« 愛あればこそっ(笑) | トップページ | ある意味、正直者で努力家なのか… »

2014年3月 8日 (土)

産めよ、増やせよ、地に満ちよ?

オニババ化する女たち  三砂ちづる  光文社

 サブタイトルは、女性の身体性を取り戻すなんですが、21世紀の結婚のすゝめというより、出産のすゝめかな?「誰ともでもいいので結婚したほうがいい」「さらに言うならとにかく早く結婚したほうがいい。あるいは、結婚しなくても女性は早く子どもを産んだほうが、いいと思っています」という主旨に基づいて書かれている本なので、まぁ少子化の昨今には政治的に正しい本という事になるのか(笑)それとも女性にとって福音というか、予言書、指南書になるのか?多分、対象は出産年齢にある全女性に向けてなんでしょーけど、本書を拝読して一番に思った事は、著者は男の人を信じていらっさるのだなぁと(笑)

 どゆ本かいうとベストセラーになった程の本ですから、まさに今更感じゃね?ですけど、アカデミック(?)からこーゆー赤裸々な提言が出てくるとこ、日本もまさに世紀末、いえ21世紀初頭だとは知ってますけどね(笑)何とゆーか、結婚、育児に繋がってはいるんでしょーけど、どっちかとゆーと、出産、セックス、生理といった女体直接系からアプローチしているとこが、ある意味斬新かなぁ?日本的な建前じゃなくて、本音いってみよーみたいな?

 とはいえ、別にポルノ系でもないので(笑)とにかく普通に生きろ的なとこですか?食欲や睡眠欲と同じよーに性欲もあるのは当たり前、で、それらを日常でちゃんとクリアしていないとオニババになるよというのが、タイトルに繋がっていらっさると…

 アリス的にオニババ…予備軍的なら朝井さんとか、こまちさんとかになるのかなぁ?ただそゆ人は「自称「負け犬」の人たちはお金もあるし、力もありますから、よしんば結婚しなかったり子どもができなかったとしても、恋人がいる生活をするのでしょうから、あまり心配していません。負け犬だ勝ち犬だと言っている人たちというのは、所詮恵まれて、学歴もあり、家族も自分にお金を投資してくれて、親も勝ち犬だ負け犬だと心配してくれるような人ですから、人生の強者です。そういう人たちはどんなふうにしたって、生きていけるのです。ですから、彼女たちは好きなように生きればよいのだと思いますが、問題はそういうカテゴリーにない人たちです。そちらのほうがマジョリティなのですから、そういう人たちが、間違った方向に導かれることを心配してしまいます」とな…まぁ朝井さんなんかは、何があろーと強者の人生な気がしないでもないが(笑)

 の前にオニババ化とは何ぞや?で、女性が「自分の性、つまり月経や、性経験、出産といった自らの女性性に向き合うことが大切にされないと、ある時期に人としてとてもつらいことになるのではないか、ということです」でこれが、オニババ化への道だとな…

 でもって「日本の昔話には、よくオニババや山姥が出てきて、ときおり道に迷った小僧さんを夜中に襲う話があります。あれは、更年期を迎えた女性が、社会の中で新しい役割を与えられず、山に籠るしかなくなり、ときおりエネルギーの行き場をもとめて若い男を襲う、という話だったととらえています」とな(笑)おばさんの性衝動なめたらあかんぜよってか(笑)でもまぁ殿方的に言えば、それがジャスティスじゃね?じゃね?40才過ぎの女性なんて自分の母親以外は目にしたくもないが本音だろーし、それが山に籠って日常では見当たらなくなってくれれば、これ程有り難い事はない訳で(笑)

 取りあえずわびしい独居生活にならない為にも、結婚しろ、出産しろというのが本書の主張でしょか?しかし、まぁ現代女性の多くが、女性である事や、子供を産む事や、結婚する事に「夢も希望も見ていません」、ですよねぇーで、゛どーしてこーなったぁーとゆーと母親世代から「結婚しても何もいいことはない」「女であっても、経済的に自立することが大切だ」「自分のお金を稼げたら結婚なんてしなくていい」「子どもなど持たなくてもいい」「自分がしてきたのは我慢だけだ」という話を受けてきたからじゃね?でお産に対しても「苦しい、痛い、つらい」というネガティブなイメージしかないんじゃね?

 出産に対する詳細なお話は本書をドゾですが、本書拝読してみる分には産科にかかるなら産婆で産もうの世界かなぁ?結局、母体のトータルケアだと思われかなぁ?産婆で出産の場合は、産婆さんひと月に三人もみれば生活していけるという事で、よーは母親に対する出産前は勿論出産後のそれも手厚いものがあるよーで…世界の産婆事情の詳細も本書をドゾですが、蘭の産婆の場合13-5件もたないとやってけないとなれば違いは一目瞭然じゃね?だろなぁ…逆に言えば、日本の出産費用っていったい?と思わなくもないが?その点はどーなのだろぉ?

 それにしても妊産婦死亡率って日本の場合は十万に対して六だそな…先進国が4-10位で、ラテンアメリカで150-200、南アジアで300、アフリカで800越えてるって…何とゆーか…更に乳児死亡率とかの実態についての詳細も本書をドゾですが、妊産婦のそれより乳児のそれの方が「効果を計りやすい」というのがある模様…「どの社会でも子どもは最優先なのですが、女性は必ずしも優先ではないところがあるのです」とな…まぁ女性についてのそれ、母体についてのそれは、まだまだこれからの分野って事になるんですかねぇ…

 さて著者によると「女性というのは、やはり、少しボーっとしているほうがいいようです。こっちの世界にいるのかあっちの世界にいるのかよくわからないけれども、ふわっとしたような感じ、というのがよい状態だと思います。やっぱり、セックスを通じてそういう感じがもっとも身近に得られると思っています」とな…ボーっとした女性、何かマリリンみたいな夢見る目線と半開きの唇が浮かんだが?そゆのではないのか?逆にボーっとしたサ○チャーとか、ボーっとしたヒ○リーとか、ボーっとしたラ○サとか、あると思いますなのか?

 ちなみにこれまた「女性というのは、自分のからだを使って、セックスしたり出産したりということをしていないと、自分の中の、女性としてのエネルギーの行き場がなくなる、と私はとらえています」とな…「望む人はパートナーを持て、性生活があって、結果として子どもができたら子どもを産めて、ということは、人間として生きていく上でとても大切なことのはずです。どんな人にもパートナーが見つかるように…おそらくもともとは、そのための制度として、「結婚」というものができたのでしょう」とな…「女性は男性よりも身体的に鋭いところがありますから、密な人間のふれあいなしには、生きていけないし、セックスもその途上にあるのでしょう」とな…更に「性欲がうまく昇華される必要があるのは、三十代後半以降だと思っています」とな…

 まぁ、ある意味、セックス礼賛、結婚礼賛、出産礼賛、立て万国の女性達の世界か?プロバガンダなんすかねぇ(笑)親的に「大した才能もない娘に、「仕事して自分の食い扶持さえ稼げればいいんだよ」とか、「いい人がいなければ結婚しなくてもいいんだ」というようなメッセージを出してしまうことは、その子にとってものすごい悲劇の始まりではないかと思うのです」となり、「女性が今、仕事仕事仕事と言って結婚しないのに、醒めた目で見てみると大した仕事をしているわけではない、というようなことも、けっこうあるのではないかと思うのです。こんな仕事のために、自分のリプロダクティブライフを無駄にしたのか、と気づいても遅い。このご時世、簡単にリストラされたりするんですよ。どうするのよ、と思ってしまいます」だそーですよ、おぞーさん(誰?)だけど「私は環境に恵まれていたわけですから、みながみな、そういった恵まれた働き方がすんなりできるとは考えいませんけれども、少し工夫すれば、何か働き方があるのではないかなと思います」とな…大変、説得力のあるご提言の数々痛み入る思いでございます…たいした仕事とたいした私生活をしている人は言う事が違うってか(笑)

 かくて「とにかく縁があった人と、誰でもいいから結婚するというぐらいが、大事だと思います」とな…「誰とでもいいから結婚したほうがいい」とな…「とにかく早く結婚したほうがいい、あるいは、結婚しなくても女性は早く子どもを産んだほうが、いいと思っています」とな…不倫の項でも問題なのは「この不倫関係においても女性の生殖年齢というのがスポイルされている」事だそで…この「「めかけ」のすすめ?」の項は最初から最後まで詳細は本書をみてくらはいですけど結局のとこ「でもこういったパターンでも、相手がいないよりはあるほうがいいと思います。なにより相手があることが肝心なのです」とな…二号、三号となれば相手がいるにしても、いるのは物理的に1/2、1/3とかでもオケという事か?となるとどこぞのハーレムなんかでは100人200人当たり前で、それでも相手がいるからオケなのか?太閤秀吉のソレとか?正室、側室なんて仏王室の顛末を思い出して比較しちゃアレか…何かどの位を想定していいのか頭のボケた己には想像もつかない世界だよなぁ(笑)

 でもって、シングルマザーについても「やはり相手がいて子どもを産むほうが、物理的な面だけで見てもずっとやりやすいし、なにより、楽しいでしょう」だそーですよ、姐さん(誰?)「パートタイムであるとか、勉強だとか、そういうことがデメリットにならないほどの育児手当を、行政が出さなければならないということだと思っています。先日、調べたのですが、ヨーロッパの国はみな育児手当制度を持っています」とな…まぁそーだろぉなぁなソレではありますが、でもその海外でそれも問題になっ…ゴホンゴホン…

 ちなみに「男と女の関係なんて、ぜったいそれ(セックス)しかないと思っていますから。それがうまくいかなくなるから離婚するのです。ですから、中高年夫婦で仲が悪い、と言っている人たちを見ると、前にも同じようなことを書きましたが、みんな「私たちはセックスがうまくいっていません」と書いてあるみたいで、やはり恥ずかしいと思います」とな…みんなみんなうまくセックスできないのが悪いんだぁーってか(笑)

 何とゆーかここまであっけらかーんと男ゲット、子供ゲット、それで人生オケと言われると…それもあると思いますなのか(笑)先人の教えじゃないけど、母親世代の言う事はそんなに間違っているのか?それが問題だと思うけどなぁ…たいした仕事をしていない娘にしても、たいしたことない男と結婚してたいしたことない子供を産む娘よりはマシと思っているかもしれないしなぁ…親的に娘が憎いというのならばそれはたいした復讐劇だけど、それを否定するという事は親のそれまでの人生経験をも否定する事にならないか?とふと思う…私は正しかったんだぁーっと言い続ける為に、頑固に結婚よりは仕事という思想は撤回しないというのもあると思いますなのか?どーか?それとも親より上の世代の先人の知恵は信じるけど、親世代の先人に知恵はノーサンキューってか?

 それともう一つは本人が結婚していないとはいえ、友人知人の一人位は結婚している人はいるだろーで、これまた子供のいる人もいるだろーで、それを見て、どー思うか?判断するか?だよなぁ…そーゆー事例から何が何でも結婚したい、子供産みたい、とゆー気になった話って…うーん…きっとどこかにあるんだろなぁ…

 更に、結婚となると本書では殆ど、配偶者と子供の事しか出てきませんが、結婚となれば、舅、小姑、姑、親戚一同、地域社会に職場その他もろもろがついてくるというのも否めないんだけど…これについてはどーか?そりゃ本書のよーに助けになる叔父さん叔母さんの世界もあるだろーけど、これまたきっとそーゆー美談な世界もあるんだろぉなぁ…

 まぁ、本書は本当に目から鱗というか、世界の地平が那辺にあるか?ちょっくら考えたというか、開眼したかもなぁか?考え方、概念って人によって全然違うもまたあると思いますなのか?まぁセックス感が「けっして最初のセンセーションだけではなくて、お互いに開発していくものですので、その関係の深さというものを覚えると、同じ相手でもあまり飽きないものではないでしょうか」だそで、結婚は人生の墓場だじゃないんですよ、奥さん(誰?)、更に女房と畳は新しい方がいーのかで「相手をとっかえひっかえしている男性というのは、「初歩的なセンセーションで楽しむだけが、一番楽しいと思っている薄っぺらな男です」と額に書いているみたいな気がしてしまうのです」とな…どんな男でもいいというわりには、こんな男はどーなるんだろぉ?ベ○ルスコーニに聞いてみよーとか(笑)今ならオ○ンドも、ゴホンゴホン…

 本書を拝読してまず思ったのが、脳科学的なソレとか、サル学的なソレはいったいどーなるのだろぉ?な事かなぁ?些事的なとこではカサノヴァとか、光源氏とか、英国貴族のマダムの寿命とか(笑)まぁともかく、本的なとこで思い浮かべたのがジャレド・ダイアモンドの一連のソレかなぁ?あれも実に男性史観、米史観だと思っていたんですけど、本書と比較すると、私的にはまだあちらの方がアリス的に言うなら理解理解の世界かなぁ(笑)

 まっ種としてどーよ、生物としてどーよ、とゆー大変深淵なお話だと思いますので、興味のある方は本書をドゾ、あっ自己責任でドゾ(笑)個人的には、たいした仕事もしていない娘は出て来ても、たいした仕事もしていない息子の方はどーなんだろー?と素朴な疑問が…大半のどーって事ないマジョリティは何をおいても、結婚・出産がジャスティスらしーが、結局のとここれは、富の再配分の成れの果ての話じゃないのだろーか?と思うのは気のせいか(笑)

 目次参照  目次 未分類

|

« 愛あればこそっ(笑) | トップページ | ある意味、正直者で努力家なのか… »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

未分類」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 産めよ、増やせよ、地に満ちよ?:

« 愛あればこそっ(笑) | トップページ | ある意味、正直者で努力家なのか… »