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2014年11月15日 (土)

耳をすまして、目を見開いて(笑)

鈴木敏夫のジブリ汗まみれ 1  鈴木敏夫  復刊ドットコム

 どゆ本かというとラジオの派生本らすぃ…でもって、著者の対談集となるのだろーか?いずこの対談も皆それぞれにの世界が展開していらっさいますが、ジブリとあってもアニメに限定した話ではなく、普通に現代という感じかなぁ?

 後、著者のひととなりも出てきて、例えば青春のおもひでみたいな若き日の回想(笑)かで大学(文学部)に行ったら「女の子がいっぱいいるわけです。そしたら、こういうタイプの人がいたんですよ」(@鈴木)で、どゆタイプというと「しゃべって、憎たらしいタイプが多いんですよ」(@鈴木)…何かもー若き日の鈴木青年の日常が垣間見える思いがするじゃまいか(笑)いくら男子校育ちとはいえ、共学の大学はカルチャーショック位じゃ済まなかった模様(笑)

 後、アニメのおべきょになったのが、その表現能力のソレ…アニメ的には火と水を使うシーンというのは相当に難しいという事になるよーで…ジブリ的にはハウルで火を、ポニョで水にチャレンジしているという事になるらすぃ…そーだったのか?

 まぁとにかく、目から鱗のお話いぱーいで、騙されたと思って読んでみたらとお薦めしとこー(笑)

 アリス的には、うーん…映画的な話で「全体の傾向として、やっぱり言葉よりも絵のほうに力点を置くものが、ぼくは世界的に増えているような気がして」(@鈴木)に「それはそうですね。やっぱり"理性の時代"は、もう行き詰っちゃっていますから」(@山田)のとこなんかで、となると言葉オンリーの小説の世界観って、どーなんだろー?と素朴な疑問が?アリスならば、どー答えるのか?気になるなぁ(笑)

 宮崎監督については逸話多しで、詳細は本書をドゾなんですが(笑)例えば、「いつも、その時にまじめ、誠実」(@鈴木)ただ「目の前のことには誠実なのね。前後のことは保証にあらず」(@阿川)に「そう、だから、日本人そのものじゃないですか」(@鈴木)って、成程、監督普通の日本人のおっさんだったという事ですか(笑)

 更に「世界を探してもね、長編アニメーション映画を一人の考えで作る…これはやっぱりないんですよね」(@鈴木)で、やはりオンリーワンなお人であったと…また、「東映で、「ここはすごい!」っていうところは、たいがい宮崎原画だったりします」(@庵野)となるそーで、やはり見る人が見れば、一目で分かるって事ですかねぇ…

 その宮崎監督自身は「今、ぼくが感じているのは、日本のアニメーションは終わりだなということなんですけど。それはね、子供たちがバーチャルなもので育っているからです」(@宮崎)と言い切っているとこかなぁ…リアルな身体感覚の喪失とでもいおーか?経験値の右肩下がりといおーか?一例として上げるなら、火でしょーか?裸火を見た事がない人がいぱーいってか?今はガスコンロも無くなりつつあってオール電化じゃけんとゆー事で…で、そんな人が火のシーンを描く…うーん…何か中世の博物画みたいなノリになってゆくのだろぉか?リアルの基礎とは?厳しい問題だよなぁ…

 それにしても監督はラジカルじゃまいかで、このままでは「手描きアニメーションは絶滅するんですよ」(@宮崎)とか言っちゃうし、更に「消費者の生活って、作り手にはいらないんですよ。「チャングムの誓い」なんて観なくていいんです(笑)。まして、ロケ地の見学ツアーに行くなんて、もってのほかですよ」(@宮崎)って、さすが監督、そこにしびれるあこがれるぅ(笑)

 映画音楽的には、映画音楽業界で「一番やっちゃいけないことの代名詞というか、言葉がありまして。「ミッキーマウシング」っていうんですよ」(@坂本)は、もーそのネーミングだけで皆まで言うなの世界のよな(笑)

 豆知識的にはピクサー、「もともとはわれわれルーカスフィルムのコンピュータ部門だったんです。その後、スティーブ・ジョブスに会社を売りまして、ピクサーは短編からアニメーションを作り始めていった」(@ルーカス)とは知らなんだ…それにしても簡単に会社の売り買いされていくとこが実に米的だよなぁ…こー言ったら何だけどクリエイティブ事業もそーなんですねぇ…

 豆知識というより歴史とは何か系では、「世界恐慌ってあったじゃない、1929年。そこから始まるわけでしょう。で、ニューディール政策その他いろいろやったけれども、アメリカは復興できなかったんですよ。ところが、ヨーロッパが戦場になることによって、その恩恵にあずかって復興していく。結局、戦争を持つことによって景気回復したんだよね」(@鈴木)という認識をしている米人が果たしてどれだけいるのか?それにしてもリーマンショックとか、中東派兵とか、歴史は繰り返すって事なんだろか…それとも米が繰り返すなんだろか?

 今時話的には、コンピュータと私な世界観?それとも全世界的なソレ?な話が展開しているところが、実に興味深かったかなぁ?まずは「毎日のようにぼくに、「鈴木さん、メール打つのやめろ。そんなことやってると、ろくな人になれないよ」って」(@鈴木)と宮崎監督が忠告してくるんだとゆー(笑)

 これからのアニメ事業とコンピュータ世界との関わり合い的なとこで、ある意味コンテンツはどーあるべきか?なとこが、何とも(笑)グーグル的な世界といおーか?シリコンバレー的な世界といおーか?「今はもう、音楽も、映像の世界も、アートの部分よりも、"情報"として消費されるみたいなところが優先している流れですよね」(@辻野)というのが世界の傾向にあるよーで、ここも消費と創造のある種対立構図なのかなぁ?的「な(笑)

 まぁいつでも誰でも無料配信となれば、プロはどこに行ったの世界で、クオリティは保てるのかの世界で、更に作品は消費されるだけなのかの世界だよなぁ…この辺りの疑問も実に米的なというか、この流れに対しても「やってみなきゃわからないことを、あまり深く考えないでやってみちゃう」みたいな、そういうノリがすごくありますよね」(@辻野)って、シリコンバレーぇ…そして言うのか?事が起きた後に、想定外でした、とか(笑)そもそも想定してないから、そんなの関係ねぇー(死語?)なのか?さすが、何様、俺様、米様(笑)

 ちなみに「グーグルに代表されるシリコンバレー発のネットのイデオロギーって何なのかといったら、「人間を商品化して見る」っていうことだと思うんですよ。人間をパーツとして、そのパーツの集合体で熱力学機関を作っている。で、そのエンジンから得られる動力を広告費なんかで集めていくっていうモデルなんですね」(@川上)は分かりやっすーと、感動した(笑)

 そんでもって何がでけたか?というと「CPMとか、クリック率とか、単価とかっていう用語作るの、すごい好きじゃないですか、あの人たちって。そして、どういう世界ができたのかっていったら、クリックするための機械みたいな人間が増えた」(@川上)って…いや、何かもー、はいここ笑うとこ、なんでしょか?なんですよね?っていう事で流して…

 他に、山崎正和の話が出てきたり、近代が生み出したものは、国民国家、大量消費、学問の体系化の三つだそで…「そういうものがまさに完成しようとした時、インターネットというものが、突如、広がったんですよね。で、実はインターネットというものは、それらの足元を揺さぶっているけれど、揺さぶると同時に、実はその三つがなくなったらインターネットもなくなるよ、というのが彼の警告なんです」(@鈴木)は実に含蓄あるお言葉だと思うんだが…

 まぁ何にしてもコンピュータ、ネット関係の何がアレって、信頼と実績が薄いとこだろなぁ…普通の人々に安心感を与えないところが一番の問題じゃまいか?と…何か、一旗揚げようって人に、株主ならついていくかもしれないが、パンピーがついていくか?どーか?「グーグル的な理想の世界に、ほんとに人間の居場所があるのかっていう不安を、潜在的にかなり多くの人が持ってると思っています」(@川上)でして、まぁその不安が石橋を叩いて叩いて叩き壊すみたいな行き過ぎた老婆心なら、問題はないんですが、そーじゃなかった時、どーすんのか?まぁシリコンバレー的に言えば、やってみなきゃー分かんねぇーの結果とか…さて、責任の所在はどこにあるんだぁ?これまた一昔前から流行っている自己責任ですか?そーですか(笑)

 他のもたくさん、たくさん、たくさん、それこそたくさんエピ満載ですので、本当に本書をドゾなんですが、最後に一つ、本書で一番納得したとこを一つ。「宮崎駿、高畑勲、この二人は…そうですねえ、うらやましいっていうか、幸せな人たちですよねえ(笑)」(@鈴木)いやはや全くご尤も、でもこの二人が日本に、それも今現在に居てくれて良かったってか(笑)

 対談者は、阿川佐知子、山田太一、庵野秀明、太田光代、坂本龍一、志田未来、神木隆之助、辻野晃一郎、宮崎駿、ジョージ・ルーカス、川上量生

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