« えいごでわしもかんがえた(笑) | トップページ | 川へ選択に(笑) »

2014年4月 8日 (火)

めりーごーらうんど?

通訳という仕事  原不二子  ジャパンタイムズ

 外国語というと、というより言語というとどーも書き文字文化の国だもので、日本にいると話し言葉としての言語というのは、国民総出で苦手文化の国だものじゃね?じゃね?そんな中で、耳のエキスパートともいえる通訳、同時通訳という職業人は、もー突出している人間にしか見えないんですけど…日本からしたら日本語って普通の世界でも、欧米からしたら何じゃそりゃな言語なのは確かなよーで、この川幅の広さは仏語や西語や、伊語と英語の差なんかよりかなーり広いのはトーシロにも分かるしなぁ…それをひょいと一跨ぎできる人が、この世にいるなんて、いるなんて…いえ、日常会話や旅行会話の世界じゃなくて、通訳としてのプロとしてのソレですから、語学知っている、出来るのレベルが違うと…

 てな訳で拝読したんですが、うーん、当事者としての日常は本当に何でもないよーに書かれているよーな?いえ、失敗談とか、事故とか、パニックとかも掲載されているんですけど、でもまぁそれもまた仕事の一つという達観度の桁が違うんじゃね?

 とまぁそんな通訳業務なお話のアレコレが、淡々と描かれているよな?でして、この業界に興味がある人には入門書的というか、基礎知識的に、全体像をはかる的に宜しじゃまいか?と(笑)

 アリス的に通訳…英語…まぁアリス、サムライ・イングリッシュだからなぁ(笑)マレーでのアリスの英語は本人が思うよりは通じていたよーな気がするけど、マレーで思ったのはむしろアリスのリスニングかも?純粋に英語が分かるという事もアレだけど、会話において相手が言う内容を予測できる能力もまたアレじゃね?でこの点に関してはアリス、自称雑学データベースだけにあれもそれも受け入れ可能状態なんですよねぇ(笑)まぁ通訳的なソレでいくと多分一番適性のあるのは大龍だと思うんですけど?ど(笑)ちなみにマレーシアの称号はとても長いらしーんですが、そーだったのか?大龍?

 さて、本書初っ端が各国語の特徴についての一考察があって、独語だと「馬に対して話すことば」となり、西語は「神様を崇めることば」だそで、仏語は「男の友人同士で語らうことば」、伊語となると「甘く妾に囁くことば」だそな…さすが伊人なのか(笑)これでいくと英語は「鳥に話しかけることば」となるそーだけど、何じゃそりゃ?でこの「English is for birds」って何ぞや?というと「取るに足らない、つまらないことば」って意味だそで、これも一つの慣用句なのか?言葉ってパネェ…

 ちなみに日本語はというと「言霊の幸ふ国」と言われてきたはずなのに、ああそのはずなのに実際は「沈黙は金」の世界にどっぷり浸かっていらっさる模様…まぁ日本人的に言っても通じない、言わずとも通じないなら、言わないよね(笑)しかし、世界はゴネ得文化だもんなぁ…

 まぁそれはともかく日本の通訳には四つの潮流があるとは知らなんだ…「戦後アメリカに生産性の研究のため多数の使節団が行きましたが、これに伴って生まれた村松増美氏、小松達也氏などを中心としたサイマル・グループ。二つ目は、広島、長崎の原水爆禁止運動を土壌として育った佐野壬知子さんたちのグループ。そして、国際基督教大学で斉藤美津子女史に教育されて第一線で活躍しているグループです。最後に、相馬雪香、西山千氏の流れを汲むMRA(道徳再武装運動)で育った私を含むグループです」とな…そーだったのか?

 いやまぁ何つーか、戦後日本の歴史そのものの道じゃね?の通訳道とは何か?山あり谷あり海あり川ありで、詳細は本書をドゾかなぁ?いやもー基礎的なとこから、面白豆知識まで色々ありすぎて、まずは読んでくらはいの世界か(笑)

 通訳するという事で、事前の資料問題なんかも国の特徴が出ているもんなんだなぁと…「政府間会議の場合には、外国の政府は、事前に資料を出すということはほとんどせず、現場でいただくのが普通です」とな…「外国人である通訳を信頼していないせいでしょうか」と続くので、通訳、外交、根深いものがあるのだなぁと…一方日本の場合は「事前に資料が提供されるばかりでなく、事細かな説明もしていただけます」とな…エンジニアの対応なんかもやはりあるみたいで、まぁ何ちゅーか、何ちゅーかではあるよーな(笑)

 ちなみにテレビ局はというと「通訳者のキャリアに関係なく、男性の通訳者には首相や大統領などの要人を、女性には受け答えなど枠アナと呼ばれる役割を与えます」だそな…成程メディアもさりげなく差別だの世界な模様(笑)ちなみに著者いわく「クリントン大統領のヒラリー夫人が、大統領にでもなれば事態が変わるかもしれませんが…」だそで、サッチャーの時はどーだったんだろー?と素朴な疑問が?ついでに言うとメルケルの場合はどーなってんだろー?

 技術的なお話についての詳細は本書をドゾ。まさに言葉は魔物って感じかなぁ?固有名詞的なソレもあるけど、ニュアンス的なソレもあるし、作為的な表現やダブルミーイングなんてのもあるだろーし…いや、まぁ凄い、そして何が出てきても「それは私の専門ではありませんから」と言い逃れる事ができない通訳業というのも心底パネェ…

 それにしても世界で最初の通訳学校が出来たのが独とは知らなんだ…で、これまた結構新しいというか1930年頃というから、通訳って20世紀的職業だったのか?欧州だと年がら年中会議は踊るの世界で、通訳発達しているよーな気がしていたけど、ここはひとつラテン語の世界だったのだろか?うーむ…お貴族様的に仏語か?

 世界史的なとこで、先のボスニア問題…「大セルビア国をつくりたいというセルビア人の歴史的な悲願が絡んでいて、一筋縄では解決できないであろうこと」なのだそな…通訳的には教養として知っておく全世界的に知っておかねばならないの世界で、その民族、その国の下地までとなると、大変ですねでは済まないよな?一人全方位外交官か?

 も一つ豆知識的なとこで数字の桁って、フランス-アメリカ方式しか頭になかったから、ドイツ-イギリス方式があるとは知りませんでした…同じ英語を使っているはずなのに、英米の違いって結構大きくね?の世界か?

 後、前から思っていたが、やはり米人のスピーチって早いのか?ですか…「特にニューヨーク子たちの話し方はバカ早い」とな…「ヨーロッパ人はマルチ言語で生活するのに慣れていますから、英語が母国語でない相手に対する理解と許容心のようなものがあって、対話の姿勢が備わっています」とな…一方米人はというと「アメリカ人は独りよがりで島国的なところがあります」とな…まぁ米人に相手の立場になって考えろなんて、ねぇ…他国に対するリスペクト文化って、あると思いますの世界なのか?どーか?

 ところで通訳の能力について、「資格と技能はまったく別物だと思っています」らしー…いやもー事件は現場で起こっているんだなぁーの世界ですから、テストがどれだけ出来ても実践では、というのはどこの業界もよくあるはなしじゃないかぁーっ(ビブラード付/笑)って事か…

 リアルな現実なとこでは「日本の企業が海外に進出して、現地で合弁事業を起こすようになって、かれこれ十五年の年月が経っています。当初の蜜月期間も過ぎ、そろそろ文化や習慣の違い、人間関係の相違から問題が出始めています。法廷で訴訟を起こされるケースや仲裁で問題を解決するケースなどが増えています」とな…通訳は法廷にまで出向く世界か?それにしても企業とか経済力のあるとこは自前で用意できるけど、個人の場合その国の裁判所(法務省?)が用意した通訳の場合もある訳で、まぁ…

 何にしても通訳業、世界と共に回っているという事みたいです。他にもエピ満載ですので、詳細は本書をドゾ。

 目次参照  目次 文系

|

« えいごでわしもかんがえた(笑) | トップページ | 川へ選択に(笑) »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

文系」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: めりーごーらうんど?:

« えいごでわしもかんがえた(笑) | トップページ | 川へ選択に(笑) »