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2014年8月 5日 (火)

ゆく川の水はたえずして…

ブッダの旅  丸山勇  岩波書店

 何の本かというとタイトル通りになるんだろーか?仏教というとお寺で、日本人的には中国からやってきたで、でもお釈迦様はインドなイメージでいるよーな?でも、実はネパールとか(笑)で、原典に還れの確認かなぁ?釈迦が始めた仏教は今となっては、世界三大宗教の一つとなったとな…でも、大本のインドに向かうと釈迦の思い出の地は皆、遺跡と化しているというか、朽ちているみたいな(笑)

 まぁまずインドぱねぇで、「ヒンドゥー教、イスラーム教、キリスト教、シク教、仏教、ジャイナ教、ゾロアスター教など、世界の宗教が共存する多宗教国家である」から前書き始まっているし…そんな中で今の仏教、旗色は今一つか(笑)

 本書は仏教というより仏陀かな?でその一生をおってみたいと思いませんか?の世界かなぁ?「仏教は、ヒマーラヤ山脈の麓、現ネパール領のルンビニーで釈迦族の王子シッダールダとして誕生した釈尊が創始した。故郷を捨て、家庭も捨て、一人の人間として世俗に生きる道を放棄し、王宮を後にして出家して真理を追い求め。悟りをひらいた釈尊の偉大な教えが多くの人の生きるしるべとなったのである」そな…地理的にどーもピンと来なくて済みませんな地理音痴なんですが、ネパールってインドの北東になるのか?でもって、ルンビニーって本当にインドとの国境付近なんだなぁ?ネパール的に南端になるよな?位置関係でオケ?でガンダキ河が流れていると…

 で、本書二章から仏陀の足跡を追うになるんですが、その前の一章がインド各地の遺跡巡りか?でこれがまた圧巻…ガンゴートリー寺院、ガンゴートリー氷河、ガンゴートリーから始まってデーヴ・プラヤーク、リシ・ケーシュ、ハルドワール、アラーハーバード、ヴァーラーナシー、パトナー…うん、インドって広い、本当に広い(笑)

 アリス的に仏陀…アリス、英都大だし、英都プロテスタントだし…あるとしたら四天王寺か?日本最初の仏教寺院のお膝元で日々暮らしているアリスですから、あると思いますか?亀ともお友達みたいだし(笑)

 さて、で二章以降の釈迦の一生ですが、まず最初に登場するのはここだろーなルンビニー、元園?マーヤー夫人堂登場ですよ(笑)ちなみに仏教徒だけでなくヒンドゥー教徒もお参りにくるとな…それにしても何で旅の途中の園で誕生と言えば、「懐妊したマーヤー夫人は、月満ちて出産が近くなると故郷コーリヤ族のデーヴァダハへ里帰りしたいという思いに駆られ、シュッドーダナ王の承認を得て旅立つこととなった」からなんですね…その心はどーも出産で城を穢れさせないというのがあった模様、まっ大人の事情ですよね、分かります…で、途中で産気づいて野外で出産と…

 この時も釈迦は右のわき腹だのわきの下だのから生まれたという伝説があって、これもまた右と左の清浄、不浄の概念が関係していると思われなのか…まぁ取りあえず天上天下唯我独尊でございますよ、奥さん(誰?)

 ちなみに釈迦が出家するまで住んでいたお城カピラ城(カピラヴァストゥ)の場所はまだ不明という事らすぃ…という事でティラウラコット(ネパール)とピプラーワー(印)の二か所がうちでんねんと主張していらっさるとか…釈迦族、どこに住んでいらっさったのか?

 まぁそれもともかく「目的を達成するもの」の意のシッダールダと命名された王子は、生後七日にして実母を亡くすと…うーん、薄幸の王子様だったのか?釈迦ってば?ちなみにその後王はマーヤーの妹マハープラジャーパティーと再婚して、釈迦は母の実妹である継母に育てられるという事になる模様…かくて少年期の釈迦は憂いおびたお人だったよーで、この辺りの伝説の詳細は本書をドゾ。

 16歳で結婚して息子も生まれての件も本書をドゾですが、釈迦29歳のおりについに愛馬カンタカに乗ってお城を脱出、出家でござるってか?アヌーピアの森に入り、次にヴァイシャーリーのアーラーラ・カーラーマ仙人の下へ、修行の旅が始まるってか?ラージャグリハに行って、ピンピサーラ王に会った後にウッダカ・ラーマプッタ仙人の下で修業して、次に今度はガヤーに向かうと…でカーシャパ三兄弟がいらっさったとな、釈迦はウッダカ・ラーマプッタ仙人の下にで、その後同じ師の下で修業した五人共にウルヴェーラーへと苦行の世界へようこそですかねぇ…

 で、この後に苦行に見切りをつけて乳粥食べて元気復活の世界か?スジャータ有難うの世界かも(笑)で次に向かうが前正覚山でござるってか…ここもあかんと天啓受けて山下りてブッタガヤーの菩提樹の下で悟りを開いたとな…いやまぁーそーだったのかぁーっ?

 そして釈迦は教えの旅に出るぅーとなる訳で、その後弟子を集めてというか、自然と増えての世界か?が展開していって一大宗教集団になっていく模様…この辺りのエピについての詳細は本書をドゾ。また入滅についての釈迦の旅の詳細も本書をドゾ。何にせよ、こーして御堂とかできていった訳ですねぇ…

 仏教と他ですが、まずは西洋…「西洋の研究者は、かつてニルヴァーナを英語のannihilationという言葉で訳しました。すなわち、西洋の研究者たちは、ニルヴァーナを人間の霊魂を含む一切のものがまったく消滅してしまうことを意味する言葉で理解したのです。仏教とはなぜそのような虚無的なものを理想とするのか、仏教は虚無主義ではないか、と永遠不滅の霊魂の存在を信じている西洋のキリスト教徒の学者たちは考えたのでした。ニルヴァーナは、かれらにはまさしく異文化理解の躓きの石で、なかなか理解し難いことであったようです」(@前田専學)何か昔からこの手の話って多いよなぁ、例えば天皇をエンペラーって誤訳したのはそちらなのに、後に日本一国でエンペラーとは何ぞ?と言ってくるとか(笑)自作自演が多い気がするのは気のせいか(笑)

 12世紀末-13世紀にイスラム来たぁーっで「イスラーム教徒による寺院の破壊は、仏教にとって決定的な一撃となったのであろう。その後、釈尊以来高い理想を掲げて民衆を導いてきた仏教はインド亜大陸から急速に姿を消していったのである」だそな…「現在、廃寺と化した広大な両遺跡(ヴィクラマシラー寺院、サマプリマハ寺院)には、一辺約一〇〇メートルの十字形の崩れ落ちたストゥーパが往時の破壊の激しさを物語るかのように遺されている」とな…成程、ある意味バーミヤーンもこれの続きか…

 それにしても仏教発祥の地では仏教は今一なのは何故にと思っていたら、それ以前に「諸階級秩序を重視した帝王や数多くの王侯たちによるヒンドゥー社会形成への動きに一般民衆もヒンドゥー教への傾斜を強め、仏教支持者の減少を招いていた。こうした中、ケプタ朝崩壊の混乱期に都市の衰亡が進み、ほとんどが大都市に拠点を置いていた仏教集団は、王侯や大商人などの支援者を失い、経済的に立ちゆかなくなった僧侶たちは移住を余儀なくされ、仏教寺院はしだいに放棄されて荒廃していったのである」とな…そーだったのかぁというか、仏教で土着的な農耕系かと思っていたら、むしろ都市型宗教だったのか?

 日本的にエピとしては、ムーラガンダクティー・ビハーラ、転法輪寺(日本寺)かなぁ?「スリランカの大菩薩会によって1931年に建立された寺院」で「内部壁画には、日本画家の野生司香雪画伯」が製作した「二六場面からなる釈尊伝の壁画」があるそーな。

 他にもエピ満載なので詳細は本書をドゾ。まぁ仏教に関しては「仏教は、かつて仏教の名において深刻な宗教戦争を起こしたことのない平和主義の宗教です」(@前田)に尽きるのかなもなぁ(笑)

 目次参照  目次 国外  目次 文化・芸術

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