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2014年4月20日 (日)

いつの時代でも世界を変えるのはマイノリティであってマジョリティではない(笑)

マツ☆キヨ  マツコ・デラックス 池田清彦  新潮社

 著者二人による対談集となるんでしょーか?対談が行われたのが東北の震災の後だった影響かとマツコすわんもおっしゃってるが、震災と原発の話の比重が多いかなぁ?さて忌憚ないご意見なのか、それともただの放談なのか、受け手によるのかなぁ?後書きは池田先生だが、「私が最も嫌いなのは、マジメでバカな人、次に嫌いなのは単にバカな人なのだ。マジメでカシコい人は嫌いではないが、時に辟易とするのであまり付き合いたくないのである」って本音ダダ漏れ乙でしょか(笑)そんな訳で相変わらずゆるーく池田節炸裂しているよーな(笑)

 本書の対談を読んで思った事はマツコファンの方なら周知の事実かもしれないが、マツコさんは切れる毒舌家ではないとゆー事でしょか?普通に会話しているというより、普通以上に現代について危惧なさっている人なんだなぁと感心しますた…いや、ホント。時代に迎合した方がテレビタレントとしての立ち位置からしたら楽だろーに、そーじゃなくていちいち、おかしいと思うと青年の(?)主張しているとこはいっそ天晴っ。

 日本人は何かあると黙って耐えるが普通なのに、声を上げて疑問を問う、警鐘をうつ人ってそーはいないよーな…その点ではマツコ節の真骨頂なのかもしれない(笑)かくて、そんな二人の対談は全方位不定形で進軍している模様(笑)アパーム、アパーム、酒持って来ぉーいってか(笑)

 アリス的にこの人選はもしかして彼かの蘭ちゃんに被るのだろか?本書でびっくりしたのは、マイノリティによるマイノリティの差別ってあるんですか?とは知らなかった…ゲイでいうと普通のゲイの人からしたらニューハーフは差別対象になる模様…いやー、世の中凄い…もっとも米なんかはそれ以前に「ゲイとかレズビアンというだけで、殺されるくらいに、明確に差別があるでしょう」(@マツコ)な世界だそで…差別のない正義の国ではなかったのか、米?

 このマイノリティのあり方についての池田先生のお言葉は何とも…「「自分たちが特別で、他の人は凡庸」というかたちでやった運動というのは、だいたいうまくいかない。日本共産党が伸びないというのもそこにあるんだよね。自分たちだけが特別で、「いつも正しい」と言っているでしょう。「自分たちはマイナーだけど、特別だし、正しい」というかまえからは、生産的な話は出てこないね」とは、分かり易すぎる(笑)マイナーのプライドの置き所がどーも違っているよーな?

 発言的には「世界でいろんな紛争が起きたりしているけど、それらも実はマイノリティ内におけるマイノリティ差別が根源だったりすることが多いと思うの。多くの民族紛争がそうでしょう」(@マツコ)は考えさせられる弁だよなぁ…差異について許容できる大きさって、人それぞれ、集団それぞれ、国それぞれとなるのだろぉか?

 そして基本、オヤジはマイノリティに関心がないという事なんでしょかねぇ?「たぶん、マツコさんのことを別にどうでもいいと思っている人というのは、基本的にメジャーな組織のトップにいて、その組織を引っ張っているような人だと思うよ」(@池田)とな…マツコファンって「ふだんからどこか虐げられている要素のある人からの支持が厚いと思うことはあります」(@マツコ)だそーで、エリートからの支持は少なそうというより無いのか?ある意味マイノリティの生き仏的立ち位置だったのか?マツコさんて?「アタシから見ると、たぶん、そういう人たちの象徴が石原慎太郎なんだ。石原慎太郎は男根主義の象徴だよね。そういう人は、アタシのことをほんとうの人間として扱おうと思っていない」軽く口にしている言葉ですけど、重い、重いッス、姐さん(誰?)

 日常はかくもむずかしの世界ですかねぇ?一番分かり易い言は「真面目が美徳だと思うのならそう思う人は真面目にやっていればいいんだけど、それだけで済まなくて、能天気な人を「不真面目」だと言って責めるのよね」(@マツコ)異物、異端についての寛容度というのが、マジョリティの民度なのかなぁ?成程、マツコさんマイノリティ語らせたら日本一という事か(笑)この私はサイレント・マイノリティではいないからねっという断固とした姿勢がパネェ(笑)

 その他、ネット社会についての項もなるほろなぁな話がいぱーいですので、詳細は本書をドゾ。震災、原発についても詳細は本書をドゾ。個人的にえっと思ったのはテレビ局とか不動産会社が「先日の地震でも比較的どこが揺れなかったのか、とかね。そして地価がそれによって変動するんじゃないかと考えている人もけっこういるわけよ」(@池田)とな、商売商売ですかねぇ…これには更に上があって「津波で建物が流れていく映像を見ながら「ゼネコン株、買い!」と言って、ワーッと動いたデイトレーダーみたいなのがいっぱいいたんだろうな」(@マツコ)でしょか…真面目に仕事をって、こゆ事なのか?そーなのか?

 最後に本書については最初から最後までなるほろねぇと考えさせられたとこ多しでほぉーと読み進んでいたんですが、一つだけ気になるところ、というか、やっぱマツコさん男の人なんだなぁと納得したとこがセクリャリティの話題になったところ…両氏共に前向きなんだよね、まぁそーゆー解釈もあると思うけど、女性的に思うとこはそこに敬意はあるのか?かなぁ?池田先生の場合、それ自分の娘さんだった場合も同じスタンスでいられるのだろーか?とふと疑問が?

 うーん、世の中タブー視されている事は口にするのは難しいなぁとしみじみと思いますた…宗教とか、風俗とか、性差とか…そゆ問題がありますよ、と口に出来るのもこれまた勇気のいる事で、あえてそれを遡上にのせているだけでも本書は凄いという事じゃまいか?と思うんだが、どーか?とゆー事で、本書をドゾ。ドゾ。

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