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2014年3月 7日 (金)

愛あればこそっ(笑)

歴史を変えた魔性の女たち  寺林峻  日本文芸社

 サブタイトルが、野心に燃える悪女の色と欲で、コピーが、愛欲に身を焦がす恋多き女たちの栄枯盛衰!なんですが、歴史エッセイというより、歴史再現ドラマ的な?歴史エビみたいなノリかなぁ?ある意味再現ドラマを挟んでのその時歴史が動いたっに近いのか(笑)とはいえ、副題やコピー程のどぎつさはないよーな…愛に生きたというより、恋に生きたという感じだが、まぁ自分に正直に好きに突き進んだ人生って奴でしょか?

 豆知識も満載で、室町幕府、将軍の正室が必ず日野家から出るのはなんでやねん?と思っていたんですが、これ「足利家の初代将軍尊氏が時の後醍醐天皇にそむいて敗走したとき、それならと光厳上皇をもう一人の天皇に押し立てて賊軍の汚名をそそぐことができた。そのとき尊氏の意向にそって光厳を足利側につかせたのが、当時、醍醐三宝院の僧正で、日野一族の賢俊だった」とな…「その恩義を忘れまいと、将軍の妻の座は日野家のために空けられている」そな…かくて室町というか、中世というか、日本史上最大の悪女と言われる日野富子参上なんですね、分かります(笑)

 この日野富子の章と、これまた後醍醐天皇の寵姫となった阿野廉子辺りを読み比べるだけでも、成程日本史な世界か(笑)

 アリス的には、ある意味肉食女子の集まりですので、アレかなぁ?ただ、アリスって無類の顔フェチというか、美人に弱いので、逆にあると思いますなのか?うーん、アリスの人生も高校生の初々しいラブレター事件、まぁアリス的には一生もののトラウマになっているみたいだけどとスイス時計で思ったが、菩提樹荘ではあっけらかんとしていたしなぁ…まぁそれもともかく、大学から32才までの小説的には空白期間に結構美女に騙されていそーな気がするのは気のせいか(笑)

 京都的にいくなら、藤原薬子、和泉式部、待賢門院璋子、小督局、日野富子か?阿野廉子も振出は京都だけど、後醍醐天皇の都落ち行脚友の会だからなぁ…まぁそれにしても、天皇絡み、将軍絡みの話が多いというのもやはり権力がものをいうという事か(笑)とはいえ、出雲阿国みたいなパンピーですが、何か?みたいなのもあるしなぁ…いや、この生き方はいっそ天晴じゃね?ですけど(笑)

 でもって、北条政子、日野富子、春日局と将軍(家)に関わる女性陣は皆、きっつー、という感じになるのは何故なんだろぉ?結局、男が駄目で己が前に出ないといけなくなると、こーならざるを得ないという事なんだろか?うーん…

 さて、豆知識的には千姫のとこで、「再婚するには秀頼と離婚するため縁切寺へ入らねばならないという」とな…これ秀頼が死んだからそんなの関係ねぇー(死語?)という訳にもいかないらしー何故ならば「姫さまは豊臣家から離縁されなさったのではなく、ご自分で出ておいでです。縁切寺に入るしきたりにそっていただかなぬと示しがつきませぬ」という事になるらしー…「男から離縁するときは三くだり半の紙切れ一枚でいいのに、なぜ女から離縁しようとすれば、そんな煩わしいことがいるのか」となるとな…いやー女性の人権なんてそんなの関係ねぇー(死語?)ってか(笑)しかし、縁切寺ってそーゆー意味でも必要機関だったのか?

 まぁ、美女も色々、人生色々、これらの女性陣の生き方については、朝井さんのご意見を拝聴したいよなぁ(笑)てな訳で美女に生き方の詳細については本書をドゾ(笑)

 登場人物は、額田王、孝謙天皇、藤原薬子、和泉式部、待賢門院璋子、小督局、北条政子、阿野廉子、日野富子、お市の方、淀殿、千姫、出雲阿国、春日局、絵島

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