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2014年7月 1日 (火)

真に自由な人間だけが宿命に出会う事が出来る…

こんな日本でよかったね  内田樹  バジリコ

 サブタイトルが構造主義的日本論でして、どゆ本かというとブログのまとめみたいなんですけど、エッセイ集なのかなぁ?日々の疑問というか、日々の生活でしょか?何となく等身大日本って気がしないでもないですけど、現実で辻褄を合わせると日常ってこんなとこかも(笑)

 著者自身、ご自分の文章に対して「「私はいったい何が言いたかったのか?」改めて考えると、私にもよく分からないからである」と言い切っていらっさるし(笑)ここは素直に分かっても分からなくても読み進むがジャスティスってか(笑)

 日常のトピック満載で、本書はゆとり教育から言葉の力へという「言葉や体験などの学習や生活の基礎づくりを重視する「言葉の力」をすべての教育活動の基本に置くことになった」件があって、著者は「文科省がようやく「当たり前」のことに気づいたようである」と安堵していらっさる模様…「これに気づくのに信じられないほどの時間がかかるというところに中央省庁の絶望的な非効率性は存するが、それでもお上が「まともな結論」にたどりついたことを一国民としては多としたい」とな、おめでとうございますってか(笑)きっと文科省もゆとりペースから効率化へ邁進するんですよ、多分(笑)

 アリス的にエッセイ…本書的にいくとモーリス・プランショの言かなぁ?「作家はその作品を通じてはじめて自分の位置を知り、自分をかたちにする。作品より以前に、作家は自分が何ものであるかを知らないばかりか、何ものでもない。作家は作品のあとにはじめて存在し始めるのである」とは意味深だよなぁ…書く事によってというより、書いた事によってアリスはあるという事なんだろか?書いていたからこそ階段教室でアリスは居たという事か?だから准教授は発見できたとか(笑)

 本書の凄いとこは著者の言葉だけでなく、他者の言葉がいちいち的確なのがパネェ(笑)「言葉を信じることより、言葉のうさんくささを自覚して、常に自らをいましめることが、ジャーナリストたる者が持つべき心構えの第一条だと思う」(@小田嶋隆)とかは、稲葉記者に捧ぐですかねぇ(笑)文というより、記者そのものが胡散臭さそのものだったけど、それに付き合うアリスって…しかも狙いは准教授のはずなのに…この辺りジャバウォッキーもアレだしなぁ?アリスっば物凄く付き合いいいのか(笑)

 で、編集者と私ではないですけど、著者的には男性と女性の編集者の場合、女性編集者の方が仕事がしやすいという…それは何故か?「男性の編集者はしばしば「ウチダにこういうものを書かせたい」という明確のプランをもって登場する」そーな…何かこれオノコロ島の出だしのアリスみたいな気がするのは気のせいか(笑)

 著者的にはいい編集者とは脱線を厭わない、むしろ面白がる人達なんだろか?「男性編集者でも私が「たいへん優秀」と評価している方々は総じて「おばさん」体質である」そな(笑)となると片桐さんもおばさん体質なんだろか?でも、アリスと片桐さんの会話って逸脱に逸脱を重ねていそーだからなぁ(笑)二人でいると企画が泉のごとく湧いてきそー(笑)隣で准教授が呆れてそーだけど(笑)楽しいそーなのは確かなよな(笑)

 他にアリス的というと若いライターにお薦め読書として、「今の自分と生きた時代も生きた場所も縁の遠い人間の書いた本」をとゆーのは分かるにしても、若い男性の場合は「少女小説」を読む事とかあって、これにはおろろいた…殿方が一番苦手とするジャンルじゃなかろーか?感性を磨く、保つ、持つって大変な事だったんだぁ?でも学生アリスってモロその世界だよねぇ?となるとアリスって貴重な中年もとい青年だったのか?永遠の34才に栄光あれ(笑)

 しかし、先生…若い女性には「老いた男性作家」の本を薦めているのはともかく、「若い男の書いたものなんか読む必要はない。(だってバカなんだもん)」って…そんなにハッキリ口にして宜しいんでしょか(笑)著者は男性に手厳しいのか?他のとこでも「つねづね申し上げている通り、国家や貨幣や威信やなどというものはすべて男が作り上げて幻想であって、このようなものに生物学的には鐚一文の価値もないのである」ってて…准教授が何と返すかとふと想像してみたり(笑)

 その他、色々エビあるのですが、言葉的にはバイリンガルの罠的なお話は凄いと思いますた…母国語って思った以上に、ついでに意識している以上に母国語なんですねぇ…

 本書で圧巻なのは、ところどころに登場する著者の師、レヴィナス先生のお話でしょか?いやーこれが本当に煩雑というか、忘れた頃に出てきて、あれもこれもそれも繋がっているんだよの世界か?ヨーロッパの知性パネェ…思わせぶりなのがもっとパネェか(笑)思考なのか、思想なのか、哲学なのか、知の巨人って実在するものなんですねぇ…

 他に気になったとこは言論の自由について「「言う人」は好きなことを言いたいように言う。その適否については「聞く人」に判断してもらう。おしまい」って、何て潔い…そー割り切れる人が日本にいったいどれだけいるのか(笑)

 さて本書で一番笑わせてもらったとこは「もし、自分の親が健康で収入があるときには親しむが、病気になって貧窮になったら見捨てるという(リア王の子供たちのような)人間がいたら、私たちは「それは人間としてまずいんじゃないか」と言うだろう。自分の妻が美貌である間は愛するけれど、皺が寄って腹に肉がついたら棄てるという男がいたら、やはり「それは人間としてまっとうなやりかたじゃないよ」というだろう」の件でしょかねぇ(笑)まぁ親の方は万民が認めるとしても、妻の方はよくある話じゃないかぁーっ(エコー付)のよな?離婚理由って建前は性格の不一致だけど、本音は相手の容姿の劣化だとどっかで聞いた覚えが(笑)てゆーか、女房と畳は新しい方がいいという俗語もありますしね、ね、ね(笑)も一つ付け加えるならトロフィー・ワイフとか(笑)

 最後に本書で一番気になったとこを一つ「「言葉以上のものがある」と信じさせることは言葉にしかできない。それが言葉の力なのである」のとこでしょーか?パワーですかね、パワーなんですよ(笑)ラブソングだったら愛の力を信じているぅのノリですけど、人は言葉の前にも後にも上にも下にも右にも左にも見るという幻想を持つ生き物なんでしょか(笑)だから、あるんですよ、おぞーさん(笑)何か?は、何かがあるんですよ(笑)

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