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2014年2月18日 (火)

命短し恋せよ乙女?

恋する日本史  山名美和子  新人物往来社

 サブタイトルが、やまとなでしこ物語なんですが、うーん…やまとなでしこってこーゆー人達を指すのかと初めて知りました(笑)まぁ平安以降の女性達も7いぱーい出てはきますが、戦国と幕末・維新の関係者多しの世界かなぁ?後、やはりその女性を中心にしての美談系となっているとこですかねぇ?例えば、濃姫の章と生馬吉乃の章とか比較すると、トーンが違うんですよねぇ…正室と側室じゃちゃいまんがなの世界か(笑)

 歴史的には悲劇だけど、女性的に見るならば、熙子、明智光秀の奥さんがこの時代的には幸せかなぁ?まぁ光秀も下積み時代はビンボー万歳な生活だったとしても、世に出てからも自ら奥さんの看病するし、側室も持たなかったらしーし…キリシタン大名でもなかったのにこれは珍しいのではないだろーか?

 まぁ正室と仲睦まじいより、むしろ確執の方があると思いますの世界だったろーしなぁ?家康と築山殿とか、信康と徳姫とか、親子二代でアレなのは何だかなぁ(笑)どちらの姫も今川と織田という、当時では徳川より権勢は上にある奥さんをもらったという事は、それなりに婚家にも気遣いが必要不可欠だったはずで、女性に対する気配りが今一の親子だったのだろーか?と邪推してみるとか(笑)ちなみにこの後、秀忠と小督(お江与)もアレだし、もしかして徳川家の男達というのは、アレだったという事ですかねぇ(笑)

 アリス的には、大阪人としては太閤秀吉という事で、本書ではおねと淀殿でしょか?後幸村関係で、兄の嫁の小松殿とか?ちなみに小松殿は本多忠勝の娘、家康の養女となって真田家に嫁入りしたお人…正室はやはり当時の政治状況が絡んでいるよなぁの世界か?

 後、秀吉の正室おねと側室の淀殿は、後の男性史観でいくとおねに軍配が上がるのが普通だけど、まぁどーだろ?特に淀殿の縁戚関係は凄い事になっているからなぁ(笑)有名な浅井三姉妹だけでなく、配偶者含めてその関係者ご一同様の思惑がこれまた激動の戦国時代ですから(笑)

 にしても、おねと淀殿というか、秀頼との関係もアレだったとゆー事なのかなぁと?「秀吉の関白任官に関する文書や辞世の句は、おねの甥・木下利房の子孫に伝わっている。継子の秀頼に渡さず、おねが保管していたのだ」辺りで含むものがありそーな気がするのもこれまた邪推のしすぎか?

 他には、和宮でしょか?徳川家茂の正室となったお人ですけど、元婚約者が有栖川宮熾仁親王だったとな…

 とにかく、沢山の女性が登場しますのでエビ満載(笑)恋愛絡みの話も多いですけど、坂本乙女とか、杉の大方のよーな育ての親的な生き方を貫いたこれまた凄い人達もいらっさる訳で…ある意味カエサルの母みたいな存在か?歴史は母親によって作られるんですよ、奥さん(誰?)

 最後に今とつながる、ありがちな話じゃないか?で、大山捨松のエビとか?「女子教育に取り組もうと希望を抱いて帰国した捨松に、失意の日々が訪れる。文部省は仕事を与えてくれなかった。帰国子女で日本語もあやしく、適齢期を過ぎても未婚だと偏見の目で見られ、学校を作る計画も中止した」とな…昔から女性キャリアを使う事も育てる事もできない国なんですよ、おぞーさん(誰?)

 で、も一人対極にあったんだろか?の陸奥亮子、陸奥宗光後妻ですが、後に宗光が駐米大使となり赴任した時、夫人は「ワシントン社交界の華」とうたわれたそーで…「イギリスの外交官で日本に通算25年も滞在したアーネスト・サトウは、日本女性の容姿をめったに褒めなかったが、亮子ただひとりについては「若くてたいへんな美人、すずしい眼とすばらしい眉」と絶賛している」とな…男社会で生きていく、もしくは評価されるってやっぱそゆ事なんでしょかねぇ(笑)

 その他、エビ満載ですので詳細は本書をドゾ。

 登場人物は、熙子(明智光秀夫人)、おね(豊臣秀吉夫人)、桂林院(武田勝頼夫人)、村山たか(井伊直弼・長野主膳義言・愛人)、河井すが(河井継之助夫人)、お龍(坂本龍馬夫人)、木戸松子(桂小五郎夫人)、濃姫(織田信長夫人)、お市の方(浅井長政夫人・柴田勝家夫人)、まつ(前田利家夫人)、天英院(徳川家宣夫人)、楠本イネ(シーボルトの娘)、和宮(徳川家茂夫人)、大山捨松(大山巌夫人)、常盤御前(源義経の母)、築山殿(徳川家康夫人)、菊姫(上杉景勝夫人)、細川ガラシャ(細川忠興夫人)、大井夫人(武田信玄の母)、督姫(北条氏直夫人、池田輝政夫人)、立花誾千代(立花(高橋)宗茂夫人)、村岡局(近衛家老女)、お登勢(寺田屋女将)、おとよ(阿部正弘側室)、榎本多津(榎本武揚夫人)、陸奥亮子(陸奥宗光夫人)、祇王(平清盛愛人)、建礼門院徳子(高倉天皇中宮)、静御前(源義経愛妾)、匂当内侍(新田義貞愛人)、仙桃院(長尾政景夫人)、淀君(豊臣秀吉側室)、豪姫(宇喜多秀家夫人)、坂本乙女(坂本龍馬の姉)、杉の大方(毛利元就の育ての母)、生駒吉乃(織田信長側室)、如春尼(顕如夫人)、千姫(豊臣秀頼夫人・本多忠刻夫人)、野村望東尼(野村新三郎貞貫夫人)、おうの(高杉晋作愛人)、如蔵尼(平将門三女)、巴御前(木曾義仲愛妾)、覚山尼(北条時宗夫人)、鶴姫(三島水軍女将軍)、阿茶局(徳川家康側室)、お初(京極高次夫人)、小松殿(真田信之夫人)、小督(お江与)(佐治一成夫人・羽柴秀勝夫人・徳川秀忠夫人)、おたあジュリア(小西行長養女)、原采蘋(原古処の娘)

 目次参照  目次 文系

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