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2014年2月 1日 (土)

左右の安全をよくたしかめて渡りましょう(笑)

それってどうなの主義  齊藤美奈子  白水社

 何の本かというと日常の素朴な(?)疑問かなぁ(笑)著者も冒頭で「「それってどうなの主義」とは、何か変だなあと思ったときに、とりあえず「それってどうなの」とつぶやいてみる。ただそれだけの主義です」だそーで、これ日常で意識しなくてもやってそーだよね、なんじゃそりゃあーっよりは弱目のえええっではなくて、えっ位の(笑)

 で、これまた「つぶやいたところで急に状況が変わるわけでも、事態が改善されるわけでもありません。それでもこの「つぶやき」には、ささやかな効用」あります」とな…今だとつぶやきと言われるとどーもツイッター的なそれかなぁと思ってしまいがちですけど、本来つぶやきってこーポツンとしたものだったんですねぇ(笑)アレっ?みたいな(笑)

 まぁとにかく声高に絶叫系でもなく、何言ってんだわりゃーの喧嘩上等でもなく、己が正しいんじゃボケぇの上から目線乙でもなく、何となく飲み込めない日常の違和感達との、プチな関係でしょか?

 と、堅苦しく感じる必要もないんではないかなと?何せ著者自身「それってどうなの主義者連盟(略称{「そ連」)」て名付けている位なんだから(笑)ベルリンの壁もとい、ルビコン川の渡河なんてレベルではなくて、自宅の庭に穴掘って王様の耳はロバの耳とささやいてみるレベルかなぁ(笑)

 アリス的にそれってどうなんや?は日常に満ち溢れているよーな?ついでに言うとそれが飯のタネというか、ミステリーの胆になってそー(笑)で、本書ではアリス的なとこというと、「ある社会人向けの創作学校に取材にいったとき」の受講者の自己紹介が、人を感動させたいからばかりなりだそな…これに著者は「感動させたいってあんた、また一行も書いていないのに、図々しくない?」とな…世の中何故に感動流行り?に「90年代。バブル崩壊で(笑)の余裕を失い、「おもしろがる」ことにも疲れた人々が求めたのは、まず癒やし、次に感動である」そな…そーだったのかぁ?そーいや一時、感動したっとか、感動を有難うが連呼されていたよーな記憶が薄らと(笑)わりとすぐにアリスなんかは感動するタイプだと思われだけど、アリスの場合はそれだけで終わらずにその前後を確認しそーだからなぁ?持前の好奇心は常に何故?を探しているよーな(笑)まっ感動したっで思考停止にならなければオケじゃね?と軽く考えてはダメなんだろーか?うーむ(笑)

 そして感動系の慣れの果てが視聴者参加番組の変ですかねぇ?「やってTRY!」(噂の!東京マガジン)、「愛の貧乏大作戦」「解決熟女!心配ご無用」とかの一連の番組だそな…「「素人いじめ番組」がいつのまにか全盛になっていたのだ」とか、これまたそーだったのか?いや、TV殆ど見た事ないんでそんな番組があった事すら知らなんだ…著者いわく「何かを遂行できない人、問題解決能力が低い人とは、つまるところ社会的な弱者である。そういう人を公衆の面前に据え、笑い、罵倒し、「修行」と称して苛酷な体験をさせ、当人が当惑して涙ぐんだりゴマ化し笑いをしたりする場面を「見せ場」とする」って、そーだったのかぁ?でもって善良なお茶の間の皆さんは「それを「娯楽」として見物し、消費し、楽しむ」って…当世の感動番組の構図ってこーなっていたのか?まぁコロッセオの奴隷とライオンのそれと変わりなしという著者の弁ではありますが「コトを成すには力を行使するしかない」という考えが蔓延していたとは…「「しごき」や「いじめ」を大人が娯楽化している以上、子どもだってそうするさ」という〆のお言葉は、うーむとうならせるものがあるよーな…世の中出来る人を見るのではなくて、出来ない人を見る(笑う)時代になっていたとは…

 後アリス的といっていいのかで大阪だものなJR西日本の福知山線の事故の時のその時職員はボウリング大会に参加してました報道編ですかねぇ?大阪市役所の職員の待遇問題とかがババンと上がったとこじゃね?じゃね?メディアの暴走もあるし、まっあの方々は煽ってナンボ?な人達ですから…それにのった視聴者という構図も著者的にどーよ?というのは正論だとは思うけど、大阪市の方は赤字体質だしなぁ…赤字増やして自分達は髙待遇って、まさに本書じゃないけど、それってどうなの?が爆発した結果じゃまいか?ついで言うとそれが今の大阪の府政と市政を下剋上しているんだろーし?まぁ公がここまでやるからには民間も同調してくれないと困りますねと経営側に圧力かけていたならともかくだけど?「公務員の待遇はひとつの指標で、全労働者の待遇にもかかわってくるからだ」はもー無いと思うなぁ?むしろ社員がそんな事を口にしたら即リストラ(候補)にされるだけがオチな気がするのは気のせい?リストラと給料格差を即刻是正しないとお話にならないと思うんだけど、そんな事どこもする訳ないからなぁ(笑)

 後、変態論について(笑)いえ、この単語が出ると所謂変態性欲の方の変態に思考が走り勝ちですが、これはアリスも推薦する変態性欲の権威の准教授に任せておいて(笑)こちらの変態は昆虫の変態…幼虫から成虫になるアレですよ(笑)で虫屋さんの話ってのバイアスがかかりやすいという話…所詮、マニアだし、マイノリティだし、変質者じゃねまでいくとな…「というような話をすると、読者がとたんにスーッと引くことを、私はいままでの経験から知っている」とな…文化ネタでも「虫や自然の話になると急に反応が鈍くなる」そー…うーん、これで自然とかエコロジーとか地球温暖化とか言っている訳で、お題目って大切なんだなぁ(棒)「マイノリティはかくも理解させにくく、ゆえに迫害は続く」というのは、人はステレオ・タイプがお好き?って事なんですかねぇ?蝶々のコレクターだと?怪しいってなもんで(笑)

 まぁ環境的なそれでいくとエコロジー流行りだからなぁ?どこぞの人達の盛り上がりは傍から見るにはまさにそれってどうなの?だと思うんだけどなぁ?で、どーよ?政治的にもアレだしなぁ…本当どこまで行くんだろ?「いつの日か、二十世紀末-二十一世紀初頭の「環境ファシズム」の問い直しがはじまったとしたら、私たちはまた「歴史の過ち」を反省し、だれかの「エコ協力」や「エコ責任」を追究するのだろうか」とな(笑)大山鳴動して鼠一匹なんてオチじゃないですよね(笑)

 他にアリス的というと言葉の理解力、もしくは誤解力がどーなっているんでしょ?かなぁ?まぁ反語的なソレに対するソレがかなり落ちてはいるのは何となく日常で増えてきたなぁと思うけど?本書で言うなら老人力、バカの壁、負け犬となるのか?どれも反語的というか、捻りがキモだと思うんだけど、もー額面通り取る人の方がアレなのか(笑)まぁ本書によると「自己責任」が「国に迷惑をかけないこと」まで行っているみたいだしなぁ…三回転半までいかなくて一回転半位でクスリっと笑う余裕すらこの国にはなくなっていくのか…うーむ…

 後、それに付随して言葉で行くなら居酒屋、ファミレス、コンビニ系のバイト言葉がこれまたよく言う、日本語が乱れているになる話(笑)己の日本語もどー見ても美しく正しい日本語とはとても言えないので、その点については実はあんまり気にしていないんだが、世間では盛り上がっていたのか?何とゆーか、それ以前によく注文間違えられるし、おつりもよく間違えられて、例としてはコンビニ店員に店でてから追いかけられてつり銭渡された事も複数回あるし、どこの店とは言いませんが(笑)とあるスーパーでは一品しか買わなかったのに二個分請求されたとか…どーもバーコードを無意識に二回読み込んだみたいだけど、これはさすがに指摘したがこちらが指摘するまで素で気付いていないし、店員の人…その上これ「あっ間違いですね」の一言で済まされたり…いかにもバイトなおばさんだった(笑)カゴに一個しかブツないのに誰でも単体価格知っているソレなのに、この値段はおかしいとは思わないのか?うーん…マジこんな生活なので、頼んだ物がちゃんときたとか、お釣りが正しいとかで十分嬉しいの世界で、言葉なんてそこまて気が回らないんですよ、奥さん(笑)えと普通に日本に住んでいるはずなんですけどね(笑)だから、バイト語でもちゃんと反応してくれる店員でえーじゃないか?じゃなかろーか?マニュアルからはみ出すと思考停止状態のソレの場合、打つ手なしですから(笑)

 でもって、言葉続きでかわいい帝国主義のとこ、メインは歴史と観光の認識のついてだと思うんだけど、ベトナム観光ガイドのとこの言葉で「さあ、Bon Voyage!」とかあってそれに「Bon Voyageって、あんた、そんな旧宗主国のことばを…」の件かなぁ?観光ガイド的にはハワイで言うなら末語にアロハーとつけるよーなもんだと思うんだけど、ベトナムでは仏語となる模様…著者はそれってどうよと思ったみたいだけど、ベトナムの公用語はベトナム語だけど、高等教育的選択肢では仏語に分があるとか?というよりむしろ、仏語じゃないと出世できないシステムになっているらしー…仏語で学校でおべんきょして、仏の大学に留学するというのがベトナムエリートの実態だとどこかで聞いたよーな覚えが?ちなみにこのベトナムでの仏語奨励の費用、仏がかなり教育資金として提供しているそな…女の子のかわいい帝国主義なんかより、よっぽど帝国主義だと思うけど、そちらは如何なんだろか?とふと思ったり(笑)

 女の子的というか、女性的視点でいけば、男の子育ての項がまぁ気持ちは分かる。女性が働いて子育てしても当たり前なのに、男性が働いて子育てしていると自慢する男ってどよ?ですね、分かります(笑)まぁ男女平等が本当に頭に入っているならアレですけど、今時の世間的にはまだ貴重種、最先端のノリですからねぇ(笑)それとオヤジなる単語の意味合いについても、まぁマッチョと同じで最早昔日の影なしですかねぇ…でまたこれに気付いていない殿方もいらっさると…

 本書的には2005年の流行語大賞が「想定内」だった事におろろいた(笑)いや最近はどっちかというと「想定外」の方じゃね?ですから(笑)で、本書で一番ハーヘーホーと思わされたとこは新潟県の巻町の反原発運動。住民投票によって六割が原発建設に反対したし、町長選まで大荒れのソレですね…この詳細は本書をドゾ。反対派の町長が就任し、推進派に迫られて負けるかもしれない時にとったミラクルな措置は、いやー、この手があったか?とホントおろろいた(笑)著者も「それにしても巻町住人、あの手この手でよく闘うよねえ。いや、隣町ながらあっぱれじゃ」と手ばなしで絶賛してるし(笑)

 で、ここで問題にしているのは、原発の場合のその命名だったりする。最近は何でも大きい名前、よーは広域の名前をつけたがるのが普通じゃね?市町村合併の始まって、小さいといっていいのかサッカーなんかでも地元に根差してとかいっても市町村名より県名とか地域名とかに変えてるとこ多いし(笑)その方が多くの支援とか協力とか、あと分かり易さがあるんだと思うけど、これが原発となると一変して地域の中でもどんどん小さな名前になると…でも特定地域の問題だけでないのは事故が起きた時「そうした行政的な区分には何の意味もないことがわかる」とな…これはもー今では全国区で認識させられてしまったからなぁ…だから著者は広域の名前にしたらとおっさっていらっさいまする(笑)ついでにご提案させて頂くならそれに賛成した議員と電力会社の役員と官僚のフルネームも正式名称につけたらどーか?だよなぁ?いえ、通称は県名とか広域地域名だけで呼ばれるだろーけど、正式の文書にはズラズラズラとその名前が末代まで残るんだから、これダンテの神曲ばりでいーと思うんだけど、ど(笑)

 とまぁ、他にもいろいろいろいろいろいろエビ満載ですので詳細は本書をドゾ。おべんきょになるぞー(笑)最後に一つ、実に著者らしーなぁなとこを一つあげるとしたら桜の咲かない入学式の項ですかねぇ?よく教科書にある入学式と桜のセットな話ですね…これは東京中心主義だぁーってアレですよ…まぁ最近は地球温暖化だか知らないが入学式の前に桜散っていたりするのもあると思いますもあったりするけど、他地域の人からすると差別だという事になるみたいなのかなぁ?この手の発言をする人は何でやねんの大阪人が多いよーな気がしたが実際に聞いた事はないんですよね、どっちかというと個人的には新潟の人が多いなぁと思っていたんですが、やっぱ著者もそーだったのか(笑)一番手が上がりそーな北海道とか沖縄の人からそゆ話聞いた事がないんですが、どだろ?

 で、まぁ入学式と桜の描写のところを各県で差し替えたらいかがとも思う、ただし印刷コストは上がるけど、その分の負担はプライドと違和感には変えられないよねという事で各都道府県が持つのだろーか?後は、その年の入学者の数が一番多い地域に準拠するみたいなノリで行くとか?そーすると多分、鳥取には永遠に出番が回って来ない事になるのか…とゆー事で、国体じゃないけど毎年持ち回り式もあるか?今年の入学式の描写は○○県とか(笑)まぁどーやっても、それってどうなのはついて回ると思うけど?

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