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2014年1月 2日 (木)

たふとさに…

伊勢神宮  写真・渡辺義雄  平凡社

 ビックだぜぇーですかねぇ(笑)本書はタイトル通り、伊勢神宮の写真集なんですが、本のサイズが多分B4位あると思われでして、広げるとこの倍、写真一つ一つが物凄い迫力なんですよ。しかも、被写体が伊勢ですから…

 それで写し出されている写真を拝見すると、モノクロのそれもアレですけど、カラーの方がトーシロには分かり易いかも?伊勢というと森の中なイメージが勝手にあったのですが、遠景で見るそれは、山をパックにしてもーいかにも日本の風景になっているとこでしょか?森あり、山あり、川あり、橋あり、そしてお社あり…見るからに日本的なものが並んでいるとこが凄いよなぁと…人工物も殆ど木材でして、自然な雰囲気がありありとしているいうべきか?

 そんな訳で当たり前ですけど、伊勢のお屋根は茅葺だったんですねぇ…あまり意識した事がなかったので、漠然とした印象しかなかったのですが、改めて本書を拝見すると茅葺の屋根が整然と並ぶ姿は圧巻の一言…これがまた一辺の狂いなしでCGじゃなかろーかと思う位奇麗に並んでいるんですよ…

 と御託を並べているよりも、まずは本書を見てくらはい。美しスの世界です。

 アリス的に伊勢、ダリ繭か?まぁアリスなら何度となく伊勢お参りしてそーだけど?どだろ?さて、本書的にアリス的なとこというと解説に「用明天皇の六世紀末になると、摂津に四天王寺ができ、崇峻天皇の時には法興寺ができてくる」といった件でしょーか?

 ちなみに伊勢神宮は、内宮、外宮、十四の別宮、百九社の摂社・末社、神域が907ヘクタール、神宮境内地が5420ヘクタールという広大なものだったのですねぇ…何か隅々まで撮影しよーとしたら、全何十巻となりそーな気がするのは気のせい?

 さてさて、伊勢神宮の解説は本書をドゾ。日本書紀の昔から続く、それはもータイムスケールが違いますと(笑)ちなみに式年遷宮ですが、解説によると「式年造営という外国では考えられない制度によって、古い様式を保ち、少なくとも千数百年を保ってきた世にも不思議な記念造形である」(@堀口捨己)という事になる模様…

 古くて新しい、新しくて古いって意外な事になるよーで…日本的にはそれも継続の方法論だと思うんですけどねぇ(笑)これまたちなみ「本来昭和二十四年に、国費をもって実施されるべき式年遷宮にも拘らず、日本が米国によって占領されている不幸な時期であったため、占領解除後の二十八年に実現したのである」とな…過去にも色々あったみたいですが、それでも1000年、1500年以上と連綿と続けてきた日本人って…

 てな訳でお正月に一度は伊勢までお参りに行きたしと思えども、伊勢は遠くにありて思うものなヘタレでして、せめて写真を拝んで行った気になってたりして…それはともかく、とにかく迫力のある写真、静物が静物でないダイナミックさに会えますので本書をドゾの世界かな、と。

 目次参照  目次 文化・芸術

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