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2015年1月26日 (月)

みってるしゅたんと?

あっぱれ技術大国ドイツ  絵と文 熊谷徹  新潮社

 どゆ本かとゆーと、独の企業と人の話かなぁ?まぁタイトルから分かる通り独アゲアゲな本でして、独って素晴らしいなノリかなぁ(笑)著者的には独に学べなんだろーけど(笑)で、独のさまざまな企業とか関係者が出てきまする。独は一日にしてならずですかねぇ…ちなみに独の企業とは意外な事に大企業より、中小企業が殆ど、大企業は企業総体の中で1%未満、後は皆中規模企業という事になるとな…で、その中小企業がニッチ産業というか、その道の最先端をいっているという事で、そこで利益を上げているという事になると…大量生産大量消費の逆張りをしているというのが独企業の生きる道らすぃ…

 てな訳で、最初に掲載されているのがベーヴェ社になるんだけど、何の会社というと自動封入・封緘機をつくっているそで…よーは封筒に文書を入れて封までしてくれる機械という事らすぃ…で、これの世界最大の顧客が何と日本のNTT(笑)言われてみれば毎月電話料金のお知らせが来てたけど…でも、これもメールに切り替え中だよね…で、初っ端からその後どーした?が気になるとこなんですが?

 まっ独の生産コストを考えると工場移動、東欧とかアジアに、が加速しているみたいで、独の中の人的にどーする?の結果がこの中小で最先端技術で行くぜという事らすぃ…何せつい最近まで世界輸出第一位が独だったそな…今は中国だそーだが(笑)でも、そんなに独って輸出してたっけ?はこのニッチ的な、しかもユーザーがこれまた特定の人というより企業という事で世間に知られていないからオケなとこもあるのだとな…

 とまぁ、そんな独事情がこれでもかこれでもかと出てくる本かなぁ(笑)

 アリス的に独…何かあっただろーか?確か、准教授は英語以外にも仏語と独語が出来る設定ではあったが、アリスも法学部という事になれば第二外国語は独語だと思われなんだけど?どーだろぉ?後は准教授の愛車、おんぼろベンツでしょか(笑)何とゆーか、ダイムラーの人生もパネェが、その土地、故郷もパネェでござるってか?えと、詳細は本書をドゾ。

 さて、独に戻ると何か創業者が一人で立ち上げて、それに数人の社員がいて、それから中規模位で今あるみたいなノリが多いのか?とにかく、「日本経団連あたるドイツ産業連盟(BDI)は、メーカーを中心に約十万社が加盟する、ドイツで最大の経済団体である」そーで、その会長職を務めているのが中規模企業の社長だったお人…ついでに言うとドイツ経営者連盟(BDA)の会長も中小企業の社長だったお人が就任しているとか…大企業のソレではなくて、中小企業のトップが在籍するというとこに、独における中小企業の立ち位置が如実にあらわれているよーな…

 で、これまた知る人ぞ知るの企業多しで、ユーザーが大衆ではないという事は「経済摩擦の火種になりにくいのだ」とゆー事ですよ、奥さん(誰?)これも一つの経済戦略だろーなぁ…「このためドイツの中規模企業の中には、外国での躍進ぶりやマーケット・シェアが公表されることを嫌って、マスコミの取材を断る会社すらある」「高い品質のために特定の市場ですでに不動の地位を占めているので、コマーシャルをする必要もない」とな…ある意味賢い選択だよね、年がら年中叩かれている日本としては、何ともうらやましい限り…パンピーの知らないとこで独占企業してればいいやとゆー事か?

 そんな独企業が幾つか掲載されていて、例えば、ゲレッツ、メリタ、フレキシ、ザハトラー、アーノルド&リヒター、ハーティング等々…また企業家としてよりもチュフトラーと言った方がいいのか?頑固職人と呼んで下さいな創業者達がまた凄い…ヴェンデリン・ザハトラー(ザハトラー)とか、アルトゥール・フィッシャー(フィッシャーベルケ)、フェルディナンド・シュタインバイス(ヴュユルテンベルグ王国中央商工業局技術顧問・局長)、ゴットフリード・ダイムラー(ベンツ)、フェルディナンド・ポルシェ(ポルシェ)、ルドルフ・ディーゼル(ディーゼルエンジン産みの親)、フェルディナンド・グラーフ・フォン・ツェッペリン(飛行船)、ヴェルナー・フォン・ブラウン(ロケット)、ヨハン・ゲオルグ・エルザー(家具職人/爆破犯)とかあるあるの世界でして、こちらの詳細は本書をドゾ。ええ、一筋縄ではいかない企業・人がいぱーいてか?特にシュタインバイスの功績は並じゃないよーな…こーゆー官僚がいないと国というのは繁栄しないんだなぁと、しみじみとしてしまいまする(笑)独にはパンピーの底上げに力を尽くした官僚がいるのだなぁ…

 も一つ、独の凄いところは労働者、国民、パンピー、まぁ色々言葉はありますが大衆に対する福祉・厚生が徹底しているとこじゃね?賃金・解雇・育児・労働条件・時間・健康等々日本なんかとはくらべものにならない位凄いとしかいいよーがないよーな?こちらも詳細は本書をドゾですが、少なくとも独なら年金スキャンダルなんて起きないとな(笑)

 まぁそれでも独の銀行もやはり「無責任な経営が日常化」してるとこもあったよーで、サプフライム・ローンあると思いますなのか?かくて国民から銀行離れが進んでいるとか?独人、はっきりしてんなぁ(笑)

 後、日本的なとこでいくとディーゼルのとこでのヤンマーとディーゼルの接点ですかねぇ?何とヤンマーはアウグスブルクに日本庭園を寄贈している位関係おおありらすぃ…詳細は本書をドゾですが、そんな縁が戦後すぐからあったのなら、セレッソもアウグスブルクと提携した方がいくらかマシだったんじゃまいか?歴史的何とかとか、時間的何とかって人心的にはあると思いますだけどなぁ?

 著者的なとこで「特にシュットュットガルトの賃貸アパートでは、個々の世帯が住んでいる部屋のドアに「ケーア・ヴォッヘ(掃除の週)」という小さな札がかかげられているのを見ることが多い」所謂一つの掃除当番で、集合住宅では住人が交代で公共スペースの掃除当番をする事が決まっているそな…特にバーデン・ウェルンテンベルク州では「掃除当番の義務がアパートの賃貸契約書にまで記されていることがある」とな…しかも15世紀からの伝統の果てにらすぃ…詳細は本書をドゾなんですが(笑)結局、掃除をさぼったら、隣人から家主から筒抜け状態じゃまいか?で相互監視システムじゃね?とな…「掃除が嫌いな私にはぞっとするような制度」とゆー事になるとな…ちなみにちゃんと掃除しないと「アパートから追い出されることもあり得る」というから独パネェ…まぁでも、ここまで責任の所在をはっきりさせるという事は、普通に掃除当番おながいしますじゃ通用しなかったという事じゃまいか?規則があるって事は規則を守らない人が多い時だし…著者のよーに掃除嫌いの人ばかりなりなら、どーなるか?は火を見るより明らかな気がするのは気のせい?ちなみに著者の学生時代、学校での掃除当番がちゃんと履行されていたのか?は私、気になります(笑)

 他にもたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。独に中小企業が多くとも、独の分厚い社会保障というか、フォローがあれば、やっていけるというか、やってみよーという気にはなるよなぁ…とゆーのもあるんですが、本書で一番、やっぱそこよね?と思わされたとこは「信頼の資本」のとこかなぁ?

 「契約の全てをコントロールしようとすると、公証人や弁護士などが必要になり多大な時間とコストがかかります。書類による取決めは最小限にして、信頼関係の上にビジネスを構築できるとしたら、はるかに経済的です。プロテスタント、特に敬虔派が多かったヴュルテルンベルグ地方の経済慣習の特徴の一つは、信頼の資本を重視する点でした。世界のどこでも、信頼の資本が根付いていた地域は経済的に成功しています」とな…やっぱ何事も信頼と実績なんだよなぁ(笑)

 目次参照  目次 国外

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