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2014年12月15日 (月)

国産の誇り~

日本産 万年筆型録  六耀社

 もー幾つ寝るとお正月ぅーという事で、お正月を迎える年末進行その一が、年賀状じゃまいか?で、最近はプリンターとゆーのが主流なんだろなぁ?ですけど、宛名位は手書きでとか、一言位は手書きでとかになると、ここはやはり万年筆の出番じゃまいか?

 という事で、本書を手に取ったのですが、万年筆、国内だけでもこれだけあるのか?という壮観というか、物凄い量の品揃え…ちょっと圧倒されちゃいました…いや、もー手書きなんて下火だから、万年筆もマニア向けの内向きの世界かと思っていたら、そんな甘いもんじゃないんだよっとガツーンと頭殴られた感じとでも言おーか?何とゆーか、万年筆で骨の髄まで日本人を見た気が(笑)

 というのも、万年筆って輸入品だったんですよ…元はと言えば1809年フレデリック・B・フォルッシュ(英)の「インクの溜められるペンの特許取得が発祥」だそで、これがファウンディングペンの「先駆け」となったとな…ちなみに文政11年に鉄砲鍛冶師の一貫斎国友藤兵衛が「筆の中に墨を溜めておける筆記具「懐中筆」を発明している」そな…まぁそれはともかく1883年L・E・ウォーターマン(米)が、「インクの毛細管現象を応用した、画期的な筆記具を生み出す」で、これが「現在の万年筆全ての基本となる「ザ・スタンダード」だ」になる模様…

 かくて舶来品の万年筆がキタコレっで、コピーするよね、アレンジするよね、の世界に突入…しかも、今じゃペン先研ぎまであるんだぜと本家の知らない技術まで普通にしてるって…ものづくり日本って(笑)

 アリス的に万年筆、いや、アリスも作家ですからサイン会の一つや二つというか、年中あると思いますの世界じゃね?准教授も一応、大学の先生という肩書からして万年筆の一つも持っていないとサマにならないんじゃね?天農画伯はもしかしたら、ペン画かもしれなくてよでそれなら持ってないとおかしくね?でスイス時計じゃないけど、男の小道具的なそれでいくと双璧な気がするんですが?その内、アメリカ万年筆の謎とか出るのだろーか?

 さて、作家的に使用する万年筆とはとなると、カスタム845&823(パイロット)とか…こちら「万年筆を道具として使いこなしている文筆業や管理職、経営者などに最適の本格的で堂々としたモデル」という事になるそーな…長刀研ぎ(セーラー)も「プロの物書きや日本語にこだわる人々、万年筆を知るファンなど幅広い層から絶大な支持を集め続けている」って、後、伝説の#3776(プラチナ)は万年筆愛好家の故・梅田晴夫とプラチナ研究グループのタッグの末に生み出された物らすぃ、詳細は本書をドゾですが、物にこだわる人ってパネェ…更にプレジデント(プラチナ)は「原稿をよどみなく書き綴っていく、万年筆のヘビーユーザーにふさわしいモデル」だそで…リビエール(プラチナ)となると「突発的なメモ書きなどに活躍させるのも、このモデルにイメージにふさわしい」となる模様…

 多分(?)朝井さんに捧ぐ(笑)の女性向け的なそれでいくと、カスタム98(パイロット)、グランセ(パイロット)、カヴァリエ(パイロット)、プリントコレクション(セーラー)、グランシー・ゴールド(セーラー)、アフェクション(プラチナ)とかあるあるでして、朝井さんならどれを選択してるかというより日替わりでファッションに合わせて持ち合わせているんだろぉか?

 さて、その他、実に日本的だなぁと思う特製万年筆、蒔絵とかね、日本人なら是非一本は持っていたい気にさせるよなぁ?でも、さすがにお値段もピンキリでパネェ(笑)

 更に、大手メーカー製ではなくて、個人経営的なちんまりしている万年筆屋さんのそれがまた凄い…H・WORKS、中屋万年筆、カウトセイサクショカンパニー、万年筆博士、大橋堂、川窪万年筆店、と日本には職人がいるの世界がまだまだあったんですねぇ…ついでに言うとセーラー社の長原宣義、幸夫親子とか…今時、こんな話が本当にあるのか?の世界じゃね?会社も会社だけど、この親子があまりに桁違いで何も言えねぇ(笑)何かこれだけでセーラーのファンになりそー(笑)

 それにしてもこれまた勉強不足で申し訳ないなんだけど、世界にはペンショーなんてゆーペンの博覧会みたいなのがあったのか?更に国内の文房具屋さんというか、デパートなんかでペンクリニックなんて開催されていたのか?何事にもその道のソレってあるもんだなぁ…ちなみに海外のソレに参加した長原父談が「それでもなんじゃわい、こげな向こうの人が発明した万年筆を自分では、よう直せんで、わしのような東洋人が直して歩くいうんはおかしな話よ。人生は面白いもんよの」って…何かもーそれ仙人の科白じゃね(笑)

 この長原氏というか、マイスター、師匠、いっそ一刀斎とかの銘が最後についてそーなお言葉がこれまたパネェなんでございますよ、幾つか掲載されているので詳細は本書をドゾですが、その中で秀逸なのは「いい仕事をして、美味しいもん食べて、明日がんばろういうんが大事よ。ため息ばかりついておったんじゃいいもんも悪うなるぜ」って…日本の全国民に捧ぐってか?いや、これが市井から出てくるとこが、もーね(笑)

 その他、アリス的には金ペン堂(神保町)に万年筆屋さんがあるじゃまいか?で、ここはきっとアリスも片桐さんも訪れているに違いない(笑)とか、書斎館(青山)は女性でも入り易そうなお店なので朝井さん御用達かな?とか、セーラーのインクは全部あるし、インクの量り売りや好みの色にブレンドまでしてくれるというACTクリエイターズボックス(蒲田)とか、日本一の万年筆販売店という十全社(大森)とか、あるとこにはあるもんなんだなぁとおろろいた(笑)

 でまぁ、トーシロ的にはまずパイロット・ペンステーション(京橋)から始めないと…いや、文房具の博物館ってちゃんとあったんですねぇ…ある種、メーカーの良心ともいうだろーけど…イロハからおべんきょしてこないととてもついていけない世界だと痛感しますた…万年筆パネェ…

 それにしても万年筆の素材って色々あって、銀でできているのとか、セルロイドとか、水牛とかあって、遊び心もまた、中が透けて見えるスケルトンとかあるんですけど、木とか漆はともかく、竹とかで出来ているそれはもー、コレ本当に万年筆なんですか?の世界で(笑)蒔絵のソレも凄かったが、何か本当に日本だわ、ホントそれしか言えない(笑)マジで日本の職人の本気、なめたらあかんぜよだよなぁ…

 スタンダードな一品から、特注の逸品まで色々色々本当に色々ありますよってなので、詳細は本書をドゾ。それにしても、こゆ専門店、専門家のとこにいけば年賀状に向いている一本も選んでもらえるのだろーか?うーむ(笑)

 目次参照  目次 グッズ

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