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2015年1月 7日 (水)

共通了解可能性(笑)

養老孟司 特別講義 手入れという思想  養老孟司  新潮社

 どゆ本というと、著者が講演であちこちでしゃべってきた議事録みたいなノリでオケか?で、メインは何か?というと、教育になるのかなぁ?戦前の日本人、戦後の日本人、21世紀の日本人etc.と著者現在進行形で、どよ?というのもあると思うけど、それに江戸の日本人、平安末期の日本人、鎌倉の日本人、戦国の日本人etc.とこれまた生き方が違っていたんじゃね?はあると思いますなのか?死生観とは…時代にマッチしたものなのかなぁ?

 戦後というくくりでいくと、テレビのある世代というのはやはり大きいのか?リアルについて考えるとか(笑)これがこれだけ影響していると見ると、その後のゲーム世代、ネット世代というのもまた大きいんだろぉなぁ…特にネット世代以降の知識と己という感覚は、多分、若ければ若い程指摘されてもピンとこない人が増えていくよーな気がする…

 まぁ、ともかく、講演でお題も重複しているのか?内容もこれまた被っているとこもあるんですが、口語なので分かり易いので、興味のある人もない人(?)もまずは読めの世界かなぁ…

 アリス的に本書はアポロンの一連の作品と被るかなぁ?何がと言えば、若さが(笑)「今の若い人は、僕から見ると自己が強いんです。自己が強いということは、「私は」というのが強いんです」とな…何とゆーか絶対的な己がいるとゆー事なんだろか?でも「「私は」という考えが強いことと、私が豊かだとか、私の中身がたくさんあるということは無関係です」とな…「「自分」とは、もっと高級なもの、遠くにあるものだと思っている」って、もしかしてある意味根拠のない自信に満ちているって事なんだろか?やれば出来るんですとか(笑)

 しかも、確固たる己がある(と信じている)から、何(情報、知識)が入ろうと揺るぎなしって、これまた確信している模様…だから、知る事の怖さを知らないとな…どんな情報も消化できる、もしくは使い捨てにできるという信念というか、信仰があるという事なんですかねェ…で、まぁ本書は本当は怖い〇〇じゃないけど、それについてお話しましょーというか、考えてみてみたらみたいなノリかなぁ?

 ちなみに一昔前の学問とは、「私たちが教わった先生方が、暗黙のうちに教えていた「知」とは、技法とは違う「知」です。古いことを言うようですが、論語に書いてある「朝に道を聞かば、夕に死すことも可なり」とな…それが今ではググれカスの世界ですからねぇ(笑)知識なんて刺身のツマより低い位置、ついでに言うと無毒化していると思い込んでいらっさるんじゃね?ですかねぇ(笑)クレバーな人達の群れとか…「物事を扱うことには長けているが、賢くはない」って…自己評価とペーパーテストは高いのに(笑)言語と論理だけがあればいいってか?

 知ってるつもりでも、結局それは「メディアが作っている世界」じゃまいかってか…共通理解かもだけど、フィルターもバイアスもかかってるよねぇという事でしょか?うーむ…

 面白豆知識的には、「とにかく秦は土建国家でした。その意味では、エジプトも土建国家です。さらにすごい土建国家がローマです」でしょか(笑)万里の長城もアレだし、ピラミッドもソレだし、ローマに至ってはインフラの鬼だし(笑)で、これに対抗する文明のあり方が、イスラエル的なソレ、聖書、本で行こうと…天地創造から最後の審判まで壮大な世界観がこちらでもできまっせの世界じゃね?コストも巨大建造物よりははるかに安くつくし(笑)って、そーだったのか?ちなみに土建と本の仲は悪いみたいです…秦の始皇帝も焚書しているし…成程、二択の内のどちらかが運命の分かれ道なのか?

 海外とのソレで仏教、バリバリの輸入もんでっせの世界ですけど、「中国もインドも立派な仏教国かと思うとそうではないわけです」って…「お寺も中国には観光用の寺しかありません」で「インドにもほとんどありません」って、そーだったのかぁーっ?なのに「日本には今でもたんさんお寺があります」って…ててて(笑)

 後も一つ欧米か(死語?)なとこで、自然選択と自然淘汰な話…「実は、この考え方は、アングロサクソン型の社会の底流をずっと流れていると思われます。結果優先ということです。適応したものが生き残るということは、生き残ったものは適応したということです。それは結論からしかわからないことです」って、ひとまず終わった事になっているという事か?まだ夢の途中なんて話はねぇと(笑)何もかも、まるくまとまる世界観って…

 他にというとデータ主義について「過去に生きている人がデータ主義」って…「官庁が典型的にそうです」とな…かくて「データ集めをして、対策を打つでしょう。その間に世の中はどんどん変わりますから、常に手遅れです」って…何か3.11思い出すまでもなく納得ってか(笑)

 日本文化と言葉について、「日本の文化というのは「言葉にしない」ということをずいぶん重要視していました」とな…所謂一つの所作って奴ですか?空気読めの前に、日本には以心伝心という言葉があるんですよ、奥さん(誰?)

 で、も一つ文化としての手入れ、でしょか?本書のタイトルにもなっているけど、これ自然に対しての話で、ちょっと手をかける世界かなぁ?分かり易い例としては里山。これは自然そのままむき出し状態で放置プレイでもなく、じゃあという事で徹底改変、改造しましたの都市化でもなく、自然と人工が同時にある状態でしょか?自然のままだと扱い辛いから、ちょびっと人間よりにしておこーみたいな(笑)

 でで、これが日本の生き方じゃね?かなぁ?手つかずの自然でもなく、徹底的に自然破壊でもなく、なんとなく自然かもしれないとこ…ちなみにこれを教育にもというか、子育てにも応用してきたんじゃね?でしょか?子供は自然、そのままじゃまずい、でも人工だけでもまずいとなれば、自然をちょっと人間よりに、という思想は確かに、あると思いますの世界じゃね(笑)

 これは最早、知識というより知恵の世界だよなぁ…そーゆー積み重ねがあったはずなんですよ、おそーさん(誰?)まぁ自然に対する里山的なソレを、どないしてやってはりますの?と言われても、適当に、としか答えられないだろーなぁな日本人ってか(笑)なんとなく出来上がっていったとか(笑)まさに複雑怪奇(笑)究極の「複雑系」ってか(笑)

 かくて「日本人と話をすると、「何を考えているんだ」とアメリカ人はすぐにヒステリーを起こします。それは、このルールを、日本人は自分で説明できないからです」って(笑)何でも言葉で大上段に構えている国は、大変だなぁ…手入れの感覚、バランス感覚なんて機微は一生無縁の人達なんだなぁ…ある種成果主義だし(笑)とゆー事は欧米には里山がないのか?

 後、アリス的なとこで、視覚と聴覚と言葉、もしくは音楽と絵画(美術)と言葉の関連性のとこはなるほろなお話じゃまいか?一応言葉のプロのアリスと、絵画部門では天農画伯が登場しているので、この後もしかして音楽関係のお友達登場するのか?アリス(笑)その三者の対比が出来たら面白そーと外野は思う(笑)

 他にもたくさんたくさんたくさんエピ満載ですので、詳細は本書をドゾドゾ、ドゾっ(笑)もしかして本書は究極の日本人論なのか?も(笑)

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