« 真ん中を渡ろー(笑) | トップページ | 西にも東にも(笑) »

2014年7月 8日 (火)

中世的な集落と民家?

ヨーロピアン・ハウス探訪  監修・鈴木博之 写真・和田久士  JTBパブリッシング

 サブタイトルが、イギリス・フランス・スペイン・イタリアの街並みと住宅でして、所謂一つのお宅拝見だろか(笑)尤も、こちらは街ごとね、の世界かもしらんが(笑)で、そんな町並みを巡る旅のご提案というのが、本書の基本コンセプトじゃまいか?英に行ってロンドンだけじゃあきまへんで、ちょっと地方にも足をのばしましただけじゃく、もっとディープに行ってみよぉーですかねぇ?なので、鉄道網よりレンタカーの世界が展開しているよーな気がするが…そこまでして行く価値のあるおうちという事なんですよ、奥さん(誰?)

 で、これまたおろろいたのは、「十九世紀はじめまでの伝統的な建築の分類法に、「宗教建築」、「邸宅建築」、「公共建築」、「軍事建築」という四分類を立てる考え方があった。ところがここでいう「邸宅建築」は、宮殿や貴族の大邸宅を意味していて、小住宅や地方の民家などはそこに含まれていなかった。そもそも民家は「建築」だと認められていなかったのである」って、そーだったのかぁーっ?よーするに大きいもんじゃないと、そんなの関係ねぇー(死語?)扱いだったとゆー事か?

 何故にそーなるの?というと「この四分類は、建築家がかかわる建築のジャンルを整理したものだったからである」って、建築家は大邸宅は設計するけど、町の民家なんかは設計しないと、となればそんなの入る訳ねぇーじゃんとなる訳ですね、わかります(笑)どこの世界も上から目線乙なんですねぇ…

 まぁともかく、そんじゃあ民家は誰が建てたとなれば、「ビルダーと呼ばれる親方や職人たち、そしてある場合には住み手によって自ら建設されてきたのだった」となる模様…名も無き市民達の手による等身大の家、街並みという事になるんでしょか?

 となれば手近で身近な建築がキタコレでいやでも地方色というか、土地柄が表面化する訳で、今それが個性の時代にってか?郷土色、なめたらあかんぜよの世界か?

 アリス的には、カッスル・クームかなぁ?どゆ事というと「イギリス映画「不思議の国のアリス」の舞台にもなった村」だそで、アリス的には外せないでしょお(笑)「平入屋根をかけた住宅が続き、そこかしこに立ち上がる切妻、ポーチ、煙突が家並みのアクセントになっている。三〇分も歩けば一回りできる村だが、パックホース橋からの眺めに見入ってしまう」とあって、成程、写真で見る限りいかにも英の田舎町といった風情…石の橋に石の護岸、石の家なんだろなぁな石の街ってか?まぁ英の街並みはどこもいかにも英だけど(笑)

 後、片桐さん的にはアンダルシアになるんじゃまいか?でオスナとグアディクスになるんだろーか?ただ、まぁオスナの方はいかにも西、というか南西という感じなんだけど、グアディクスの方は洞窟住居でこれまた異彩を放っている感じ…丘の斜面に穴掘って家が?というのも自然なのか人工なのか、それが問題だってか(笑)

 面白住宅というと語弊があるかもだけど、この個性的な住居の数々的には伊が一番インパクトあるからなぁ?さすが、いずこの街も皆それぞれに国じゃけん?いやもーどこも凄いんですけど、アルベロベッロなんて妖精さんが出できそーな佇まいなんですけど(笑)というより、これ本当にリアルな風景なんだろか?の域ですが(笑)ラピュタのモデルになったカルカータやボマルツォ、ピティリアーノなんかもいきなり町がの世界で、こればかりは是非写真をみてくらはいとしか言えねぇ(笑)

 海の街ならヴェネツィアもアマルフィもこれまた凄いのは当たり前なんですが、画像的インパクトではガッリーポリがこれまた海の中に突如町がの世界でこれもまた凄い…何とゆーか伊の海岸線、白い砂浜とか、松林とかとは無縁の世界なんだなぁと納得(笑)

 豆知識もいぱーいで、例えばベットの垂れ幕、隙間風防止とプライバシー保護と保温性を兼ねているそーだけど、「ベッドは豪華であればあるほど、地位の高さと富の力を象徴した」そーで…成程、ダブルでもなく、クィーンでもなく、キングなんですね、わかります(笑)とか、仏人は自国をレグザゴン(六角形)と呼ぶとか、オートワール村は「小さなベルサイユ」と称されるとか、パリ人にはオンフルールでクリスマスを過ごすプランが人気あるとか、大きな窓は高額納税者の証とか(窓の大きさで納税額が決まるとな)、また「ヨーロッパでは、薬局の経営は特権階級によって占められていた」って成程メディチ家とか、あるあると(笑)

 その他、他の街並についての詳細は本書をドゾ。欧州の伝統パネェっす(笑)

 掲載されている町は、
英・アルスウォーター、トラウトベック、ラッフォード、コングレトン、ブロムヤード、イエルフォード、バイブリー、カッスル・クーム、ラベナム、モウゼル、ティンタジェル、セルウォージー
仏・サン・テミリオン、モンパジエ、カレンナック、オートワール、ジヴェルニー、オンフルール、エギュイスハイム、カイゼルスベルグ、リクヴィール、カマルグ、サンレミ・ド・ブロヴァンス
西・バルセロナ、ウーニャ、サンティリャーナ・デル・マル、コンバーロ、オスナ、グアディクス
伊・オストゥーニ、アルベロベッロ、ロコロトンド、ガッリーポリ、カルカータ、ボマルツォ、ピティリアーノ、サン・ジミニャーノ、ヴェネツィア、キオッジャ、ブロチダ、アマルフィ

 目次参照  目次 庭園・建築

|

« 真ん中を渡ろー(笑) | トップページ | 西にも東にも(笑) »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

庭園・建築」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 中世的な集落と民家?:

« 真ん中を渡ろー(笑) | トップページ | 西にも東にも(笑) »