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2014年9月28日 (日)

何事のおはしますわばしらねどもかたじけなさに涙こぼるる?

池上彰の宗教がわかれば世界が見える  池上彰  文芸春秋

 21世紀の宗教生活というか、パンピーの宗教観、宗教との付き合い方ですかねぇ?普段はそんなに意識していないけど、ひょんな事からこれも宗教、あれも宗教かもな日本人…まぁ日本人の宗教観は何でもありだからなぁ(笑)

 で本書の縦軸的には二つあって、一つは世界的に宗教って、ど?と、も一つは団塊の世代が引退したら自分の葬式が気になった…さて、どーする?どーなる?墓も葬式もいらないのか?になるのか?まぁある意味、世界と日本か(笑)

 まぁ海外の宗教観はやはり一神教ってパネェというより、肉食男子の世界じゃね?かなぁ?これまた知らなかったけどあの環境保護団体の「シー・シェパード」、「この団体がキリスト教をバックボーンに持っていることは、その名前を聞いただけでわかります」だそな…「シー・シェパードとは海の牧羊犬。弱い立場にある海洋生物を助けるイエス・キリストに自らをなぞらえ、正当化のために印象つげているのです」となる模様…で、捕鯨船に体当たりしてると…

 米的には一牧師による「コーラン焼き捨て事件」とかも起きている訳で…「それでも、その牧師は「責任を感じていない」と言っています」の世界だし…さすが米様は違う…

 宗教と国家というスタンスから見ればロシア革命で地方に起きた事となれば「共産党が、それぞれの地方にやってきて「ここで一番の力をもっているやつは誰だ」と尋ねると、当然、大地主の名前が挙がります。その地主たちを何人か、その場で殺す。それで革命は成就です。これからは共産党が支配するぞというわけです。トップが代わったにすぎません」とな…しかも「ソ連は、共産党政権のもと、表向きは無宗教と言っていましたが、内実はけっしてそうではなかったのです」となるそな…

 これは中国でも似たよーなもんで「1965年から猛威をふるった文化大革命での人民のふるまいは、じつに宗教的でした。誰もが手に手に「毛沢東語録」を掲げて叫びを上げていたのです。それはイスラム教徒が「コーラン」を掲げるのと、精神構造は変わらないでしょう」とな…それにしても、聖書だけでオケ、コーランだけでオケ、毛沢東語録だけでオケ、〇〇に全てが書かれているから「ほかのものを読む必要はまったくない」とする文化って…あると思いますなのか?これが宗教生活、世界的にジャスティスなのか?

 いやおろろいた…でも中国のキリスト教って、ローマ法王公認と中国共産党公認が二つあったとは知らなんだ…ただし「ローマ法王公認のキリスト教、すなわちカトリックは「地下教会」です。非合法組織として弾圧され、取り締まりの対象となっているのです」って…カトリック信者的には中国共産党よりローマ法王の方が上となればですか…ちなみにバチカンと中国は国交を結んでいないとな…そーだったのかぁーっ…

 そして宗教大国米様がいらっさると…国か神かそれが問題だ、問題だってか…ちなみに米には「天地創造博物館」(ケンタッキー州)もあるそな…

 アリス的に宗教…赤星のお葬式で位だろか?うーん、ダリ繭の社長の時もお寺出ていたっけと?後は二人の母校、英都大かなぁ…多分、神学部があるはずなんですよねぇ…

 まぁ何にせよ、世界的な政治と宗教の流れからすると「民主的な選挙をすると、原理主義勢力が圧倒的な力をとる。これが民主主義のジレンマです」となる模様…過去も今もそんな生活で世界が回っているという事らしー…

 それにしてもインドでITが急成長している理由の一つが新しい職業だからカースト関係ないのがあったとは知らなんだ…今までの職業だとカーストでつける職業決まっているから、新しくできた職業って「誰でも就くことができます」となるのか…

 そんな世界を踏まえて、対談の旅に出るぅぅぅが本書のメインかなぁ(笑)対談相手は、島田裕巳、釈徹宗、高橋卓志、山形孝夫、安蘇谷正彦、飯塚正人、養老孟司七人…竹林の七賢人じゃないけど、それぞれにその道のプロですから一家言ありの世界か(笑)「今、宗教団体は目をつけられるのがいやなんで、どちらかというと信者数は低めに申告しています」(@島田)どゆところというと「税金も、マスコミもでしょう」(@島田)となるそな…ノリはスポーツの観客動員数と同じよーなものなのか?実数って…ちなみにお坊さんの「世襲率は梨園の次ぐらいに高いですから」(@高橋)だそな…

 それはともかく京都的なとこでは伏見稲荷…「昔の稲荷山はけっこうおどろおどろしいところで、煙がもうもうと上がって般若心経を唱えているという世界だったのが、今は高尾山なんかと同じ感覚で、カップルとか、若い家族連れ、それから外国人の観光客、そういう人たちが大挙して休みの日なんかに来るんですよ」(@島田)後既成宗教の集金力のとこで「京都の東本願寺と西本願寺も最近、それぞれ百億円と六十億円かけて建物の屋根を葺き替えました」(@島田)とか、

 大阪的なとこでは「大阪の四天王寺のあたりはかなり高台なんですけど、あそこまで海だったんですよ。大陸から船が着くと、四天王寺の大伽藍がパーッと見える。日本は大変な先進国だと見せつけるために、あの場所につくったと思われるんですね」(@釈)とな…

 それにしても「その気になれば、ほとんどの仏教の体系と出会えるところは世界でも日本くらいでしょう」(@釈)って、そーだったのかぁーっ?

 結局、宗教とは既得権益と権力奪取との戦いだったのかなぁで「ユダヤ社会を牛耳っていたユダヤ教の祭司長や長老たちの目に、イエスの「神の国運動」は自分たちの欺瞞をあばき権威を揺るがす脅威と映ったからです」(@山形)とか、「キリスト教の十字架がローマ軍の勝利のシンボルになったのも、それ以降のことです。ローマから弾圧を受けていた頃の初期キリスト教では、十字架ではなく魚をシンボルにしていました」(@山形)とな…でまた後の十字軍を「「殉教」と言って賛美するのは、キリスト教の本質から大きく外れるのですが、この構図は、アメリカのブッシュ大統領が対テロ戦争の時、十字軍になぞらえて武力行使を正当化した現代にまで尾をひいています」(@山形)とな…

 イスラム的なそれでいくとちょっと長いですけど「イラクがシーア派化してイランと一つになって行動した場合、世界の原油のかなりの部分をコントロールできる。人口も両国合わせると一億を超えます。そこでイラン革命後は近隣のスンニ派諸国が、イラクでは少数派であるスンニ派のサダム・フセインを支援して力をつけさせた。虐げられたシーア派は当然恨みます。その不満がフセイン政権が倒れた後に噴出したのでしょう」(@飯塚)とな…でもって「サウジアラビアは、ワッハーブ派というスンニ派の中でも特殊な、かなり過激な宗教が国教になっている。ワッハーブ派にとって、諸悪の根源はシーア派なんですね。サウジの人間たちはかつてイラクまでシーア派のリーダーの墓を壊しに行ったりもしてます」(@飯塚)って…アラブとペルシアもアレなのか…ちなみに「実は「イスラム共同体は派として73に分かれて、そのうちの一つだけが正しい」という、ムハンマドの言葉が残っているんです」(@飯塚)とな…ここでも唯一絶対正しいソレなのか…

 てな訳で「イスラムには、神の命令に従っていると、この世で自分たちの国が栄えるという思想もあります」(@飯塚)だそな…

 慣習的なとこでは「ムハンマドは十人を超える妻を迎えています。最後の、最愛の妻であったと言われるアイシャは結婚した時にまだ鞠で遊んでいた年頃だった。これが根拠になって、イスラム世界では少女が非常に年上の男性と結婚させられることがあり、社会問題です」(@飯塚)とか、姦通罪について「同性愛も姦通にあたります。殺人を犯しても斬首刑なのに、姦通のほうがより苦痛の大きい石打刑というのはアンバランスではないか、という考えもあるでしょう。死ぬまで石を投げつけられるわけですからね」(@石塚)とな…ちなみに今でも石打刑があるのがイラン、サウジアラビア、パキスタン、スーダンの四か国だそな…

 さて、翻って日本人の宗教観、国民の七割が無宗教と答える国ですから(笑)ただ、それは「無宗教の「無」は、仏教の「無」ですよ」(@養老)という事ですかねぇ(笑)「諸行無常の「無」ですか」(@池上)となるのか(笑)何にせよ「日本人には、仏教的な「無」が刷り込まれているのだと思います。でも欧米で無宗教と言えば、それは「アンチ・キリスト」と見なされる。さらに、イスラム圏で無宗教といったら「反宗教」ということであって、神に反抗しているということになるでしょう」(@養老)とな…という事は「あちらでは過激派と同じ扱いです。しかし日本人の無宗教というのは、それと違う」(@養老)違いが分かる人の宗教ってか?わっかるかなぁー?わかんねぇーだろぉなぁってか(笑)感覚の違いというものなんでしょかねぇ?

 それとも一神教と多神教の違いなんだろか?「一神教の行き渡らなかった地域ではむしろ、生はかりそめのものという考えの方が普通です。ミャンマーやマダカスカルでは「死ぬ」というボキャブラリーがありませんからね」(@養老)とな、じゃあ何というかという先祖になるというそーな…自分が死んでも先祖になる、動物や魚が死んでも先祖になると…やっはこれは感覚なのかなぁ…

 ちなみに「「唯一客観的な現実」が存在するという信仰」(@養老)もやばくね?でこれは何かというとメディアの立ち位置ですか?「NHKが自称する「客観報道」なんて、完全な宗教ですよ。唯一客観的な現実というのは、神様がいない限り成り立ちませんから。この世のあらゆる出来事を知っているのは、全知全能の神様だけでしょう。にもかかわらずメディアに流れる情報が唯一の現実だ、と思い込んでいる人が多い。これはかなり危険な兆候です」(@養老)とな…狼なんて怖くない恐くないこわくないぃーっ(笑)

 とまぁ禅問答のよーに続くよどこまでもぉの世界かも(笑)もー本書エビ満載ですので、詳細は本書をドゾドゾドゾ。まぁ現存宗教に危機感感じている人はいる訳で、例えば「お坊さんたちが世襲を繰り返していく限り、魅力的なものは後世に残せないと、私は感じています」(@高橋)となるんですね…まぁ宗教に限らず何事も世襲というか、二代目三代目で先代より良かったって、ねぇ(笑)

 最後に宗教に対してのC.W.ニコルさんのお言葉が一番端的にあらわしているよな?で「日本に来ていちばんよかったことの一つは、宗教からの自由だ」と言い切っていらっさったとこか(笑)それだけ世界は宗教という縛りが強いって事なんですかねぇ…

 目次参照  目次 文化・芸術

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