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2015年3月 9日 (月)

妻とは何か(笑)

天才たちに尽くした女たち  フリードリッヒ・ヴァイセンシュタイナー  阪急コミュニケーションズ

 どゆ本というと、タイトル通りの本だろか?登場するのは、モーツァルト、ゲーテ、ワグナー、アインシュタイン、マーラー、マンのご夫人達、六人の妻の物語でしょか(笑)いずこの人も皆それぞれにパネェっちゃーパネェ(笑)で、どゆ事とゆーと「一人の天才と結婚で結びついて生涯を送るということは、女性にとってかなり自己否定を要求されることである。本書では、それを検証することにする」になっちゃう訳ですよ、奥さん(誰?)

 この妻達の中で個人名で有名なのはワーグナーの妻だったコジマかなぁ?それ以外の人達については、どーなんだろぉ?モーツァルトの妻なんか、モーツァルト専門家的には眼中にないの典型例のよーな気がするのは気のせい?

 ちなみに妻の名前はコンスタンツェ…父親は「マンハイムの宮廷歌劇場のパリトン歌手兼プロンプターのフリードリン・ヴェーバー」とな…彼の四人の娘の一人がコンスタンツェという事になるそな…で、四人共オペラ歌手という事になるのだろーか?特にコンスタンツェ以外はそゆ事とゆー事になるみたいです(笑)

 モーツァルトの一生については専門家がこれでもかこれでもかといらっさるので既に知ってるぅの世界じゃね?なので、1782年8月4日に結婚式を挙げましたっ、そして二人はいつまでも幸せに暮らしましたとさ?

 まっ本書はある意味、元祖卓袱台返しの物語となるかもしれんねぇってか(笑)

 アリス的に、どーよ?というと、どーよ?かなぁ?本書でいくと、作家の話としては、ゲーテとトーマス・マンのとこになるのだろぉか?うーん…本書は、音楽家の妻3人、科学者の妻1人、そして作家の妻2人という構成になっていると思うんだが、この6人の妻達を眺めて、どの妻も虐げられた人々という感じなんですけど、それでも音楽家の妻の場合は逆襲の第二章があるよーな、だけど、作家の妻の場合は一生そのままな気がするのは気のせいか?まぁ本書ではアインシュタインの妻が一番パネェでござるですけど、客観的に見て、作家の妻になるより音楽家の妻になった方が、まだ自由度はあるよーな気がするのは気のせいか?

 まず、ゲーテ夫人のクリスチアーネの場合…二人の出会いがクリスチアーネ23才、ゲーテ39才の1788年の夏の日の事でございました(笑)ちなみに出会ってすぐに恋人に、まぁ身分違いなので秘密の恋人に、翌年には妊娠、同棲に、で結婚したのは1806年、でお亡くなりになったのが1816年…一生の全てをゲーテの私生活を支えた人という立ち位置になるのらすぃ…しかも世間では身分違いという事で結婚してからもずっと白眼視されていたゆーから、これもまた凄い…しかも、それをどーにかしよーとゆー気はゲーテ的にはこれっぽっちもなかったみたいで、何しろ、奥さんが倒れて寝込んでいるのに同じ家にいて看護は勿論見舞いもせず、葬式にも出ず、埋葬にも立ち会わずですから、それ以前の行状などおして知るべしかと…

 まぁゲーテ的にはワイマールの宮廷人、高級官僚としての生き方さえ、己の文学の前には、そんなの関係ねぇー(死語?)なお人でしたから…芸術の為なら死ねますっ以前に、それしか目に入っていなかった模様…それ以外はゲーテ的には刺身のツマ以下だったと言ってもいいのかも?日常の雑事は全てクリスチアーナに任せて、自分はイエナで恋と文学三昧って、何それおいしいの以前にこれが本当のおいしい生活じゃまいか?

 ちなみに当時「非婚の同衾は、ワイマールではふしだな行為に当たるとされていた。それは、法律上禁じられており、罰金と禁固刑できびしく罰せられた。妊娠している女性は教会役場で子どもを受洗者名簿に登録しなくてはならず、妊娠させた男性の名前を登録するよう、刑罰の威嚇つきで要求された。しかも、手を挙げて宣誓したうえで」とな…だが、そんなの関係ねぇー(死語?)とばかりに「厳格な道徳律は、社会の上流階級には適用されず、上流階級以外の高位にない者、貴族でない者、貧しい者たちがしてはならないことを、することが許されていたのだ。大公自身、複数の愛人をもっていた。この点では、十八世紀のたいていの有力者と同じだった」「誰もこのことを非難しなかった。それは、自明のことであった」とな…ダブスタぱねぇ(笑)セレブにとっては自分に当てはまらないルールを、他者に押し付ける事は当然の権利だった模様…正義とは何か?とは、金である?もとい、身分であるってか(笑)

 まぁ作家的には、「作品こそが自分の存在の中心なのだ」で全てが許されるって凄いよなぁ…天才だから許されると後世の人間は言うかもだけど、当事者としてどーよ?とは思ふ…性格も「しばしば不機嫌で、感じやすく抑うつの発作があり、精神の調和も欠いていた」としたら…

 さて、もう一つの作家夫人のカチアの場合は、こちらも完全に家庭に尽くした女性という事になるのだろーか?ゲーテ夫人クリスチアーナと違うとこは、カチアの場合、「上流ブルジョア家庭の娘」「知的で教養があり、育ちもよく」という、ある意味トーマス・マンよりセレブだったとゆー事ですかねぇ…でまぁマンが情熱で邁進した結果の結婚みたいですが、しかも、新居はミュンヘンにある「快適なフラットで暮らした。それは、カチアの父が購入してくれて、豪華な内装を施させたものだった」で、その詳細も本書をドゾですけど、カチアの父親は「かなりの金額を毎月の仕送りで、この若い夫婦を援助した」とな…

 で、こんな至れりつくせりの婚姻なのに、トーマス・マンの母親は婚約時に態度保留、結婚式にはしぷしぷ了承だったそで…「宗教上の理由のほかに」「母親らしい嫉妬、新しい親戚の社会的な地位と富へのねたみ」があった模様…ちなみにカチアの父親は大学教授…

 トーマス・マンといえばノーベル賞作家ですから、作品についての詳細は今更なので、私生活的なとこというと、家庭的であったかというと、どーよ?かなぁ?出産問題もアレだが、「小さな子どもが自分の仕事、すなわち作家としての課題と使命にとって、妨げになると感じていた」ですから…父親的にどよ?ちなみにカチアの母親の婿評「あの人はあまり忍耐のない、かなり女々しい男です」とな…ちなみに「トーマス・マンは、神経症性の心気症患者だった」そで…まぁ時代的なものもあったのかもしれないけど、家の事は何一つしないに等しいで、ほぼ全てをカチアが賄っていた模様でして…で、時代的なものをいえば、WWⅠとWWⅡがキタコレで、マン、独人ですから…この間の生活、移動引っ越し、生活全般を取り仕切ったのもカチアですから…どこへって米やらスイスやらその他諸々で、多分命懸けの中でですから…

 ちなみに戦争中、マンは「砂糖のたっぷり入れた紅茶を好み、砂糖は家に十分あるはずだから、客たちにもどんどん使うように勧めた」って人ですから…世俗の事は何一つ気付かない、もしくはどーでも良かった人だったよーで…戦時といえば配給中なんですけど…一事が万事こゆ人だった模様…

 その他マンの性癖については専門家のソレをドゾですが、いやぁ、よくぞ夫婦生活全うしたとおろろく感じだけど、だって、カチアは別に眼中になかった男性で、熱烈ラブコールされて結婚して、最初は自分の実家に面倒みてもらっているよーなもんで、しかも夫の母には反対されているに近い結婚生活で、夫はほぼ何もしない(作家活動以外は/笑)となれば、カチアに何のメリットがあったんだろー?と思うのは気のせいか?

 挙句の果てに「彼女は、私の妻であると同時に母親であり」(@トーマス・マン)って…ドンダケェーっ…夫に母親扱いされて嬉しい、喜ぶ、誇りに思う女性がどれだけいるのか?実に謎だ…個人的には自分の妻に対して君は母親のよーだなんて一番言ってはいけない科白だと思うが、世間サマ的にはどーなんだろぉ?

 まぁカチアが「生涯の終わりにあたっての、「やりたかったことは何もできなかった」」と言い残したのは何とも…欧米でフェミが台頭したのがよく分かる気にさせられるよな…

 つくづく作家の妻になんかなってはいけないのだろーか?それともこの二人がたまたま規格外なんだろーか?これまた謎だ…これだけでも何とゆーか、それでも結婚しますか?結婚生活続けますか?な話だと思いきや、アインシュタインの最初の妻だったミレヴァのとこは本書で一番壮絶じゃまいか?かなぁ…確か二度目の奥さんもアインシュタインとの結婚を後悔しているよーな科白を晩年残していたよーな記憶が薄らと…いやぁアインシュタインといえば世界で知らない人がまずいない有名人ではあるけれど、人としてどーよ?というと、どーなんでしょ?何事も天才だから許されるのだろーか?謎だ…

 ただ、アインシュタインが最初の妻に対する、本人的に破局後の言動は、仏王達の現愛人といる時の前愛人に対する言動と重なっているよーな気がするのは気のせいか?となると、殿方の愛情生活ってこゆ事なんだろぉなぁ…と妙に納得してしまったんですが(笑)カエサルみたいな男はそうそうはいないとゆー事なんでしょねぇ(笑)

 他の天才とその妻達についての詳細は本書をドゾ。いえ、初っ端モーツァルトから始まって、やっぱ天才って破天荒だわぁーっと思って読み進むと、むしろモーツァルトが一番まともに見えてくるから不思議だ(笑)とにかく、天才が凄いのは当たり前なんですけど、その妻達もまた凄いでござるの巻ですかねぇ…

 と言う訳で、興味のある方は本書をドゾ。あなたの結婚観が変わるってか(笑)

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