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2014年5月

2014年5月31日 (土)

真の黒子とは何か?

女王陛下の影法師  君塚直隆  筑摩書房

 英王室物語じゃないけど、成程、英王室の方が近いのか?いや、さすが大英帝国、歴史と伝統と無茶振りがパネェ(笑)さて、何の本かというと、国王(女王)秘書官のお話…所謂、側近中の側近というべきか?王様には必ず秘書官セット、これ絶対な世界が展開している模様…「イギリスでは王族が成人に達して公務に関わるようになると、秘書官をつけて、議事全般にわたって公務を補佐させる習慣が根付いている」とな…

 秘書とは何ぞや?ですけど、英語でセクレタリーって言うじゃないですが、元はラテン語の秘密からきているそーで転じて、秘密を託された人の意となったよーですが、まぁそれはともかく、例えば英語的に国務大臣とはセクレタリーオブステートだったりする訳で、セクレタリーは大臣と匹敵するお言葉だったりするんですよね…ちなみセクレタリーはミニスターより「格上の大臣を意味する言葉として使われている」って、そーだったのかぁーっ?書記とか、秘書とか今一アレな気がしていたけど、結構地位高いお言葉だった模様…これまた成程、書記長ってか?

 で、話は英王室に戻るんですが、最初に宮廷内の官職として「君主のための秘書官」が登場したのがジョージ三世の時だそな…これが19世紀頭のこと、王の弟にあたるヨーク公爵フレデリック王子の秘書官だったサー・ハーバート・テイラーをあてる事を、時の宰相ウィリアム・ピットによって奏上されて始まったとな…歴史はここから始まるってか(笑)

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2014年5月30日 (金)

ジャガタラから来ますた(笑)

じゃがいもの料理100点  江上和子  梟社

 ジャガイモ料理というと、どーも先崎に思い浮かぶのが肉じゃがな辺り、己は昭和一桁か?と…で、じゃあ他に何があるんじゃいとゆーと…コロッケかなぁ…で、ポテト・サラダとフレンチ・フライ…ちょっと背伸びしてヴィシソワーズ位しかパッと思い出せない情けなさ…

 そんな訳でジャガイモ料理で100種類もあるんかぁーっ?とおろろいてひも解いてみれば…うーん、煮もの系が多しの日本の御惣菜系でしょか?ある意味、ご飯に合うおかず的な立ち位置の本書かな?と…

 それも、こー卓袱台に合う感じで、古き良き日本の食卓じゃまいか?じゃね?カラフル系でもなく、妙に横文字系でもないそれはある程度味の予想がつくというか、安心して作れそーな感じではあるよな?

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2014年5月29日 (木)

天才的な、あまりにも天才的な?

メンデルスゾーン&ブルッフ ヴァイオリン協奏曲  メニューイン  東芝EMI

 何となく、ガリガリというか、ブツブツというか、昔懐かしいレコード的な雑音が入っているよーな気がすると思っていたら、こちらの録音WWⅡ前なのか…その頃の音源が残っている事に感動というか、感心してしまうよな(笑)

 さて、天才と言われて久しいメニューインですけど、流れるよーに早いイメージかなぁ?トーシロ的には確かに上手いに尽きるよな?ただ、非常に男性的なダイナミック系ではないよーな?力技でいっている感じはしないよなぁ?だからといって勿論女性的かというと、それはない訳で、何となく不思議な感じだろーか?まぁあくまでトーシロの耳にはそー聴こえただけだけど(笑)

 後、メニューインにとってエネスコは偉大な師のよー、ファンとか、友人とか、まぁ見方は色々あるだろーけど生涯尊敬の対象だったのは間違いないよーで、露系米人が仏を好むって構図もいかにも欧米か?(死語?)の世界か(笑)

 アリス的にメンデルスゾーンは長い影からなんですけど、ヴァイオリン協奏曲だったかは不明とな…うーん、メニューイン、何となくセレブが好きそーなイメージもまたあって、あの奥さん好きそーだよなぁな気が薄らと(笑)

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2014年5月28日 (水)

にっぽんのお蕎麦屋さん(笑)

江戸蕎麦めぐり。  江戸ソバリエ協会・編  幹書房

 「俳諧と蕎麦は江戸の水に合う」(@松尾芭蕉)だそで、麺類というと西はうどん、東は蕎麦なイメージが勝手にあるけど?どだろ?でも出雲そばだし、稲庭うどんだしなぁ(笑)まぁ、名物はいずこの国も皆それぞれにあるという事で(笑)かくて、江戸・東京は、うどん文化というより、蕎麦文化というのは確かにそかも?と思うし(笑)東京でうどんの老舗(他地域の東京支店以外)って殆どきかないよな?その反面、蕎麦の老舗はあるあるだよなと?

 バッと浮かぶのは神田藪の藪蕎麦ですが、これはもー全国区な気がするんだけど?これまたどだろ?ちなみに本書はそんな東京老舗、江戸老舗の皆様も掲載されていて、虎ノ門大坂屋砂場(虎ノ門)、総本家更科堀井(麻布十番)、かんだやぶそば(淡路町、小川町)とこの辺りは御三家になるんだろか?ですよねぇ?

 で、本書拝読していてヘェーと思ったのが、更科堀井のそれ…何がと言えば蕎麦つゆの話…東京のソレは醤油辛いのが普通みたいな、特におじさん世代の人はそれが通ってもんだとゆー人多しな気がしていたら、更科堀井のソレは「白い蕎麦に甘い汁」がジャスティスとな…成程、蕎麦つゆもその店、その店で味が違う、あると思いますなのか?

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2014年5月27日 (火)

正直しんどい…

ダライ・ラマ  ジル・ヴァン・グラスドルフ  河出書房新社

 サブタイトルは、その知られざる真実なんですが、今、真実が重いってか?ある意味、これは真実の物語であるの世界なんだろーけど、見方によってはというか、立場によってはだろなぁ…まさに高度に政治的な問題というヤツでございますよ、奥さん(誰?)ただ、まぁ本書を拝読して思う事は、中国と国境を接している国でしあわせな国(国民)があるのか?という素朴な疑問でしょか(笑)本書は、その中の一国チベットの、これまた一個人(?)のダライ・ラマに焦点を当てていますが、それだけでこれですから…ウイグルも、モンゴルも、その他少数民族も、インドもネパールもブータンもベトナムも、台湾も、東シナ海で隣接している諸国etc.も他人事じゃないんですよ、おぞーさん(誰?)…何が凄いって、本書にのっとっていけば、今の中国共産党だけでなく、その前の中国国民党の時代から中国人のやっている事にかわりなしなとこじゃまいか?どこもかしも皆中国のものが当たり前、異論は認めないと…

 で、まぁ、対するチベットですが、ある意味前時代的、宗教的となるのだろぉか?政治的には政教一致なとこでしょか?後に亡命したダライ・ラマによって政治と宗教の分離、国民参加の方向に向けて発信していらっさいますが、うーん…本書の解説にもあるのですが「チベットにユートピアを見る人には、本書の内容は受け入れがたいものがあろう」(@石濱裕美子)に行き着くかなぁ?チベットはおとぎ話やファンタジーではなく、リアルに普通の国でござるという事ですよねぇ…とゆー事は善人もいれば悪人もいるし、裏切者もいれば、権力欲に溺れる者もいると…それらをひっくるめてチベットであって、清濁合わせのむ気概がないと、本書を読み進めるのは非常に厳しいものがあるかも…

 まぁともかく、第三者の目から見たチベットというものの一つではなかろーか?本書のタイトルはダライ・ラマですが、現在の14世からではなくて、13世の晩年から始まっておりまする…そして、それが激動の20世紀アジア情勢と被るとかが何とも…それにしてもチベットというと山の上のとこだけかと思っていたら、その山麓もチベット領だったのか?自治区的なそれでいくとチベットって結構広域なんですよ、姐さん(誰?)ある種、中国の後ろ半分(南西殆ど)というノリ…現有中国の土地1/3位(1/4以上は確実にあると思う)はあるんとちゃうか?の世界でして、これは中共としては独立も自治も認めたくなくなるだろぉな(笑)

 大きさ的には大国(というか、中位より大き目?)のチベットは、他国の侵略について鉱物資源はともかく、農産物的に貧しい土地とあの山のおかげで今一のんきに構えていたよーな?それが第一の悲劇の誕生ってか?

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2014年5月26日 (月)

発見は誰か一人の業績であることはめったになく、発明にいたってはまったくそうでない(笑)

動力の歴史  富塚清  三樹書房

 サブタイトルが、動力にかけた男たちの物語でして、何かどこぞのブ〇ジェクトXみたいなノリですが、中身はという成程エンジン、モーター始めて物語だろぉか(笑)昔はというか、産業革命前は、人力と馬力の世界でしたが何か?だったのが、20世紀ここまできたよの道程が書かれている模様…いや、工学系の本って何かととっつきが悪いイメージでいたけど、本書は大変平易で分かり易い文章じゃまいか?です(笑)小学生でも高学年なら大丈夫じゃね?じゃね?

 ちなみに何で動力やねんというと「誰しも動力のご厄介になっていることは漠然と分かっている。けれども、その大きさのことには無関心である。ちょうど、空気の有難味を忘れているのと同じであろう」とあって、日常で意識されない縁の下の力持ち的動力について、ちょっとは知って下さいとゆー切なる願いが本書執筆の動機か?

 で、動力とは何ぞや?というと、これまた専門家的にはそんな初歩的だよ、ワトソン君な話はとっぱらっていたみたいで、今更ながらにまさに今更(笑)ですが、そこは著者、避けて通る事はしませんっ、で「動力とは生きた力の所産」だそな…生きた力とか、死んだ力とかこれまた何やねん?ですけど、この死んだ力が静止した力、物が止まっている状態で下に抑えられている力の事らしー…ここでその物体を動かせば(横にずらすとか)動く力で動力というカウントになる模様…

 となると、動力とは字の通り、動く力、動かす力という事でオケなんですかねぇ?

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2014年5月25日 (日)

ローン・ウルフか、ブラック・シープか、それが問題だ?

アラブに憑かれた男たち  トマス・ジョゼフ・アサド  法政大学出版局

 サブタイトルが、バートン、ブラント、ダウティでして、19世紀半ばから20世紀初頭にかけての英人から見たアラブ・イスラム世界というか、オリエント世界についての小論文という感じかなぁ?ある意味、当時の英国社会から一つ抜けてる反逆児なのか?風雲児なのか?まぁ文系的に見た方がいいのか?リチャード・バートンは英の外交官でもあったけど、あの千夜一夜物語、アラビアン・ナイトの翻訳者として知らない人はいないだろーなお人ですし、その他著作はいぱーい…ウィルフリド・スコーエン・ブラントは外交官から始まった人ですけど、詩人が本職と見ていいんでしょーか?なのでこれまた著作あり〼の世界で、チャールズ・モンタギュー・ダウティの場合はアラビア・デセルタこれ一冊で、全てが語れる世界か?ちなみにあのアラビアのロレンスも絶賛してます(笑)

 とにかく、こーゆー人達が当時の英社会から出たとこが、大英帝国の底力じゃまいか?ですかねぇ…それぞれにアラブに対するニュアンスが違うとこもまた何とも?トーシロが見る分には、バートンのソレはIで、ブラントのソレはYOU、ダウティのソレはHE/HERかなぁ?何とゆーかバートンはアラブに同化してるというか、一心同体な感じだし、ブラントのアラブは恋に恋しての世界か?二人の為に世界はあるのぉぉぉぉな雰囲気満載だし(笑)ダウティのそれは欧米人が欧米以外の地域に行って、ここがおかしい〇〇な告発でしょかねぇ(笑)元祖上から目線乙の世界ってか?このいつもマジョリティの欧米人がマイノリティの立場になった時の反発って、いつもながら思うが並じゃないよな?異文化間コミュニケーションって難しい…

 そーゆー三者三様のアラブ観を見てみよーが本書の構成みたいです。ちなみに著者は米生まれのアラブ系米国人、英文学の教授だとか…しかも原書の発行時は1964年頃みたいで、半世紀前の本なんですねぇ…何が凄いって今でも古びていないとこでしょか?ただ、原書がそーなのか、翻訳がそーなのか、滑らかなというより硬い文な感じがもったいないかなぁとは思ったが…

 ちなみに著者的な見方でいくと「バートンのアラブ観はあまりにもグロテスクであり、ブラントの場合は美化しすぎ、情緒的すぎ、ダウティではあまりに純粋、単純、そしてきびしすぎた」とな…更に三者共「英国人はそのひと自体によりアラブにまさるというもって生まれた思いに繋がっていて、そこから支配層、立場が優雅なゆえの謙議、極端な愛国意識について各人それぞれの態様が生まれた」となるそーなんですよ、奥さん(誰?)ある意味、これ程、大英帝国的な、あまりにも大英帝国的な話もないとなるんだろぉか(笑)

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2014年5月24日 (土)

夢は野山を駆け巡る?

バーベキューテクニックの極意  月刊ガルヴィ編集部・編  実業之日本社

 サブタイトルが、火おこし、焼きテク、たれ作り!完全無欠のマスターブックで、その他コピーに、簡単!火おこしテクニック、便利!バーベキューのギアカタログ、お取り寄せ!全国焼肉のたれ大全とあって、まぁこれ一冊でソフトもハードも揃いまっせのノリか?

 さて、春になってきたのでここは一つ山なり海なり川なりと行ってみよーと思いませんか(笑)となって、野山に行くならこれはもー豪快に野外料理となって、そーなったらBBQでしょ(笑)とゆー単純思考から、本書に行き着いたと(笑)まぁ多少失敗して消し炭になったとしても、お外で食べるご飯は美味しい、気がするから大丈夫ってか(笑)

 で、こー肉にかぶりつくっ野趣満天なそれがいいとか(笑)本書にも、肉々しい肉が出てきて成程なビジュアル(笑)ステーキとかスペアリブとか鶏のモモ焼きとか、その辺りは想像つくけど、更に、骨付きハムの塊(1.5kg)とか、ラム丸ごと一匹(1.5kg)とか、極め付けは子豚の丸焼き(5kg)とか…そこまでやるか?の世界も展開していらっさる模様…BBQパネェ、超パネェ…

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2014年5月23日 (金)

バンカラとシティボーイ(笑)

男子校という選択  おおたとしまさ  日本経済新聞出版社

 私学について考える、かなぁ?とはいえ、長短でいけばほぼ短所なかりけりでして、となると本書は男子校へ行こうPR誌の趣が無きにしも非ずで(笑)まぁ男の人は男に甘いからなぁ(笑)殿方にとっては最後の聖域となるであろう、わが母校もとい、男子校という事になるんじゃまいか?中学・高校と男子校へ行くこれまた主な利点はというと、ほぼ二つでしょか?一つは、成績が上がる(多分/笑)、も一つは生徒が楽に日常を過ごせる(先生も、多分/笑)

 ちなみに本書によると、そんな素敵な男子校が全国の高校の内の2.6%しかないそーで、だがしかし、そんな男子校が東大合格者校8位までに6校を占めるとな…20位までだと六割が男子校だとな…総計として見るならば東大合格者の1/3は男子校出身者という事になるそーな(笑)そーなると男子校とはガリ勉校かと言うとそれはまた違うらしー…

 まぁ本書を拝読する分にはどこの男子校も掲げているのは自主、独立かなぁ?でして、生徒の自主性に任せる方針なとこ多しかなぁ?多少、足を踏み外したとしても男の子だもんで許される気風というか、世間が凄いのか?バカやっても男子校内なら許されるというか(笑)おべんきょについては、男性嗜好そのものかなぁとは思う、何かと言えば男子ぃの好きなもの順位付け(笑)何かにつけて自分より上か、下かを意識しないではいられない生物だもんなぁ…いやでも競争原理が働くし、その結果は成績という目に見えて分かり易い結果(順位)が判明するとゆ事で(笑)

 かくて、受験校を意識しないでも男の習性を多少突っつけば、これまたいやでも勉学に打ち込むと、ええ自主的に(笑)そんな訳でどこの男子校も学校的には、特に受験・ガリ勉はしていませんとなる模様…生徒が勝手にやってるんですとな(笑)

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2014年5月22日 (木)

外から見て、中から見て、そして(笑)

フランス料理を築いた人びと  辻静雄  中央公論新社

 所謂一つの料理エッセイ本だと思われですけど、うーん…仏料理の伝道師を求めての世界かなぁ?いやぁ料理、作る事も大切ですが、その神髄に迫ろうとすれば、山の彼方の空遠くの世界が展開している模様…まして、それを仏人じゃなくて、日本人がやろうとすれば、どこでも立ち上がる疑問が出る訳で、本物の仏料理って何?みたいな(笑)いずこの国も皆それぞれに、料理だって皆それぞれにで、グローバルなとこと、ローカルなとこはいかんともしがたいとゆー事なんでしょか?

 まぁそれはともかく、本書で思ったのはやはり一番大切なのは人生の(その道の)師との出会いと質だなぁと(笑)というのも、著者に最初に西洋料理の手ほどきをしたコックさんは「気の弱い、うそつきの、生活のちゃらんぽらんな人だったようである。しかし、日本人の料理人の中にはこういう人もいるんだということを教えてもらっただけでも値打ちがある」そな…まぁ値打ちがあるは今だからこそ言える事だと思いますが(笑)

 でもって、ひょんな事から知った「アン・エピキュリアン・トゥアー・オブ・ザ・フレンチ・プロヴィンシズ」(サミュエル・チェンバレン/MIT教授・建築・仏民家史)でしょか?なんで建築学の先生が料理?となると、民家を求めてどこへでもで仏中くまなく歩き回って仏の生活に、料理にと視点がいっても不思議なしですか(笑)かくて、著者は米はマサチューセッツのチェンバレン先生の下に訪れる事にる訳で、これまた先生だったという事でしょか?素直に頭を垂れる者には、知の世界が開かれんの世界で、何と仏に行くならと名刺や紹介状まで書いてくれるお人だったんですねぇ…米にも紳士っていたんだなぁ…

 で、その先生が是非読んでおけと言った本が「ル・キュイズィニエ・フランセ」(ペルトラン・ゲガン)…前書きだけでも90ページもある本なんですが、「ゲガンを読んだおかげて、以後、どんなフランス人が書き残したフランス料理の歴史の本にも驚かされなくなってしまった」そで、「現代フランスの評論家の先生方がお書きになるものは、みなゲガンの剽窃にさえ近いといえることすら知ってしまったのである」とな…

 本(歴史)から知る仏料理あると思いますの世界か?いえ、現地に行けば行く程ベースがあるかどうかという事は大きく作用する訳で(笑)

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2014年5月21日 (水)

空と海と風と?

Vdlkuroクロワッサン  ヴァン・ドゥ・リュド  \160

 46番目のクロワッサンを求めてのあんぎゃーも何気に続いているよなぁ(笑)と自分でもアレなんですが、今回は等々力のパン屋さんのクロワッサン、ちなみにこちらのシェフは、ブルターニュ生まれのリュドヴィックさんという事になる模様…で、そのクロワッサンは如何に?と言えば、仏人の方のクロワッサンだからバター系が勝っているのかなぁ?と思いましたが、どちらかというとあっさり系のクロワッサンじゃまいか?余分なものはそぎ落としたクロワッサンのよな?

Vdlkurohalf ← 半分

 噛みごたえもそれほど後ひくタイプでもなく、塩気も強くなくで、ご飯系のクロワッサンかなぁ?とてもシンプルな感じとでもいおーか?も一つ言うととてもパリパリ系でもないよーな?ある意味、中道系のクロワッサンかもしれない?

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2014年5月20日 (火)

ピアノの望みと喜びと(笑)

ピアノ小品集  リパッティ  EMI

 タイトルに偽りなしのピアノ曲がズラっとかな?何とゆーか、作曲家によってというか、曲によってピアノってこんなに聴こえ方が違ってくるもんなんだと、トーシロはまずそこからおろろいたとゆーか…相変わらずレベルの低い話しで済みません…

 で、通しで聴いて、やはりショパン、リストはピアノ知ってんなぁーって事でしょーか?単調ではなくて、ピアノがハモっている感じとでもいおーか、曲的に凄いって事なんだろなぁ…個人的に面白いと思ったのはスカルラッティのホ短調の方…何とゆーか、古くて新しい感じに聴こえました(笑)

 さて、何でこのCDとゆーと、最初の四曲がバッハだったんですよねぇ…准教授お気にのバッハすよ、奥さん(誰?)やっぱ、バッハはどこまでもバッハだよなぁと…ただ、バッハはピアノで聴くより私的にはオルガンで聴きたいと思うけど、どだろ?

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2014年5月19日 (月)

民活度の高い街(笑)

はじまりは大阪にあり  井上理津子  筑摩書房

 元祖、大阪というか、大阪発祥というかのオンパレードでございますってか?世の中に出回っているアレやコレ、元は大阪生まれなんですよと声を大にして言いたい、青年の、もとい大阪のおばちゃんの、もといおねえさまの主張でしょーか(笑)

 いやまぁ本当に色々あってなの世界が展開している模様…本書的に素朴な疑問的なとこが、大阪の食い倒れの説の話…「「幕末に大坂西町奉行をしていた久須美祐としという人が、見聞記「浪華の風」に、江戸を「食い倒れ」、大坂は京都と同じく「着倒れ」だと書いています。大阪は、食の集積地でもありましたが、商売人は無駄金を使わず質素倹約し、分相応のものを食べていました。「食い倒れ」という言葉が認知されるのは昭和三十年代以降ですから」(奥村彪生/伝承料理研究家)だそな…食い倒れって言葉自体が昭和な響きなのか?というのが、くいだおれ人形の章にある一方で、

 「戦前の大阪が食に贅沢な地だったことを背景に、次々にひらめきを得て生まれたご馳走、うどんすき」とこちらはうどんすきの章にはあるんですね(笑)果たして、食に対してのスタンスって、大阪的にはどーなっているんだろ?と?まぁ大阪的というと、高くて美味いは当たり前、安うて美味いもんが本物やのイメージが勝手にあるんですけど、これまた違うのか?質素倹約なのか?贅沢なのか?それが問題だ?問題だってか(笑)

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2014年5月18日 (日)

人は人垣、人は城…

山本七平の武田信玄論  山本七平  角川書店

 サブタイトルが、乱世の帝王学なんですが、お題は武田信玄…どーも信玄と言うとおじさんのアイドルな感じがしていたんですが、本書を拝読する分には骨太な人生ぃぃぃというノリだったのかなぁと…戦国を体現している人物としては、多分、信長と信玄の二人に帰結してしまうんでしょか?こー背景とか、持っているものとか、更に目指していたものとか…あまりに好対照すぎて、まさに、うーん、かなぁ?似ていたとこは最期のあっけなさというか、すごろくの上がり一歩手前感が、何とも…どちらにせよ、この二人が長生きしていた場合、両人が、片方が、で相当日本史変わっていたと思われかなぁ?

 そーだ、京都に行こうとゆーポリシーを最初から持っていたのは戦国大名では信玄一人ではなかったか?という件とか…信玄の出自がそんなに凄いとは知らなんだ…でこれまた「戦国の実力者たちの出自は、いずれもさして立派なものではない」となるそ…そーだったのか(笑)家康の出自が五代前までしか遡れないみたいな話は確か日本史の授業で習ったよーな記憶があるんだけど、そしてそんな先生のテストが家康の側室の名前一覧だったりする…秀吉の妾もアレだけど家康のそれも凄い数で暗記に苦労した覚えが…

 そんな事はどーでもいい話で、本題は信玄、甲斐武田家の話になるんですが、これまた信玄って当時一級の文化人だったとはこれまた知らなんだ…教養的な話になると当時の戦国大名は「お粗末な人物が多かった」とな…「まず、読み書きができない」とななな…信長の手紙のかなが多い上に誤字脱字ありまっせらしーし、秀吉はオールかな…家康はワンパターンで「あきれるほど語彙が貧しい」という事になる模様…蓮歌の会なんて出たくないの人だったよーで…そゆ点、若い時から和歌、詩歌、禅をたしなんできた信玄というのは戦国大名としては破格の風流人だったという事か?漢詩もつくるし、絵画もオケなんだぜとか(笑)勿論、孫子を始め中国古典もどんと来いと(笑)あっ蹴鞠もだそです(笑)

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2014年5月17日 (土)

金持ちが神の国に入るより、らくだが針の穴を通るほうがまだやさしい(笑)

金持ちになる男、貧乏になる男  スティーブ・シーボルト  サンマーク出版

 表紙コピーに、「貧乏になる男は「汗水たらして働けばお金は稼げる」と考える。そして、中年になったとき、それまでの約20年間の労働に見合うお金がほとんど残っていないことに愕然とする」とあったりして、これで本文の内容が察せられるよーな(笑)

 いやまぁ実に米的な、あまりにも米的な本じゃないでしょーか?全米でベストセラーになったそーで、いやもー読後の正直な感想は米って、金とマッチョの国なんだなぁと改めて納得したよーな(笑)というのもタイトルから分かる通り、金持ちになる人、貧乏になる人じゃなくて、金持ちになる男、貧乏になる男なんですよ、まず想定からして男しかいない(笑)更に、これまたタイトル通り、金持ちと貧乏しかいない…中間層はどーした?の世界が、で、これまた当たり前だけど、全体の一部の金持ちとその他殆どの貧乏って、それ社会構成として、どーよ?については、そんなの関係ねぇ(死語?)の世界が展開している模様…これを肯定している米社会、これを健全とする米社会、あると思いますなのか?

 まぁ傍目から見たら極度の成り金礼賛、米的表現でいけば貴方もアメリカン・ドリームにの世界だと思うんですけど…どー見ても、貧乏人の為の本書ではなくてお金持ちの大肯定本でございます。本当にありがとうございました…

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2014年5月16日 (金)

ヴィルトゥ、フォルトゥーナ、ネチェシタ(笑)

わが友マキアヴェッリ  塩野七生  新潮社

 サブタイトルは、フィレンツェ存亡なんですが、主役はタイトル通りマキアヴェッリという事になるのかなぁ?まぁフィレンツェがメイン舞台ですので、どちらかというとメディチ家のメンバーの方がキャラ的にあるんじゃね?と思うやんかぁー(笑)でも、ここは青年期はフィレンツェの一市民、壮年期はフィレンツェの一官僚、そして初老期は随筆家という事になるのかなぁ?なマキアヴェッリ先生登場でございますよ(笑)

 マキアヴェッリと言えば君主論とか、政略論とかいった知の巨人なイメージでいたけれど、本書を拝読した率直な感想は、偉大なる俗人といったとこでしょーか?よく考えなくても政治好きのオヤジが聖人君子な訳がない訳で(笑)ましてノンキャリとはいえ官僚…それだけでおして知るべしの世界か(笑)

 そんな訳でルネサンス後期、花のフィレンツェで何が起きたのか?をマキアヴェッリの一生と共に振り返ってみよーってか?かくて1469年から1527年までの58年の生涯の物語の始まり始まりぃ(笑)ある政治オタクの一生のよーな気もするが、天才とはこゆもんなんでしょかねぇ?もしくはフィレンツェ的な個人の天才というか?個としての凄さはあっても国として、どよ?となると、うーん…

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2014年5月15日 (木)

街の中の街?

私の銀座  「銀座百点」編集部・編  新潮社

 どゆ本というとエッセイのアンソロジーでしょか?日本初のタウン誌が銀座百点だそーで、そこに寄稿した著名人のエッセイをひとまとめにしたという事らしー…約60名程ズラリと並んでおりまする…その名前を見れば日本人なら知らない人がいないビックネームがズラリ…で、銀座の雑誌ですから、お題は銀座ものが多いには多いんですけど、いずこの人も皆それぞれになお話がいばーいってか?時代がよく出ていて戦後高度経済成長期から今現在まで色々あらーなでしょか?ちなみに1957年ではハンカチは80円(@有吉)で買えたのか?とおろろいた…銀座の洋品店価格ででしてよ、奥さん(誰?)物価について考えるとか(笑)

 さて、個人的には銀座というとチョコを買いに行くところのイメージでして…でも何故かお茶しているとこは和系が多いよーな…自分でも食い意地が張っていて済みませんなんだが、食となるとステーキのイメージかなぁ?銀座というとまず浮かぶのは高級寿司店なんだろーけど、和は国内ならば選択肢の幅が幾らでもある気がするんだけど、洋物はやはり銀座に始まって銀座に終わる気がするんですよねぇ…何気に昭和ヒト桁な発想だろか?

 てな訳で本書で一番シンパシーを覚えたのは淀川先生の項で、神戸生まれ神戸育ちの氏が「テンダロインだとかサロインなどというピーフステーキにいろんな種類のあることも銀座で教わった」とな…ちなみに「神戸では、なんでもビーフステーキで、今夜はええテキやったなァという始末だったので、テンダロインですかなどと聞かれると、ヘーッとヘソを心のうちで曲げたものである」とな…神戸の方がハイカラ趣味だと思っていたけど、戦前から銀座は銀座だったという事か?しかし、思うに当時は焼き加減なんてのはどーしたんだろー?とふと思ったり?みんなミディアム・レアだったとか言うオチじゃないよね(笑)

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2014年5月14日 (水)

石油と土地と神と…

王様と大統領  レイチェル・ブロンソン  毎日新聞社

 サブタイトルは、サウジと米国、白熱の攻防なんですが、うーん、読後の正直な感想としては米人の書いた文章だなぁに尽きるかな(笑)こー言ったちゃー何だが、国際関係学は英か仏、特に利害が絡んでいない時の仏人のフラットな目線は並じゃないよなぁと思ふ(笑)んだが、如何なものだろーか(笑)

 さて、本書は多分WWⅡ辺りからの米とサウジの関係史だと思われで、米はルーズベルトからブッシュ息子まで、対するサウジはアブドル・アジーズからアプドッラーまでが掲載されています。石油を制するものが世界を制すんじゃね?な今日ですが、初っ端のサウジではホンマに石油出るんやろか?から、国の全財産が手提げ金庫一つに入る程度しかなかったとかというレベルだった模様…そして、中東中英仏の植民地主義に対する物凄い反発が席巻していたとな…かくて、英仏と手を切って米と握手となったのが発端らしー…

 で、中東的には、石油というエネルギー問題もあったが当初は更に問題があって、一つはスエズ運河問題、も一つがイスラエル問題、そして虎視眈々と狙ってくるソ連(ロシア)の共産主義問題が席巻していた模様…さて、それをどう処理するか?が、この後中東を中心にして展開していた事になるという事だろか?

 簡単のまとめ過ぎかもしれないけど、こーしてサウジは石油(金)を、米は軍事(資本)を提供して手に手を取って世界に躍進していくはずなのに、どーしてこーなったぁーっ?というのが、本書の流れだろーか?単純に言うと二国の関係史、淡々として時系列に事実を並べているだけとも取れるのですが、こーこれでもかこれでもかと並列されると…まさにこれ現実なのよねの世界か?

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2014年5月13日 (火)

アンドロゲンの言う通りぃー(笑)

男の脳は「欠陥脳」だった  大島清  新講社

 今となっては古い本なんですけど、脳科学的にどーなんだろ?男脳、女脳の研究はどこまで行ったのか?人の性差と判断する時、身体的特徴、生殖器ではなくて、脳で判別するとこーなるの世界かなぁ?で、どゆ事かというと、現代社会の壁にモロぶち当たって二進も三進もいかなくなってきたのは、男脳のせーなんだぁーっで、そーだったのかぁーっ?の世界が展開している模様(笑)

 どゆ事というと「男の脳は敵を倒し、獲物を求め続けてきた。行動に論理的な裏づけを求め、生きることそのものにも意味を見出そうとしてきた。夢や富や美しさを追いかけ、その目的のためならすべてを犠牲にしてきた。戦争も思想も科学も芸術も、あえて極論すればそういった男の脳が中心になって切り開いた世界だ」とな…

 で、結果「豊かさに満ちあふれ、かつ激しい競争の社会だ。物質的には恵まれても、心安らぐことの少ない社会」を形成してきたと…でで、これによってでけた社会をこれまたよくできましたと満足しているかというと、むしろ「行き詰まり」じゃね?と世の閉塞感に陥っているのが現代だとな…がむしゃらに頑張ってきたけど何か違うどころか、かなりヤバい、おりゃーどーしたらいいだの世界か(笑)男脳、総右往左往時代到来ってか(笑)

 ででで、それを打破するのに、時代は女脳ですよって、ある意味人間よ、自然に還れな展開か(笑)はともかく、男と女でダバダダバダバダァーというか、来たれ女脳か(笑)

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2014年5月12日 (月)

優しさと、ユーモアと、理解の果て?

英国王室スキャンダル史  ケネス・ベイカー  河出書房新社

 タイトルがタイトルなので何か物凄く過激な内容じゃね?と思われですけど、本書はどちらかというと、戯画の変遷史みたいなノリ(笑)よーするにメインはお笑いというとこでしょか?で、そのお題が世界に冠たる大英帝国の王室ご一同様なんですよ、奥さん(誰?)で、それがヘンリー八世からエリザベス二世まで続いていると…まぁ最新のエリザベス女王時代、現代に近づけば近づく程過激になっていくはずなんですけど、著者が現代の議員さんだったらしく、その辺りは矛をおさめている感じかなぁ?こー言っちゃーなんだけど、資料的には今の方が断然あるだろーし(笑)現在進行形はむつかしーってか(笑)

 で、国王の本格的な肖像画が登場したらのがルネサンス期、ヘンリー八世からだったそな…現在も残っているけど、ちょっと待ったぁーっ?でそゆ肖像画とは「注文主は、たいてい国王や女王自身で、狙いは臣民に自分のすばらしさを褒め称えられることであり、欠点をさらして嫌われることなど望まなかった」とな…という事は、その絵は、皆まで言うなの世界か(笑)

 でで、「国王の権威と地位に疑問を呈し、諷刺画の先駆けといえるような刷り物や版画が出た」のがチャールズ一世の頃(1640年代)からだそな…てな訳でそれから連綿と続く英の諷刺画の歴史が始まるよぉってか(笑)

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2014年5月10日 (土)

空気と邪魔?

男は邪魔!  高橋秀実  光文社

 サブタイトルは「性差」をめぐる探究なんですが、うーん(笑)21世紀的な、あまりにも21世紀的なかなぁ(笑)世の中の閉塞感半端ネェという事なんでしょか?この上手くいってないのは、いったい何なんだぜ?の一つの解答が、男性のオワコン思想かなと(笑)で、これもまたその告発をする人がその男性だったりするんですよね(笑)男が男にダメ出しするのが、これまた常態になってきたと…マッチョ思考の人からしたら異常事態じゃね?じゃね?どこぞの元都知事なんて発狂しそーだと思うのは気のせい?

 で、現代、「早い話、男はひとりよがりなのだ。ひとりよがりがひとりよがりと競るように社会をつくってきたからいつまでも問題が解決しない」とな…勝ち負けで全て決着がついていたそんな時代もありましたという事か?パワーゲームの終焉?現実に「「男しかできない」といっても、それは「女性にさせない」という制度にすぎず、能力としてはむしろ男よりできたりする」って…まぁ出来不出来はともかく、制度化として守られていた牙城が崩壊している今、それってどーよ?は確かに存在するよーな?自覚のあるなしにかかわらず(笑)

 本書で面白いと思ったのは、誇りの語源でしょか?やたらと米なんかだと「私は息子を誇りに思う」とか父親がどや顔しているシーン多しな気がしてきたけど、男の人って誇りという言葉好きだよなぁと昔から疑問だったんですが、元々は「「誇る」というのは「得意になる。自慢する」ということで、行為に付随して発生する余計なもの、無駄なことを意味していたのだ」そな…いやまぁ悦に入る、あると思いますか、実があれば(笑)

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2014年5月 9日 (金)

少年よ、大志を抱け?

紳士協定  佐藤優  新潮社

 サブタイトルは、私のイギリス物語なんですが、これは一つの回想録、手記、覚書、本人主演のフィクション、それとも青春記なんでしょか?まぁ男の子物語になるんじゃね?と思うんだが?どだろ?

 主人公は若き日の著者で、それに同期の武藤君と、下宿先の息子であるグレンの三人による日常という名のドラマかなぁ?何とゆーか、パンピーから見ると外務省の一年生はこーして階段を上っていくのねというが分かる仕組みか(笑)まずは語学研修に出される訳ですよ、奥さん(誰?)まぁ外交官が言葉ができなきゃお話にならないのは確かだよねとゆー事か…で、著者は配属地がソ連(当時)となるので、必要なのはロシア語なんだけど、これがロシアでは勉強、取得できないとなれば、どーするで、何と英の陸軍語学学校に留学しておべんきょする事になるのだとな…とゆー訳でサブタイトルの意味が分かるとな、ロシア語を学ぶ為に英に行く、その一年を中心にした半生記なんでしょか?

 それにしても冷戦とはいえ、時代的には末期のソ連…それでも「モスクワ大学予科や外国人へのロシア語教育を専門に行うプーシキン大学があるが、そこは日本外務省の研修生を受け容れないのである」とな…「ソ連建国の父ウラジーミル・イリイチ・レーニンは、「外交官はすべてスパイである」と考えた。スパイ活動を防止するためには、ロシア語が上手な外交官が育っては困る。それで、資本主義国から留学してくる外務省研修生に対しては、できるだけロシア語が上達しないよう「特別コース」をモスクワ大につくっているという」とな…そーだったのかぁーっ?

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2014年5月 8日 (木)

きちんとしましょう(笑)

王様も文豪もみな苦しんだ性病の世界史  ビルギット・アダム  草思社

 タイトルがタイトルなので、何事ぉ?な気がしないでもないが、実に簡潔に歴史というか、人間の生き方が語られている感じかなぁ?まぁ身も蓋もない言い方でいけば「いつの時代でも人間というのはセックスに狂奔する傾向があった」に尽きる訳で、その結果、何も起きなかった、子供が出来た、性病になったという、まぁ本書はその第三案に終始している感じか(笑)

 で、性病というのは主に二つあって、一つが淋病、も一つが梅毒。でで、淋病の方は古代から、旧約聖書に書かれている位昔からあったそな…性病の歴史もパネェ…で、災厄じゃあって事で「直ちに、子どもたちのうち、男の子は皆、殺せ。男と寝て男を知っている女も皆、殺せ。女のうち、まだ男と寝ず、男を知らない娘は、あなたたちのために生かしておくがよい」(民数記、31章18)って、さすが天下の聖書サマは言う事が違うぅーっ…性病撲滅キャンペーンなんだよってか?

 ちなみにこれまた古代ギリシアの方はと言えば、紀元前600年ごろ、アテネの立法者ソロンは、ヨーロッパで最初ともいえる売春法を制定し、その一環として国営の娼家を設け、外国の女奴隷たちに客をとらせた」とな…そのココロは「こうすることでソロンは、罪のない国内の女たちを性的な暴力(とくに船乗りたちからの)から守ろうと考えたのである」とな…成程、政治家、自国民第一主義ですが、何か?

 でもって古代ローマはどーよとなれば、ローマといえば浴場が有名ですけど「もうむちゃくちゃだった」って…「衛生とか疲労回復のためだけのものではなく、むしろお目当ては混浴風呂で、ここは娼家と同じだった」って、そーだったのか?ローマ帝国(笑)まぁローマのご乱行は今更の話でもなくて「不倫、乱交、同性愛といったローマ人たちの退廃は、性病がはびこる恰好の温床だった」とな…

 何かもー文明の発達と性病ってもしかして抱き合わせセット販売が相場って事ですか?そーですか(笑)

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2014年5月 7日 (水)

思想は本来、敗北者のものである…

孔子伝  白川静  中央公論新社

 孔子、儒教、どちらもよく歴史に出てくる単語ですが、その中身は?については…心もとないのも事実で、これは一つレッツトライと開いてみたら、いえ、文体は非常に平易で分かり易く、読み易いんですが、元ネタを知らないと、えええええぇ?な話の連続だと思われ…で、今から約2500年位昔、中国と一口に言っても群雄割拠していた春秋時代、国から国への流離い人じゃあるまいか?というより集団?とまぁ儒教的には孔子の生前、死後では、また意味合いも異なってくるんだろぉなぁな…

 でまぁ孔子自身にいってみよーでは「孔子は偉大な人格であった。中国では、人の理想態を聖人という。聖とは、字の原義において、神の声を聞きうる人の意である」そで、「孔子を思想家というのは、必ずしも正しくない」となるよーで、どして?とゆーと、「人の思想がその行動によってのみ示されるとき、その人は哲人とよぶのがふさわしいであろう」とな…とゆー訳で、孔子は哲人であるのスタンスで本書始まっている模様…

 じゃあ、その哲人とは何ぞや?となると「哲人は、新しい思想の宣布者ではない。むしろ伝統のもつ意味を追求し、発見し、そこから今このようにあることの根拠を問う。探究者であり、求道者であることをその本質とする」そな…意外と孔子伝統主義者だった模様…何か革新というか、革命家的要素、これからは儒教の時代じゃあと思っていたら、その実、孔子自身は「先だつ周王朝のかがやかしい文化とその創造者とを、孔子は夢にみることができた」とゆー懐古主義的な方だったとな…

 そんな孔子(とゆかいな仲間達、もとい弟子一同)の明日はどっちだ?が本書のメインでしょか(笑)

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2014年5月 6日 (火)

明日はカレー記念日(笑)

S&B社員のとっておき赤缶カレー粉レシピ  池田書店

 コピーが、想像を超える、辛いだけじゃない魔法の調味料とありまして、あのエスピーの赤缶を使って料理しましたでしょか?社員が自社の製品を使う、あると思いますなのか?ちなみに赤缶って1950年生まれだったのね…半世紀以上、発売時のスタイルのまま売り出され続けているとこが、まず凄くね?じゃね?

 それにしても最近、社員レシピ流行っているんだろか?結構あちこちで見かけるよーになったよーな気がする?でもって、社員レシピの有り難いとこは、基本、社員の皆様も料理的にはトーシロなので、レシピの簡単系が多いとこかなぁ?手数も少ないけど、変にテクニック必要としないとこが○とか(笑)

 それにしてもS&Bってスパイス&ハーブでSBなのかと思っていたら、前身がヒドリで、太陽と鳥って事で、サンバードからきたのもあるのかぁ(笑)会社に歴史ありだなぁ…ついでに言うと社内では赤缶の事を純カレーと読んでいるそな…これが基本なんですね、分かります(笑)

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2014年5月 5日 (月)

ぴかぴか?

貴金属の科学  菅野照造・監修 貴金属と文化研究会・編著  日刊工業新聞社

 コピーが、金・銀・白金は、その輝きで人を魅了するだけでなく、産業用にも必要不可欠なものなのです!でして、これで本書のメインを語りつくしているよーな(笑)いえ、貴金属というと、まさに金・銀・プラチナの世界で、ダイヤモンドは永遠の輝きじゃないけど、どっちかというと思い浮かべるのはジュエリー系じゃあるまいか?でして、そゆ事なのかと思っていたら、本書は産業・工業レベルの貴金属のお話ですねん…何となくレアメタルに似ているなんだろか?

 それにしても貴金属の定義の一つが、その貴重性にあるとするならば、成程、金の場合、「地球の表面を形作っている地殻に10億分の2、つまり「2ppb」しかないのです」とな…でもって海に溶けてる金ならばと言えばこれもイオン状態だから取り出し方が「確立しているわけではありません」とな…量が少ない上に、取り出しにくいとなれば、そりゃ貴重という事になるじゃまいか(笑)

 で、太古の昔から金も銀も巡り巡ってきたんだぜ、なお話が本書の流れかなぁ?いずこの国(土地?)も皆それぞれにの世界かな?一例で言えば、黄金の国ジパングですよ、奥さん(誰?)

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2014年5月 4日 (日)

強弱勝敗を論じない。

身体を通して時代を読む 武術的立場  甲野善紀 内田樹  バジリコ

 所謂一つの対談集と思われなんですけど、武道家二人の…で、カテゴリー的にはむしろ文化・芸術に入れるべきかなぁと思いつつ、スポーツにしてしまいました…でも本書の内容はむしろスポーツとか体育という話より、教育とか、社会とか、これからの日本みたいな話のよーな気がする?かな?

 で、どゆ事というより、何故に武術、武道家?技じゃなくて社会一般?となれば、「武術というのは専門領域ではないからです」(@内田)となるからだ、という事らしー…これまたどゆ事とゆーと「武術家は定義上どのような問題についても適切に対処できなければなりません。極端に言えば、武術家は自分がその答えを知らない問題についても即答しなければならない」とな…何だってぇーっ?は何だってぇー?と思ったら、それは「武術というものの本質に由来する範疇的な要請なのです」とな…

 これまたどゆ事かと言うと、武術家とは「どうすれば自分の心身のパフォーマンスを最高レベルに維持できるか」(@内田)と精進し続ける人だとすれば、「社会全体のあり方についても配慮を怠ることがてきないということになります」とな…って、これ敵を知り、己を知れば百戦危うからずって奴の応用でしょーか?日常常に臨戦態勢とか?情報収集も分析も当たり前だぜとか?

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2014年5月 2日 (金)

みる目のある人(笑)

味な映画の散歩道  池波正太郎  河出書房新社

 所謂一つの映画日記でしょか?日常に中の映画鑑賞記になるのかなぁ?日付はハッキリしないけど、試写会にはよく通っていた模様…講演とか、資料とかで都内を離れると、試写会に行けなくなるのがアレだなぁなんて感想漏らしているし、しかも試写会で見逃した作品は普通に見に行っているし、本当に映画が好きだった模様…

 なので、いったい何本(何百?何千?何万?)の映画を見ているのだろうと思わずあんぐりしてしまう位、映画というものに精通しているよなぁ…感想は端々からなるほろなお言葉がいぱーい(笑)今となっては古典となるのだろーかのジョーズの回なんて、スピルバーグが「原作の「人間と人間・男と女とのドラマ」の大半を切り捨ててしまい「人間と鮫とのドラマ」にしぼりあげた」と言い切り、「海と鮫、人とサメの、映画ではむずかしいアクションを、スピルバーグ監督は本格の映画文法にのっとって展開させてくれるから、一シーン一ショットを生理的に、スムーズに受け入れた観客はたちまちにスクリーンへのめりこまされてしまうのである」となるそな…

 いやぁジョーズというと鮫の背びれのイメージしかバッと思い浮かばないんだけど、これロイ・シャイダーとリチャード・ドレイファスとロバート・ショーが出演していたとは、今となってはキャスト的には贅沢な映画だったのか?

 てな訳で、何か懐かしいというより、古き良き映画世界を教えてくれる指南書的な側面もあるんじゃまいか?な本書じゃね?じゃね?

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2014年5月 1日 (木)

本当に役にたつということは、いまは役にたたないことかもしれませんね(笑)

日高敏隆の口説き文句  小長谷有紀 山極寿一  岩波書店

 どゆ本かというと日高敏隆追悼集ですかねぇ?故人と多かれ少なかれ関係のあった皆様がそれぞれにふつくしい(?)思い出を語るでしょか(笑)いやまぁそれこそ千差万別の日高像が掲載されておりますので詳細は本書をドゾですね(笑)で、まぁ日高先生いつお亡くなりになったのか…も知らなかった位の情けなさで、名前聞いてパッと思い出せるものがない情けなさなんですけど、本書を拝読していたら出て来る本があれ?あれ?って感じでうちの本棚にあるやんけぇ?とか誰が書いたか、訳したかなんて気にせず読んでいたりしたんだなと…いや本当に申し訳ない…

 そんな訳で色々あるんですが、一番等身大なのは岸田先生のでしょか?所謂一つの留学友達?実際はストラスプールで半年間みたいなノリらしーんですけど、でも若き日の日高像がフラットに出ていて成程、旧友とか、悪友とか、親友とか、同期ってノリはこーゆーのを言うんだなと変に納得しました(笑)そしてそんな若き研究者の日常から世界がチラりと見えるんですね…「彼はそのときはバッタの研究をしていました。彼の研究所に遊びに行くとバッタがいっぱいいて「なんでストラスブールでバッタ?」と聞くと、フランスは植民地の農業がバッタの害でやられることが多くて、それでフランスではバッタの研究が盛んなんだ、と言っていました」(@岸田)とな…アフリカはともかくベトナムもバッタ被害とかあるのだろーか?とふと思ってみたり?

 そして何故に仏に留学というと、「フランス語は一般に理学部の人が不得意な言語で、日高氏は学位論文をそのフランス語で書こうと勉強した、と漏らされた。「教授がだれも読めないからね」といたずらっぽく言われていたのを思い出す。この論文がパリ大学のボードワン教授の目にとまり、フランスに留学することになる」(@羽田節子)とな…そーだったのかぁ…それにしても戦後直後とは言わないけれど高度経済成長前夜位だろーし、まさに向かい風に胸を張れの世界だったんだろーなぁ…

 も一つこれも忌憚なきご意見なんですけど「彼の家に行くと、ネコが十匹くらいいて、部屋がおしっこ臭くて。「臭いな」と言ったら、「え?何が臭い?」って、本人はわからない。慣れていて臭くないのです」(@岸田)のとこは…更に「彼がある時、京土産を持って行くと言って遊びに来て、何だと思ったら、「ネコが生まれたんだ」と二匹持って来ました」(@岸田)相談なしにキタコレの世界だった模様…更に更に「京大の研究室にもネコがかなりいましたね」(@岸田)って…日高先生は職場も自宅も友人宅まで猫化を進めていらっさったんでしょーか(笑)

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