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2014年4月 4日 (金)

世界の辺境で言語を叫ぶ(笑)

言語世界地図  町田健  新潮社

 よく地球には外から見たら国境線はないという話が出るけど、うーん、言語からすると明確なラインはともかく、こっちゃーとあっちゃーはちゃいまんがな、はあると思いますの世界か?で、一つの国で一つの言語っていうのもある意味特殊なのかもなぁ?なのか?「外国語を使わなくても十分に満足な日常生活が送れるということ」は「ある意味では幸せなことです」とも言えちゃうってか?成程、言葉の壁は言うまでもなく厳しー、だしなぁ…

 「欧米の主要言語だけを見て、人間の言語や人間が言葉を使う状況とは一般的にはこのようなものなのだ、などと短絡的に考えてしまうことは、まことに危険であって、言語の真実とはほど遠い姿を想像させてしまうもの」とは、これまたなるほろか…世界に言語は何千とあるとな…言葉もまた多様性なんですよ、奥さん(誰?)

 今は何ちゅーかアメリカンスタンダードがグローバルスタンダードで、英語一極、これ大正義が罷り通っているけれど、「アメリカが「世界標準」を与えるなどという時代が、いつまでも続くとは限らないことは、歴史が教えるところです」って…いやまぁ世の中、視野は広く持った方がいいにしても、そこまではっきり言っていいんだろか?著者(笑)

 まぁ語学の地平が那辺にあるとしても「日本語が世界の共通語でない分、私たち日本人は、偏見を持たずに世界の言語使用の状況を客観的に眺めることができるのではないかと思います」は、マイノリティの悲哀というより、マイノリティの真実という事かなぁ(笑)王道じゃない、辺境人だからこそ見えるものもあると…

 まっ極東ですからね、誰かための極東なのか?それはアレですけど、多言語についてはつつがなきやで、ど(笑)

 アリス的には、語学…まぁマレーのサムライ・イングリッシュはともかく、ついでに英都時代の第二外国語は何?とか気になるとこですが(笑)今回でいくと、国名シリーズで行こーになるのだろーか?となると、ロシア語、スウェーデン語、ポルトガル語、英語、ペルシャ語、マレー語、ドイツ語、フランス語、フランス語、イタリア語、レト・ロマン語、アラビア語となるんだろーか?ただ、こー言っては何だけど、独と瑞では同じドイツ語でもドイツ語が違うというよーに、言葉も土地に回帰するからなぁ…ある種方言化とでもいうのか?

 そんなこんなで見ていくとまずロシア語、何のかんのと言いつつ2億人が使っている言葉なんですよねぇ…まぁ一応国連公用語でもあるし(笑)ちなみによく似てると表現していいのか親戚関係にある言葉といった方がいいのかが、ベラルーシ語とウクライナ語だそーで、合わせて東スラブ諸語というそーな…ちなみに西スラブ諸語はポーランド語、チェコ語、スロバキア語とかになる模様…なるほろ東ヨーロッパってか?それにしてもキリル文字って「ギリシャ語の福音書をスラブ語に翻訳するために、ギリシャ文字をもとにして九世紀頃に作られた文字」なのか…となると、その前のロシア語の文字は何だったのだろぉ?と素朴な疑問が?

 続いてスウェーデン語で、こーしてみると国名シリーズ北の国からの世界なのか(笑)それはともかくヴェロニカさんちのお言葉は、ノルウェー語とデンマーク語とこれまたよく似ているそで、合わせてスカンジナビア語ってか?そのまましゃべっても通じるみたいなのでむしろこちらこそ方言的な感じなのかなぁ?ちなみに所属はゲルマン諸語の北ゲルマン語(ノルド語)とな…ゲルマン系なので独語とも共通点多しとな…やっぱヨーロッパ繋がっていらっさるんですよ、おぞーさん(誰?)

 さて、ブラジルはポルトガル語なんですよねぇ…ちなみにポルトガル以外でポルトガル語が公用語となっている国は、ブラジル以外だとアンゴラ、モザンビーク、ギニアビサウ、サントメ・プリンシペ、カーボベルデとアフリカの国の皆さんなんですね…マカオは今となるとどーなんだろ?

 英語に関しては今更なので、ペルシャ語行ってみよーでイランの公用語という事になるそな…ちなみにアフガンとタジキスタンでもペルシャ語話者はいるそーで、クルド語とパシュトー語と近い関係にあり、更にヒンドゥー語とウルドゥー語と共にインド・イラン諸語を形成しているとな…現代ではアラビア文字で表記されるけど、紀元前4-6世紀頃の古代ペルシャ語は楔形文字だったとな…楔形文字歴史のお時間そのものじゃまいか(笑)ちなみに古代ペルシャ語はサンスクリット語や古典ギリシャ語、ラテン語と共通の特徴があったって…益々歴史の時間か(笑)ペルシャ語も古代と現代じゃずぇんずぇん違うみたいだし、やはり時間って言葉に対する影響パネェでFAなんすかねぇ…

 大龍のとこでは殆ど英語で通していたけど、マレーシアにはマレー語があるでよの世界じゃまいか?で、しかもこのマレー語、インドネシア語と同じであるそな…とはいえインドネシアではそのインドネシア語を母語にしている人は少ないそで…多言語国家ってなるほろ色々あるもんだなぁと…フィリピン、ブルネイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアに東チモールと国、民俗、言語、宗教、うーんまさに多様性の世界なんだろか?

 スイスは独語のイメージで勝手にいたら、他に三つも公用語があるみたいでスイスも地域的に色々あるのか?何かハイジの国のイメージでいたら甘いのか(笑)モロッコはアラビア語に分類されているみたいなんだけど、言語地図で見ると?それにしてもアラビア語の範囲は結構に広い…アラビア半島から西サハラまで北アフリカ一帯というか、サハラ砂漠の北は一応アラビア語の国とみていいんだろか?何か石油のとこと一致している気がするがこれまた気のせいか?アラビア語、口語と文語では「非常に大きな違い」があるそーで、語順が全然違うって…長い歴史的にはそーゆー事もあるさの世界か?

 と軽く国名シリーズのとこを流し見ただけでも凄い事に(笑)その他の言語に対しての詳細は本書をドゾですけど、日本的なとこを拾い読みすると、意外だったのがハンガリー、「ハンガリー人はアジアに対する関心が深く、極東の国日本に対する親近感も強い。日本との貿易量は東欧では最大」とは知らなんだ…ハンガリー親日まではいかなくても友好国なんだろか?ハンガリーというとロバート・キャパとフォン・ノイマン位しか咄嗟に思い浮かばなくて済みません…

 その他エピ満載でどの国もお家事情が現れていてアレかなぁ?例えばウイグル語、中国語と並んでウイグル自治区の公用語なので「公文書なとでの使用が義務付けられている。しかし中国政府は、大学で行われていたウイグル語教育を廃止しており、必ずしもウイグル語の存続にとって好ましい状況だとは言えない」と、さすが中国サマのルール適用は一味違う…

 ともあれ言葉の行方は少数程に少なくなっていく危険があるという事かなぁ?アイルランド語なんかも民族的、国的にはアレでも経済的利点からすると英語みたいだし…うーん…まぁ昨今流行りの効率化一辺倒とするなら世界中で「翻訳や通訳にかかる膨大な時間と手間を考えるならば、公用語が一つだけに限られていれば最も効率的だということはいうまでもない」とな…言葉もリストラですか?そーですか(笑)

 「しかし、言語は伝達のための道具だけではない。言語には国家や民族の歴史と文化が凝集されている」とな…どこまて自国民が自国の母語を自覚しているかですよねぇ…「人員と予算の削減」の為に言葉が一つになったら…生物は多様性なのに、言葉は原理主義ってあると思いますのなのか(笑)

 まさに言語、色々あってなの世界そのものでございます。興味のある方は本書をドゾ。

 掲載されている主な言語は、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、フランス語、バスク語、アイルランド語、オランダ語、ワロン語、フラマン語、ドイツ語、ギリシャ語、ルーマニア語、セルビア語、クロアチア語、ハンガリー語、チェコ語、スロバキア語、ポーランド語、フィンランド語、スカンジナビア語(スウェーデン、ノルウェー、デンマーク)、バルト(エストニア語、ラトビア語、リトアニア語)、ロシア語、タミル語、ヒンディー語、インド英語、シンハラ語、インドネシア語、ジャワ語、フィリピノ語、タガログ語、ベトナム語、ラオ語、ウイグル語、チベット語、モンゴル語、広東語、北京語、台湾語、韓国語(朝鮮語)、アラビア語、ペルシア語、トルコ語、パシュトー語、ダリー語、チュルク諸語(カザフ語、キルギス語、ウズベク語、トルクメン語、タジク語)、グルジア語、クルド語、ヘブライ語、スワヒリ語、南アフリカ公用語、英語、フランス語(加・ケベック)、ケチュア語etc.

 目次参照  目次 文系

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