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2014年8月 8日 (金)

思い込んだら違ったって知らないよ(笑)

聖徳太子 四天王寺の暗号  中山市朗  ハート出版

 コピーが、痕跡・伝承・地名・由緒が語る歴史の真実なんですが、うーん…これは一言では言えない本ではなかろーか?聖徳太子半端ネェという事ですかねぇ…日本史半端ネェなんでしょか(笑)

 まず初っ端の前書きから爆弾投下で「四天王寺に聖徳太子直質の預言の書(未来記)がある」から始まっていたりして(笑)そーだったのかぁーっ?と驚く前に、キワモノ臭じゃまいか?と疑うのが先か(笑)で、これまた中二病な話の展開かと思いきや…著者の推測が入る部分もあるじゃないか?ですけど、シリアスに書と現地を見て行く旅か?ちなみにこの発言、四天王寺関係者談だったらしーとこから話はホンマでっかぁーっに続く訳で…いや、事実は小説より奇なりなんですかねぇ?これまたちなみにこれをバラした関係者は役職を離れ、後に亡くなったそーだが…うーん…

 公式には無い事になっている歴史って、まぁロマンじゃまいか?ですけど、古事記にしても日本書紀にしても、消された歴史はあるはずで…建前と本音、あると思いますだろし…ちなみに天津金木学、「「古事記を霊置、霊配することにより、宇宙の原理、摂理を知る秘法の書」もあるそだが、初めて知ったわぁー(笑)

 でまぁ、日本最古の仏教寺院、四天王寺と聖徳太子を中心に、その歴史的背景を追えですかねぇ?物部も蘇我も、そして奈良から丹後まで、関係ありまくりの旅に出るぅぅぅぅー(エコー付/笑)信じる信じないは個人の責任で、でもって当たるも八卦当たらぬも八卦なのも、これまた自己責任で(笑)

 アリス的に四天王寺、モロ地元でしょか(笑)何せ夕陽ケ丘在住ですし(笑)これまた今更感がヒシヒシと…ですけど、四天王寺「日本最初の官寺」「朝廷、あるいは国衙が造営、維持した最初の寺」となる訳で…しかも「創始者は聖徳太子」と聞くだけでありがたやーと思わず平伏したくなるお寺な気がするが、実は今、四天王寺は「仏教のどこの宗派にも属していない」そで…「和宗総本山四天王寺」となる模様…ちなみにこの和宗、「四天王寺だけが称する宗派」って、これまたドンダケェー(笑)でもって、四天王寺の山号が「荒陵山」、四天王寺の南西にある標高26mの茶臼山、これが荒陵だとな…ちなみにこの茶臼山、あの大坂の陣の時、冬の陣では家康の、夏の陣では真田幸村の本陣が置かれたところ…因果は巡るってか?

 しかもこの荒陵は荒墓に通じるそーで「四天王寺は、荒れ果てた墓の上に造られたということになる」とな…更にアラハカはアラハバキにも通じて、「アラハバキは古代先住民の祖神、守護神であるというが、その正体はわからない」と歴史的にどよ?に行き着くよーな…尤も「ハハキとは龍木」「ハバはハハ」で蛇じゃね?という話もあるとな(@吉野裕子)まぁ何にせよ、当時の上町台地辺りは物部の支配地であったとこじゃね?という事になる訳で…更に、も一つ、アラは「祖鋼を吐く、荒吐神、つまりこれは製鐵と関係する技術集団が信仰した神のことである」ともなるそーで…単に物部、天皇の祭祀を担当していた一族ではないんじゃねなんですよ、奥さん(誰?)

 四天王寺な話は続くよで、四天王寺の今の本尊は救世観音像だそーなんだが、創建当時はその名の通り「四天王が本尊」だったとな…そーだったのかぁーっ?丁未の乱の時に聖徳太子が四天王に必勝祈願、成就して四天王寺創建となればそれもそーか?だけど、本来四天王とは脇神のはずだそで…それをメインにする理由は他にあるんじゃまいか?

 四天王寺特有というと、伽藍配置もそーだそーで、建物が皆北に向かって一直線に並んでいるそな…これ四天王寺式らすぃ…この配置は飛鳥時代から変わっていないとな…これって北辰信仰からじゃね?とな…ちなみに四天王寺には七星剣があるそーな…他にも天王と天皇の関係は如何にとか、かの有名な日出るところの天子云々、更に「東の天皇、西の皇帝に曰す」とかの天皇というネーミングについてのソレとかの詳細は本書をドゾ。いやもー疑い出したらキリがない気がするが、言われてみればそんな気もしてくるとこが、古代ロマンか(笑)

 しかも四天王寺、お寺なのに、創建当時からこれまた鳥居が建てられていたというから、これ如何に(笑)今も西にあるあの鳥居の事なんですが…あの春分・秋分の日に夕陽がのあの鳥居なんですが…浄土信仰とも関係あるのか?ですけど、「日本に西方極楽浄土の思想が定着するのは、鎌倉時代、法然、親鸞によるものであった」そで…飛鳥時代は如何にもまた謎か?

 四天王寺と生駒山とか、四神相応についての詳細も本書をドゾ。井戸や石舞台のとこも。建物一つ一つに対してのそれもなんですが、アリス的に見逃せないのが亀の池ですよ、おぞーさん(誰?)ええ、あのアポロンにも出てきた亀の池(笑)ちなみに「亀の池は古来、蓮池と呼ばれていたが、参詣人たちが池に亀を放ってそれが増えて亀の池と呼ばれるようになった」とな…そーだったのか(笑)ちなみにこの亀の池に注がれる水が「青龍池の水」なんだそな…

 後、四天王寺では太子猫の門という「不思議な名の門がある」そで…「良く見ると門の上に木彫の猫が眠っている」って…ちなみにこの奥に願成就宮があって、そこで祀られているのが物部守屋大連、弓削小連、中臣勝海連だとか…この辺りの詳細も本書をドゾ。物部を討って、物部の土地に寺を建立して、物部を祀る、つつがなきやなんでしょか?聖徳太子的には?更に不思議な石神堂と牛王尊の件も本書をドゾ…

 とまぁ、最初の一章、四天王寺だけでも端折りに端折ってコレですから、後はおして知るべし?でして、何とゆーか全体的にミステリーなお話(仮説?)ですので、これまた詳細は本書をドゾ。なんですが、アリス的にも少し四天王寺絡みのとこだけでもで二章は四天王寺七宮と元四天王寺なんですが…四天王寺、その回りに七つの神社があったとな…で、著者現地巡っているんですが、難波八阪神社、堀越神社、河堀稲荷神社、久保神社、大江神社、それに小儀宮跡、上宮之跡も…土塔神社跡だけは不明らしー…更に敏達天皇を祀る五条宮と四天王寺近辺の神社もいわく因縁がいぱーいってか?こちらの詳細も本書をドゾ。

 で、四天王寺には前振りがあったよーで、その元四天王寺の跡というのに、これまた候補が二つあって、一つが森之宮神社、も一つが玉造稲荷神社とな…さすが古代自称何とかも出てくるという事か?四天王寺は寺のはず、なのにこのぐるりと回りも元も神社だらけとはこれ如何に?これまた詳細は本書をドゾなんですが、「実のところ、鵲森宮も玉造稲荷も、かつては大阪城の敷地内にあったことを忘れてはならない。もともとこの地には石山本願寺とその周辺の集落があったところだ。石山というその名の通り、森之宮周辺は巨石が多い地であったようで、磐座信仰を行う社が多数あったことが想像される」とな…これまたちなみに「実は江戸時代より以前、四天王寺の北側に饌速日命を祀る磐座神社が存在していたという話がある」でして、ここにきてもまた神社なお話がてんこ盛りなんでございますよ、姐さん(誰?)

 かくて、三章以下は聖徳太子の痕跡を求めて旅に出るぅーな話が展開していきますので、詳細は本書をドゾ。いや、何とゆーかホンマでっかのオンパレード、まぁ仮説ですからの世界ですので、信じる信じないは自己責任でですけど(笑)しかしこれがフカシとしても気持ちよく(?)騙された気にさせられるというか(笑)著者の根気と執念が凄いのか?それともこれも聖徳太子の手のひらで転がされているだけなのか(笑)まぁ、見て見ての世界かなぁ(笑)アメノタラシヒコって誰?とか(笑)

 エピ的にもそれこそ色々あってなの世界で、これまた詳細は本書をドゾ。まずは如何にもなお話からで「事の起こりは「天武天皇七年、沙門道行が、草薙剣を盗んで新羅に逃げた。しかし途中で暴雨にあって、道に迷って戻った」と「日本書紀」は記す。草薙剣は天叢雲剣のことである。道行は新羅の僧であったらしいが、熱田神宮に参拝した時、清雪門から侵入して剣を盗みだし、新羅に渡ろうとしたという。が、難波津で嵐に遭い、これは神罰だと思ってて川口に放り投げたという」だそーですよ、奥さん(誰?)どこぞの仏像の起源も、ゴホンゴホン…

 ちなみにこれまた実に男社会的だなぁで、「容姿が醜いと一人帰された竹野媛は、この竹野神社の巫女であった」の件なんですけど、これニギギノミコトの時からの伝統なのか?ある意味セクハラのすゝめというか、それが一番大事ぃって事ですかい(笑)

 後、八咫烏伝説っててっきり熊野(和歌山)な話かと思っていたら、崇峻天皇の蜂子皇子が難を逃れる為に「丹後国の由良から船に乗り東北へ向かった」そで、「東北の由良の浜に辿り着き、三本足の八咫烏に導かれ、推古元年(五九三)に羽黒山を開山。羽黒修験道の開祖にもなったという」って事は東北にも八咫烏伝説ありまっせの世界か?八咫烏的にも一つ、八咫烏は三本足とされて久しいけど「実は「記紀」ともに、そういう記述は載せていない。しかし熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の熊野三宮は、いずれもその神紋を三本足の烏で顕わせている」とな…そーだったのかぁ?ちなみにその三本足は天、地、人をあらわすんだとか…まぁ何にせよ、古代八咫烏働きものだったんだなぁと(笑)ある意味、これが本当のパイロットだしなぁ(笑)

 豆知識的には、徳の字…「徳の名は不遇な死をした天皇、皇子に付けられることが多いのである。孝徳天皇、称徳天皇、文徳天皇、崇徳天皇、安徳天皇、順徳天皇」でもって、聖徳太子…もしかして徳は鎮護・鎮魂の名前なのか?

 最後に一つ、謎じゃあ?的な事で、太陽信仰、これわりと全世界的にポピュラーな話じゃまいか?と思っていたら、「明確に太陽神を皇帝と結び付ける民族、国家は朝鮮中国のみならず、世界に無いのである。ただ一つ、とっくに滅んだ古代エジプト王朝を除いては…。」そな…これこそまさにそーだったのかぁーっ?じゃね(笑)コピーコピーと言われるけれど、つついていくと意外と独自性がひょっこりと顔を出す、そんな国だったのはこれまた伝統だったのかってか(笑)

 他にも面白エピ満載ですので、本書をドゾ。

 その他、登場する寺社は、穴穂神社(天理市田町/穴穂宮跡)、石上神宮(天理市布留町)、出雲武雄神社(石上神宮摂社)、天神社(石上神宮摂社)、石上神宮元宮、磐船神社(交野市)、坐磨神社(大阪市中央区本町)、渋川天神社(八尾市渋川町/渋川廃寺趾)、聖勝軍寺(八尾市)、穴太神社(八尾市宮町)、三柱神社(丹後)、竹野神社(丹後町宮)、籠神社(丹波一の宮)、矢田神社(久美町海士)、衆良神社(須田)、熊野神社(久美町兜山)etc.

 目次参照  目次 文化・芸術

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