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2014年5月15日 (木)

街の中の街?

私の銀座  「銀座百点」編集部・編  新潮社

 どゆ本というとエッセイのアンソロジーでしょか?日本初のタウン誌が銀座百点だそーで、そこに寄稿した著名人のエッセイをひとまとめにしたという事らしー…約60名程ズラリと並んでおりまする…その名前を見れば日本人なら知らない人がいないビックネームがズラリ…で、銀座の雑誌ですから、お題は銀座ものが多いには多いんですけど、いずこの人も皆それぞれになお話がいばーいってか?時代がよく出ていて戦後高度経済成長期から今現在まで色々あらーなでしょか?ちなみに1957年ではハンカチは80円(@有吉)で買えたのか?とおろろいた…銀座の洋品店価格ででしてよ、奥さん(誰?)物価について考えるとか(笑)

 さて、個人的には銀座というとチョコを買いに行くところのイメージでして…でも何故かお茶しているとこは和系が多いよーな…自分でも食い意地が張っていて済みませんなんだが、食となるとステーキのイメージかなぁ?銀座というとまず浮かぶのは高級寿司店なんだろーけど、和は国内ならば選択肢の幅が幾らでもある気がするんだけど、洋物はやはり銀座に始まって銀座に終わる気がするんですよねぇ…何気に昭和ヒト桁な発想だろか?

 てな訳で本書で一番シンパシーを覚えたのは淀川先生の項で、神戸生まれ神戸育ちの氏が「テンダロインだとかサロインなどというピーフステーキにいろんな種類のあることも銀座で教わった」とな…ちなみに「神戸では、なんでもビーフステーキで、今夜はええテキやったなァという始末だったので、テンダロインですかなどと聞かれると、ヘーッとヘソを心のうちで曲げたものである」とな…神戸の方がハイカラ趣味だと思っていたけど、戦前から銀座は銀座だったという事か?しかし、思うに当時は焼き加減なんてのはどーしたんだろー?とふと思ったり?みんなミディアム・レアだったとか言うオチじゃないよね(笑)

 アリス的には、銀座…うーん、片桐さんと六本木に飲みに行きましょうはあっても、銀座に行きましょうはまだないからなぁ…34才だとまだ文壇バーデビューはあと一歩といったとこになるんだろーか?ちなみに文壇バーの件については、藤原先生が父親の新田次郎氏に連れられて豪遊しているシーンが出てきます(笑)成程、銀座のバー、男のロマンだな(笑)その頃、家では母親がおかんむり状態というとこが何とも(笑)尤も、新田先生は「文芸春秋社長だった故池島新平氏が、「新田次郎を誘惑した者には、賞金五十万円を進呈する」と銀座のバーでふれ回ったくらいだから、よほど品行方正だったのだろう」と息子に回想される父親って…いや、これこそ夫の鑑かもしらん(笑)夫人からしてみれば、大枚払っての何やってけつかるねんだろーけど、酒に溺れて色に溺れる殿方多しだからなぁ…奇麗な遊び方のできる男の人っていうのはそーザラにはいないよーな気がするのは気のせいか(笑)とゆー訳で、本書の中で一番お会いしたい人は新田先生かなぁ(笑)

 その新田先生のエッセイは銀座は銀座でも台風銀座という、成程新田家なお話(笑)そして台風の説明がこれまた上手い…これ小学校の科学の教科書に載せたらどーかと思うんだが?

 アリス的なとこでは、マレー語でジャランが道路の事と城山先生のとこで出てきたりしてますけど、そーだったのか?大龍(笑)それにしてもバリ島もマレー語とは知らなんだ…後村上先生のとこで知人が上田出身者、で上田の描写がこれまた凄い、それにしても上田って熊が生息しているとこだったのか?これも知りませんでした…

 銀座的エビと言っていいのか?司馬先生のとこで日本の銀座って、戦前でも中国でもモンゴルでも現地の人が知ってる場所だったのか?とおろろき?日本人だというと、銀座を知ってるか?と訊かれたそな…面白いのがモンゴルで知らないと答えたら「ああ、お前は日本人ではないのか」と言われたとか(笑)海外での日本の象徴って富士山じゃなくて、銀座だったんだろか?

 銀座的というのか、林先生の道を知らないタクシーの運転手は共感しますた(笑)銀座四丁目を知らないなんてありえないと思うけど、意外と日本橋、丸の内、銀座、新橋のタクシーって銀座の表的なランドマークを知らない運転手さん多い気がする(笑)まぁ接客業的なとこでは町田先生の項が成程なぁな話で頭たれるんですけど、本書で一番ハハハハハと膝を叩いたのは角田先生の項…

 いえ別に銀座のお話じゃなくて、電車とか飛行機での足の話、アシといっても交通費という話じゃなくて、そのままズバリの足、足の配置について考えるとな…ええ、何故に日本人は車内で靴を脱ぐのだろうか?それはともかく、その足を平気で隣や前の客の席や側に投げ出せるのだろう?でして…新幹線での己の頭上に後部座席のおじさんの足がある、足の裏が見える、頭にぶつかるは…他に飛行機の座席の肘掛の上に何故かこれまた後ろの座席のおじさんの足がとか…こーゆーのが平気で出来るのはまさにおじさんだよなぁ…靴脱ぐまでは個人の勝手かもしれないが、それを隣とか前とかに伸ばして平然としているのはおじさんしかいないと思う(笑)

 まぁ本書じゃないけど、一番の問題は「こちらに出ているあなたの足がくさいのです」に尽きるよな…普通にしていても加齢臭が気になるお年頃なんだから、足ならことさらにのぉの世界じゃまいか?まぁ国内でやっている分にはおじさんだからと見逃されるかもしれないけど、これ海外でやっているとしたら…臭いだけじゃ済まない気がするのは気のせいか…

 えーと他にもたくさん色々なエビ満載ですので、詳細は本書をドゾ。銀座だけにおされなお話も多いよーな気も?人それぞれに銀座ありだよなぁと(笑)

 執筆者は、有吉佐和子、司馬遼太郎、松本清張、三島由紀夫、開高健、大江健三郎、山口瞳、遠藤周作、新田次郎、吉行淳之介、淀川長春、森村誠一、向田邦子、城山三郎、山田洋次、三國連太郎、横溝正史、橋田壽賀子、沢木耕太郎、植村直己、北杜生、村上春樹、戸田奈津子、高峰秀子、宮本輝、立川談志、白洲正子、北原亞以子、藤沢周平、養老孟司、藤子不二雄A 藤原正彦、小掠桂、佐野洋子、もたいまさこ、松本幸四郎、桃井かおり、小林カツ代、吉村昭、森田芳光、安藤優子、児玉清、水野真紀、重松清、里中満知子、横山秀夫、角田光代、町田康、小池真理子、長塚京三、佐野史郎、阿久悠、本上まなみ、塩野七生、畠中恵、新藤兼人、中村富十郎、川上未映子、海堂尊、林真理子

 目次参照  目次 国内

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