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2015年2月10日 (火)

人間よ、自然に還れ(笑)

ふしぎの博物誌  河合雅雄 編  中央公論新社

 サブタイトルが、動物・植物・地学の32話なんですが、所謂一つの科学エッセイアンソロジーという奴でしょーか?一つ一つが6頁位と大変短いのでサクサクと読めます、しかも内容が変化に富んでいるとな(笑)たいていの人にとっては貴方の知らない世界が展開しているんじゃないかなぁ?

 何とゆーか自然の不思議シリーズかなぁ?例えばアリとアブラムシの共生関係なんて、一皮むけばの世界で一触即発?「競争と共生は紙一重である」とゆー世界なんですよ、奥さん(誰?)でっとおああらいぶやねんの世界もまた真実ってこあい…逆にアリとは関わらずに生きるアブラムシもありで…成程、生き残り戦術はかかわるか、かかわらないか、それが問題だなんだなぁ(笑)

 植物ではランの話のとこも、人工的なランの交配が成功したのが1850年代だそーで、ふーんと思って読み進んでみたら「メンデルが遺伝の法則を発表したのが一八六五年」だとな…そーだったのか?メンデル?メンデルってもっと古い人だと勝手に思ってますた…でもって、どゆ事とゆーと「ランの育種は理論よりも経験が先行していたことがわかる」って事ですよ、おぞーさん(誰?)

 アリス的には、蝶のとこかなぁ?ブラジル蝶や蝶々から。蝶というと奇麗なイメージが勝手にあるんだけど、「チョウの食性はそれほどきれいなものではなく、意外とチョウ全般では悪食であると見たほうがよいのかもしれない」とあったりして…お花の蜜だけじゃなかったってか…

 他にというと残酷な揺籠からで、オトシブミでしょか?ちなみにこのオトシブミとは虫の名前です。ゾウムシの一派らすぃ…で、何でそんなに雅な名前がついているかというと、葉っぱを巻いてその中に卵を産みつけるという習性がある事から…そんな事があったとは全然知りませんでした…しかもそゆ虫に落とし文という名前をつけるご先祖様達もパネェ…日本人の感性って(笑)

 ホテル・ラフレシアでラフレシアあると思いますだけど、ラフレシアってとても臭いイメージでいたら「実際にはそれほど強いにおいではない」そで…そーだったのか?ラフレシア?も一つ、ヘェーと思ったのはラフレシアを発見したのはあのラッフルズ卿だったんですねぇ…実際はもっと前に発見した人がいるけど、公式に届け出たとこ的に最初というのがラッフルズであったらすぃ…先に論文出した方が勝ちというのは今も昔もかわりなしって事でしょか?ラフレシアに戻りますが「ひじょうに少ない開花個体をハエがうまく見つけて、受粉を成功させる機会は稀だと思われる。にもかかわらず、なぜ絶滅しないのだろうか」って…謎はまだ続くですかねぇ(笑)

 里山は昨今注目されてきているよーな気がするけど、北摂の里山って「世界に誇ることができる日本一の里山だからである」なのか?ちなみにそれってどこよ?というと、北摂山地のすそ野辺りになるんだろか?で「兵庫県宝塚市、川西市から大阪府能勢町・豊能町・池田市・箕面市・高槻市を通って京都府南部へ続くなだらかな山地である」だそな…京阪神につづく山なんでしょか?アリス?で、こちらで奈良時代の昔から炭焼きしてましてんで、人の手がずっと続いていたとゆー事らすぃ…里山って歴史なんですねぇ…で、今でもそこで炭焼きしているから保つ事ができるとゆー話らすぃ…とゆーのも普通の炭なら輸入もんに価格で負けるけど、こちらで作っている炭はお茶、茶道で使う特別な炭…物的にも価格的にもかつるで何とか存続しているとな…

 地理的なところでも一つ、狭山池(大阪・狭山市)も出てきます。こちらは「「日本書紀」にも記述され、文献に残る日本最古のため池の一つ」という事になるらすぃ…ため池も色々あるんだなぁ…他にとゆーと花崗岩のとこで「大阪城の石垣として大量に使用された」とあったりして…そーだったのか?大阪城?ちなみにその花崗岩に鉄が含まれているか?否か?でのタタラ製鉄についての件の詳細は本書をドゾ。花崗岩に歴史ありです、姐さん(誰?)

 後、植物の植生のとこで「コブシは北海道から九州にかけて広く分布しているが、兵庫県や大阪府ではきわめて珍しい植物で、いままでに確認されている自生地の数はわずかしかない」って、そーだったのか?アリス?ある種アリス的にはあの豚肉のカレーみたいな感覚なんだろか(笑)

 も一つ、これもアリス的といっていいのか(笑)地球のプレートの動きについてJ・T・ウィルソン(トロント大/加)の場合「ハワイ海山列や天皇海山列と両者の折れ曲がりを、ホット・スポットを想定することにより説明した。彼はソファーに座り、パイプをくゆらせながら、タバコの煙の動きからヒントを得たという」の件なんか、どーでしょ(笑)初歩的な事だよ、ワトソン君とか(笑)

 さて、豆知識的なとこでは屋久島の縄文杉、「樹齢七二〇〇年といわれることがあるが、確かな証拠はなく、実際には三〇〇〇年程度ではないかともいわれる」って、そーだったのか?とか、光るコケって何かもーミステリーの舞台的にどよ?ですけど実際は「種明かしをすると、ヒカリゴケは太陽の光を反射しているだけで、ホタルや発光バクテリアのように、自ら光をつくり出しているわけではない」とな…所謂一つの鏡的なソレって事なんだろか?

 と、他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある人もない人も本書をドゾ。新たは発見がそこにはあるんですよ、奥さん(誰?)

 さて、最後に本書の後書きからなるほろな話を一つ…何かと言えば日本の博物館事情…「わが国では博物館は社会教育施設とされているので、セミナーや観察会は盛んに行われるが、資料・標本の収集と研究の面がひじょうに手薄である」の件かなぁ…大英博物館並にまでの贅沢は言わないから、せめて保管だけでも何とかなならないものかなぁとは思ふ…それはきっと未来への遺産になるはずだから、何とかなならんものかなぁと…

 本書への寄稿者は、中西明徳、大谷剛、田中哲夫、橋本佳明、沢田佳久、坂田宏志、三橋弘宗、永吉照人、服部保、高橋晃、秋山弘之、鈴木武、藤井俊夫、石田弘明、小林文夫、古谷裕、先山徹、佐藤裕司、三枝春生、半田久美子

 目次参照  目次 理系  目次 生物

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