が勝ち易いという話なんですが、その勝負に出る武器が自分の得意分野、自分の好きな事でというだけの話…

 ただ、現代人が何でおべんきょに精を出すかと言えば、「一、社会的な成功を収めること、二、お金持ちになること、三、仕事や業績により社会的評価を得ること」だそで、おべんきょの目的も「世俗的な成功」の目的達成の為にあるという立ち位置だそで…皆が同じとこを目指せば過当競争になるのはやむを得ず、一握りのエリートをつくるだけという事になるとな…まぁ万人に認められたい、分かりやすい成功といえばこちらになるのかで皆が目標とするのも分かるには分かるけど(笑)

 てな訳で、ある種これはおべんきょの脱グローバリズム宣言ではなかろーか(笑)

 アリス的にこの0点主義は非常にシンパシーあるんじゃなかろーか?何せミステリ至上主義なおのこですからねぇ(笑)アリスの生き方なんて、己の好きなものに邁進した生き方そのもので、ある意味、本書の著書と似たよーな生き方かも?大学当時から本に耽溺していて、サラリーマン生活を経て、作家にという道筋…それが男の生きる道(笑)

 まず教科書通りの人生というか、答案回答思考だと、想定外な対応の出来ない人になってしまうという事ですかねぇ…「そもそも世の中の出来事は例外事項ばかりである」は、全くもってその通りだしなぁ(笑)大の男が想定外を口にするなんて恥ずかしい事という意識は、どこぞの何とか村の人達には欠片もないんだろーなぁ…「人生において一番大事なことは、こうしたマニュアルにない発想力ではないだろうか。マニュアルから外れたときにどううまく処理するか、そんな瞬間が人生を決めるのだ」いえ、個人の人生だけならまだしも、国の浮沈も決めかねないのですから(笑)

 さて、おべんきょの方は自分が面白いと思う事を思い切りやれの世界でしょか?傍目から見れば無駄な事も積み上げれば宝の山になるかもしれないよとな…「不人気であっても、根気よく付き合っていくこと、かならずその隠れた魅力が浮かび上がってくる」とな…ちなみにこれオタク的人生のススメみたいなノリに見えるけど著者によると「現代のオタクは、OFFの世界だけで生き、自分の知恵を仕事にはつなげていないように感じるからだ」とか…よーは、一見無関係なものを繋げる能力もまた必要という事だろか?

 記憶術というか、記憶の整理の具体例なんかについての詳細は本書をドゾ。それにしても世界中の暦を西暦一元化したのってニュートンだったとは知らなんだ…成程、西洋でも各国バラバラの暦だったのか、そーなのか(笑)も一つ面白いのが絵画のダイエット理論…著者独自目線で開眼した理論だけど、西洋画って19世紀末、印象派までは恰幅いい人物画だったのか?浮世絵の影響ってそんなとこまで及んでいたとは、これまた(笑)

 ちなみに好奇心は「鑑賞ではない、探究だ」というのは、アリス辺りは物凄く賛同しそー(笑)人生、着ぐるみ好奇心な人だからなぁ(笑)後、考え方の一つに諦めろというのがあるのが何とも(笑)いえ、今時の学校も親も諦めるな、負けないでの世界で統一されているけれど、人生見切りも大切だよという事か?諦める事が駄目の烙印を押される事としたら、キレるしかないというのは言いえて妙かと…「ストーカーという迷惑な行為も、あきらめることを教えない、許されない社会の弊害かもしれない」とな…諦めの大切は仏教的なんですかねぇ…煩悩への執着を捨てる事、諦観の概念とか、も一度考えなおしてみるとか?

 ハウツー的なとこの詳細は本書をドゾなんですけど、本書はやはり若年層がターゲットなのか、幾つかその世代を言及している箇所があってアレなんですが、一つは毎年発表される人気企業トップ10、これ「この10年、ほとんど変わっていないことに私は驚いてしまう」とな…「個性を大事にしろと言われて育ってきているはずなのに、10年前と志向が変わっていないのが不思議でならない」とな…最早、個性が安定志向ってか?

 も一つが性向ですか?「人に嫌われたくないと思うあまり、お互いの顔色ばかりうかがっているような気がしてならない。それでいて他人との関係が深まっているわけでもなく、自分の世界を広げているわけでもない」とな…いじめが相当深刻なんですかねぇ…出る杭は打たれるは実に日本的ですけど、今はもー二度と出て来ないまで完膚なく叩き潰すですから…また、最近よく耳にする言葉にプライドというのもあるけど、「プライドはたいがい必然的に、生きることへの負担を強いてくるものである」なんですよ、奥さん(誰?)

 本書的には逆に自己評価を思いきっり下げて気楽に生きようを奨励しているよな?さすれば「人の目を気にせず思い切っていろいろなことができる」とな…人目を気にせずは隣百姓気質の日本人に果たしてどこまで出来るのか?ああ、個性の時代でしたっけ…

 何とゆーか、本書はある種、幸福論の本かもなぁ(笑)自分の興味ある分野を楽しく学んで、そしていつかそのおすそ分けを世界に広げて生きて行こうみたいなノリでして…いや、人生前向きに、価値観の多様性を大切に、でしょかね(笑)

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