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2014年5月19日 (月)

民活度の高い街(笑)

はじまりは大阪にあり  井上理津子  筑摩書房

 元祖、大阪というか、大阪発祥というかのオンパレードでございますってか?世の中に出回っているアレやコレ、元は大阪生まれなんですよと声を大にして言いたい、青年の、もとい大阪のおばちゃんの、もといおねえさまの主張でしょーか(笑)

 いやまぁ本当に色々あってなの世界が展開している模様…本書的に素朴な疑問的なとこが、大阪の食い倒れの説の話…「「幕末に大坂西町奉行をしていた久須美祐としという人が、見聞記「浪華の風」に、江戸を「食い倒れ」、大坂は京都と同じく「着倒れ」だと書いています。大阪は、食の集積地でもありましたが、商売人は無駄金を使わず質素倹約し、分相応のものを食べていました。「食い倒れ」という言葉が認知されるのは昭和三十年代以降ですから」(奥村彪生/伝承料理研究家)だそな…食い倒れって言葉自体が昭和な響きなのか?というのが、くいだおれ人形の章にある一方で、

 「戦前の大阪が食に贅沢な地だったことを背景に、次々にひらめきを得て生まれたご馳走、うどんすき」とこちらはうどんすきの章にはあるんですね(笑)果たして、食に対してのスタンスって、大阪的にはどーなっているんだろ?と?まぁ大阪的というと、高くて美味いは当たり前、安うて美味いもんが本物やのイメージが勝手にあるんですけど、これまた違うのか?質素倹約なのか?贅沢なのか?それが問題だ?問題だってか(笑)

 アリス的に大阪、アリスの地元という事でFA(笑)まぁ、アリスは生粋の大阪人だろぉし、大阪が日本一というより、世界一の世界に住んでいらっさってもおかしくないしなぁ(笑)いや、世の中愛こそ全てなんですよ、奥さん(誰?)

 で、ダリ繭の寿司折で、日本初の回転寿司(元禄寿司)とか、あちこちで飲んでいるビールで、これまた日本初のビヤガーデン(大阪駅前第一生命ピル屋上)とか、二人のソウルフードのカレーで、世界初のレトルト食品(ボンカレー/大塚食品)とか、鉄オタのアリスで、日本初の私鉄(阪堺鉄道)とか、海奈良の鶴橋で焼肉をで、世界初の焼肉屋(食道園)とか、これまたあちこちで飲んでるワインで、創世記の国産ワイン(赤玉ポートワイン)とかになるのだろぉか?

 いや、回転寿司の話は結構有名で聞いた覚えがあるんだけれど、アリス、回転寿司屋さんって行っているのかなぁ?30代独身男性としてはあると思いますだけど、アポロンなんかみていると何気にアリス高級志向になってないかなぁと(笑)海奈良の准教授とは、居酒屋だったのに、アポロンの片桐さんとでは小料理屋の個室ですからねぇ…まぁ珀友社の接待費で落ちるんだと思いますが(笑)

 それにしてもボンカレーのとこで知ったのですけど、レトルトってオランダ語の高温殺菌釜からきてるのか?ちなみにボンカレーのボンはフランス語の良い、おいしいからきてるそな…大塚食品は横文字がお好きってか(笑)そーいやポカリもスウェットな世界でした…

 後、これは菩提樹荘でもあったけど、「関西で「肉」といえば、牛肉を指す」とあって、成程、カレーのお肉は牛肉では当たり前だったんですねぇ…で、焼肉は鶴橋でも土地っこ的には当たり前なのか?で著者も「私の好みは、一に鶴橋や今里のはずれにある、密かに旨い店」となるんですねぇ…ちなみに焼肉、韓国が本場かと思っていたら、「「焼きながら食べる」形式の焼肉屋が広がったのは朝鮮戦争以降だそうだ。とすると、「食道園」がサイドメニューで始めたという焼肉は、日本初のみならず世界初だったことになる」そで…成程、焼肉もラーメンと同じに本家の斜め上いっていたとゆー事か(笑)

 それにしても赤玉ポートワイン、見かけないよなーなので戦前のソレかと思っていたら「「ポートの名を使わないで」と本場ポルトガルからクレームが入り、名を「赤玉スイートワイン」に変更」したそな…そーだったのか?というより、まだ現役だったんですね…アルコール関係にはてんで疎いから知りませんでした…それにしてもポートってポルトガルの事だったのか?てっきり港の事かと思ってました…うーん…

 さて、本書は豆知識も満載で例えば、上のポートワインのとこで道修町と地名が出てくるのですが、これが「承知のとおり、道修町は豊臣秀吉の時代に端を発する。薬の町。その規模は日本一といわれ、1899年の記録には約百五十軒の薬問屋が軒をつらねていたとある」そな…いやぁ町に歴史ありですよねぇ…

 それとこれまたレトロな「あっぱっぱ」、所謂一つの「女性の家庭着」だったんですが、これを考案したのが、くいだおれ人形の山田六郎だというから、何とゆーか、凄い…服飾ついでに、日本初の「カラー下着」と「スキャンティー」も大阪からなんですねぇ…鴨居羊子によってだそーですけど、ちなみにスキャンティーは、ほんの少しのという意味の英語からだそーですけど、当時のマスコミか「スキャンダラス・プラス・パンティー」の造語だと騒いだというから、殿方って…

 殿方つながりでいくと日本初の地域通貨(ボランティァ労力銀行)も大阪発祥なんだとか…生活評論家の水島照子によってだそで、詳細は本書をドゾですけど、まぁ生活内のそれが多いという事は女性中心の世界となる訳で…如何に日常で女性が助けを求めているか?その手段が閉ざされているか?じゃね?じゃねですけど(笑)これが、ある意味婦人互助会的な組織だったよーで、志は気高いのでそれに賛同して参加を求めてきた男性に答えた水島の科白がこれまた凄い…「男は危ないから入れない」とな…その心が「男というのはすぐリーダーになって政党を利用したり商売に使いたがり、女をこきつかおうとするから」とは、よく言ったの世界だよなぁ(笑)いっそ天晴じゃまいか(笑)

 学校で言えば、当直とか、掃除とか、たいてい女子に押し付けて働いていないのは男子生徒だからなぁ(笑)まぁアリスなら、真面目にやってそーだと思うけど、男女で同じ仕事をしていると普通にサボる、マジメに働かないのはよくある話じゃまいか?と思うのは気のせいか?しかも動いている女性にお茶淹れされたりしてね(笑)

 家庭的なとこでも一つというと世界初のプレハブ住宅(大和ハウス)のミゼットハウスのとこがこれまた凄い…庭に子供の勉強部屋というコンセプトで始めたらしーのですが、これの開発エビがこれまた凄い…夕闇の中に子供が帰宅せずに水遊びをしているので声をかけたら、「「まだ帰らんでもいいんや」と子どもたち。聞いてみると、家が狭いので、帰っても居場所がない。だからいつも遅くまで外で遊ぶのだ、と」とな…昔、子供は風の子、よく外で遊んだものだ、それに比べて今の子はというのは定番の説教科白だけど、考えよーによっては単に悲しき住宅事情というか、大家族のせーじゃね?なとこもあったんじゃね?と思うのは邪推のしすぎか?

 他に大坂的なとこではオマケの語源って大阪言葉だった模様…「添え物、負け(減価)の義から付加の意に転じた」そな…方言ってパネェ…後、ネオンサインのネオンとか、あれも大阪発祥だったんですねぇ…成程、道頓堀ってか(笑)

 他にも色々色々本当に色々あるんですけど、一つ選択するとするならば大阪市公設市場のとこかなぁ?日本初の公設市場という事になるそーだけど、ちなみに1918年には市の東西南北に開設されたそで、ちなみに南区天王寺とあるから、アリスん家の近くにもあったのか?それにしても公設市場ってインフレ対策の為に出来たのか…デフレもアレだけど、ハイパーインプレもアレだしなぁ…スタグフレーションもあるし…とかく世の中ままならぬってか?そんな中「お客に不利な掛け売り禁止、不当価格をした販売者は退場させる、閉店後当日の売り上げ金額を報告させるなど、大阪市が厳しい監督指導を行った」とな…かくて世の中沈静化していったとか…昔はまともに経済考える官僚がいたという事なんだろか(笑)

 成程、大坂商売の都、経済の都だなぁというお話てんこ盛りですので、詳細は本書をドゾ。さすが大阪商人、ただでは転びませんよ、おぞーさん(誰?)

 目次参照  目次 大阪

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