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2014年7月 5日 (土)

素敵と危ない?

郊外の社会学  岩林幹夫  筑摩書房

 サブタイトルは、現代に生きる形なんですが、東京近郊物語じゃないけど、現代のというか、主に20世紀末と今の話かなぁ?で、メインはこー言っては何だけど、著者の実家の町田と現住の流山でしょか?うん、どちらも確かに東京を中心にして西と東の郊外だもの?なんでしょか?

 郊外のイメージって人それぞれに皆あるのだろぉけど、これ明暗くっきりかなぁ?団地的なそれというか無機質なイメージと、これまたプチブル的なイメージと(笑)個人的イメージとしては、ポンポコなんだけど?ジブリの(笑)あれ確か多摩ニュータウン辺りの話じゃなかったっけ?山をつぶして、団地を造る…高度成長時代的にはあると思いますなのか?

 さて、日本の住宅事情、通勤事情、都市化の問題と、郊外と一口に言ってもいかがなものか?というのがあるよーな?ある意味国内移民史みたいなもんだしなぁ…労働人口大移動みたいな(笑)戦前の労働者の住居に対する行政もアレだったけど、戦後、21世紀に入ってもそれは未だにアレだよねぇな、もしかして日本人の住宅問題ってずっと続くの世界なのか?それとも?

 アリス的に郊外、アリス自身は夕陽丘在住ですから、それこそ都心のど真ん中、考えよーによってはアリスって生粋のシティーボーイ(死語?)という事か?大阪で郊外というと、どこを指すのかが今一ピンと来ないのだけど?京都、大阪、神戸と三都市が結構近いイメージがこれまたあって、たいてい郊外って通勤圏、電車の路線沿いにできる町のイメージだからなぁ?その間という事になるんだろぉか?

 後は、タイトルからじゃないけど社会学という事ですよねぇ、准教授(笑)ただ、准教授の本業なんですが、昔から社学は苦手で…理解が覚束ないんですよ…一体、どこが社学なのか?でもって何が社学なのか?漠然としてつかめないというべきか?むしろ、社学より哲学とか、心理学の方が守備範囲分かり易い気がするのは気のせい?元からかと思ってヴェーバーも何度かトライしてみたけど毎回途中で挫折しちゃうしなぁ…いつになったら読破できるのだろぉ(泣)

 まぁ己の頭の理解力の無さはともかく…アリス的に郊外というとアポロンが一番近いのか?郊外の地縁の無さが生む現代の病理みたいなノリもあると思いますなのかなぁ?この辺りは絶叫城のゲーム脳的なステレオタイプと似ているのかもしれないけど…まぁ本書的にはそーゆー昔の栄光、理想の文化都市なもあり、一昔前の人間性のない街的な批判もあり、また最近の業者によるブランド化、ディズニー化的なのもありで、一口に郊外といってもいろいろあってなの世界か?

 考えてみれば人が住む集落の回りにドーナツ状で町が増えていくとなれば、郊外の領域は広がっていくとゆー話じゃね?じゃね?現代はその人口が減ってきているから郊外縮小かみたいな話もあるが、土地的広さからみればかわらないよーな?人にこだわるのならその中心都市がどれたけの人口を許容できるか?よーは養っているか?雇う事ができるか?にかかっている気がするけどねぇ?まぁでも郊外のと銘うつ以上、都市の事情ではなくて郊外の事情がメインになるのもある意味当たり前か?その詳細は本書をドゾ。ただ、今までの歴史的に建築家が想定している、していた郊外のソレってあんまりいいイメージでないよーな?気がするのは気のせい?でまぁ建築家というのは大建築設計を目指すもので、個人住宅とか、集合住宅とかは負け組的位置になるのか?名のある建築家は大建築を目指すってか?なので、郊外に対しては辛口っぽいよな気がするのも気のせいか?

 さて、本書豆知識的には、郊外を意味する英語のsuburbは「「都市的なもの」を意味するsubanの語源であるurbに、「~の下に」や「~に付随する」を意味する接頭語subが付いたものである」とな…「語源的には郊外は、都市の"おまけ"のような場所なのだ」そな…でもって、サパービアとは「アメリカ合衆国では郊外、郊外住宅地、郊外居住者、郊外生活特有の様式・習俗・習慣を指す言葉で、時に揶揄的なニュアンスのある言葉」とな…米でも郊外ってアレなのか?

 他にも色々郊外について書かれていらっさるので詳細は本書をドゾ。体当たり企画的なとこが著者若いのかなぁと思いつつ、都市のあるところ郊外ありなら、平城京とか平安京の郊外ってどこだったのだろーとふと思ってみたり?北白川も昔は周辺住民の娘さんが花売りに街中に行ってた訳でもしかしてあそこも元郊外?

 目次参照  目次 文系

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