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2014年7月26日 (土)

関係者以外立ち入り禁止?

廃墟街道  著述・中田薫 写真・中筋純  二見書房

 暑いんです…という事で祈・納涼となれば日本的には怪談か?で、となれば舞台は廃墟か?という単純な理由から、本書を手に取ったのですが、ホラー系というより悲しき日本の住宅事情、土地事情ですかねぇ…著者二人はある意味いきあたりばったり系な旅に出るぅーの世界なんですが、東京から大阪まで車ころがしつつ、道端の廃墟発見のロードムービーか(笑)のノリなんですが、これまた次から次へと廃墟あるじゃまいか?の世界が展開…日常にこんなに廃墟ってあったんだと、こーりゃたまげたびっくらこいたぁーじゃまいか(笑)

 それにしても世間は廃墟ブームだったのか?まぁ近所のお化け屋敷的なソレ、あると思いますの世界か?お子様の冒険ですからで済む分には、まっ見逃してあげよーかな?位の情状酌量もあるかもだけど、犯罪系やら何かやら絡んでくると廃墟もヤバしなのか?治安問題もアレだけど、も一つ地元経済事情が薄らとな側面もありで廃墟の有無、タイムスケールってむつかしー…

 まぁそれでも廃墟見てみたいじゃまいか?な人種もいらっさる訳で、そんなあなたに朗報が?じゃないけど、ある意味ディープな、おたくな趣味かなぁ?単に物見高いとも言うかもしれないけど(笑)それにしても廃墟の見つけ方にネットで廃墟系のソレは勿論、サバゲー、心霊、地元掲示板、新聞記事etc.は分かるにしても、口コミで近辺の「茶髪のコンビニ店員のねーちゃんか、ピアスをつけたスタンドのあんちゃん、登下校の高校生に聞くとよし」とは知らなんだ…成程、本書はある意味その世代の人達がメイン対象なのか(笑)

 アリス的に廃墟系というと、暗い宿か、後助教授の身代金のとこもそーだったっけ?それと雪華楼のとこかなぁ?被るとしたら?でもって、地味にホテルシリーズかなぁ?アリスとのそれを見ると?というのも、本書の廃墟の殆どが、ホテル・旅館系なんですよ…こー言っては何だけど、旅行業界相当に厳しいんだなぁと思わざるを得ないというか?結構有名どこの観光地の中でもあるんですよねぇ…大龍も大変なんだなぁと…もしかしてマレーは好景気なのか?

 も一つコレ関係あるのか?で、船原ホテル(大仁と天城湯ヶ島の間?)なんですが、「ホテルニュージャパンの横井秀樹が経営していた「船原ホテル」の廃墟があったはず。ホテルニュージャパンは昭和57年に火災を出してツブれたが、こちらのホテルはその翌年にまたしても火災で潰れたという曰く付きの物件だ。しかも閉鎖された後、大浴場から22金製で重さ140キロ、時価1億円相当の鳳凰型純金風呂が盗まれて話題になった」ってな…何となくこれまた46番目と被るのか?のか?

 後、アリス的に関係ありそーなとこというと大阪近辺という事で、本書だとファミリーレストラン七輪屋/阪奈GS廃墟(阪南道路沿い)、旅館一龍(貝塚)、旅館大榮閣(犬鳴山温泉街)、ほととぎす旅館(山中渓温泉)とか出ています…都市中心はともかく、周辺地域のソレは何とゆーか、色々ありそー…

 それにしてもこれまた潰れるホテル・旅館の鉄則で一番にあげられるのが、お風呂が小さいとは知らなんだ…よーは、ホテルの室内設計、ビジネスホテル系じゃないとしたら、風呂回りにお金かけないとね、の世界だった模様…まぁせっかく旅に出で、自分家の浴槽より小さいのが出てきたら確かに金返せの世界だろぉーしなぁ(笑)個室のお風呂は大き目に、大浴場があるとしたらこちらも非日常空間を演出しないと、ヤバいのか?まぁ旅行といえば家で出来ない事をするもメインの一つと思われだからなぁ…家よりショボイではお話にならない訳で(笑)

 で、理由その2が、かんぽの宿があるところ…下手なホテル・旅館に泊まる位なら、安くてキレイで眺めも良いのかんぽの宿があるじゃまいかという事になるそーな…かくて「「かんぽの宿」があるところは、かならず何軒か民間の旅館が廃業に追い込まれているのだ」という事だそな、ある意味「国が民間をツブした」となる模様…これまたそーだったのかぁーっ?と…何か駅弁と駅蕎麦の世界と似たよーな気がしたのは気のせいか?地元のお店が出店しているのではなくて、その鉄道会社の系列会社が半ば独占しているみたいな(笑)資本主義社会ですけん、資本がデカイ方が勝ち組なんですよ、文句があるならベルサイユへいらっしゃいってか(笑)

 まぁ他に、アリス的にネタとするなら旅館鱒池亭(三重)ですかねぇ…三重最恐と言われる物件だそーですが、付近で5年以内に3件の変死体事件が発生してるとこって…ちなみに奈良と大阪の県境近くにあったコーヒーカムスではその後白骨死体が発見されたりしているから…廃墟パネェ…

 後は長引く不況か、これまた福利厚生施設のブームが去ったのか?アレですけど生駒山スカイラインの廃墟群というのは殆どが奈良や大阪の会社の福利厚生施設、法人所有の別荘地だそーで…これが今殆ど廃墟化してるとな…これなんかオノコロ島の英都大の淡路島のソレ、ワロエナイになってしまうんだろか?とふと思ったして…

 さて、他にも豆知識満載ですので詳細は本書をドゾですが、最後に一つ、本書で実に殿方的だなぁと感心しますたなとこを一つ…湯の花温泉スペシャルサウナ湯の山(三重)でしょか?「表向きはサウナだマッサージだと謳っておきながら、その実は個室本番プレイをウリにする"ソープランド"なのであった」って…「ロケーションは最高だ。こんなところでハメハメハ大王になれるなんて最高ではないか。疲れたら下の階でビールを飲んですぐ寝られるし、しっかりしたサウナ風呂も完備しているし、まさしく男性天国!」とな…いやもー本音ダダ漏れ(笑)

 さて、そんな殿方の夢の殿堂が何故に潰れたのか?「この店にはひとつだけ致命的な欠点があったという」…してそれは「ヤングギャルが待ってます」のはずなのに「朝青竜のような顔をした女ばかり」とな…「早い話、女の質がイマイチだったのだ」で、客足遠のいて潰れたとな…殿方思考ここに極まれりの世界が展開している模様(笑)旅館の裏側、温泉街の裏側って…

 気を取り直して、他にもいぱーい面白物件満載ですので、詳細は本書をドゾ。まぁ視点が結構殿方よりなのは、多分、本書の対象読者層がそーだからじゃね?ですかねぇ(笑)

 目次参照  目次 庭園・建築

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