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2014年8月22日 (金)

心塵脱落?身心脱落?

迷える者の禅修業  ネルケ無方  新潮社

 サブタイトルが、ドイツ人住職が見た日本仏教なんですが、まぁ何とゆーか、何とゆーか…かなぁ?道元禅師は偉大だったという事でしょか(笑)何かもー無理矢理まとめ感ありありですが(笑)いや僧侶というと建前的にはおのれをむなしゅうしてのイメージであったりするんですが、今更ながらの日本の仏教は、御用宗教というか、檀家宗教というか、葬式宗教というか、葬儀屋の下働きの世界でして、そんなお坊さんどこにいるんだぁーっ?(エコー付/笑)状態だからなぁ(笑)

 で、そこに何も知らずに(多分?)飛び込んできた著者…なんですが、一応独で座禅生活してますたの世界だったし…ただ、これもこーいったら何だけど、今や国際化した柔道からしてこちらからみたらJUDOにしか見えないよーに、禅もZENじゃないの?それは?に見えるいったら穿ち過ぎか?

 まぁとにかく、普通の独人が日本に来るまでの半生記は、ある独青少年の一生みたいなノリなんだろなぁ?詳細は本書をドゾですが、これまた独人半端ネェですかねぇ(笑)何とゆーか、これまた独で哲学が生まれ育つのが分かるよーな気がしますた(笑)でもって、ニーチェがもてなかったのがよく分かる気になったとゆーか(笑)

 冗談はともかく、基本欧米か?はまず自己主張ありきの世界なんだなぁと…読後の本書の感想は、主人公は私の世界か?ですから(笑)どこまでも私が、私が、私がの自問自答の世界なんですよ(笑)日本人ならまずその問いだてからしてしないだろなぁと(笑)成程、利己的な遺伝子が欧州から出たのは分かる気にさせられたというか(笑)

 アリス的に仏教…禅寺、あると思いますか?京都はお寺が多いからどーか?もあるけど?曹洞宗となると有名どこで近いのは永平寺か?総持寺は加賀と横浜にあったよーな?

 さて、日本での禅、もしくは僧侶としての活動の詳細は本書をドゾかなぁ?まぁ禅に希望を求めて日本にやってきたら、そんなの関係ねぇー(死語?)な件が何とも…若いだけに挫折感というか、騙されたぁーっ?感が高かったんじゃなかろーか?と推察しますが、それでも著者の凄いとこは、トライアゲインな姿勢かなぁ?日本人でもよーやらんわの世界がこれまた展開していきます(笑)

 曹洞宗的には「仏道をならふといふは、自己をならふ也」だそで…そんな曹洞宗も既成の仏教から逃れられないみたいで、僧侶の僧侶による僧侶のための座禅生活なお寺、修行道場的なものは相当に少ないらすぃ?で、著者は流れ流れて安泰寺、檀家なしの自給自足の禅寺生活に突入する訳ですが、まぁそこも安息の地ではなかったと…その後、臨済宗の京都のお寺にも修業生活入るんですが、まぁこー言っては何だけど、どこもお坊さんの群れというより、オスの群れだよなぁ(笑)

 ちなみにそんな安泰寺、座禅道場、修行僧の為にを目指してバブルの頃に京都から但馬の山の中に引っ越してできた経緯があって、そんな希望に燃えた当時の僧侶が山寺に建てたもの…「大きな野球場」「テニスコート」「馬」さすが全共闘世代僧侶パネェ…で結果、テニスコートは松林に、野球場は草刈り場に…つわものどものゆめのあとってか?檀家もないとなればド貧民コースまっしぐら、存続も危ういになるんじゃね?と…で、かなり後に著者はこの破産寸前というか、破産した安泰寺を引き受ける事になる訳ですが…

 とにかく日本の僧の場合「世襲が出家の理由」の一番であって二番がない世界と言っていいかな?の世界だとか(笑)著者的には「在家として生まれ、現実生活の中でいろいろな気づきを重ねてから、自ら発願し出家するのが本来の仏教の在り方です」になる模様…仏門が家業って何事?という素朴な疑問が(笑)

 一方、ファミリー・ビジネスの跡継ぎ達から著者を見れば「俺らはこの商売で一生メシを喰わなければならないんだ。だから真剣なんだ。お前のような趣味人とは違う。お前はただ座禅がしたいだけなんじゃないか」となる模様(笑)僧侶とはサービス業になりて、商売繁盛ササ持って来ぉーい、もとい資格の為にってか?ちなみにそんな息子僧侶のお言葉「本山でちゃんと資格を取っておけば、表に出たときには胸を張れるよ。一生、檀家に拝まれながら暮らせるからね。三年間の辛抱だよ」とな…げに有り難きは檀家なりってか(笑)

 後、これは笑えたとこで師弟関係の真実(の一部?)でしょか?「ひねくれた弟子でも、優れた師匠に会えば、素晴らしい成長をみせるが、弟子がいくら優秀でも、師匠がダメならダメ。修業の成果の全責任は、師匠の肩にかかっている」ですかねぇ?まぁ師匠的立場にあればこれを胸に日々励んでいただきたいものよのぉ越後屋ですが(笑)現実は?というと(笑)また弟子側からはこれで言い訳もできよーものよのぉ越後屋になる訳で(笑)まっ物の見方は表裏でアレという事か(笑)

 面白豆知識的にはヨーロッパ事情が時々顔を覗かせているとかなぁ?と?例えば、「欧米では古くから鈴木大拙の本をはじめ、禅関連の本が多く出版されています」で、「ドイツには多くの禅道場がありました」って、そーだったのかぁーっ?独人的なとこでは「一九〇三年にバイオリニストのアントン・ギュートがビルマで出家し、比丘「ニヤーナティローカ」になり、その後はセイロンを中心に活躍し、一九二〇年から一九二六年の間は日本にも滞在しました」ってこちらは上座部仏教という事になるんだろぉか?でもって「一九二八年には、ブルーノ・ベツォルドというドイツ人哲学者が、上野の寛永寺で出家得度を受けて「徳勝」という僧名を授かりました」とな…かくて戦前から仏教あると思いますの世界だったのか?他にも独人というとこの人を忘れてはいけないオイゲン・ハリゲルの「弓と禅」とかもあるし…

 それにしても欧米か?これに極まれりというのが「キリスト教的禅」じゃまいか?カトリック神父パネェ…ちなみにどゆ事というと「禅は仏教ではなく、宗教のあらゆる境界線を超えた普遍的な知恵である」だそな(笑)何その論理と思うけど、まぁ禅の起源はキリスト教とか言わないだけでもゴホンゴホン…後、欧州で忘れてはいけない弟子丸秦仙の活動もあると、こちらは主に仏ですが(笑)

 他に教育的なとこで、独は小学校から高校まで13年かかるそーで日本より一年長いんですね…で大学に入るとすると今度は「修士課程を終えるまで卒業できません」となる模様…で、どゆ事というと卒業するのが遅くなると…40歳過ぎの大学生あると思いますの世界が展開してるとな…「大学生の高年齢化は、ドイツの社会問題になっているほど」だとか…成程、入るのは容易く出るのが大変という世界では、時間経過的にどよ?という問題が出てくるとな(笑)これまたそーだったのか?独?

 も一つ、これまた独なとこで、お寺で同僚がいじめにあっているのに、皆見て見ぬフリをしているとこで、著者の感覚、感想、感慨?が「「たった一人で行動しても無駄だ」という理屈で、それまで共に生活していた何百万人ものユダヤ人を見殺しにした歴史を、ドイツは持っています。その反省が強くあるので、周りがどんなに間違ったことをしていても、自分ひとりで立ち上がり、自分で正しいと思ったことを発言し実践しなさいと、学校で教えられるのです」とな…そんな独人の目から見たらイジメとは「昔のナチスドイツ時代の国民と全く一緒ではないか-。」になる模様…いやぁ何とゆーか、先の大戦の後遺症というか、反省は日独共に根深いものがあるんだなぁと…そして、間違いには声を上げろっが独的スローガンなんだなぁ…見逃すという事は「加害者側に回り、やがて共犯者となるのです」という自覚を果たしてどれだけの日本人が持てるのか?

 独的なとこで労働時間について、「中国と一、二位を争う輸出大国のドイツの年間労働時間は千三百時間で、世界一短いと言われています」とな…休む為に働くというのが独人的考えらすぃ…「仕事それ自体には価値はなく、それは神から与えられた罰に過ぎず、ドイツ人のみならず多くの欧米人は、休むときにだけ、あの「楽園」に戻ることが許されると考えているのです」って、そーだったのか?欧米人?てゆーかキリスト教パネェというべきか?ついでに言うと「休日を英語で「holiday(聖なる日)」と呼ぶのもそのためです」って…休みの日が本来なのであって、働いている日は強制収容所送り状態に近いのか?となると欧米においてはニートの方が正しい生き方って事になるんだろか?

 後、これ外人さん自身が認めるとは思っていなかったとこで、欧米人とは「協調性がなく、組織における自分の役割よりも、「俺は俺」というアイデンティティが強く、とにかく自立志向です」のとこかなぁ?「日本人が相手の身になって考えようとするとき、私を含めた欧米人は物事を「客観的」に考えようとします」とな…ただし、その客観とは「こちらの主観的な思い込みにすきないということもしばしばです」って…しかもその後に続けて「自分たちの「正義」を振りかざし、イラクに攻め込んだアメリカを例に挙げるまでもありません」って(笑)でも、それを自覚している欧米人って、特に米人っているんだろぉかなんて突っ込んじゃ駄目だぁ(笑)

 後、付け加えるとしたら欧米人は「頭も身体も固い」とな…だから「いかに凝り固まりをほぐすか」「いかにこの姿勢のままでリラックスできるか」「いかに足腰の痛みを受け入れるか」が修業道になる模様…姿勢とか、足腰とか、畳生活と骨格のとこも関係しているんじゃね?と思うけど?ちなみに「欧米人は、常に「ファィト・モード」でいるからこそ、「テイク・イット・イージー」や「リラックス!」とお互いに呼び掛けます」となるとは、これまたそーだったのかぁーっ?平時もいつも戦闘モードだから、そーじゃありませんよぉーと宣言してからじゃないと付き合えないという事なんでしょか?欧米ェ…

 も一つ欧米人パネェで、「欧米人は、日本人ほど血縁を大事だと考えていません」でしょか?家族より親友で、親子関係より夫婦関係が大切なんだそな…その心は、家族や親子は自分で選択できないけど、親友や配偶者ば自分の意思で選んだ結果だからとな…この辺り、准教授とアリスは如何に?と思うのは気のせいか(笑)で、も一つ素朴な疑問なんだが、自分で選択した結果が何かも優先するならば、この場合の親子関係の場合、実子と養子(自分て選択した子供)の優先順位はどーなるのだろぉ?うーん…

 さて、当たり前ですが元々お寺は修行の場、日本にないのならなかしてみしょーホトトギスじゃないけど、そこが前例のない構造改革か(笑)独人がパワフルなのか?大阪でホームレス僧侶しながら、座禅して、仏教を広めてみしょーホトトギスな詳細はこれまた本書をドゾ。ただアリス的にはそのホームレスの居住地(?)が大阪城公園って、それ府警の真ん前じゃね?じゃね(笑)他に天王寺も出てきたり(笑)それと後に奥さんになるトモミさんとの出会いとか…でこのトモミさん、同志社大卒業生って…

 さて、安泰寺の住職になってからお寺改革の進みについての詳細も本書をドゾ。「一番変わった点は、その「国際化」でしょう」ですかねぇ…「安泰寺の共通語も、いつの間にか世界各国訛りの英語に変わっています」とな…

 変わったという点では著者自身も結婚して子どもを持つ父親になって、「「大人」の本当の意味が自覚できたというとこでしょか?子供を持って親の気持ちが理解できたとか?かくて早く子供を作った方がいいというのが「私の持論」だそな…

 ちなみに「親の思うとおりにならないのも子供です。その時、「そんな子に育てた覚えはない」と言ってしまえば、それは親としての自覚のなさの証拠です」になるそな(笑)でも、たいていの親は皆、大なり小なりそー思ってんじゃね?じゃね(笑)まぁ一理あるかと思いますが、お寺の食事当番でお味噌汁に出汁を使わず、そのまま味噌といていた著者が一児だか、二児だかの父親になれるって、感慨深いなぁ(笑)禅寺で食って相当にアレな気がするんだが、これも気のせいか(笑)

 他にもエピ満載で、なるほろな嵐なんですが、最後に一つ上げるとするなら、やはり日本仏教の堕落というとこに尽きるよな…よーするに葬式仏教となって、寺と檀家の関係でしょか?座禅とか、経典とか、修行、勉強をしようぜって事になると檀家からクレームがくる事もあるとか…葬式だけやってくれれば結構みたいな(笑)

 著者的には僧侶堕落、怠慢も問題にしていますが、檀家、在家の仏教に対する態度も何じゃそりゃ?みたいです。まぁそれだけ、パンピーにはお寺に対する絶望度が高いという事じゃね?今、道元のよーな禅師が一人でもいるのか?と言われれば、ねぇ(笑)そこまでいかなくても品行良くて徳の高いお坊様なんて、どこでお目にかかれるのか?というか、本当にいるんですか?の世界だし…

 また、何か新しい事をしてくれても、それの物心を檀家が世話せーと言われるならば、今のままで結構って事もあるだろーしなぁ(笑)と、ゆーか、檀家的にはお墓を人質にとられているみたいな見方もある訳で、檀家制になってからの300年か400年の月日はそんな軽いもんじゃなしで、そのツケは著者が思っているより重いと思うけどなぁ?

 まぁある意味著者のしている事は日本仏教の宗教改革的な要素もあると思われで、この先どーなって行くのかは神もとい、仏のみぞ知るなんですかねぇ?という事で、興味のある方は本書をドゾ。

 目次参照  目次 文化・芸術

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