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2014年7月25日 (金)

ハイホー、ハイホー(笑)

土木遺産 ヨーロッパ編  社団法人 建設コンサルタンツ協会 「Consultant」編集部 編  ダイヤモンド社

 サブタイトルは、世紀を越えて生きる叡智の結晶なんですが、文明とは土木工事の事なりきでしょかねぇ?結局、人類って自然環境を何とか人間の都合のよいよーに進めてきた結果なんじゃね?かなぁ(笑)紀元前の昔からせっせせっせと造ってきたと(笑)ちなみにローマのアッピア街道の場合、紀元前312年というから驚きじゃまいか?それが今に残っているんですよ…これまたちなみに何でアッピア街道というかといったら、当時の財務官だったアッピウス・クラウディウスの名前からきているんですね…このアッピウス、またの名を「ローマのインフラの父」だそで…まぁローマ帝国とは、インフラの国だものの世界だったしなぁ(笑)尤も、このアッピウスの頃のローマはまだまだ大帝国以前、イタリア半島の半ばを占める都市国家風情だった模様…なのに街道ひくぜでやっちゃうとこが、まさにローマか?先見の明があったともいうのか?

 面白いのがマイルストーン、これローマ発祥か?はともかく、その起点がフォロ・ロマーノだというのはなるほろなお話じゃまいか?ちなみに現在もそーだそーで、さすが全ての道はローマに通ずるの国だものか(笑)これまたちなみに仏の起点はノートルダム寺院前にあり、日本の場合は日本橋と…どこも首都のど真ん中という事になるのだろぉか?

 とゆー、建造物を見る事はその国の歴史と直結する事になるという史跡を回る旅でしょか?いや、ヨーロッパばねぇでございます(笑)

 アリス的には、国名シリーズ的には英のアイアンブリッジとレッチワースになるのだろぉか?なんですが、庭園的にはヴェルサイユになるのかなぁ?ただ、ミステリ的には大下水渠になりそーだと思うのは気のせい?この大下水渠で思い出すのは、第三の男…オーソン・ウェルズが逃げ込んだ先でございます…何とゆーか欧米の下水道って規模が違うよーな?大の男性が縦横に行き来できる場所とゆーのが、何とも…

 で、庭園の方でヴェルサイユ…「庭園は当時、原則として一般に開放されていた。その名声はヨーロッパ中に知れ渡っていたため、多くの人々が一目見ようと集まり、混雑を極めたという」だそーですから…で、「十八世紀ヨーロッパの君主達はヴェルサイユ宮殿・庭園を模倣することを好み、ルイ十四世の生活習慣まで取り入れようとした」になる模様…やっぱ文化的な事って仏って事になるんでしょか?ちなみに現在、「庭園内には洒落たカフェ・レストランがあり、ソフトクリームなども販売している」そーですよ、奥さん(誰?)これも一つのヴェルサイユ名物なんだろか?

 ちなみカフェつながりで、アイアンブリッジのカフェ、「ほとんどのカフェが三時には「休憩」するので注意が必要である」って…アフタヌーンティー時にカフェ自身が休みって、それってアリですか?英的には?ある意味稼ぎ時だと思うのは気のせい?他にアリス的というなら、日本の比較物件的なとこで、大阪の中之島河岸が掲載されているとこでしょか?大阪中央公会堂と難波橋とか(笑)

 規模的にはティピ・ダムが、本格的でおろろいた…これを16世紀に造っていたんですねぇ西は…「ダム頂上の標高は海抜三八二メートル、堤の高さは四三メートル」「当時としては前人未踏の高さへの挑戦」だったそな…技術的なソレもアレですけど、当時の利権、水利権を巡っての攻防もこれまたアレでダムが壊れた時の原因の一つに反対派の爆破説まで出てくる辺り、西もパネェ…既得権益って、どこもアレなんだなぁ…

 豆知識系では、風車はイラン発祥だとか、十字軍でヨーロッパにもたらされたものだったんですねぇ…ちなみにWWⅡの時、独の蘭侵攻の時の通信手段として「風車の羽根の合図によって、無線通信と同じ速度でドイツ軍の行動が伝わったという」って…さすが風車の国は違う…蘭つながりでも一つ、幕末の幕府の軍艦「咸臨丸」「朝陽丸」を建造した造船所ってロッテルダムにあるそーな…

 後、バルセロナのとこで今こんなにもてはやされているガウディですけど、当時は不遇を囲っていた模様…これ単純に人気ない、理解されないという話だけではなくて、20世紀初頭、「バルセロナの資産家の間に、戦闘的なカタルーニャ主義に対する危惧が生まれた」事も関係するのか?「バルク・グエルは、カタルーニャ主義の象徴的なシンボルで埋められているため、そこに住居を構えることには抵抗がある。こうした政治的リスクを避ける思いが働いた」のもあった模様…何にせよ、住宅地は三軒しか売れなかったというのだから、凄い…でもって購入者がガウディ自身の一軒も含まれている訳で…

 さて、本書、建造物だけの話ではなくて、そこに歴史あり、人あり、生活ありでその辺りのエピが凄いです。写真も奇麗ですので、しかもほぼフルカラー(笑)詳細は是非本書をドゾ。で、個人的に一番ハーヘーホーと思わされたとこはサントル運河、所謂一つの川の中の船のエレベーターだと思いねぇの世界か(笑)思うにヨーロッパは運河が多い国多しのよーな気がするのは気のせいか?で、川と川をつなぐと高低差が出るじゃまいか?で水位どうするよの一つの解答が、船を丸ごとエレベータにのせて上へ下へとやればいいじゃないと(笑)ここでは67mの高低差も、そんなの関係ねぇー(死語?)とした19世紀末技術者なめんなよの世界が展開している模様(笑)

 で今も使い続けられているそーだが、当時の技術を伝承という事になると後継者的にどよ?な点もあるみたいですが…世界遺産に登録した手前使い続けないとならないそで…しかも、物流は拡大するで規模的にどよ?で現代は独と日本の技術を組み入れたボートリフトが建設されて稼働してもいるそーな…

 まぁこれらから分かる事は「現代においても、水運ルート網さえ発達していれば、舟運は自動車による運搬よりも大量の物資を運ぶことが可能である」という事ですかねぇ?結局土木とは地元経済と密着に結びついているとゆー話か…そんな訳で、土木建造物に対しては、建物みたいに建物だけの評価だけじゃなくて、総体的にどーよ?という比較検討研究がのぞまれているという事なんですかねぇ?総意とは那辺にありや?ってか?

 てな訳で他にも色々色々、本当に色々出てきますので詳細は本書をドゾ。

 掲載されている土木遺産は、
伊・アッピア街道(ローマ)、カナル・グランデ(ヴェネツィア)、ランテ荘(バニャイヤ)、
チェコ・カレル橋(プラハ)、
西・ティビ・ダム(アリカンテ)、パルク・グエル(バルセロナ)、
仏・ヴェルサイユ宮殿(ヴェルサイユ)、サン・マルタン運河(パリ)、セーヌ河岸(パリ)、
蘭・キンデルダイク(キンデルダイク)、
英・アイアンブリッジ(アイアンブリッジ)、レッチワース(レッチワース)、
独・カール・テオドール橋(ハイデルベルク)、
洪・鎖橋(ブダペスト)、
墺・ゼンメリング鉄道(ゼンメリング)、大下水渠(ウィーン)、
白・サントル運河(ラ・ルヴィエール)、

 目次参照  目次 庭園・建築

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