« 東京だよ、おっ〇さん? | トップページ | 視点の統一?または不統一について(笑) »

2014年4月29日 (火)

けねそけねそ(笑)

シモネッタのアマルコルド  田丸久美子  NHK出版

 知る人ぞ知るというより、伊通訳界にこの人ありの著者でございますが、通訳こぼれ話というか、日伊の40年史とでも言うのか、その情報量が半端ねぇ(笑)何かこー泣いて笑ってしんみりさせて、その後ガハハと笑い飛ばすという日常の、そして質のいい伊映画を見ている感じかなぁ?誰が何といおーと伊、パワーが違うんじゃね?なんですよ、奥さん(誰?)

 それにしても伊人気質は日本人からしたらパワフル以外の何ものでもないよーな?「「みんなと同じ」であることを忌み嫌うイタリア人は、専用のものや個別化された自分だけのものを求める」とな…それにしても用途別の部屋ってそゆ意味があったのか?一つの部屋で多様性を追求しましたなんて、伊人からしたら究極の貧乏根性という事になるんだろか?ちなみにリビング・ダイニング・キッチンなんて米の中流でしょで、「イタリアの伝統では、キッチンに食卓が置かれているのは中流以下の住宅である」となる模様…よーするに独立したダイニングルームがない家に住んでいるとお客様も呼べない家というくくりになるとな…成程、日本の家が兎小屋なのがよく分かる世界か(笑)伊の某社長曰く「(日本の)有名企業の社員で、大卒のエンジニアがあんなところにしか住めない国は問題だね」と一刀両断になるとな(笑)

 そんな伊人は「初めての客を接待するときは高級レストランで優雅に決める。これがイタリアの常識。安いトラットリアに行くのは、かなり親しくなってからだ」とな…鍋料理もセルフサービス的にうつるみたいでアウトの模様…まぁ奇麗どころの仲居さんがつきっきりで鍋奉行してくれるソレならまた話は別だろーが…伊人的には侮辱とも取られかねない行為だとか…うーん…となるとあの本田が空港到着後に連れていかれたミラン御用達のお店も、超高級店になるのだろーか?とふと思ったり?

 そんな日本と伊の食事事情、伊人が駄目な食べ物の筆頭にすき焼きが入るとは知らなんだ…靴を脱ぐ、床に座る、甘い肉、生卵…勘弁して下さいの世界らしー…で、そんな伊の食の原点は「母親が手作りしたトマトソースのスパゲッティ、ヴァージン・オリーブオイルとパルミジャーノ・チーズ」とな…分かり易すぎる(笑)

 そして伊男というより男の本音きたこれで、トロフィーワイフか(笑)

 アリス的に伊…その内国名シリーズで出てくるのだろぉか?と思いつつ、アリス的なとこでいくと京都でのイタリアン・ジョークだろか?「京都人にはなんで太った人がいないのか知ってる?」の答え「京都人は小さな釘だからだ」だそーで、その心は「イタリア語じゃ骨と皮に痩せている人のことをキオディーノ(釘みたいな人)と言うので、キオディーノ(京都の人)にかけたんだ」となるそーな(笑)言葉のなぞなぞなのか?親父ギャグなのか?は神のみぞ知るですけど、これで爆笑できる伊人素晴らしス(笑)それにしても東京人の場合はこれでいくとトキオーノとかになるのかと思っていたら伊語的にはエドキアーノというのだそーな…成程、伊では東京は江戸という認識だったのか(笑)

 言葉的なソレは続くで、固有名詞を伊語化すると他国人からみたら、何じゃ?そりゃ?はこれも世界共通なのか(笑)シェイクスピアのがシェスピリアーナで、デカルトになるとカルテジャーノ、フロイトだとフレウディアーノ、もー誰が誰だか?極め付けはウェーバーか?ヴェベリアーノとなるそーな…ちなみに地元のそれも形容詞化すると何それにでミラノをミラノ的とした場合メネギアーノになるそーな…元がミラノって誰が分かるねんの世界か?言葉ってパネェ…

 更にあの略語?WTOはOMC、OECDはOCSEになるそな?略語って世界共通じゃなかったのか?そして時代はジェンダーで、チェアマンはチェアパーソン、キーマンはキーバーソンが普通だそな…となるとJリーグのアレもチェアパーソンじゃね?じゃね?

 通訳的な話で「外国語を聞いて理解し、自分が言いたいことを伝える能力と、他者の意見を他者のために的確な日本語に置き換える能力。この二つがまったく別ものだということは、残念ながら殆ど理解されていない」なとこは、プロとは何ぞや?だよなぁ…作文レベルならば小学生でも書けるけど、それが作家のそれと同じとはいかんよねぇな世界か?原稿用紙を埋めるだけの簡単な職業ですって訳にはいかないもんなぁ?世の中、何でも単純に同じでしょとひとくくりにする人増えてきている気がするのは気のせいか?アリスも作家的に一家言ありそーと思うのは気のせいか(笑)

 他にアリス的というか准教授的と言うべきかで、日本から伊へ持って行くお土産で喜ばれるのに猫缶が上げられているとこかなぁ?猫を飼っている人に感動されるそな…猫の喰いつきが違うとな…そーだったのか?准教授?

 さて、そんな二人にはあまり関係がなさそーになるのか?の女性問題ですが、何と言ってもベルルスコーニの国だものですから(笑)「功成り名を遂げたあと手にいれる若いワイフのことをトロフィーワイフというが、言いえて妙だ。美人妻は豪邸、高級車などと並び、男性の成功の証、さん然と輝くトロフィーなのだ」そーですよ、おぞーさん(誰?)トロフィーワイフという単語が存在するとこが男の本音上等でアレだけど、フェミ的にいけば差別用語にならないとこが凄いなぁ(笑)

 ちなみに伊人の場合は、最も重視する分類の基準が「美醜」だそーで「美が善や正義と同義語である国で美しく生まれるということは、人生の幸運の六割、女性の場合、八割を手にしたと言っても過言ではない」になる模様…愛こそ全てというより、美こそ全てなんですね、分かります(笑)まぁ本書に出て来る美男だが問題児じゃね?のジョルジョ君の言までいくとアレだが「金髪、碧い眼、背が高くて脚が長く、デカパイ」だそで、正直者乙だけど言外にだから並以下なんて相手にしてられっかというのが透けているとこが、これもまた男の本音乙で済むのか(笑)

 下ネタ系ではやはりベルルスコーニって偉大な人だったんだなぁ(笑)「ナポリサミットで「ロマンチックな雰囲気につられ、メード・イン・イタリーの子どもができないようにご注意を」と元首たちに言ったのを皮きりに、2009年には地震の被災地で女性医師に「僕もあなたの蘇生術を受けたい」と発言。2010年には買春疑惑。政府専用機に美人たちを乗せてサルディーニャ島の別荘で乱交パーティ」さすが伊人、凄い凄すぎるぞベルルスコーニ、男の本音街道まっしぐらなんですね、分かります(笑)

 まぁ「モナコやイギリスの王室の例を持ち出すまでもない。いつの時代も、どこの国でも、最も風紀が乱れやすいのは、生活のために汗水垂らして稼ぐ必要も家事をする必要もない上流の人たちなのだ」そーですし(笑)本気で勉強に追われ、本気で仕事に追われ、本気で家庭に追われたら、そんな暇どこにあるんですかぁだしなぁ…有閑階級とはよく言ったもんだってか(笑)

 とにかく伊人は「人を最も見かけで判断する国民」だそーで、その基準は「正否でも善悪でもなく、ひたすら美醜」という事らしー…もしかしてベルルスコーニが天下御免のイケメンだったら、裁判結果は違っていたのだろぉか?謎だ(笑)ちなみに先進国の中で一番ミスコンが多いのも伊だそーで、それだけならまだしもミスター・コンテストもいぱーいって…皆見るのも見られるのもお好きって奴ですか?極め付けは2008年「よりによって神父が修道女のミスコンを提案する事態にまで発展した」って…しかも「19歳から40歳まで」という年齢制限付き(笑)そっか、神父様も男の本音まっしぐらなんですね、分かります(笑)実際に実施されはしなかったそーだけど、凄いな法王庁…神のしもべってパネェ…

 とはいえ、「イタリアには年齢を重ねた女性を讃えるがごとき諺も多い」そーで、「日本のように歳を取っているというだけで「おばん」だの「化石」だのと揶揄されることはないし、イタリアの熟女の魅力には、若者も一目置いている」ってそーだったのか?何とゆーか、年齢に関係なく、愛と美に生きる、これぞ伊人ってか?

 ちなみにどんな大物とか、上司が出てきても美醜は勿論、ファッションセンスがダサければ、仕事であろーとけんもほろろというのが必定という事になるらしー…「ファッションセンスが良ければ、話を聞いてやってもいいって感じかな。自分の着るものにこだわらない人が、何を言っても説得力がないのよー」って、それってアリですか(笑)

 伊と日本、水と油位違う国民性かと思っていたら、その実商談のおことわりな言葉も似ていたとは知らなんだ…「考えておきます」は日本語の場合Noの意味だけど、伊でも「興味がないときは「考えます」とか「状況を見てみます」と答えるのだそーな…そーだったのか?伊?何かラテンのイメージって、よっしゃよっしゃの何でもオケと答えるのが相場だと思い込んでいますた(笑)

 違いといえば、海外に出て女性が一番ほぇーと思うのは「女性が部屋に入ったときは立ち上がって迎えるという騎士道のマナー」を現地の人は守っているとこかなぁ…ちなみに「日本人たちはそれを唖然と眺めている」で、差が歴然としてしまうとこでしょねぇ…これ相手が日本女性ならうわっ?で済むけど、そーじゃなかった時は皆まで言うなか(笑)

 とまぁ、どのページを開いても面白豆知識満載なので詳細は本書をドゾ、この感動を是非ドゾ。マジ面白すぎる(笑)絶対読んで損のない話だと思うのは気のせいなんかじゃないっ(エッヘン/笑)そんな訳で最後に本書で一番感動したとこを一つ、著者が空港の係官との取調室での関税払え的なとこでの会話…

 「あなたたちは戦時中日独伊三国同盟で共に戦ったのに、早々と仲間を見限って連合国側に寝返った。そこまでならまだ許せるのに、二度の原爆を受けて疲弊し切った旧同盟友国日本から平気で120万ドルもの戦後賠償金を奪っていったのよ。そのくせ、ドイツには一銭も請求しなかった。賠償金要求をしたいのは、こっちのほうよ!」と訴えて、取調室から何事もなく退出できたそーな…

 うーん、今度は伊抜きでやろうぜってあれジョークかと思っていたが、成程、歴史ってパネェ…取りあえず、伊がどーゆー国かという事は肝に銘じておいた方がいーという事でFA(笑)

 目次参照  目次 文系

|

« 東京だよ、おっ〇さん? | トップページ | 視点の統一?または不統一について(笑) »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

文系」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: けねそけねそ(笑):

« 東京だよ、おっ〇さん? | トップページ | 視点の統一?または不統一について(笑) »