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2014年10月22日 (水)

あーるはれたひぃーに(笑)

オペラギャラリー50  学研

 サブタイトルが、登場人物&物語図解とあるよーに、具体的なオペラの演目について紹介している本でしょか?あらすじとか、登場人物紹介とか、使用される曲(歌)とか、お薦めDVDとか、ミニエッセイとか、だいたい四ページ(二ページの場合も)位で一つの演目が解説されている感じだろぉか?

 いや、オペラ名前は知っていても内容は、はて?さて?状態だったので、なるほろこーゆーお話だったのか?と妙に納得したり、逆にそれは一体?どゆ?話?みたいなのもあったり、うん、オペラの世界は奥が深い…コミカルな恋愛ドラマもあれば、神様キタコレの重厚なドラマもあり、政治的というか世相的というかを反映しているのもありで、オペラ一口で言える程甘くはないってか?

 例えば、ドン・ジョヴァンニ、これ「モーツァルトの最高傑作に挙げる人も多い」って、そーだったのか?お話的には恋愛ドラマというか二また、三また当たり前な主人公じゃまいか?なんですけど…これが男女問わず人気がある模様…というのも「神をも恐れず、決して改心をせず、地獄をも恐れない不遜な男。ドン・ジョヴァンニは社会の規範などに目もくれず、自分勝手に生きるアウトサイダー的魅力を持った男なのだ」で、この悪人を全うする人生哲学にそこにしびれるあこがれるなんでしょかねぇ?まぁドラマとして見る分にはいーけど、己の生活範囲内には居て欲しくない筆頭だろーか(笑)

 またフィデリオの場合は、恋人の為に男装して助けに行くという、何かもー宝塚まっつぁおな世界が展開していくんですが、更に己の欲得の為に己の権力を存分に振うドン・ピツァロなタイプの男って、どこぞにはたくさんいそーだしなぁ(笑)「現代のドラマなら、少々意味がちがうが、リストラの憂き目にあった夫に代わり、自ら起業して夫の元務め先のクライアントを奪いとる妻か、自らの悪事隠蔽のために罪なき夫を幽閉し、しかも殺害まで企てる典型的な悪役ドン・ピツァロが最後に滅びる」って、とても分かり易い勧善懲悪ドラマなんで、いっそ日本なら時代劇にした方がいっそうアレかなぁ?悪代官ごっことか(笑)

 と、一作一作、なるほろな気にさせてくれるお話いぱーい(笑)

 アリス的には、オペラ…その内出てくるのかなぁ?アリス的に関係ありそーな演目的にはスウェーデン館つながりで仮面舞踏会だろか?オペラ的には舞台はボストンなんだけど、原作は18世紀のスウェーデンという事になるそな…内容的に三角関係の恋愛話になるのだろぉか?主人公は親友の妻に懸想するで、恋か、友情か、それが問題だってか?オペラの主人公にしては筋の通ったイケメン役じゃね?と思うのは気のせいか?

 さて、そんなオペラの場合、主役はテノールが相場みたいなんですが、我らが准教授は麗しのバリトンボイス(笑)歌手的にどよ?となると、本書にもズラズラとスター達が掲載されておりまする、で、ドミトリー・ホロストフスキー、サイモン・キーンリサイド、トーマス・ハンプソン、ブリン・ターフェル、マティアス・ゲルネ辺りが魅惑のバリトン歌手という事になる模様…准教授も声良し、顔良しなんで、多分歌も良しのはずだし、となればオペラ歌手な人生も…表情筋的にどよ?ってのがあるか?それ以前に准教授の愛の歌…想像がつきませーん(笑)ってか(笑)

 ちなみに女性の場合、ソプラノじゃないと主役級は難しい世界らすぃが、男性の場合、バリトンにも主役級、もしくは主役をくう役があるそーな…オペラは男性の方が幅があるという事なんですかねぇ?

 オペラなら歌だろっで、闘牛士の歌(カルメン)なんかはバリトンの歌声思う存分みたいだし、有名どこの歌ならそれこそいぱーいあって、例えば行けわが思いよ、黄金の翼に乗って(ナブッコ)は伊の第二の国家と言われてるし、歌詞的にどよではおお祖国よ~僕はマキシムへ(メリー・ウィドウ)なんか、どでしょ?「夜は外交官に必要だが、それもたいてい私用のため♪」とか、「大事な祖国を忘れさせてくれるよ!♪」とか、どこの国も外交官なんてそんなもの?いやまだ、大事な祖国と歌っているだけマシかも知れないなんてゴホンゴホン…

 オペラの見方というか、ポイントをどこに絞るかで、これというのは変わってくる訳で、例えば歌合戦というか、歌手バトルというか、声の戦いを純粋に楽しむならイル・トロヴァトーレという事になる模様…キャラクターで見るならカルメンの女じゃけんを前面に出したそれもあるし、タチアーナ(エフゲニー・オネーギン)の「何もない田舎で空想ばかりしていた多感な少女が、思いを拒絶されて現実を知り、美しい女性へ成長する。失恋して、いつか相手を見返してやりたい、と思っている人は、彼女を参考にしましょう」系とかもあるし(笑)

 男性側なら、「強大な力を持ち、貴族的で優雅なスカルピア(トスカ)は、歌舞伎でいうところの「色悪」に近い(だから下品で強引なおっさんタイプの歌うスカルピアなど、絶対に見てはなりません)」とあって、悪には悪の美学があると…でも世の中たいてい下品で強引なおっさんばかりなりだからなぁ、せめて舞台の上位は悪役も悪役らしくあって欲しいものよのぉ越後屋ってか(笑)

 他にも今だと演出家で見るオペラとかあるんですが、詳細は本書をドゾ。切り取り方はその人それぞれにあると思いますじゃけん(笑)

 で、最後に一つ、実に日本的だなぁと思わされたとこが世界各国劇場のクローク事情のとこ、海外はチップがあってアレですが「日本の場合はチップはないが、その分クロークは長ーく待たされることをご覚悟ください。やたらと丁寧なのだが、遅い。ぜひ外国の手際のよいクロークのプロのおじさんたちを講師にお呼びしたいほどである」は、劇場に限らず、ホテルとか、お店でもそーじゃね?と笑ってしまった。確かにとても丁寧なんだけど、手際が悪いというか、対応が物凄く遅いんだよねぇ…後マニュアルにない事態に非常に弱いというのも、あると思いますだと思うんだけど、どーよ(笑)

 その他、色々色々本当に色々エピ満載ですので興味のある方は本書をドゾ。

 掲載されている演目は、
モーツァルト・フィガロの結婚、ドン・ジョバンニ、コジ・ファン・トウッテ、魔笛
ベートーヴェン・ティデリオ
ロッシーニ・セビリャの理髪師
ドニセッティ・愛の妙薬、ランメルモールのルチア
ペッリーニ・ノルマ
ヴェルディ・ナブッコ、マクベス、リゴレット、イル・トロヴァトーレ、椿姫、シモン・ボッカネグラ、仮面武道会、ドン・カルロ、アイーダ、オテロ、フォルスタッフ
ワーグナー・さまよえるオランダ人、タンホイザー、ローエングリン、トリスタンとイゾルデ、ニュルンベルクのマイスタージンガー、ラインの黄金、ワルキューレ、ジークフリート、神々の黄昏
J・シュトラウス2世・こうもり
サン=サーンス・サムソンとデリラ
ビゼー・カルメン
ムソルグスキー・ボリス・ゴドゥノフ
チャイコフスキー・エフゲニー・オネーギン
マスネ・ウェルテル
プッチーニ・ラ・ボエーム、トスカ、蝶々夫人、マノン・レスコー、ジャンニ・スキッキ、トューランドット
レオン・カヴァッロ・道化師
ドビュッシー・ペレアスとメリザンド
マスカーニ・カヴァレリア・ルスティカーナ
R・シュトラスウス・サロメ、ばらの騎士、ナクソス島のアリアドネ
カールマン・チャールダーシュの女王
レハール・メリー・ウィドウ
ベルク・ヴォツェック

 目次参照  目次 音楽

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