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2015年3月10日 (火)

想定外の本当(笑)

ほんとうの環境白書  池田清彦  角川学芸出版

 サブタイトルは、3・11後の地球で起きていること、なんですが、これは真面目に拝読する本だと思われで、下手なニュース見ているよりはよほどタメになる本じゃまいか?例えば、原発事故で、飛散した放射性セシウムの場合、「なるべく早く表土を取り除けば、放射線量を大幅に低減できる」とな…ただ、「問題は削った表土を捨てる場所がないことだ」ですかねぇ…被害地域的には国の安全基準に安心できないというのは、よく分かる…食に関してもカリウム系の野菜ならば大丈夫かも?とはそーだったのか?カリウム分を吸収する野菜って、たとえセシウムがあっても選択的にカリウム取るから比較的安全なのか?なるほろ、これからは枝豆と南瓜かな?ちなみにセシウムって水溶性だそーで、茹でこぼすもあると思いますなのか?

 その他、「放射性セシウムが1キログラム当たり500ベクレル以下ならば安全だ、などという政府の暫定基準値は真っ赤なウソだと思ったほうがいい」とか、キノコ狩り「汚染地域の野生のキノコを食べるのは何十年も無理だと思ったほうがよい」とか、福島関係だけでも凄い事になっている模様…かろうじてよかった探しは「花粉用マスクをつければ、浮遊しているセシウムをほとんど吸い込まずにすむ」とこ位か?花粉用マスク凄かったんですねぇ…

 さて、世間ではすっかり原発再稼働、電力不足なんだからしょーがないだろで、安い電力必要だろに進んでいる模様ですが、著者的には「原発が大事故を起こした後遺症は惨憺たるもので、脱原発に反対する専門家と称する人たちの気がしれない」になる模様…「原発をやめたら電力が足りなくなり、料金も高くなって企業の海外移転が進むと主張する人がいるが、これは国民を脅すために原発マフィアが考えた作り話である」とな…「効率よく動かせば、火力のほうが安いのだ」そー…詳細は本書をドゾ。いやもー原発問題は、純粋なエネルギー問題というよりも、政財界の利権の問題だよなぁ(笑)

 アリス的にはどーだろ?意外とアリス正義漢だからなぁ(笑)まっそゆとこでは准教授もだろーけど、ひねりは入っているが(笑)英都大的には人口研辺りは社学か、経済辺りにありそーか?それを言うと食糧もエネルギーもあると思いますなのかなぁ?てなわけで本書の三大噺的には、エネルギー、食糧、人口が大枠じゃね?でしょか?結局、地球的にも、日本的にも、個人的にも、ここに行き着くよーな(笑)

 まずエネルギー問題は、将来的には化石燃料が枯渇するという事じゃまいか?に尽きるよな…石油は遠からず無くなるのは分かっているならば、代替エネルギーをどーする?がこれから先の浮沈にかかわる大問題だとゆー事に…だからこその原発なのよ、と原子力村、原発マフィアは言うだろーけど、その原料のウランだって100年しか持たないという話があって、それもどーよ?という事になるじゃまいか?国家100年の計から言ったら、それってアリですかぁ(笑)石油市場の変動も、バイオ燃料のそれも詳細は本書をドゾですが、結局のとこやるべき事は新エネルギーの開発、これっきゃない訳で、その間は危ない原発より天然ガスの火力発電の方がマシじゃね?という事になるのか?まっ何にせよ資源のない国ですから、つなぎの間に地熱とか小規模電力で回すしかないんじゃね?でしょかねぇ(笑)

 温暖化問題で二酸化炭素が大問題みたいに言われているけど、「少々温暖化したところで人々が暮らしに困ることはないが、エネルギーが枯渇したら現代生活は途端に窮してしまう」とこですか?地球温暖化についてはクライメートゲート事件を知れば、今でも温暖化を至上目標にしてるって、どーよ?的にはなると思ふ…まぁ今まで散々敵はCO2なりとやってきて、ここにきてそーじゃありませんでしたぁなんて言えるかぁ?な利権絡みの話もあろーが(笑)むしろ、小寒冷期を心配しなくちゃいけなくなってきたりして…「是が非にでもCO2を悪と決めつけたい人々は、厳冬もCO2増加のせいなどと言い出す始末である。ウソもここまでくると何をか言わんやだね」って…はい、ここ笑うとこなんでしょか?先生(笑)

 そのCO2で、日本的なとこというと新幹線の件…「乗客一人当たりのCO2排出量で見ると、航空機の8分の1、自動車の12分の1である」とな…何でも飛行機と車でいーんだぁーは如何なものか?の世界になりつつあるのだろぉか(笑)その一面、日本の場合「政府も炭素税を導入したせいで、CO2悪玉論を捨てられなくなってしまったようだ。ひとたび利権システムが強固になると、科学的事実も利権には勝てないのである」になるからなぁ…まさにCO2が悪玉以外なんて想定外なんだろーし(笑)だから、責任ないんだろーし(笑)でも金だけは入るよならば全てはオッケーなのだっだろーし(笑)

 資源問題では水問題、日本人的にはあまりピンとこないそれも世界的には大問題で…水をどう回すかも世界議題ではある訳で…食糧問題では、廃棄食品の問題についても本書はふれていますが、「廃棄食品の量が多くなったのは、無暗に厳しい賞味期限を設定させて、まだ十分に食べられるものを捨てさせているからで、政府にも責任の一端はあるだろうに」とな…

 食糧問題については、特に農水系ですか…「問題は、関税をかけ続けても農水問題には未来がないことだ」でしょか?日本の農業的には付加価値をつけての高級食材系でしか生き残る道はないよーな話もチラりと…価格競争の下を争うのはかなり不利って事ですかねぇ…となれば上で争うしかないのか?まっ食は価格もソレだけど安全性が一番問題になりそーな悪寒ですけど?

 廃棄物問題のとこで不法投棄問題を減らすには「リサイクル料を支払うシステム」が最大の問題点なんじゃね?って事でしょか?「そもそも人間の本来的な性質に逆らっている」法という事になるそーな…そりゃ、捨てるのに金払う位なら裏山に黙って捨てちゃえな人は後をたたないだろなぁと…で、それに取り締まる為とか、その廃棄物の廃棄の為に税金使う位ならば、むしろ逆に捨てる時にお金をもらえるシステムにした方が話は早くね?というだけの話だったりして…

 お金の使い方的には鳥インフルエンザワクチン…「政府の対策はお寒い限りで、プレ・パンデミック・ワクチンの備蓄はせいぜい2500万人分しかないという」は…残り1億人分はどーした?となるじゃまいか?「ワクチンは1人分1000円くらいで作れるというから2000億円もあれば2億人分作れる。これで300万人の命が助かるなら易いものだ。政府は、京都議定書を守るために年間1兆円近い税金を使っているが、少々、温暖化しても誰も死なない。税金の使い方も間違っていると言う他ない」は全くもってご尤もじゃまいか?国民の生活が第一以前に命が第一じゃないのだろーか?

 まぁいざという時の政府対応の最低さと言ったら、先の福島だけじゃなく、口蹄疫の時も露呈していたからなぁ…パニックに弱いのは国民よりも、政府だろじゃね?それでも国民の生活が以下略(笑)

 環境問題のとこでは自然遺産的な観光はどーする?な話もアレか?本当にエコロジーなら「観光客はなるべく人工的な場所に行ってもらって、原生環境には来ないでくれ、というほうがエコなのだ」そな…まぁ自然は自然のままでないと維持は難しいという事でしょか?人とは観光という名の荒しだからなぁ…で壊れた自然は還らないになる訳で…

 また一方で、絶滅危惧種の方も密漁禁止とかになっているけど、その生息域に「ダムや林道がとんどん造られ、伐採が進んでいく」のはどーよ?という事も多々ある訳で、結局これも行政の責任逃れじゃない?ですかねぇ…ええ、密漁者が悪いんですよ、開発している政府、業者に問題はありませーんってか?

 も一つ外来種問題…「命の大切さと言いながら、他方ではが外来種という理由だけでなぶり殺しにするとは、恐ろしい世の中だと思う」とな…何か外来種というと「生態系に悪影響を及ぼす」と信じているけど「多くの人は理由もわからずに、ただ洗脳されているだけなのではないかと思う」じゃね?で実際「外来種が入ってきても生態系そのものは立派に機能する。外来種が生態系の機能を阻害するわけではないのだ」…外来種が生態系に与える影響は一つだけで「生態系の種類構成を変化させる事だけだ」そな…ちなみに何かと悪者代表にされるブラックバスですけど「ブラックバスによって滅ぼされた在来種はいない」とな…「琵琶湖では、大規模な人工護岸の工事をしていたのと時を同じくして在来種が激減し、外来種が爆発的に増えている」というのが現状だとか…まっ外来種的には、イネだって外来種だしなぁ…准教授的に言えばネコだって外来種だとか…

 ほんじゃまぁ野生生物は保護でFAとゆーのも、ちょっと待ったぁっの世界かなぁ?詳細は本書をドゾですが、「貴重な野生生物を守るために、人間はもう少し動物たちに配慮したほうがよい、と先進国の一部の人々は声高に主張するが、それは彼らが野生動物に命や生活を脅かされたことがないからだ、と私は思う。それが証拠に、病原菌にも生きる権利はあると主張する人はいない。細菌だって生物なのにね。自然保護にも人々の価値観が刷り込まれているのだ」で、お察し下さいかなぁ…

 件のザ・コーヴの話とかも出てきますが、家畜についても「本当のことを言えば、野生動物を食うほうが、エコロジカルなのだ。牛や羊が飼われている牧場は、元来は自然生態系であったものを、野生動物から棲みかを奪って作ったものに他ならず、そこに棲んでいた野生動物たちは永久に生存権を断たれてしまったのだから、野生動物をサステナイブルに利用するほうがエコロジカルに決まっている」は、確かに、なんですけど、問題はそれで世界人口を養えるのか?ですよねぇ…

 つまるところ、自分が食ってないものを食ってる奴はおかしくね?というだけの話になるんじゃね?「情緒で恣意的に決めているとしか思えない」事をしている位なら、「食糧となる海産物の資源調査をして、持続可能な利用のための合理的なシステム作りに努力を続けてほしいと思う」は、どもっともな話だけど、地道にコツコツとというよりオレは正しいオマエが悪いが正義な人達だからなぁ…

 頭痛い系では人口問題もそーじゃね?で「多くの人は富国という妄想にとらわれているため、世界人口は減少してほしいが、自国の人口は減ってほしくないとい思っている」というのが、本音と建前乙って事だろなぁ(笑)てな訳で「ここは頭を切り替えて、富国ではなく富個人をめざしたらどうかしらん」は、パワー大好きな人達にはうけなさそーだけど、国民の生活が第一なら、国民一人一人の個を豊かにするがあると思いますだけどなぁ(笑)かくて「世界的な人口増大に対抗するには、外国からの移民を極力入れずに、自給自足に近いやり方を考えればいいのだ」ですよねぇ(笑)訪問と滞在の違いはカントの昔から言ってるし(笑)

 いやあ、相変わらず池田節が効いてて超パネェでございます。興味のある人はというより、全ての人民に告ぐ、目を通しておいた方がいいよ、な本だと思うけどなぁ…心ある人にお薦めします。というより、心ある人ならば既に既読だと思うが(笑)

 てな訳で他にもたくさんたくさん本当にたくさん(エコー付/笑)エピ満載ですので、詳細は本書ドゾドゾ、重ねてドゾ。最後に本書で一番爆笑させられたとこを一つ「こういう本当のことを公言すると怒る人がいるのは承知している。だから、若い人は本当にことを言ってはいけない。生活するのに差し障りが生ずる。本当のことを言えるのは私のような余命いくばくもない老人の特権だ」って…最近は老人というと老害がすぐに挙げられるけど、こゆ自称老人もいるんですよ、おぞーさん(誰?)そこのとこを心しておかないとヤバくね(笑)

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