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2014年8月24日 (日)

真理はワインに宿る(笑)

ワインデイズ  マーク・ピーターセン  文芸春秋

 何の本かというとタイトルそのままワインのエッセイ集でしょか(笑)いや、著者が米人なのでカリフォルニア・ワイン絶賛、カリフォルニア・ワインは正義の世界が展開しているのかと思いきや、あにはからんやイタリア・ワイン素晴らしスでござったの巻ってか(笑)

 仏辺りのワインか人がメインの本は多々あれど、米人によるそれってどこに接点が?と思うやんかぁ?生まれて初めてスペインに行ってスペイン・ワインを飲んだら地中海にはまって、次にこれまた生まれて初めてイタリア行ったら、どっぷり…本人的には地中海的なソレに捕まったみたいなノリらしーけど、どーみても伊ワインと伊料理じゃね?本当に有難うございました(笑)

 で、旅行から帰ってきても伊のワインと料理が忘れられず、都内でも彷徨っているんですというワインデイズというより、イタリアデイズに近いものを感じるが(笑)まぁ老いらくの恋もとい、ある程度年齢がいってから趣味ってまさに七つ下がりの雨ですからねぇ(笑)かくて伊行脚の旅が始まる訳ですね、分かります(笑)

 アリス的にワイン…46番目以下あちこちで飲んでいるよーな?まぁアリスの事だからワインについても例の雑学データベースで知ってそーだけど、よそさまで戴くのはともかく自分達が普段の飲み食いで飲んでいるワインはハウスワイン的な手頃な物を選択しているイメージだが?どだろ?海奈良や201号室を見る限りにおいては二人でだと居酒屋多しみたいだし(笑)本書によると現地辺りだと一杯100円のワインをガブガブ飲んでいるみたいで、これはもー水代わりが今に続いているとみていいのか?それにしても一杯100円…水やジュースよりワインの方が安いって事でジャスティスってか(笑)

 それはともかく著者のはまり具合が一番分かるのはE・M・フォークナーをダシにしてまで「イタリアの最大の魅力は芸術ではなくてイタリア人だ」と言い切っているとこじゃまいか(笑)ちなみに著者の前歴、「毎週のように焼肉屋に通いつめ、焼肉に注がれていた情熱は、今ではすっかりイタリアの方へ移ってしまっている」で、伊料理屋通いの米人が出来上がると、そんな著者が美味しいという伊料理とワインの数々、素晴らしきかな本書でございます(笑)

 ついでに言うと、「アメリカの叔父の家でフィレンツェ風のティーボーンステーキを、フィレンツェで教わったとおりに炭火で焼いてみた」そで、食生活がステーキステーキステーキな国の米においてすら絶句する旨さだった模様(笑)これまたちなみにその叔父さんという人は「物事を手厳しく批判するのが自慢の、しかも「故郷を捨てた」私の態度がそもそも気にいらないという叔父」さんらしー…となると日常頻繁に出てきていた米のステーキって?とゆー素朴な疑問と米人にも故郷を捨てるなんて感傷があったのか?と、西へ西へと征服、もとい移動しないといられない人達かと思ってますた(笑)

 まぁ豆知識も満載で、菜の花って日本だと春のイメージだけど、伊では春と秋二回採れるのだそな…伊も菜の花食べていたんですねぇ(笑)後米の結婚式では「やや甘口のシャンパン」がよく利用されるとか…米的なとこでいくとカリフォルニアワインについて世界のワイン界は「一般のアメリカ人が認識しているよりも、かなりマイナーな方に分類されている」と自覚しているとこかなぁ?とはいえ、後に勝沼に行く前「歴史ある海外のワイナリーと比較しては、ワイン歴の浅い勝沼の人に悪い、と思って固くなっていた」そーですよ、おぞーさん(誰?)

 メインは伊各地のワインとの出会い編だと思われですので、その詳細は本書をドゾ。まさに手放しで絶賛、全米が泣いたもとい賞賛の嵐じゃね?じゃねですので、その迸るパッションは本書をドゾ。

 最後に本書で一番らしーなぁと思わされたとこを(笑)何がって米人の仏に対するスタンス(笑)「アメリカ人の悪い癖だが、とりわけフランス人の「気取り」が気に食わず、アンチ・フレンチな気分になりがちで、またそれを人についもらしたりする」って、米標準装備なのか(笑)「トスカーナは南仏プロヴァンスと並ぶ、ヨーロッパ人、とりわけ英国人の憧れの地であった。ニューヨークのアメリカ人のあいだでもよく知られていて、ヨーロッパ通の友人たちは「トスカーナには新鮮でおいしい食卓と素晴らしい風景と野菜と花の香り、プロヴァンスにあるものすべてがある。ないのは"フランス人"だけ。行くならトスカーナさ」と、気むずかしいフランス人を皮肉って言う」(「イタリア・トスカーナの優雅な食卓」宮本美智子・永沢まこと)が引用されていたりして…ちなみにこれは著者によると「アメリカ人同士なら単なる軽いジョークで済んでしまう」事らしーという事は米人的に日常会話なのだろか?

 米人の仏に対する感覚は、まぁ色々複雑なものがある模様で「実は、フランス料理を食べに行って心から楽しめたのは、その夕食が生まれて初めてだった。恥ずかしい話だが、今までは気取って高い値をつける典型的な「フレンチ・レストラン」しか知らず、美味しいものがあっても、どこか高慢ちきなウェイターに出されると、素直にその美味を味わえないのだった。その上、緊張した空気が漂えば、益々楽しめなくなってしまうのである」とな…欧米と一言でいうけれど文化的差異について考えるとか(笑)成程、パリのアメリカ人、あると思いますの世界だったのか(笑)

 とまぁ文化的背景それぞれありますけど、メインはワインですので、ワインのエピもあるあるですので興味のある方は本書をドゾ。

 目次参照  目次 飲物

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