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2015年2月15日 (日)

客観的な主観(笑)

世界の地図を旅しよう  今尾恵介  白水社

 どゆ本かというと地図の楽しみ方指南かなぁ?指南まではいかなくても取っ掛かり?初心者へのすゝめみたいなノリじゃまいか?それにしても世界的に地図って統一規格かと思っていたら、というか、最低限のそんなのあるのかなぁと思っていたら、思った以上の国別事情だったんですねぇ(笑)ちょっと笑った(笑)

 で、地図と言えばあの記号をじゃね?で、まず米の場合「記号が少なくてシンプルな図式が特徴だが、農地は果樹園とブドウ畑の二種類しかない」って…て事は「広大なプレーンズの小麦畑などは、碁盤目に区画された大平原に何の記号もない空白が延々と続いている」って言うからパネェ(笑)これトウモロコシ畑も空白地帯という事になるのか?で、これが独の場合はブドウとホップしかないとなれば、もー何だかなぁ?な世界か?独ならジャガイモとか、ライ麦とかありそーな気がするがそーでもないのか?

 地図記号的には、農業系となればゲルマン系よりラテン系の方が記号がいぱーいという事になるらすぃ…こーして見ると農業に対するスタンスが違うんだろか?

 とはいえ、地図記号的には、たとえ独に田んぼの記号がなくとも(笑)「日本とドイツの地形図記号は全般によく似ている」そで、明治の昔に地形図記号を独直輸入したかららすぃ…地理的なお手本は独だった模様…それに足したり引いたりした結果が日本の地図という事なんですかねぇ?

 アリス的に地図、あると思いますか?というよりある種、アリスって地図おたくな気がしないでもないんだけど、でも方向音痴かもしれないってか?乱鴉の結果は、アレはどちらに責任があったんだっけ?

 本書的にアリス的なとこというと、京都の保津峡、桂川の表記についての件…「京都人に限らず、この河は亀岡盆地までが大堰川、保津峡に入ったら保津川、そして嵐山の渡月橋から桂川と名を変えるというのが常識だ」とは、済みません全く知りませんでした…何が問題かというと地図にする時「国の機関の地図が率先して桂川一本でまとめてしまったのだ」とな…よーするに流域住民、地元民のソレよりも「地図を作る担当者が、管理しやすいのか二重三重に名前があるのに我慢できないのか知らないが、統一してしまうのはどうみても乱暴だ」なんて、感性が永田町や霞が関にあるんだろーか?ですかねぇ(笑)

 も一つアリス的には大阪も忘れてはいけないで、「大阪府といえば摂津・河内・和泉いわゆる摂河泉三国というイメージがあるが、実は「第四の国」またがっている」そで、それがどこか?と言えば、大阪府の北端、元は「旧丹波国に属する京都府南桑田郡樫田村」だそで、それが今の高槻市に編入されたのが昭和33年の事とは…昭和の大合併とかあったのか?はともかく、戦前から大阪入りの運動をしていたというから、土地的につながりは京都より大阪という事なんだろか?土地も色々あるよなぁ…

 後はアリスのお膝元天王寺のエピで、所謂境界線の話…自然境界線だと直線の境界線とうのはそーはないよというのが普通らすぃ…ところが「大阪環状線の直線区間に沿って設けられた大阪市天王寺区と生野区の境などの小規模な直線は各地にある」そなだけど、やっぱそゆのは北海道に多いよという件…そーだったのか?アリス(笑)

 も一つ、そんな話が?的なとこでスイス、まずは等高線、これの間隔なんて山を気にした事がなかったのでこれまた全然知らなかったけど、あれって10m間隔が普通なのか?ところがスイスはさすがアルプスの国、20m間隔もありますの世界だった模様…高い山というより急激な山がある国は違うという事か?更にスイスの中に独の飛び地があるよなエピの詳細については本書をドゾ。飛び地はモロに歴史的産物に近いよーな予感がするのは気のせいか?

 さて、記号的に面白いと思ったのが、郵便局のマーク…これ日本だと〒なんだけど、勿論これは日本でしか通用しない記号…欧米で使われているのはポストホルンのマークなんだそーな…「かつて郵便馬車の馭者がこの楽器を鳴らして走ったことにちなむもので、モーツァルトにもポストホルンを使うよう楽譜に指定した通称「ポストホルン・セレナーデ」という曲がある」位だから、ポストホルン、欧米的には常道らすぃ(笑)それ以外なら角封筒型を使うそな…これは何となく分かる気がするけど、これまた色が黄色が主らすぃのだ…日本だと赤じゃね?何か民営化したらオレンジっぽい看板になったけど、でもポストは相変わらず赤いし(笑)ところ変われば品変わるって、そゆ事なんですねぇ…

 も一つ、地図的にどーよ?というのは、メートル法なのか?フィート法なのか?地図的にはマイル?の違いはこれまた大きいよーな?まぁ今でもフィートなのは英米位だと思われですけど、英連邦も同じなのかなぁと思っていたら、加はメートル法だとは知らなんだ…なので加の地図、マイルの物差しを表記し、更にメートル法の地図ですよと地図の「上・左・右の三辺に「メートル法」としつこく明記してある」そな…米人が見る事多しなんだろか?

 お国柄が出ているなぁで一番らすぃと思ったのが独、「戦前のドイツの地形図には「歩」が併記されていた」って…よーはスケール的に、メートルだけじゃなく歩いてどん位まで書いてあったとゆー事か?さすが陸軍の国独だよなぁ…いや、ワンダーフォーゲル運動の為だというのがそーだとしても…ちなみに独人の一歩は約80cmだそでこれってかなり大股じゃなかろーか?というより足の長さだよねぇ(笑)ちなみに日本の一歩は70cm弱だそーだから、この差は大きいと見たが、どーよ(笑)

 また、地名についても、いずこの国も皆それぞれにでして、地元読みがそのまま全世界で通用しているか?というと、これまた違うと…例えば、フィレンツェ(伊)の場合、英ならフローレンスで、独だとフロレンツと呼ぶそーな…まぁ何やってけつかるねん?とは日本だって言えない訳で、重慶(中)をジュウケイと呼ぶけど、現地的にいくならチョンチンだそな…まぁ何とゆーか、地名の呼び名も色々あってなの世界だそで…これも言われてみればごもっともな世界だよなぁ…日常すぎてあまり気にした事がなかったけど?

 各国事情が出てます系では鉄道のソレもそーだったのか?で、日本だとJRか私鉄かで色分けとか大きさとか違いが出ているのが普通だけど「実は鉄道の経営主体が国であるか民間であるかを記号で区別する方式は、世界的に見るときわめて珍らしい」事なんだそな…そーだったのか?で「意地悪く考えれば「官尊民卑」の意識の表われ、ということなのかもしれない」は、永田町や霞が関の論理的にはあると思いますか(笑)

 まぁそれもともかく、鉄道の複線部分、列車の行き違いの為のそれ、何と米では「約二キロほどもある駅が多かった」って…さすが貨物主体の米の鉄道は違うって事ですかねぇ…という事は一列車で2kmの長さがあるのもあるって事ですか?物量の国は違うなぁ…

 日本的なとこでおろろいたのがよく出てくる海抜何mみたいな話…あれって、海岸線が0mみたいなノリでいたら、基準があって「高さの基準は東京湾の平均海面」だったのか?所によっては0m地帯は海の中というのもあると思いますなのか?いやはや…

 さて、消えた地名、国名辺りは、もー昨今の国際情勢を見るまでもなく、よくある話じゃまいかぁーっ(笑)という事になるらすぃ…例えば1970年までの日本の地図には中華民国があったとな、とか…国内になると田んぼも、「沼田・水田・乾田」の区別が戦前にはあったそな…どゆ事というと「歩兵部隊が通過できるかという視点」からだそで…これまたいやはや…

 いやぁ地図一つでも色々歴史あり、国の思惑あり、その土地の生活ありで、読み取ろうとすれば幾らでも読めるものだったんですねぇ…と感心しますた(笑)他のもエピいぱーいあるのですが、最後に一つ、鉄道の話を一つ、「欧米の大都市では「運輸組合」のような機関が都市圏の公共交通を一元的に運営している場合が多く、ゾーンで運賃を設定するなど、日本のように他社にまたがる場合割高の運賃を払うような場面が少ないので、地下鉄やバスの路線図も「他社」を意識せずにデザインできるメリットがある」とな…これは、是非日本でもやってもらいたいものよぉ、越後屋か(笑)都心の移動もスムーズになるし、乗客の増えると思うんだが、ついでに言うと地方のJRが新幹線絡みでどんどん第三セクター系になつているけど、これも一元化した方が利用客増えると思うんだが?直近の利潤を追求すると、どこぞの電力会社のよーにならまいか?じゃね(笑)

 他にもたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。

 目次参照  目次 文系

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