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2014年8月23日 (土)

死んでないんだから生きている(笑)

ブッダの幸福論  アルボムッレ・スマナサーラ  筑摩書房

 僧侶によるブッダの教えというか、指南は色々あるなぁと思いますが、人生色々、お坊さんも色々で、究極のとこは悟りにいくねんだと思うんだけど、表現が違うよなぁと…まぁ日本だって仏教と一口にいっても宗派は色々なんで、それは国が違えばまた違うのは、これまた仏教の懐の広いところなんだろか?と?で、スリランカ人のスリランカ仏教、仏教的には上座部仏教キタコレになるのだろぉか?ちなみに著者駒澤大で博士号とってるみたいなんだけど、駒大って曹洞宗じゃなかったっけ?やっぱ、仏教懐深いってか(笑)

 てな訳で前書きからブッタの逸話から始まるんですが、そこから導き出される教訓「物に依存しない生き方。世のなかの評価に依存しない生き方」でいこーじゃまいか、が仏教的生活なんじゃね?かくて「この世のなかで、金を儲けて豊かになることが人生の目的になってしまったら、それはある一部分の人間にしか実現できないものです。では、その他の人は不幸でもいいのでしょうか。負け組として切り捨ててもいいのでしょうか」とな…まぁ勝ち組の人達からしたら、負け犬の遠吠えなんか、そんなの関係ねぇ(死語?)だろーけど(笑)

 「結論から言えば、世のなかで行っている人生の目的、モットー、ゴール、といったものに私たちが足を引っ張られてしまうと、不幸になってしまうのです」世の中の幸不幸の基準について物申すですかねぇ…物欲生活はどよ?みたいな?それにしても「世のなかの大人が言っていることは、ぜんぜん当てになりません。びっくりするかもしれませんが、それが事実です」って、言いたい事は分かるが、これ著者も世の中の大人じゃないのか?と素朴な疑問が(笑)

 アリス的に幸福論…アリスなら古今東西の幸福論について一家言あると思うんだけど?どだろ?尤も、そんなアリス個人の幸福は、きっとミステリーまみれな生活だろーなぁと予測がつくところが何とも(笑)まっ人間、些細な事で幸せを感じる、感じとる事ができるだけで、人生の勝ち組だと思うけどなぁ(笑)

 後、アリス的なとこでは仏教的戒律の不殺生ですかねぇ…「誰も殺してはならない」でして、「殺されるような状況になったら、とにかく逃げればいいのです」って、そんな簡単な事なのか(笑)で、更に「自分は決して生命を殺さないと決めた人は、だいたい殺されません」って、それチベットとか、モンゴルとか、ウイグルとか、カンボジアとかとかとかコボンゴホン…

 も一つ、准教授に捧ぐではないけど犯人捜し…「大切なのは、犯人を探すことではなく、問題を解決してみんなが助かることなのに、そのことを忘れてしまうのです」のとことか…まぁ物事、犯人は貴方ですで全てが元通りに戻るなんて、ありえへーんだからなぁ(笑)でも、ミステリ的にはお・や・く・そ・くですから(笑)

 仏教的にはトップを目指せ的なソレは如何なものか?という事になるのだろーか?「現代人が取り付かれている、「世界一になる」という思考は、極端な差別思考で、実現不可能なあり得ない話です」となる模様…世界一じゃなくても、日本一じゃなくても「一向にかまいません」な「クールな態度が必要です」とな…一部の人が幸せになる世界じゃなくて、「私たちが生きる道、幸福の境地は、やはりどんな生命にも、どんな人間にも達することが可能なものでなければいけない」でして、「幸福は、誰にでも叶えられる目標でなければならないのですから」に尽きるのかなぁ…とまぁ、ここまでが前書きで、モー十分に本書を語るの世界じゃね?でして、本文はその各論にいっきまーすじゃまいか(笑)

 まぁ幸福の物差しの設定がどーもおかしいというのが、著者の立ち位置だろか?で、多分、ブッダもそーいうと思うよ、かなぁ?

 そーゆーノウハウというか、意識について著者視点でご提案なさっているのだと思いますた…例えば、人生は「楽しくないと前に進むものでてないんです」とか…「だから、私たちはなんとかして、何をやっても楽しくなれるようにと、工夫しなければいけないんです」とか…まぁこれも価値観が一つだったら、楽しみも一つで競争社会になってしまうという事なんだろなぁ…人の数だけ楽しみがあるという、それなら幸福もいぱーいってか?

 友情関係についても互いを縛るものではないとな…相手が離れていく事を常に怯えて、「友達の機嫌をとることしか考えられなくなってしまう」って、それが友人といえるのか?とか…

 人は学び、仕事をし、社会の構成員として生きなくてはいけないとか、ある意味非常に当たり前な事を当たり前に語っているとこかなぁ…で、学びも仕事も楽しみと喜びを見出す事じゃとゆー話じゃまいか(笑)

 とにかく小さな事からコツコツとというか、小さい事だって社会に大きく繋がっているんだから、ストレスも緊張もなく、気分よく何事もできるよーになるって…一日一善じゃないけど、毎日毎時間毎秒の善行のすゝめだろか?

 でまぁ、義務をつとめよかなぁ…とゆーのも人生を楽しむ、自分の好きな職につくでオケかと思っていたら、著者的には本人の職業選択の自由というか、嗜好よりも、向いている仕事、他者が評価してくれる仕事に就けなんですよね…本人ができる仕事の方が「人生に喜びをくれる」だそーで…まっ出来もしない事を出来るとやられるの、周りの人にとってみれば迷惑以外のなにものでもないけど、この視点に立つとゴッホの世界はないよなぁ…生きている内は誰一人(弟は除く?)評価してくれなかったけど、本人なくなってからは評価うなぎ上りだからなぁ(笑)もしゴッホが周りが認めてくれないからと、転職していたら、あの傑作群は生まれなかったと思われで…

 著者的にはそゆのは趣味でやりなさいという事らすぃが…アマノンに聞いてみよー?ですかねぇ?ちなみに著者によると「人間には仕事以外の趣味は必要ではありません」だそな…

 でもって、著者はおさすがなのかはっきり言うよで「十二、三歳で勉強が嫌だとふざけていると、五、六年経ったらもう二十歳になっている。時間は止まりません。それでろくにいいことをやっていない人が二十歳になってしまうと、社会にとっては多大な迷惑です」と言い切るか(笑)しかも「それで二十五、六歳ぐらいで結婚して子供でも作ったら、将来の人類にまで迷惑をかけることになりますよ」って…この少子高齢化の時代によく言ったと言うべきなんでしょかねぇ(笑)

 また尼崎の電車事故に類して「安全という当たり前のことを真剣に議論していること自体、社会が崩れている現れなのです」とな…更に「料理を作るときに、「清潔に作りなさい」と言わなければならないとしたら、それは基本が崩れているということです」とかあって、職業倫理とは、言われる前に身についているものですかねぇ?でも、確か代表のコックさんの場合、料理とか栄養管理とかの前に、各国厨房にてまず衛生面の管理が一番の仕事だったよな?

 面白いといっていいのかの不倫盗のとこで、何事も自分一人分以外は使ってはならない。で水も食糧も一人分でわきまえよの世界なんですが、「自分が遊ぶための家を作ったり、飛行機を買ったりするのはいい」けど、朝昼版とお風呂に入って水を無駄に使うのは駄目とか、電気つけっぱなしにしてはいけないとか…エネルギー的には一日中水道使いぱなしや電気つけっぱなしより、プライベートジェットの方が大きいと思うのは気のせいか?まぁ不都合な真実のゴアだって自宅の電気料金は、皆まで言うなの世界だったし(笑)

 後、嘘をつかないのとこの例として出てくる不倫の告げ口の件…これまた言いたい事はよく分かるが、マッチョ思考が入っていないか?と思うのは気のせい?殿方にとっての浮気って軽くないか?と(笑)僧侶でもこゆ考えなのか?となれば、不倫問題でお寺はあてにならないという事か(笑)

 他にも生きる意味は神様だけしか知らないは「とても無責任な生き方になります」と言い切っているし…この事例も凄い…「たとえば、人を殺したりして、「神様からそう命じられました。言葉が聞こえました」などと言う人がいますが、とんでもないことです。神様が作ったと言ってしまうと、何をやってもいいことになってしまいます。何の証拠もないことだったら、何でもいえるのです」って…

 その他、ご高説の数々物凄くいぱーいですので、興味のある方は本書をドゾ。いや、何かとにかく凄い、インパクトぱねぇ本でございます(笑)最後に本書で一番インパクトあったとこは後書きの中から「生きることに意味がないからです。どこに生まれても、その生まれた次元に適した生き方をして、寿命が終わって死んでいきます」って…いや確かに長期的に見れば我々は皆死んでしまうだけど(笑)

 目次参照  目次 文化・芸術

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