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2014年2月10日 (月)

環世界の住人?

動的平衡2  福岡伸一  木楽舎

 サブタイトルが、生命は自由になれるのか、なんですが、取りあえずタイトルから分かるよーに第二弾でござるという事で、これは福岡ハカセのライフワークになっていくんだろーか?万物は流転するみたいなノリでよござんすか?なのかなぁ?19世紀に入ってから、生物学は否定、肯定、否定、肯定の繰り返しのよーな気がするのもこれまた気のせいか?傍から見る分には三歩進んで二歩下がるじゃね?

 本書にあるけど、生物学的には生命とは何か?とは「自己複製するもの」だったよな?これ利己的な遺伝子のリチャード・ドーキンスの主張なんだそーだが、とにかく子孫を残したものが勝ちみたいなノリか?生存競争の勝者になるけんっな世界観ですかねぇ?拡大路線で生きようってか(笑)

 で、本書はもーちっと違う多角的な視点で生き物を見て行こうがメインテーマでしょか?

 アリス的に生物学…あんまり接点は…どだろ?他にアリス的なとこでは著者も好きだと告白しているグレン・グールドのゴルドベルク変奏曲が出てくるとこですかねぇ?ちなみに著者は確か大学時代は京都で過ごしていたはずで、京都、学生、ゴルトベルクとなれば、これはもーあると思いますでしょー(笑)

 後は幼き日々の思い出ではないですけど、昆虫採集で、昆虫飼育ですか…そこで蝶が出てきます…蝶々の幼虫って葉っぱを食べるのは知っていたけど、その種によって食べる葉の種も決まっていたんですね…皆キャベツ食べているのかと思ってました(笑)収集家って食糧確保だけでも大変な事になる模様…

 かくて本来、生き物はローカルだったんだなぁというか、ヒトだけが適応過剰なのか?まぁ移民しても、移動しても外来種という事にはならないもんなぁ…いや、マジ言ったら今時だと差別だぁーになるだろーし…本書的なとこでいうなら腸内細菌だろか?日本人のお腹には海藻を分解してくれる細菌がいるけど、欧米人の腸内にはいないとな…その土地で生きるという事はそーゆー積み重ねの結果なんでしょか?

 それとは別に「すべての生物は自らの分際を守っている」というのはそれが自然というものだからだろなと…でもヒトは「自然を分断し、あるいは見下ろすことによって分際を忘れ、分際を逸脱している」というのは、もー人間よ、自然に帰れは無理っスな世界なんですかねぇ…まぁエネルギー問題一つとってもアレですけど(笑)

 本書的に言われてみればその通りなとこで、ヒトはタンパク質や炭水化物の旨さは分からないそな…ただし、アミノ酸や糖の旨さは分かると…更においしいと感じる旨味の元、グルタミン酸って非必須アミノ酸だったんですねぇ…人間の味覚って(笑)本来なら必須アミノ酸に的を絞るべきじゃね?でそれがずれている意味は何ぞや?

 ですかねぇーで、何ぞや?的には女性の生理周期の連動…所謂マクリントック効果、ドミトリー効果ですか?詳細は本書をドゾなんですが、これを発見したマトリントックせんせーによると排卵期が同じなら妊娠期も同じで出産も子育ても同じになって協力できるからじゃね?とな…著者はそーかもしれないけどリスクも増えるよねな点を指摘していらっさいますが、戦争、抗争、天災、病気の流行、同時期に出産で手一杯となれば外的要因に対応できる余力があるのか?という事らしー…まぁどちらも一理あるよな…

 ただ、ふと思ったのは昔は出産は母子ともに命がけだったはずで、死産の場合も悲劇的という点ではそーだけど、母体が死亡して赤子が残った場合、母乳的にどーよ?と…昔は粉ミルクもなかったろーし(笑)ミルクタンク的な意味で同じ時期ってメリットあるよな?

 他にも興味深いお話がいぱーいですので詳細は本書をドゾ。個人的にへーへーへーと思わされたとこは、ネオテニーのとこと蟻の話のとこでしょか?ネオテニーはというか、子供期間の長さと進化…よーは勉強期間の長さですかねぇ…スキルを身に着ける時間が長いとか?その性成熟が低いという事は「縄張り争いや順位づけ、メスの取り合いやオス同士の闘争などが起こりにくい」とな…大人になってやってる事がそれって…大人になんかなりたくないってか(笑)

 も一つは働かない蟻が二割いるよというあの話なんですが、結局これは常に二割の余剰、遊軍を持っている事が自然だという事なんですかねぇ…スペアを常備していると「危機に対処しやすいというわけだ」とな…て事は組織って遊びがないとヤバイって事か?て、事はリストラ奨励してる企業には…皆まで言うなの世界か(笑)

 バランス感覚って、やはり自然の方が一枚も二枚も上手な感じ、ですかねぇ(笑)

 目次参照  目次 生物

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